ハンドボール

【ハンド】2015年関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第1節 対早大 法大躍動!!完璧な試合で王者撃破!!

2015年関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 男子1部
第1節 対早稲田大学
2015年4月11日(土)
日本大学八幡山総合体育館アリーナ

ついに春季リーグ戦が開幕した。屈辱の昨秋リーグ戦、インカレを経験し、法大はどう生まれ変わったのか。開幕戦から強豪早大との対戦。初戦に勝利し、勢いに乗りたいところだ。

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勝利を喜ぶ選手たち

試合結果

トータル試合結果

28
法政大学
13 前半 9 18
早稲田大学
15 後半 9
 

法政大学スターティングメンバー

選手名学年学部身長ポジション出身校
#20 高間 アミン 2 経済 178 LW 群馬・富岡
#7 遠藤 由陽 4 経済 177 LB 栃木・國學院栃木
#26 内門 竜之介 2 経済 178 CB 鹿児島・鹿児島工業
#19 北川 誠人 4 経済 170 RB 富山・高岡向陵
#2 立野 省吾 3 社会 170 RW 茨城・藤代紫水
#11 渡邉 大貴 4 社会 181 PP 茨城・藤代紫水
#1 仲村 充 1 社会 180 GK 茨城・藤代紫水

戦評

 試合前には円陣を組み、気合いのこもった掛け声で盛り上がった。本日は守護神の柿崎雅俊(デ工3)を欠き、守護神に据えられたのは1年生の仲村充(社1)。

 

 やや緊張ぎみで迎えた前半、先制点は早大だったが、すぐに渡邉大貴(社4)のポストプレーと高間アミン(経2)の速攻で得点し返す。DFは絶好調。互いに声を掛け合い、早大にシュートのチャンスを与えない。更に要所でのGK仲村のセーブが連発。相手が勢いに乗りそうなときほど好セーブを繰り広げた。時には拳を振り上げ、笑顔も見せた。仲村からの球出しも速いが、全員の攻防の切り替えが早く、速攻が次々と決まる。いつも先頭を走るのは高間で、多くのシュートチャンスを得た。セットOFでもセンター猪俣淳三郎(経3)が冷静なボール回しを披露。必要に応じて自らもシュートにいくスタイルでOFをしっかりとつくりあげ、前半は13-9と4点差で試合を折り返した。

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 昨年から課題としていた、後半の立ち上がりの悪さを今日は克服。後半になっても勢いは止まらない。渡邉が積極的に攻めることで7mスローの機会を何度も獲得し、高間がこれらを沈めた。早大も恵まれた身体を活かし、法大のDFの上からシュートを決めてくるも、逆転される前に調整。それ以上に、遠藤由陽(経4)や石川雄貴(経3)の常にボールカットを狙ったDFが効き、最後まで流れを渡すことはなかった。ラスト0秒、ブザーと共に放った、ハーフラインからの渡邉のシュートが見事に決まり、28-18。初戦にして王者早稲田相手に、大金星を上げた。

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 本日の試合、昨季リーグ戦で入れ替え戦にまで回ってしまった法大の陰はもうなかった。そこにあるのは強豪校としての実力と自信。そして勝利への笑顔だった。初戦にして昨年の王者を撃破した意味合いはとても大きい。だが、「たかが1勝」とキャプテン渡邉は捉える。この勝利が今後どう影響していくのか。ただひとついえるのは、今年度の法大は一味も二味も違う。たくさんの期待を背負い、このリーグを制するのはきっと彼らだ。(宮下優希)

監督・選手コメント

佐藤浩 監督

―今日の試合を振り返って
リーグ戦が始まる前の練習から「絶対早稲田に勝つんだ」という気持ちはみんな持っていましたし、私も言い続けていました。その上で何ができるかというところで、どうしても得点はなかなか取れないだろうと考えていましたし、やはりロースコアの勝負になることは予想していました。自分たちが20点しか取れなくても、相手をそれ以下に抑えて勝つ。そういった意味ではDFをとにかく頑張るしかないのでそこを頑張ってきました。今日の試合は実際その通りにやれて、早稲田を18点に抑えられた。これはなかなかできることじゃなくて、これだけ足を動かしてやれたっていうのは一番の勝利だと思います。

