ハンドボール

【ハンド】2015年関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第8節 対中大 接戦の末に敗北 忍び寄る入れ替え戦の影…

2015年関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 男子1部
第8節 対中央大学
2015年5月10日(日)
国士舘大学多摩校舎体育館

前節4敗目を喫し、いよいよ後がなくなった法大は、リーグ9位と入れ替え戦圏内に沈んでいる中大との一戦に臨んだ。強力なシューター擁する相手に必死のディフェンスで食らいつき、序盤から競り合う展開になるが、試合終盤・勝負どころでのシュートミスが致命傷となり、わずか2点差で敗れた。

DSC 2055 R
昨季得点王・杉岡を徹底マークした竹野(右)

試合結果

トータル試合結果

21
法政大学
11 前半 11 23
中央大学
10 後半 12
 
 

スターティングメンバー

選手名身長ポジション出身校得点
#20 高間アミン(経2) 178 LW 群馬・富岡 5
#7 遠藤由陽(経4) 177 LB 栃木・國學院栃木 5
#26 内門竜之介(経2) 178 CB 鹿児島・鹿児島工業 4
#28 田島走(社1) 175 RB 茨城・藤代紫水 1
#5 竹野恭平(社2) 170 RW 神奈川・法政二 2
#11 渡邉大貴(社4) 181 PP 茨城・藤代紫水 1
#1 仲村充(社1) 180 GK 茨城・藤代紫水 -

 

交代選手

選手名身長ポジション出身校得点
#13 猪俣淳三郎(経3) 168 CB 神奈川・法政二 3
#31 深井亮太(理工1) 180 GK 埼玉・浦和学院 -
#6 秋葉亮太(経4) 180 LB 福島・福島東 0
#15 内野政寛(経3) 178 RB 神奈川・法政二 0
#17 下條輝(スポ健2) 177 RW 神奈川・法政二 0
※LW…レフトウイング(レフトサイド)、LB…レフトバック、CB…センターバック、RB…ライトバック、RW…ライトウイング(ライトサイド)、PP…ピヴォットプレーヤー(ポストプレーヤー)、GK…ゴールキーパー

戦評

 前半、法大はここ数試合と同様に立ち上がりの悪さを露呈してしまう。いきなり中大に4連続得点を許し、今節も相手を追いかける展開で試合が始まる。開始から5分が経ったところで猪俣淳三郎(経3)のシュートで初得点をあげるが、直後に内門竜之介(経2)が2分間の退場となってしまう。しかし、1人少ない2分間を必死に耐え、内門がピッチに戻ってくると試合は徐々に法大ペースに。高間アミン(経2)の速攻、内門のカットイン、遠藤由陽(経4)の強烈なシュートなどで4点ビハインドを2点リードへとひっくり返し試合の主導権を握る。だが昨秋リーグ得点王の杉岡尚樹(大阪・桃山学院)擁する中大も法大ディフェンスの上からシュートを決め、前半残り7分のところで9-9の同点となる。その後、法大は高間のサイドシュートで勝ち越すも、直後にペナルティスロー(以下PT)を与えてしまう。ここで相手エースの放ったシュートを深井亮太(理工1)が素晴らしい反応で弾き出し、相手に流れを渡さない。一気にたたみかけたい法大だったが、前半終了間際にミスから失点し、11-11の同点で前半を折り返す。

DSC 2045 R攻守に渡る活躍でチームの信頼を得ている内門

 後半、立ち上がりは互いに1点を取り合う展開で始まった。中大は9m沿いからのロングシュートやカットインを中心に得点を重ねていくのに対し、法大はサイドから竹野恭平(社2)、キャプテンの渡邉大貴(社4)のポストシュートなどバランス良く得点を重ねる。しかし、後半10分頃から法大にシュートの正確性を欠くシーンが目立ち始めると速攻から3連続で失点し、試合の行方に暗雲が立ち込める。試合時間は残り10分、点差は4点。勝つしかない法大は相手にシュートを打たせない気迫のディフェンスを見せ、ついに1点差にまで迫るが、決定的な場面でシュートをことごとく外してしまう。絶好のチャンスで下條輝(スポ健2)が放ったループシュートはバー直撃。直後に失点し、その後も猪俣のシュートもバー、遠藤のループシュートも相手キーパーにギリギリで掻き出され、ラストプレーとなった高間のPTもバーを叩く。結局21-23で敗れた法大はまさかの5連敗を喫してしまった。

DSC 2067 R法大の精神的支柱である渡邉主将

 試合後、選手の表情には悔しさがにじみ出ていた。敗因は明らかに「シュート精度」。特に後半の勝負所でシュートを決めきれなかった所に今のチーム状況が表れている。また敗れた試合の多くで立ちがりに連続失点を許しており、常に相手を追いかける展開で苦しい試合が続いているのも改善点の一つだ。中大との直接対決に敗れたのは大きな痛手であるが、一方でディフェンスの好調さが伺え、収穫も多い試合ではあった。次節はいよいよ最終・順大戦。敗れれば入れ替え戦圏内へ転落する可能性も含んでおり、勝利が絶対条件だ。法大の運命を握る一戦。まさに「一戦必勝」。チーム一丸となり、最後は勝利を飾って欲しい。(下田朝陽)

