ハンドボール

【ハンド】2014関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対明大 激しい打ち合いの末に敗れる・・・、開幕連敗スタート

関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対明大
2014年8月31日(日)
日大八幡山

初戦を落とし、迎える第2戦の相手は得点王・堤を擁し今春4位の強豪明大。前回の対戦では前半リードしながらもエース坂野が徹底マークされ逆転負けを喫した。今日も春季得点ランキング1位、2位同士、リーグNo.1レフティの座を賭けた熱い戦いが繰り広げられた。

チーム最多の10得点をあげた法大のエース坂野

試合結果

32

法政大学

12

前半

18

36

明治大学

20

後半

18

戦評

 互いにリーグ屈指のポイントゲッターを擁しての戦いとなったこの試合、先取点は法大。エースの坂野翔也(社会4)がけがの影響を感じさせないスピードのある速攻で幸先良く先制する。明大も反撃し、立ち上がりは互角の攻防。すると前半9分、GK柿崎雅俊(デ工2)が好セーブを連発、法大OFもセットプレー、速攻で得点し3点のリードを奪う。しかし自らのミスで失点を重ね、じわじわと点差を縮められてしまう。相手に退場者が出るもそのチャンスを生かすことが出来ない。前半中盤は明大に試合を支配され、ついに逆転を許し4点差をつけられる。タイムアウトを取り立て直しを図りたい法大だったが、春季リーグ得点王の明大・堤由貴の強力なシュートを止めることが出来ず、12対18の6点ビハインドで前半を折り返す。

 春は後半の立ち上がりに不安を抱えていたが、この日は違っていた。高間アミン(経1)や内門竜之介(経1)、長谷川良介(社2)ら下級生の積極的なOFで粘りをみせる。さらに坂野を中心に得点を伸ばし、4点差まで詰め寄る。だが相手も簡単には流れを渡さない。3連続ポイントを許したところで法大が再びタイムアウトを要求。柿崎のファインセーブから流れを掴み、渡邉大貴(社3)、小嶋力耶(スポ2)らの連続得点で追い上げを図る。しかし反撃もここまで。明大が激しい打ち合いを制し、32対36で法大は敗れた。

 開幕から連敗と厳しいスタートとなった。しかし「リーグ戦の得失点差という点では成果」と佐藤監督がいうように、最後まで諦めない粘り強いハンドボールをみせた。後半のスコアは20対18と法大がリードしていただけに前半のミスをいかに減らすかが今後のキーポイントになるだろう。次戦の早大はリーグ3連覇中の絶対王者。対早大戦は2010年秋季リーグ以来、勝利から遠ざかっているが、次の試合では法大らしいプレーでリーグ戦初勝利を挙げてもらいたい。(蟹沢陽司郎)

コメント

佐藤浩監督

―今日の試合を振り返って
スコアで見ると4点差ですので、負けはしましたが長いリーグ戦の得失点差という点では成果だと思います。プレーの面では、自分たちのセットの攻めがあまりできていなく、全体でのフォーメーションやプレーがことごとく明大の高いDFに抑えられてしまいました。全体で(相手DFを)崩したというのはほとんどなかったです。

―選手の方々は昨日からの気持ちの切り替えができていましたか
そこはできていたと思います。

―明大には春得点王の堤選手がいらっしゃいますが、明大の攻撃に対してどのように守っていこうと考えていましたか
春の得点王の堤をどう抑えるかがポイントだったので、そこは守りを厚くしました。あとはフォローですね。厚く守ると他の部分が薄くなるので、そこをいかにフォローできるかもポイントでした。

―昨日の試合と比べて改善された点は
速攻です。昨日は単調に真っ直ぐ走るだけだったので、半分抜けていても手を出されるとパスできないというパターンが多かったです。今日はクロスをしっかり意識してパスをつながるようにしてチャンスにつなげていたと思います。短時間できちんと改善できていたと思います。

―課題は見つかりましたか
セットは守れていたと思いますが、速攻の戻りです。自分たちがミスをしても戻るというのが課題です。高い力を使ってミスを誘ったり、不利なサイド側から打たせたりすることがあまりできていなかったので、引き続きの課題です。

―坂野選手について
安定していて決定力があり、得点を決めてくれたのでとても助かりました。しかし、坂野が速い動きでせっかく相手を引きつけているのに、他の選手が動けていないというところがまた新たな課題となりました。

―次の早大戦に向けて
勝負のポイントで先ほども言ったような課題が勝敗を分けてくると思うので、そこをしっかり直していきたいです。また、つまらないミスは試合の中での集中力や気持ちの部分が強く占めると思うので、上級生がしっかり声を出すように言っています。そういう形で次の早大戦に臨みたいと思います。

河本憲汰主将

―今日の試合を振り返って
今まではリーグ戦終盤になって得失点とかを意識する程度だったのですが、今回の秋リーグの意識としては早い段階で得失点というのも頭に入れておくようにしています。そういった意味で、今日の試合の終盤の粘りは春よりもレベルアップ出来ているのではないかと感じました。終盤に6,7点まで広がると今まではそこからさらに点差をつけられてしまう展開があったのですが、今日の試合とかは要所でタイムアウトを取って、「同点はもう厳しいから、あと3つ取るぞ」などといった声も出ていて、リーグ戦特有の戦い方の必要性も見えてきた試合だったと思います。