―この試合でのポイントは
守れば速攻ができるので、実際にその得点も多くありました。DFがとにかく今日のポイントですね。

―OFでは猪俣選手を起用していたが
早稲田のDFがかなり高かったので、必然的にコートを広く使える、その高い位置からのプレッシャーをいかにかわすかというところで、猪俣がボールを持った時に、ボールを持っていない選手がしっかりDFを振り切ってパスを受けることができていたので、結果的に早稲田のDFが半身ずれて自分たちのチャンスが広がったという形です。極所での2対2というのをみんなが意識できていました。練習でやったことがしっかり出せたと思います。

―後半、リードしながらもフリーのシュートを連続して外す場面もあったが
その際も大貴が「自分たちで外しているだけだ。守られているわけじゃないから、もう一度落ち着こう」ということを選手たち同士で話し合っていたので特に心配することはなかったです。

―昨年のチームと違う部分は
コートの中に立っている人間は自分たちでしっかり修正ができているというところです。去年よりも自分たちでやらなくてはいけないという思いが強いですね。少しでも悪いところがあると、すぐに改善しようと声を出すようにしているので、それが試合中に良い流れが持続できるポイントです。

―この試合で一人を褒めるとしたら
今日はやはりキャプテンの(渡邉)大貴ですね。プレーでの活躍が多かったかというとそういうわけでもないですが、法政でいままでありがちだった試合の中盤、後半の立ち上がりなどにチームが落ちたりすることがあったのですが、今日はそれがほとんどなくて、それは彼がキャプテンとして1試合60分間を戦い抜くということを声を出して体現していたと思います。持続することの難しさ、大切さを本人もわかっていて、それを一生懸命やってくれました。

―ルーキーの仲村選手がスタメンに抜擢されましたが
ノーマークのシュートも何本か止めてくれて、そこはDFが助けられました。あとはしっかりDFが守って打たせたシュートを確実に止めてくてれ、そこの部分でDFとの連携が新入生ながらできていて、上級生に対して臆せず声を出して指示もしていたのはさすがという感じですね。

―大きな1勝になったと思うが、今後の目標は
目標を高く持とうというのは前から言っていたので、優勝するためには早稲田、日体、明治、筑波の上位4チームに勝たなければいけません。いい試合をするだけじゃなくしっかり勝っていかなければならない。やはりその中で、早稲田戦をとったというのは自分たちの目標に一歩近づいたので、次の試合も是非頑張ってもらいたいですね。

―次戦明大戦に向けて
自分たちは今日明日で何か違うことができるわけではないので、今日の試合でやったことと同じようにDFをしっかりしてまた勝ちたいと思います。

 

渡邉大貴 主将

―王者・早大に勝ったということで、今の気持ちは
素直に嬉しいです。今までやってこれなかった「1試合を通してDFを守り抜く」ということが今回は最後までできて、すごく自分たちが成長したなというのが実感できました。そういうところが嬉しいです。

―それをできるようにするために、どのようなことをやってきたのですか
練習のための練習ではなく、試合のための練習ができるようになりました。強く試合を意識するようになりましたね。あとは今日の試合が始まる前に、「ミスしてもいいよ」という吹っ切れた感じや、チャレンジャー精神でいこうとみんなで言っていました。そういうところもうまく波に乗れた原因なのかなと思います。

―それは相手が早大だったということも関係ありますか
そうですね。勝たなきゃいけない、勝とうぜというノリで。ノリが良かったですね。

―今日は渡邉選手のポストプレーを起点に点を取る場面も多かったですね
前に関大遠征に行って大阪体育大学と試合をしたとき、そこのポストの守りがめちゃくちゃ強かったですよ。今日はそれを意識して早稲田との試合に入ったら「あれ、こんなものなのか」っていう感じで、良いプレーができました。関大遠征の成果が出ていましたね。気持ち的に今日は余裕があったので、うまくいきました。

