ハンドボール

【ハンド】2015年関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第2節 対明大 1点を争う好ゲーム制し、連勝!!

2015年関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 男子1部
第2節 対明治大学
2015年4月12日(日)
日本大学八幡山総合体育館アリーナ

前日、強豪早大を破り勢いに乗る法大。第2節の相手は明大。昨秋リーグ戦2位と格上だが、勝利を収め連勝といきたいところ。しかし、早大戦でDFの要である石川雄貴(経3)が負傷し離脱を余儀なくされ、苦しいチーム状況に。試合は予想通り、ロースコアで竸った展開になる。1点を争うシーソーゲームを制するのは果たして―。

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早大戦に続いてチーム最多得点を挙げた高間アミン(経2)

試合結果

トータル試合結果

24
法政大学
11 前半 10 23
明治大学
13 後半 13
 

法政大学スターティングメンバー

選手名学年学部身長ポジション出身校
#20 高間 アミン 2 経済 178 LW 群馬・富岡
#7 遠藤 由陽 4 経済 177 LB 栃木・國學院栃木
#13 猪俣 淳三郎 3 経済 168 CB 神奈川・法政二
#19 北川 誠人 4 経済 170 RB 富山・高岡向陵
#2 立野 省吾 3 社会 170 RW 茨城・藤代紫水
#11 渡邉 大貴 4 社会 181 PP 茨城・藤代紫水
#1 仲村 充 1 社会 180 GK 茨城・藤代紫水

戦評

 早大戦の歓喜から一夜明け、興奮冷めやらぬまま迎えた明大戦。選手たちは自信に満ち溢れた表情で試合に臨んだ。

 法大のスローオフで始まった前半。前日の順大戦、守備で苦労した明大は早速DFを修正し、オフェンシブなDFを展開してくる。そのプレッシャーに猪俣淳三郎(経3)がオーバーステップの反則を取られてしまうが、焦りはない。先制点は法大、猪俣のアシストから遠藤由陽(経4)がミドルシュートをゴールに叩き込む。相手は強豪・明大、すぐさまミドル、速攻で得点を奪われ逆転されるも、ここで怯(ひる)まないのが今年のチームだ。遠藤、猪俣のカットインから連続得点を奪う。その後互い得点を重ね迎えた前半25分。またしても猪俣、遠藤のゴールで同点に追いつくと、残り1分となったところでピヴォットの渡邉大貴(社4)が相手のファールを誘い、ペナルティスローを獲得する。これを高間アミン(経2)がしっかり決め、11-10と逆転に成功し良い流れで前半を終える。

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 後半も先制は法大だった。インサイドに相手DFを集めることでスペースが生まれ、アウトサイドにボールを振り高間がサイドシュートを決める。さらに猪俣からのアシストで得点を量産し、突き放しにかかる。だがここで明大のエース#6吉野樹(千葉・市川)が本領を発揮。DFの上から豪快なミドルあり、自ら切り込みカットインありと手が付けられない。すぐさま法大はDFに下條輝(スポ健2)を投入し、吉野の封じ込みを図る。「(吉野に)単発でやられるのは避けたかった」とマンツーマン気味にマークすることで、明大の攻撃を防いだ。徐々にリードを広げ、最大4点差まで持ち込むが、後半15分過ぎから約10分間両チーム無得点のまま試合は進行し膠着状態に。この状況を打開したのは高間の速攻だった。コートを一気に駆け抜けゴールネットを揺らす。流れは完全に法大に傾き勝利を確信したかに思えたが、残り3分間で明大の逆襲に遭う。ターンオーバーから連続得点を許し1点差まで詰め寄られてしまうが、残り1分、時間を使ってボールを回しながらも猪俣は一瞬の隙を見逃さなかった。DFの間をかいくぐり、この日6点目となるゴールを奪い、勝負あり。24-23の大接戦を制した。

