ハンドボール

【ハンド】平成23年度全日本学生ハンドボール選手権大会 1回戦 対同大 1回戦敗退も、4年生は笑顔で引退を迎えた

平成23年度全日本学生ハンドボール選手権大会1回戦 対同志社大
2011年11月2日(水)
花巻市総合体育館

11月2日、岩手県、花巻市総合体育館にて全日本学生ハンドボール選手権大会が開幕した。4年生にとって最後となるこの大会。リーグ戦で悔しい思いを味わった彼らは、昨年と同カードとなった同志社大に対し万全の対策を練り、初戦へ挑んだ。

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試合結果

トータル試合結果

 

29
法政大学

15 前半 19

 

33
同志社大学

14 後半 14
 

戦評

 試合序盤、同大に3点ビハインドの状態を作られると、そこから取って取られての攻防が続く。岩手県出身であり、この大会に強い想い入れのある主将・佐々木(経4)による鋭いミドルシュートが決まる一方で、相手キーパーに好セーブを連発されるなど、思うように攻めきれない。また、これまで繰り返し練習を行ってきたサインプレーも決まり、試合展開は悪くないものの、15対19と4点ビハインドで前半を折り返した。

 試合後半。藤(社4)のポストシュートやGK矢内(経3)の好セーブなどが決まり、このまま流れを掴みたいところだが、尚も点差を埋めることができない。さらに前半から互いのミスが目立っていたこの試合。後半に入っても法大のパスミスやシュートミスが見られ、最大で7点差まで広げられてしまう。それでも諦めない法大は、松浦(経2)や坂野(社1)といった下級生も奮闘。最後まで粘りを見せるが、終盤は同大にうまく時間を使われ、無情にも29対33で試合終了の合図が鳴った。

 勝負には敗れたものの、「練習の成果は出た」(平山・経4)、「拮抗した展開のいい試合ができた」(赤間・社4)と、試合後の彼らは晴れ晴れとした表情を浮かべた。思い返せば、意見の食い違いにより反発し合うこともあったという彼ら。だがこの四年間は、彼らを技術的にも精神的にも大きく成長させた貴重な時間となったに違いない。佐々木主将率いる今年の法大は、ハンドボールに対して本当に“真面目”なチームだったように思う。

 今後は新主将・三富(経3)を中心とした、新しい法大ハンドボール部が始動する。四年生が口をそろえて「伸びしろがある」と語る彼らは、先輩たちが成し得なかった一部昇格、そしてまだ見ぬ高みを目指す。来年の今ごろは、どんな試合が見られるだろう。これからも飛躍し続ける法大ハンドボール部に期待が高まる。 

監督・選手コメント

上久保監督

―今日の試合についてお願いします
オフェンスがリズムよく点を入れられて日頃の練習の成果も出たが、肝心な所でミスをして点差をつけられてしまった。1対1が弱いね。勝てる要素はあったけど、後半の大事な場面でシュートミスがあった。(昨年と同じく同志社大学が相手でした)去年より勝てると感じたけど、1対1で抜いてシュートができて個人個人のレベルが高かったね。これは法政の弱い所でもあって、リーグ戦や入れ替え戦でも課題だった。

―今日で4年生が引退ですが
けが人が多かったけど、みんな一生懸命やっていたね。藤は頑張りすぎるところがあったかな。佐々木は主将として頑張っていた。俺がやらないと、という意識が強くてミスにつながるような時もあったが、よくやりました。

―今年一年を振り返っていかがですか
悔しかったね。リーグ戦の順大戦や入れ替え戦など勝てる試合を落とした。本来負けるような相手ではないんだけど、心の持ちようだね。

―来季の見通しはいかがですか
まだ未知数だね。新主将の三富がチームをまとめて、思った通りの試合にしないとだめ。頭を使ったオフェンスを出して、ディフェンスも強化していきたい。 

#22 佐々木主将

―今日の試合について
集大成が岩手でできて良かったです。恩師に笛を吹いてもらって、負けたけど悔いは残ってないですね。(自らシュートを打つ場面が目立ちましたが)最後だから4年がガツガツいく姿を後輩や岩手の人に見せないと、と思ってプレーしました。明るくやろう、ということも意識していましたね。

―主将としての1年間はいかがでしたか
すごくつらいことの方が多いけど、少しの楽しみのために1年間自分なりにやってこれました。もう少し主将をやりたかったですけどね。