監督・選手コメント

佐藤浩 監督

―試合を振り返って
かなり点差が開いて苦しい場面というのがあったのですが、そこでも諦めずしっかり追いついていくことができたというのは法政の今シーズンの戦い方はできていたと思います。結果としては負けてしまい、負けた原因というのは前回から課題となっているシュート、ノーマークシュートですね。入れて欲しいところで決められないというところです。

―オフェンスは弱気になってしまう部分もあったのでは
気持ちの部分もあるかもしれませんが、練習のなかで試合を想定してやれていたのかというところですね。練習と違って試合は(ディフェンスの)当たりが強いからといってシュートコースがぶれてしまったり、想定よりもキーパーが飛んだり出てきたりという時に外してしまうことがあります。とにかくこの1週間でその部分は修正しないといけません。今回はディフェンスから速攻という展開が多く、守備専門で出場している選手が速攻をするというシチュエーションがあるわけで、結局その選手というのは攻撃専門の選手より多少オフェンスが苦手ということがあるのですが、けれど決めなければならないので、残り1週間はそこの部分で攻守両方をリカバリーすることを考えています。

―一方で、ディフェンスは機能していたが
杉岡選手に多少やられるのは仕方ないのですが、その次にやられてはいけないということですね。相手のエースばかりに集中しすぎて、他の選手に取られてしまったら意味がないので、そこの部分もある程度は守れていましたが、簡単にアウトを取られてシュートを打たれてしまったのが何本かあり、それが結局致命的な失点になってしまいました。簡単な1対1にやられるのはというのはまだまだ弱いところですし、そういった部分の2点、3点が勝負に関わってきていますので、そこのディフェンスのコンビネーションですとか、約束事というのをしっかり見直していく必要があります。

―最終戦は入れ替え戦というのも視野に入っての試合となるが
現時点では相手どうこうよりも自分たちのハンドボールができるかできないかというところですね。今日も失点は少なかったかもしれませんが、数少ないチャンスを決め切れなかったので自滅に近い形での負け方ですよね。次の試合はそうならないように確実に決めるところは決めて、自分たちのペースに持ち込まなければならないと思います。どんなに速攻を仕掛けても点が入らなければうちのリードにはならないので、守ったあとのオフェンスの大切さというのをしっかり重要視して改善したいです。

―最終節・順大戦に向けて
リーグ戦の序盤は法政らしい戦い方ができて勝てていたので、最後にもう一度勝って次のリーグに繋がるようにしたいです。

 

竹野恭平

 ―試合を振り返って
勝たなければいけない試合でした。負けてしまってとても悔しいです。

ー相手エースへの対策はあったか
今週はその練習が中心でした。できるだけボールを持たせないっていう意識を統一してやっていました。

―個人の調子は
正直微妙です。まだ緊張して自分のプレーが出し切れてないのと、狭い角度からシュートを打つときにまだ落ち着いてキーパーの動きを見れてないので次の試合ではしっかりと決められるようにしたいです。

―今日の敗因は
ディフェンスは頑張ってたし、キーパーも止めてくれたんですけと自分も含めて要所でシュートを決めきれなかったところが敗因だと思います。

ー連敗が続いているが
最初はチャレンジャーの気持ちが強くて、試合中上手くいかなくてもあまり気が落ちることはなかったんですけど、勝ちを経験してからは少し試合中に焦りとかが出てくるようになってしまっているところが少し変わったと感じています。

―次節に向けて
もっとたくさん決めて勝てるように頑張ります。

 

内門竜之介

―今日の試合を振り返って
今日と来週の試合は勝たないといけない気持ちだったのすけど、アップの時から相手の方が上回っていたような気がしました。

―今日勝たなくてはいけないというのは順位の近い相手だからか
それもありますし、入れ替え戦もあるので今日勝たないと難しい状況になるので。

―今日の敗因は
攻撃の時に決めないといけないシュートを決められなかったり、気持ち的にも焦っていた部分もあって単発になっていたことが一番の敗因だと思います。

―今日はオフェンスでも活躍していましたが、今日の自身のプレーは
右利きなので、シュートが難しいとずっと言われていました。でも決めないといけないので、先週からずっと練習してきて、それを今日は決められたので、そこは伸ばしていきたいと思いますね。

―前半を終えて同点でしたが、後半に向けて監督から指示やチーム内で話し合ったことは
慌てずにしっかり一本ずついこうと話していました。相手の17番の杉岡さんをしっかりマークすることを徹底していたので、そういう面ではマークをしっかりできて得点を抑えられた。ですが、それ以外の人にやられ過ぎたのが反省点だと思います。

―次節に向けて意気込みを
負けられないのでチーム一丸となって頑張りたいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 2055 R昨季得点王・杉岡を徹底マークした竹野(右)
  • DSC 2045 R攻守に渡る活躍でチームの信頼を得ている内門
  • DSC 2067 R法大の精神的支柱である渡邉主将
  • DSC 2078 R今季2回目のPTセーブを見せた深井
  • DSC 2061 2 Rこの日も速攻で得点を重ねた高間
  • DSC 2184 R猪俣はこのプレーで相手の退場を誘った
  • DSC 2225 R体を反らしシュートにいく下條
  • DSC 2047 2 Rチームの主役・遠藤
 

 

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