ハンドボール

【ハンド】2014関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対日体大 強豪校相手に完敗...入れ替え戦回避に黄色信号

関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対日体大
2014年9月20日(土)
国士大多摩

毎リーグ1位争いを繰り広げている強豪校・日体大との一戦。前半はなんとかくらいついたが、後半は終始相手のスピードに翻弄され大差で敗れてしまった。

主将の河本は11得点を挙げ一人気を吐いた

試合結果

25
法政大学
13 前半 17 42
日本体育大学
12 後半 25

戦評

 前半、河本憲汰(経4)が先制点を奪うものの、相手のスピードのある攻めに苦しめられる。3点のビハインドとなるとGK中村祐貴(経3)に代わり大野施文(社1)が出場。すると、GK大野が相手のシュートを顔面で止めチームを盛り上げる。河本の豪快なシュートや遠藤由陽(経3)のループシュートで同点に追いつくが、その後日体大に逆速攻を連続で許し再度点差を広げられる。ここで、序盤にファインセーブを見せた大野がまたも好セーブを連発し、相手に勢いを与えない。この間に高間アミン(経1)や渡邉大貴(社3)が得点し、13-17で前半を折り返す。
 後半、石川雄貴(経2)や河本がシュートを決め、流れを引き寄せたい法大だったが、直後に日体大の猛攻をくらい連続失点を許す。たまらず法大はタイムアウトを要求。河本の積極的なシュートで反撃するも、相手のスピードのある速攻を止めることができない。その後も相手の速い攻撃、守備を攻略できず、終わってみれば25-42と完敗した。

 前半は強豪校相手に善戦を繰り広げたが、後半に入ると日体大のスピードあるプレーで崩されてしまった。さらにそこで「気持ちが折れてしまった」(佐藤監督)ことが大差で敗れた要因と言えるだろう。この敗北で、入れ替え戦回避に後が無くなった法大。学校生活も始まり十分な練習が確保できないと思われるが、課題を克服し気持ちを切り替えて残りの3戦に臨んでほしい。(山崎美香)

コメント

佐藤浩監督

ー今日の試合を振り返って
大差が開いたんですけれども、後半の途中で自分たちのプレーができなくなって逆速攻を連続してくらうという、1番やられたくないパターンに陥ってしまったのが1番のポイントです。そのために大差になってしまいました。さらに問題だと思うのは、少し点差が離れたところで気持ちが折れてしまったことです。声で頑張ろうと言っているけれども身体は動かない、そういったところでちぐはぐになっていってしまったと思います。団体競技としては1番致命的なところが出てしまいました。

ー選手の集中力についてはどのように感じましたか
当然いい加減なプレーをしているとは思いません。しかし、負けているときはもっと前面に出さなければいけないプレーが必要だと思うんですけれども、そういうのが全員に見られなかったという風に思います。

ー日体大の印象
身長が高くなかったので、そういう意味で体格差という部分でのプレッシャーとか不利というのはないと思いました。問題なのはスピードです。速攻のスピードもそうなんですけれども、DFのスピードです。詰める速さ、ボールに対して手を出す速さというプレッシャーに対して慌ててしまって結局そこでパスミスやキャッチミスをして逆速攻に持っていかれました。向こうの速さに今日はやられました。

ー前回の試合から改善できたと思う点はありますか
残念ながらあまり改善できていません。授業が始まってしまって、柿崎がデザイン工学部なので練習に出れない状況です。合わせることができず今日もベンチに入れることができませんでした。やはり、合わせるということを考えると極力固定メンバーで練習をして試合に臨みたかったというのがあるので、今日は柿崎を試合に出すことができませんでした。

ー改善点は
二つあるのですが、一つは試合を想定した練習ができていないという点です。あのような速いプレッシャー、強いプレッシャーに対してきちんと想定したパス回しができていなかったと思います。当然セットの練習はしていましたが、そこまでを想定することはできなかったので、試合の本番で慌ててしまいました。あとは、一番辛いところでの気持ちの部分です。1人でも気持ちが折れてしまうとそこを付かれてやられてしまうので、GK含め7人は気持ちを強く持ち続けてもらわないといけないと思います。

ー次戦に向けて
明日の試合なので、とにかく気持ちは切り替えようということはみんなに言っています。この後の過ごし方というのも重要なので、みんなときちんと会話をして改善していこうと、特に気持ちの面はすぐに改善できることなので、切り替えて試合に臨みたいと思います。 

河本憲汰主将

―今日の試合を振り返って
前半はよかったのですが、後半ですね…。結局は走り負け、けれどただの走り負けではなく、ミスが原因の走り負けでした。セットOFのミスです。(DFへの)戻りは大切なのですが、今日は(DFに)戻れないミスが多すぎました。あとは体力的な差なのか、後半にやられてしまい、相手の速攻を止められなかったのが痛かったです。ミスが多いのと戻りができなかったのが敗因ですね。

