ハンドボール

【ハンド】2012関東学生ハンドボール連盟春季リーグ入れ替え戦 対順大 勝てば念願の1部復帰!

2012年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ1部2部入れ替え戦 対順天堂大
2012年5月27日(日)
日体大健志台

リーグ全勝で掴んだ『1部昇格』へのチャンス。相手は去年秋に昇格したばかりの順大だ。1年ぶりとなる念願の1部リーグ復帰なるか。果たして60分の死闘を制したのは…

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歓喜に沸く選手たち

試合結果

トータル試合結果

31
法政大学
18 前半 13 28
順天堂大学
13 後半 15
 

戦評

 運命の一戦は互いに研究してきたのか、なかなか思うように試合が進まない。法大は相手の独特なDF体系の前に思うように攻撃ができなかったが、DFからゲームを組み立て速攻中心の攻めでコツコツと得点を積み上げていく。すると徐々に点差が開き、#5三富(経4)や#15松浦(経3)の豪快なシュートなどで、前半中盤にはこの日の最大得点差となる9点差をつけた。しかし20分過ぎ、イエローカードの累積により2分間退場を受け、1人少ない状況になると流れは一変し順大ペースに。怒涛の3連取を許し、法大はすかさずタイムアウト。しかしタイムアウト後も流れは変わらず点差を縮められ、前半終盤は完全に順大に試合を支配された。追い上げを許したが何とかリードを保ち、18-13で前半を終えた。

 後半にはいると相手のDF体系が変化し、エースの松浦に徹底したマークがつく。すると攻め手を失う場面が増え、前半のように得点を重ねることができない。それでも後半中盤までは、#9天谷(社3)のポストシュートや#13坂野(社2)の速攻などで持ちこたえる。また、GKの#12矢内(経4)もペナルティスローを止めるなど、随所に渡るファインセーブでチームの士気を高めた。しかし試合時間残り10分で、順大が1部で戦ってきた意地を見せ始める。じわりじわりと点差を詰められ、残り約3分で2点差。去年の入れ替え戦はどちらも試合終了間際に逆転を許しただけに、ふと悪夢が頭をよぎったに違いない。しかしこれを振り払ったのはルーキーの#11渡邉(社1)だった。ポストシュートを相手ゴールへ豪快に突き刺し、残り90秒で3点差に。直後に相手の早いリスタートで再度2点差に詰められたが、パワープレーで来る相手を#15松浦が上手くかわし、貴重な追加点をあげ試合終了。31-28で順大を下し、念願の『1部昇格』を決めた。

 試合後の選手からは喜びと安堵の表情がうかがえた。しかしリーグ開幕前にキャプテンの#5三富が「1部復帰は最低条件」と話していたように、これは単なる通過点にしか過ぎず、本当の勝負はここからなのかもしれない。1部の強豪の中でどれだけの結果が残せるのか、法大ハンド部の飛躍を期待しながら秋を待ちたい。

監督・選手コメント

上久保監督

―試合を振り返って
今日は完璧うちのペースで進んでいって、順調にいったかなと。途中でミスもあったりしたけど、まぁメンバーとか入れ替えて、点差見ながらやってました。最後2点差になったけどあと1点入れてくれればって思って。競ってるけど追い詰められて逆にいくと思ってました。いいところで得点決めて、踏ん張り抜いてくれました。最終的に3点差だったんたけど時間と点数を見て組み立ててたから心に余裕をもってやれました。

―1年生の活躍について
DFを中心に使ってたんだけど、DFがいいと矢内もとりやすいから。もう本当に戦力になってくれて、とくに渡邉と遠藤はインハイで優秀選手に選ばれてて。もうよくぞ法政に入ってくれたと!

―1部に向けて
1部は数段レベルが上がるから、具体的には秋は最低でも8位以上で、7位8位、もう少し頑張って5位6位を目指して臨みたいと思いますね。それで、これをステップにして次のリーグ戦では優勝できるようなチームを作っていきたいです。

三富主将

―試合を振り返って
去年のリーグで負けていたので今年こそはっていう思いで戦って、全員で走って勝てたかなっていう風に思います。

―前半相手がタイムアウトの後にDFの形を変えてきましたが対策などは
松浦が得点源なので、マークがついてくることはわかっていたので、それを想定して練習していたので落ち着いてプレーすることができました。

―後半かなり追い上げられましたが
最初からチャレンジャー精神でプレーしてたので、追い上げられても今までやってきたことを信じてプレーしました。

―監督から何か指示は?
シュートはノーマークをしっかり決めれば勝てるってことを言われました。

―リーグ戦を振り返って
ケガ人とか就職活動で出れない人がいたんですが、その分1年生も頑張ってくれて、チーム全体で戦えたかなっていうのはありますね。

―1部で通用するようなプレーなどはありましたか
何個かいいプレーはあったんですけど、まだ1部に通用できるというところまではいってないのでこれから練習していきたいです。

―主将として心掛けていたことは
やっぱり最後まで声を出して、プレーでチームを引っ張るっていう気持ちでやってました。

―1部への目標や意気込みは
毎回9位、10位で入れ替え戦に回ってしまうので今年は入れ替え戦を回避して、まずは3勝、4勝できるようにチームを作りたいと思います。

矢内選手

―1部復帰となりましたが今日の試合を振り返っていかがでしたか
今日は内容がどうのっていうよりもやっぱり勝てたことが一番ですね。

―試合前にチームで話したことはありましたか
相手が出てくるDFだったのでそこに対する攻め方を全体的にしっかり話し合って、あとは松浦にマークが付かれるという想定もしていたのでそれが出来ていたのも大きいかなと思います。