―5年ぶり(2010年秋季リーグ戦以来)に早稲田に勝利ということで
たかが1勝です。相手が早稲田だろうが1勝は1勝なので。1勝っていう価値は変わらないので、これから先勝たなかったらただの1勝のままで、入れ替え戦とか行ってしまうかもしれないし。勝ちを積み重ねていくことに意味があって、そうすることで「勝ち」の「価値」が出てくると思うので。

―キャプテンとなって変わったことは
自分の言うことに責任を持つようになりました。去年までは上に先輩がいるので好き勝手言うだけ言ってそのままでしたが、今だったらチームの軸にならなきゃいけないので、言ったことに対してフォローしたり、言葉に気を付けています。ついてきてもらえるように。あとは、去年は楽しくプレーしていたのですが、キャプテンになったら真剣に、真摯な姿勢を見せることで下がついてくると思うので、そこを意識してプレーしています。実生活の中で引っ張るのもそうなんですが、プレーで引っ張れなかったら、大学でのキャプテンは難しいと思うので。

―このリーグ戦で目指すものは
とりあえず5勝以上というのを意識していて、入れ替え戦ということはあまり考えていないです。あとは、うちのチームは波があるので、そこをなくすというのが目標ですね。今日はできましたが、これを毎日継続できるようにしたいです。

―明日に向けて
絶対勝ちます。優勝目指して頑張ります。

 

遠藤由陽

―今日の試合を振り返って
全体的にチームの調子が良かったです。終始流れもこっち(のもの)で、安定した試合運びができたかなと思います。

―試合の入り方はどんな感じでしたか
相手は格上の早稲田でしたが、気負うことなく、チャレンジャー精神で試合を通してできました。試合前にキャプテンからそう言われていたので、試合出ているメンバーだけじゃなく、ベンチのメンバーも含め全員でそういう気持ちで臨めたと思います。

―去年は後半で逆転されてしまうことも多かったですが、どう対策をしたのですか
去年に比べて、練習試合の数を増やしめした。格上のチームともばんばんやってきて、ゲーム形式の練習をたくさんやったので、そこが活きてきたのかなと思います。

―今日の試合、遠藤選手も多く点取ってましたが
僕は1年生から試合出させてもらっていたのですが、下級生のときは全然活躍できていなくて。今、最上級生になって、自分が引っ張っていこうと決意していたので、シュートなどで活躍できて良かったです。

―声も積極的に出していましたね
はい。最上級生としてメンタル的な部分でも意識してやっていこうと思っています。

―早稲田に5年ぶりに勝利したということで
正直すごく嬉しいですけど、始まったばっかりなので気を抜かずに、これを自信にして明日も気持ちを切り替えていこうと思います。

―リーグで目指しているものは
去年まではまず、勝てていなかったので、1つでも多く勝っていこうというのが現段階での目標ですね。

―明日に向けて
絶対落とせない試合なので、勝ちにいきます。

 

猪俣淳三郎

―今日の試合を振り返って
全体的にDFが良かったです。いつも集中できなくなった時や前で相手に当たれなくなった時とかにやられてしまうことが多いのですが、そういったことがなかったのでDFからリズムを作ることができました。その結果、OFもいいリズムでやれたのでいい試合をすることができました。

―OFの際、早稲田のDFの空いたスペースを猪俣選手がうまくコントロールできていましたが
ポストの渡邉さんがいい動きをしてくれていたので、それに対してDFに取れられないようにパスだったりをするだけだったので、渡邉さんの存在は大きかったです。