今日は10得点と好調でしたが
結構シュートミスとかもあったと思うのですが、自分の得意のランニングシュートやブラインドシュート、その辺が入ったので助かりました。(相手GKとの)相性が良かったのかと思います。日体大に高校時代の同級生(#17 小田中叡人)が出場していたので負けたくないなと思っていつもより気合も入ってました。自分のやりたいことはできたのですが、チームとしてはポストを絡めた攻撃などはできませんでした。自分のプレーは完全に個人技だったので…。他だと相手DFがずれた時に、サイドシュートをしっかり決めることができたのは大きいですね。今は(坂野)翔也(社4)がいないので、サイドもやる機会が増えているので練習もしていて、その成果が少しは出たのかなと思います。また今日は1試合フルで出場できたのでそういった面でも収穫はありましたね。

―主力を欠きながらも、GK大野などサブメンバーが活躍しましたが
やはり柿崎(雅俊)(デ工2)や(坂野)翔也がいない状況は厳しくはありますが、そんな中で控えのメンバーが活躍してくれているのはありがたいです。主力にしろ控えにしろ良い点、悪い点はあると思うので、いかにコートで良いところを出すかがポイントになると思います。大野に関しては、彼は声を出すのでそこは良いポイントだと思います。今日の試合でも止めるところはしっかり止めてくれたので、今後も期待したいですね。

―"17点差"という点について
ハンドボールで流れを掴むには守って速攻が大事だと思うのですが、今日はそれを相手に完全にやられてしまいました。2,3本ポンポンと取られた時に、やはり一つ守った後の攻めで一本取るという強い気持ちを持たないとダメですね。点差がつき始めて焦りが出て、それがミスにつながるという悪循環があるのでそこをどうにかしないといけないです。そこからどうやって粘れるか。気持ちの切り替えという部分ですね。そこが法政はできないので今年、来年、再来年と浸透させていきたいです。

―6連敗し残留争いをする中で、今後最も修正、強化しなければいけないポイントは
今日のような試合は一番やってはいけない試合でした。技術は急に上達するものではないので、コートで自分の持つ力をどれだけ発揮できるかということ、そのために試合までにどれだけモチベーションを高めることができるか、というところが大事ですね。試合当日にモチベーションを最高潮にするのは難しいことです。人によっては何か一言かけてもらうだけでモチベーションもあがったりすると思うので、自分がもっと気を配れれば気持ちの面で楽になれるのかなと思います。

―次の国士舘大戦に向けて
国士舘大は#10 杉田(諒太)がキーマンなので、そこをいかに抑えるかがポイントになってきますね。彼に対して強く当たって相手OFが崩れるのを狙いたいです。OFはシュートを確実に決めることを大事にしていきたいです。難しく考えないでいきたいです。泥臭くプレーしたいです。DFでリズムを作って速攻で攻めていきたいです。

大野施文

ー今日の試合振り返って
僕はそれほど試合に出られる立場ではないので、チームを盛り上げて自分の全力を尽くそうと考えていました。だから入ってすぐに顔面に当たりながらもセーブしてチームが盛り上がった点は良かったと思います。

ーご自身のプレーで良かった点、悪かった点
 良かった点はやっぱり最初の顔面でシュートをセーブしたプレーです。あれで自分もチームも盛り上がることができました。しかし後半の立ち上がりはチームの勢いが失速してしまったのでもう少し盛り上げられれば良かったです。

ー今期通じて1番長く試合に出られましたが気をつけたことはありますか
 ディフェンスにシュートコースを絞ってもらってそこにシュートを打たせる守備での約束事があるのですが、そのシュートは確実に処理したいと思っていました。後半はミスしてしまったところがあったので気をつけたいです。

ー1試合通じて中村選手との併用での出場でしたが
本当は試合に出るキーパー同士コミュニケーションを図って、相手のシュートの特徴などを言い合うべきなのですが今日はあまりできませんでした。次からの課題にしていきたいです。

ー次戦への抱負
 自分は今日みたいにあまり試合に長く出るチャンスは少ないですが、今日の最初のプレーでチームが盛り上がったような雰囲気をいつでも作れるようにしていきたいです。

フォトギャラリー

  • 2014秋リーグ対日体大河本-thumb-160x160-9651
    主将の河本は11得点を挙げ一人気を吐いた
  • 2014秋リーグ対日体大内門-thumb-160x160-9655内門竜之介(経1)は途中出場ながら結果を残した
  • 2014秋リーグ対日体大大野遠藤-thumb-160x160-9652大野(右)の好プレーに声をかける遠藤(左)
  • 2014秋リーグ対日体大渡邉-thumb-160x160-9653チームの柱として活躍する渡邉
  • 2014秋リーグ対日体大長谷川-thumb-160x160-9654フル出場の長谷川良介(社2)
  • 2014秋リーグ対日体大高間-thumb-160x160-9656日体大に負けないスピードを見せた高間
 

 

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