―4年生の印象は
1年のときから4人で仕事をこなして試合に出てきたし、喧嘩することも多かったけど苦しいことも全員で乗り越えられました。絆は強かったです。できればもう少しハンドを続けたいんですが、もしもう一度できるなら、もっと切りつめて打ち込みたいですね。

#2 平山選手

―今日の試合について
ビデオは見ていたんですが、上をパスで通されてやられました。でも練習の成果は出たと思います。サインプレーはメインで練習していました。去年はポストに190cmの大きい選手がいて上に当たれなくて負けたんですが、今年は違いましたね。

―今年1年間を振り返っていかがでしたか
ことごとく負けてはいけない試合で負けました。来年はそういう試合をしないように、技術は負けてないのでメンタル面を中心に鍛えてほしいですね。

―4年間を振り返っていかがですか
高校でスポーツを終える人が多いけれども、大学の高いレベルの中でうまい人たちの中でできて満足しています。今まで何十年積み重ねてきた、たまにすごいプレーを見せる法政のスタイルを継承できたかなと。みんな我が強いけど、佐々木は頑張ってまとめて一人で悩んでましたね。

―後輩に一言
1部で頑張ってる姿が見たいですね。入れ替え戦を頑張ってほしいです。

#11 赤間選手

―今日の試合について
最後にならないようにしたかったけど、なってしまったのは仕方ないですね、拮抗した展開で、良い試合でした。4年生は最後なので悔いが残らないようにしようと盛り上がった雰囲気でした。未完成なところはあったけど、佐々木とは4年間やってきてお互いのプレーを知っていていいチームワークでできました。怪我していたので思うように動けない部分はあったけど、トレーナーにも支えられて試合に出られて良かったです。

―今年1年を振り返っていかがでしたか
伝統ある法大ハンド部として、結果を残せなかったのはよくなかったです。でもそのようなチーム状況の中でも話し合ってまとまろうとしていましたし、成長できた1年だったと思います。後輩もいろいろ言ってくれましたしね。

―4年間を振り返っていかがですか
入学当初はハンドが強くない高校から入って、がむしゃらにやった結果技術的にも成長することができたと思います。今年は真面目なチームでしたね。

―後輩の印象は
技術的には勢いがあって、伸びしろもあるので成長に期待したいですね。

#7 藤選手

―今日の試合について
勝ちたかったです。シュートを外して自分たちの首を絞めて、ディフェンスをやられました。攻めてた感はあったんですが、途中ディフェンスのシステムを変えた時、相手を止められず畳みかけられました。個人的には身体は動いたけど、力んでシュートが入りませんでした。途中焦ったけど後半は落ち着いてきて、楽しんでやろうと思いました。

―今年1年を振り返っていかがですか
1部に上がれなかったのがショックでしたね。印象に残った試合は入れ替え戦と、去年の明治に勝った試合ですね。

―4年間を振り返っていかがですか
早かったです。つらいことばかりだったけど、楽しかったです。自分と佐々木は仲はいいけど、コートの中では意見が合わなくて喧嘩してばかりでした。平山と赤間はそういうキャラじゃないですね(笑)

―後輩については
仲良しすぎて不安です。仲良しすぎると練習で競り合いがないから駄目ですね。でも三富に任せれば大丈夫です。自分はこれからは教える立場で、ハンドに関わりたいと思います。

#10 三富選手

―今日の試合についてお願いします
攻撃面はクロスやポストを使ってプレーできました。ただディフェンスが上三枚からポストなどを使われて、リズムが作れませんでした。相手の方がノーマークを決めていて、自分達は外してしまったところが敗因です。

―4年生の先輩方については
4人とも1年生から出ていたので経験豊富で、アドバイスをくれるなど頼りがいのある先輩でした。来年は主軸が抜けるので、頑張らないといけないですね。

―佐々木主将はどのような主将でしたか
ディフェンスの時も一番声を出していたし、オフェンスでも大事な時に決めてくれてチームを盛り上げてくれました。

―来季の目標は
個人的にはフィジカルとスピードアップです。チームでは走り込みで体力をつけて、色々なディフェンスへの対応ができるようにしていきたいです。最低目標は1部昇格、リーグで全勝優勝してしっかりとインカレ出場も決めたいですね。

―来季は主将を務めるそうですが、どのようなチームにしたいですか
ミスをなくして競ってる時や苦しい時にディフェンスが足を動かして、我慢して粘り勝ちできるようにしたいです。今までは点差をつけられると追いつけなかったので、追いつけるようにしたいです。 

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