―今日の敗因は
4点差で、圧倒的な能力の差だとは思っていないです。ミスからの速攻をされすぎたというのが一番の敗因です。相手の速攻は特に速いのでOFからDFへの戻りというのももっともっと意識しないといけないです。

―河本選手自身今日が秋リーグ初出場でしたが
コートに立って、キャプテンとしてチームを引っ張っていく力がまだまだ足りないです。まだ皆と同じ目線でプレーをしてしまうのでもっとチームを引っ張って行けるようにしないといけないです。

―夏の間に取り組んできたことは
速攻です。"ボールをもらう前の動き"をどうすればいいのか、もらう前に1人かわせば楽に行けますし、DFの裏をついたり、そういうのを含めて一番速攻の練習に励みました。その成果が見えてくればいいのですが、まだまだ遅いです。DFから速攻に行く際にそれぞれの役割があるのですが、そこでのポジショニングがまだ甘いと感じました。そこは今日に限らず課題ですね。

―ポストに多く落としてる場面も見られましたが
やはりセットOFでポストを使わないとバックプレイヤー(フローター)も生きてこないので、出てくるDFに対して当たられているのに強引にシュートにいっても入らないという場面が春に結構あったので、出せる時はとことんポストにパスを出すようにはしています。ポスト(長谷川、渡邉など)も「ここでパス寄越せ」という感じで言えるタイプの選手なので、もっとポストをうまく使っていきたいです。

―秋季リーグでの目標はありますか
一戦一戦全力で戦って、結果的にすこしでも上位にいけたらいいなと思っています。

―期待する選手はいますか
秋はいろいろな選手を出していて、中でもサイドの(高間)アミンですね。彼はセンスがあるので期待していますし、いずれは得点王になってもらいたいですね。

―次の早大戦に向けて
春の試合ではシュートを外しすぎたというのがあるので、やはりシュートを大切にしたいです。相手はフィジカルも強いのでしっかりあたって対応したいです。

坂野翔也

―今日の試合を振り返って
前回の明治戦では前半はリードしていたけれど、後半に逆転を許してしまった。そのため今日は一試合通しての戦いを意識して試合に臨んだのですが、前半中盤以後の失点が痛く、追い付けなくなってしまいました。

―初戦欠場ということで今日が今季初出場でしたが、どういった意気込みで試合に臨まれましたか
自分自身、最後の学生リーグなので、チームに勢いをつけられるようなプレーが出来るよう心掛けました。

―春季リーグではプレー中に熱くなって周りが見えなくなってしまった、という課題を挙げていましたが
その点は意識していました。しかし今日の試合でも前に出ていく姿勢が強すぎてパスが通る箇所でもシュートを打ちに行ってしまったのでその点をもっと改善していきたいです。

―夏に意識して取り組んだことはありますか
夏の練習ではチームとしてずっと取り組んでいるディフェンスから速攻というテーマを元に全員で走るプレーを意識して取り組んできました。

―次の早大戦に向けて
今日の試合のような、試合の流れをチームに戻せないようなミスをなくしていきたいです。そういったミスをなくせば、どのチームとも互角に渡り合えると思うので、その点意識してやりたいです。

内門竜之介

―今日の試合を振り返って
まだスタートではないですが、試合に出たらシュートを決めるという気持ちでやりました。

―収穫はありましたか
昨日今日とブラインドシュートが入ったので、そこをこれからも使っていきたいです。

―反省点はありましたか
自分がマンツーマンのときのDFですぐに抜かれてしまったので、そこをしつこくマークしていればもう少し点数が縮まったのではないかなと思います。

―春季では出場機会がありませんでしたが
練習試合などをやっていく中で、出させてもらったときにそこで結果をとにかく出していこうとして、その結果今季出場することができました。

―この夏やってきたことは
ウエイトトレーニングをしっかりやって、当たり負けしないような体作りをしてきました。

―監督から当たりの強さとシュートの速さが持ち味と聞きましたが、普段意識していることはありますか
OFでは当たり負けしないようにどんどん攻めていこうと。シュートではキーパーをしっかり見て、ズラしながら狙って打つことを意識しています。スピードは自分の中ではまだ遅いと思っています。

―今季の目標は
試合に出たらしっかり結果を残したいと思います。自分はまだ1年生なので、先輩たちの力に少しでもなれるように頑張っていきたいです。

―次の早大戦に向けて
今日の反省点はDFだったので、そこを確認して、次の試合ではDFをしっかりやっていきたいです。

フォトギャラリー

  • 2014秋リーグ対明大坂野-thumb-160xauto-9301チーム最多の10得点をあげた法大のエース坂野
  • 2014秋リーグ対明大内門-thumb-160x160-9302期待のルーキー内門
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  • 2014秋リーグ対明大渡邉-thumb-160x160-9304フローターやポストなど複数のポジションで活躍する渡邉
  • 2014秋リーグ対明大竹内-thumb-160x160-93057mスローを確実に決める竹内光春(経4)
  • 2014秋リーグ対明大長谷川-thumb-160x160-9306坂野に次ぐ6得点の活躍をみせた長谷川
 

 

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