―カットインやタイミングを外したシュートを放つ場面もありましたね
僕は身長も小さくて、シュート力も特別あるわけじゃないので、僕ができることといったら、そのようにポストを見たり、カットインだったりします。僕の役割はそういう部分だと思っています。

―今年から出場機会も増えていくのではないでしょうか
他にもたくさんフローターはいるのですが、僕みたいなタイプは少なくて、こういうタイプ、スタイルを評価されて起用してもらっているので、自分の役割を全うするだけです。そこに集中できているので、いい環境でやらせてもらっていますね。

―去年までとはチームの雰囲気も違って見えますが
去年の4年生は、声を出してというよりはプレーで引っ張っていくという感じだったのですが、今年の3,4年生は個人能力がずば抜けた選手というのがいないので、その分声を出したり、やれることをちゃんとやるという感じで引っ張っていく人が多いので少し雰囲気は変わったと思いますね。

―明大戦に向けて
僕たちは今日みたいにミスをなくしてDFをしっかりやれば勝てると思いますし、明治の今日の試合とかを見ているとチーム状況もあまりよくはないと思うので、やはり勝たなければいけない相手になってくると思います。なので明日は絶対に勝ちたいと思います。

 

高間アミン

―今日の試合を振り返って
去年の王者に対して、自分たちはチャレンジャーって気持ちで。今までだったら、早稲田だから無理だろっていう気持ちだったんですけど、今回はもう最初から勝ちにいくつもりで行きました。それが結果に出てすごく良かったと思います。

―今回の勝因は何ですか
皆が良い所でゴールを決めてくれたことだと思います。あと、キーパーの1年の仲村も活躍してくれて、それも勝因だと思います。

―攻防の切りかえが速かったですね
そうですね、それも日頃の練習で意識してやって、それが試合に結果として出てとても嬉しいです。

―普段はどんな練習をしていますか
普段は速攻っていうのをコンセプトにやってきたんですけど、それに加えてセットオフェンスを強化するっていう。体育館とか使えない時期もあったんですけど、6対6とかの合わせを重点的にやりました。

―今回の試合で見つかった反省点は
点差が離れてて、最後勝ちが決まった時にふざけてしまって最後まで気を引き締めてやっていきたいと思います。

―反省点をいかして、どんな練習をこれからしていきますか
ラスト数点差とかで負けてる時のシチュエーションとかで練習して、試合を意識した練習をしていきたいと思います。

―今シーズンの目標は
早稲田を倒したからには優勝目指していきたいです。

 

仲村充 

―今日の試合を振り返って
全体的にディフェンスがとても良かったと思います。自分もとてもやりやすい環境でプレーができたので今日は良い試合でした。

―早大と10点差での勝利でしたが
自分たちがこれまで練習でやってきたことができての結果だと思うので非常に嬉しく思います。

―好セーブが何度もありましたが
先輩たちも頑張ってくださっていたので、自分も思いっきりやってやろうと思って、そういう思いきった気持ちでやっていました。

―1年生としてリーグ戦初戦を戦い抜きましたが、前から緊張などはありましたか
緊張はありましたが、試合が始まったらもう緊張はなくなっていました。

―今日の一番の勝因はやはりディフェンスということでしょうか
ディフェンスがあってこその勝利だと思うので、やはりディフェンスですね。

―今季の目標は
このまま優勝できるとは限らないので一戦一戦集中して、それでこのような中でのゲームになればいいと思います。しっかり最後まで集中してインカレ、春リーグで優勝したいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0236 R猪俣は攻撃の中心を担った
  • DSC 0169 R遠藤はミドルシュートで得点を量産
  • DSC 0257 R今シーズン得点源として期待される高間
  • DSC 0111 2 R攻守に活躍した渡邉(右)
  • DSC 0186 Rサイドシュートを決めガッツポーズする立野
  • DSC 0232 Rハイタッチする渡邉(左)と石川
  • DSC 0247 R最上級生としてチームをけん引する北川
  • DSC 0268 R仲村はルーキーながら好セーブを連発した
 

 

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