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 前節、今節と2戦連続で強豪を撃破した法大。選手全員が試合中に声を掛け合う姿は、昨年まではあまり見られなかった光景だ。そういった環境がチームの結束力を生み、強固なDFを形成できているのかもしれない。また、けが人の穴を埋めている選手層の厚さも今季の飛躍の一因と言える。欠場している柿崎雅俊(デ工3)の代役として出場している仲村充(社1)が好セーブを連発し、田島走(社1)もリーグ戦デビューを果たした。リーグ戦はまだ始まったばかり、厳しい戦いは続くだろう。ひとつひとつ勝利を積み重ねていけば、その先に見えるは"優勝"の二文字だ。(蟹沢陽司郎)

監督・選手コメント

佐藤浩 監督

 ―試合を振り返って
結果としては1点差ということで、最後はかなり危ない試合でしたけど、そういった部分もしっかり勝ち切ることができたというは、チームの気持ちの強さというが出ていたと思います。

―プレーに関してどのように感じましたか
やはりDFですね。DFを今日20点以下に抑えるという目標を立てていまして、結果的には23点取られましたが、自分たちのミスからの逆速攻などがなければロースコアの試合展開に持ち込めたと思うので、今日の試合も終盤まではできていたというところは自分たちのペースに持っていけた要因だと思います。

―後半、試合時間残り1分でタイムアウトを要求した際、どのような指示を出されたのですか
具体的に細かい指示というよりも、やはり1分で2点差で自分たちのマイボールからという展開で何ができるかというと、自分たちが30秒攻めて、30秒守れば良いという形でした。それをやろうとしたのですがパスミスから速攻をされてしまいそこのプランは崩れてしまいました。ただ、コートの中に立っている選手の判断でしっかり守りきれた。それは誰かからの指示とかではなく、普段から残り時間少ない場合を想定した練習というのもやっていたので、そこはしっかり守ってくれました。

―オフェンスは多少苦しんでいるように思えましたが
明治の高いDFに苦しんだ、その時のシュートというは楽には打てないので、打たされたという結果になってしまいました。これから勝ち続けていくにはそこの精度も上げていかなければなりませんね。

―明大・吉野樹選手に下條選手を当てていましたが
マンツーマン気味でしたが、あくまでマンツーマンではなくて、彼に厚くあたることで、彼に単発でやられない、単純なロング、ミドルシュートやカットインでやられないように意識していました。彼をきっかけにサイドで勝負される分には構わないという形を指示しました。

ー大きな2勝となったのでは
昨年秋リーグで最下位だったので、今季は上位から対戦していくということで、厳しい戦いの中で2連勝というのはかなり大きいです。ただまだ他の上位チームとは当たっていないので、そこの部分で対策が必要です。第1節、2節は連戦でしたのて、ある意味勢いで勝てた部分はあると思います。次の試合までは1週間あるので、相手もしっかりと対策を練ってくるだろうし、ただただ自分たちのプレーをすればいいわけではなくなってきます。しっかり相手の研究というのもやっていきたいです。

―次戦の筑波大戦に向けて
フィジカルが強くスピードもあり、必ずと言っていいほど優勝争いに絡んでくるチームですので、対策が必要だと思います。ただ、うちとしてもDFをしっかりしてロースコアに持ち込むというパターンが重要になってくると思います。相手の怖い選手というのはその日になってみないとわからないので、誰が調子がよくて警戒しなければならないのか、というのもしっかりと見極めていきたいです。

 

渡邉大貴 主将

 ―試合を振り返って
内容どうこうより勝てたことが本当に嬉しいです。

―最後は追い上げに遭いましたが
チーム全体で、「点差があるから落ち着こう」と確認しました。点差が縮まっても結果として勝てれば良いのでそこまで焦りはなく、落ち着いてプレーできました。

―前日に続いてロースコアでの勝利ですが、具体的な取り組み等はありますか
昨年はDFも序盤は機能するのですが、後半にいくにつれて集中力が切れてしまったりして、一気に点差を付けられてしまうという展開が多かったのですが、昨日今日はDFでの集中力が最後まで持続できていて、それによってオフェンスへもいいリズムでつなげられているのかなと思います。

―DFの集中力を持続させるポイントは
去年よりも練習時間は長くなりました。長いなりにメリハリをつけてやれているのでそこが(集中力の持続に)つながっているのではないかなと思います。