―矢内選手自身も終盤は7mスローを止めるなどファインプレーが多く見られました
ありがとうございます。僕も4年生なので1年間2部にずっといて「早く1部に戻りたい」という気持ちがあったのでそこが大きかったのかなと思います。

―キーパーとして見てチームのDFはいかがでしたか
そうですね、いつもより声も出ていてしっかりと皆動けていたので、人がいなくて1年生も中に入っていたので機能するか不安だったのですが、今日は良くできていたと思います。

―ご自身の今日の試合での収穫や課題は
どんな内容でも勝つことが全てだったので、勝てたことは非常に大きい収穫だったのかなというのと、反省点で言えばもう少し取るところやシュートをしっかり止めていれば楽な展開になっていたのかなと思います。

―秋から1部へ昇格しますがその中で手応えはありましたか
順天堂は1部の10位で実際に今日やってみて、人がいなかったとはいえこの試合内容だったので、正直上がった時にもっと練習していかないと厳しいかなというのが現状です。なので秋に向けて全員で練習していかないといけないなという感じですね。

―1部での目標は
とりあえず、ただ上がって負けるだけというのは意味がないので一戦一戦勝ちを目指してやっていくだけですね。

―秋に向けて意気込みをお願いします
やっぱり勝つことを目標として、しっかり体力などをつけていかないといけませんし、自分はもっと速いシュートが来ると思うのでそれに対応出来る力をつけていきたいと思います。

松浦選手

―今日を振り返って
みんな気持ちが入ってて、最初から最後まで集中しててよかったと思います。途中ミスも多かったんですけど、気持ちで頑張ることができたと思います。

―この日のためにどんな対策を
ビデオを見て相手がポストを使って攻めてくるのがわかっていたので、そこを注意することと、エースが上手いこともわかっていたので、しっかり見てマークすることですね。

―相手のDF体系が試合中に変わったことについて
自分にマンツーマンでDFが来て微妙でした。(マンツーマンに対する)練習はしてはいたんですけど、上手くできていなかったかもしれないです。

―1部で通用すると感じたところは
微妙ですね。勝ちましたけど、攻撃も守備も速攻も1部ではまだまだ通用しないと思うので、これから直していかないと今現時点では通用しないと思いますね。

―ではその改善点は
体力をつけることと、今日DFはよかったので、攻撃でミスをして相手に逆速攻されてしまわないように、そこの攻撃の組み立てを上手くできればいいと思います。

―1部への手応えは
まだやってみないとわからないですね。

―1部での目標は
とりあえず、入れ替え戦には出ないようにしたいですね。

―最後に秋に向けての意気込みを
1部でどれだけできるか挑戦したいです。

天谷選手

―今日の試合をふり返って
最初はいつも出だしが悪いんですけど、今日は出だしが良かったんじゃないかと思います。

―入れ替え戦ということでプレッシャーなどはありましたか
自分は特に無かったです。まわりはちょっと緊張していました。

―どのようにこの試合に入りましたか
昨日の前日の練習全員で集まってビデオを見て色々話し合ったりしました。

―怪我空けですが調子は
大丈夫です。

―ポストとして出場していましたが、どういう動きを意識していましたか
今日は1-2-3でDFが高かったので、下のポストが動いて上がシュートを打つ、下を結構動くようにしました。

―声も出てて良い雰囲気のように見えましたが
そうですね、今日良かったですね。

―苦戦した場面などは
後半みんな疲れ始めて、バテ気味になったときに流れがあっちに行っちゃったときが危なかったですね。

―個人として良かったところは
ディフェンスですかね。

―1部での目標はありますか
入れ替え戦出ないことです。

―秋に向けて意気込みを
今回みたいにみんなで声出して全員で1つになれば1位は無理かもしれないですけど、入れ替え戦に出ないくらいの強さにはなると思います。それを目標に頑張っていきたいです。

遠藤選手

―今日の試合をふり返って
終始リードした展開だったので良かったんですけど、個人的にはシュートが全然駄目でした。1部だと全然通用しないのでシュート練習をしていきたいです。

―入れ替え戦ということでプレッシャーなどはありましたか
自分たちはキャプテンから「チャレンジャーでいく」と言われていたので、プレッシャーとかは無かったです。

―前回課題として挙げられていたDFについて
DFは今日センターがマーク厳しくいくという感じだったので、練習通り行けたと思います。

―チームや個人で良かったところ、苦戦した場面は
個人ではシュート、大事な場面で決められるような選手になりたいです。チーム的には勝てて良かったです。

―全体的に声も出ていて、指示も出来ているように見えましたが
指示はアレなんですけど、盛り上げようとは思っていました。

―チームの雰囲気も良いように見えましたが
本当にみんなモチベーション高くて、やっててすごい楽しかったです。

―1部での目標は
1部での目標はこれから話し合って決めるとキャプテンから話がありました。まず東日本インカレでそれに向けて頑張りたいです。

―秋に向けて
大学入って初めての1部で、高校の時からの夢でした。まだ時間があるので体力とか筋力をつけてまず基礎を作っていきたいです。 

 

フォトギャラリー

  • IMG 3786 R歓喜に沸く選手たち
  • IMG 3747 R頼れるキャプテン三富
  • IMG 3571 R大車輪の活躍を魅せた遠藤
  • IMG 3640 R厳しいマークの付いた松浦
  • IMG 3545 R速攻を決める坂野
  • IMG 3728 R7mスローを止めてガッツポーズの矢内
  • IMG 3771 R試合を決めた渡邉のシュート
  • IMG 3793 R喜びと安堵の表情のメンバー
 

 

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