【ハンド】2012関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対早大 強豪との連戦、どう戦うのか
2012年度関東学生ハンドボール連盟1部秋季リーグ戦 対早稲田大
2012年9月2日(日)
日大八幡山
一戦一戦修正できる点は修正し、チームとして成長していきたい法大。今日の相手も強豪の早大だ。相手の胸を借りどこまで戦えるのか。いざ勝負!!
試合結果
トータル試合結果
24 法政大学 |
11 | 前半 | 16 | 34 早稲田大学 |
---|---|---|---|---|
13 | 後半 | 18 |
戦評
前半立ち上がり、次々にミスが生まれ#15松浦(経3)の1点目以降が続かず、10分までに7点差に広げられる苦しい展開となる。その後#9天谷(社3)のポストシュート、#13坂野(社2)の速攻などで3連取するものの相手の1-5ディフェンスに苦戦し、思うように得点を奪うことができない。それどころか20分過ぎまでに最大5連取を含む連続失点で、一時差を10点にまで広げられてしまう。ところが20分以降、法大が怒涛の反撃を開始する。坂野の鮮やかなループシュートから始まり、#5三富(経4)の豪快ミドルシュート、さらには途中出場の#1斎藤(社2)のナイスセーブから、#2石井(経3)へのパスで速攻を決めるなど4連取を含む7得点。相手のミスにも助けられ、強豪相手に前半を11-16のたった5点差で折り返すことができた。
前半終盤のいい流れのまま後半のスタートを切りたい法大であったが、いきなり早大の底力を見ることとなる。10分過ぎまでに法大が奪った得点は#5三富の速攻などによる3点のみ。一方で早大は倍以上の8点を追加し、あっという間に10点差をつけられてしまう。これ以上離されたくない法大はタイムアウトを取り作戦を練り直す。すると直後、#4遠藤(経1)や#15松浦のミドルシュートなどで3連取。これにはたまらず相手ベンチもタイムアウトを要求し、流れは法大に傾き始めたように見えた。しかし直後の攻撃で4連取を許し、さらに攻略しつつあったDFも修正され出し、反撃の手を封じられてしまった。その後#19北川(経1)のキレのある突破などで点を奪ったものの、息を吹き返した早大の勢いには勝てず24-34で敗戦。開幕2連敗となってしまった。
負けて悔しいかもしれないが、この試合で強豪相手でも法大のハンドボールが通用することが証明された。徐々にチームがよくなりつつあるだけに、次週の試合では今季初勝利を期待したい。
選手コメント
坂野選手
―今日を振り返って
相手は格上ということでチーム一丸となって守って、全員が動いて相手にくらいついていくことができたと思います。
―昨日(日体大戦)から活かしたことは
昨日はミスから走られて点を取られることが多かったので、ミスをなくすことを第一に考えてシュートまで持っていくことと、DFから速攻をしないと点は取れないので、そこを意識しました。
―前半20分以降に点差を縮めることができた要因は
相手のミスもあると思うんですけど、そこをしっかり攻撃で1点1点大事に取っていくことができたので、それが要因だと思います。
―後半意識したことは
(前半終盤のように)DFでは相手のOFにプレッシャーをかけてミスを誘って、OFではひとりひとりがよく動いて点を取ることを意識しました。
―相手のDF(1-5)をどう攻略しようと考えていましたか
ポストが中間で浮いて、そこに出来たDFの裏にセンターが突いて崩したり、サイドと45とポストとの連携で崩そうと思っていました。
―1部と2部の違いはどこに感じますか
相手の体が大きくて、2部で通用していたプレーも1部では当たりが強くなってできなくなったり…まったくレベルが違います。
―次週に向けて
今日出た課題を修正して、相手はまた格上なのでしっかり喰らいついて戦っていきたいです。
北川選手
―今日を振り返って
練習でやってきたことが全くでなくて、速攻も得点されて、戻れるのに戻れない状況だったり。なので、戻れれば戻りたかったです。
―後半のタイムアウトでは何を言われましたか
ダブルになるのか、ならないのかっていう確認と、DFはどう守るのかっていうことです。
―前半を見てて、自分が出たら相手のDFに対してどのように対応しようと思いましたか
トップが高かくて、まず上から攻めるのは無理だと思ったんで、ダブルにして下を厚くしてからトップが低くなった瞬間、松浦さんにパスしたりできたらいいなと思ってました。
―1部と2部との差は何だと思いますか
フィジカルもそうだし、スピードが速くて2部と違ってスピードつけられて守れなかったり、OFも寄りが速いので抜けても次のカバーが来ることです。
―リーグ戦での個人の目標はありますか
試合に出たら自分のやるべき仕事をやって、チームに貢献できるように頑張りたいです。
―来週への意気込みをお願いします
試合に出たらしっかり点数決めて、しっかり守って勝ちに行きます。