―今年のチームのキーマンは
やはり(高間)アミンですね。スピードがありますし、困ったときに決めてくれるので。もうひとりは遠藤です。彼はエースポジションですし、今日も苦しい場面で点を取ってくれて本当に助かりました。けど一番成長したのはセンターの猪俣ですかね。

―チームの雰囲気も良好に感じますが
去年までは坂野さん(翔也=2014年度卒)だったり、一昨年だと松浦さん(慶介=2013年度卒、現トヨタ紡績九州)に頼りきりな部分があって、今年は絶対的選手がいないので、その分全員が点を取るぞという気持ちがあります。ですのでチーム内でいろいろ言い合えたりするので雰囲気もよくなってきています。

―次の筑波大戦に向けて
DFで粘って着々と得点を積み重ねて、最終的には勝ちたいです。

 

北川誠人

 ―今日の試合を振り返って
今日の試合は、流れをつかまなきゃいけない時につかめなくて、どっこいどっこいだったんですけどあっちもミスが多くて、あっちの流れになりそうな時とかに、あっちが退場してくれたりとか完璧あっちの流れにいかなかったので、それがラッキーだったのかなと思います。あとは、うちもミスが多かったのがあったので、ミスを少なくしなくちゃいけないっていう課題の見える試合だったと思います。

―ミスが多かったという反省点もある中で、今回の勝因は何だと思いますか
勝因は、勝つぞっていう気持ちが僕たちの方が上だったと思うんで。

―今日の自身のコンデションはどうでしたか
めっちゃ良かったです。調子はめっちゃ悪かったです。それで1週間調整して、来週は調子良く頑張ります。

―ディフェンスとして出ることで、何か意識してますか
明治のキーマンが吉野なんで、吉野をどう守るかっていうのはトレーニングしてたんで、それをやらないと絶対勝てなかったんで、しっかり当たらせて僕はしっかり下を見るっていうのをずっと意識してやってました。

―今回見つかった反省点や目標はありますか
法政のいつもの流れだったら、連敗スタートとかだったんですけど逆に連勝スタートだったんで、良い流れは僕たちの方に向いてるんでその流れをずっとつかみ続けて、勝ち続けることとチャレンジャーの気持ちを忘れずに、ずっとやっていけたらなと思います。

―次戦に向けて意気込みをお願いします
チャレンジャーの気持ちを忘れず、今週みたいに流れよく、楽しくハンドボールできたら絶対勝ちにつながると思います。

 

立野省吾 

 ―今の率直な気持ちをお願いします

まずは始まって2勝できたのが嬉しいです。

―試合を振り返って
大きく離せなくて、シーソーゲームみたいな感じになってたので、そこをもっと流れをつかめればもうちょっと楽な試合だったと思うんですけど、とれるとこでとってたので良かったです。

―今回の勝因は何だと思いますか
昨日もそうだったんですけど、キーパーがしっかりセーブしてくれて。あと今日に限っては猪俣君がオフェンスで作ってくれたんで良かったなと思います。

―仲村選手は立野選手から見てどうですか
調子良くできてるんで、伸び伸びやってくれたらもっといいかなと思います。

―今回見つかった反省点や目標はありますか
チームとして、まだちょっとバタバタしてるっていうか気持ちをしっかり固められてないんで、もっと一息していけば良いチームになっていくんじゃないかと思います。

―今年からスタメンとして試合に出ていますが
スタメンとか関係なく自分にできることをしっかりやれば、チームのためにもなるし、チームの勝利のためにもなるので、まずは自分のできることを全力でやりたいです。

―次戦にむけて意気込みをお願いします
あんまり得意じゃないんですけど、決めるところはしっかり決めて、ディフェンスでも積極的に声出してやっていけたら良いかなと思います。

フォトギャラリー

    • DSC 0411 R早大戦に続いてチーム最多得点を挙げた高間
    • DSC 0400 R遠藤のミドルシュートで先制した
    • DSC 0383 R高間は速攻でコートを駆け抜けた
    • DSC 0428 R試合を決めたゴールを奪った猪俣
    • DSC 0369 R仲村(中)のファインセーブがチームを救った
    • DSC 0408 R途中出場のGK大野施文(社2)
 

 

 

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