ハンドボール

【ハンド】2017年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第9節 法政大25—24明治大 最終戦でみせた執念の大逆転!昨季を上回る6位でリーグ戦を終える!

2017年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第9節 法政大—明大
2017年9月23日(土)
国士舘大多摩キャンパス

大勢の観客が集まり、独特の緊張感に包まれた会場で最終戦は行われた。対戦相手の明大は現在1勝7敗。後のない相手を前に、前半より攻めあぐねる展開となった。45分時点でついた点差は5点。しかしそこから怒涛の追い上げを見せるとラスト30秒で大逆転。1点を守り切り最終戦を勝利で飾った。これで法大はリーグ戦6位が確定。2008年の秋季リーグ戦以来、実に17季ぶりの快挙を果たした。

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 笑顔で最終戦を終えた

試合結果

トータル試合結果

25
法政大学
11 前半 14 24
明治大学
14 後半 10
 

スターティングメンバー

ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
GK 仲村充 社会3・藤代紫水
CB 山本晃大 スポ健2・大分雄城台 4 19
RB 内門竜之介 経済4・鹿児島工業 0 40
LB 山本祐輝 社会2・浦和学院 5 25
RW 竹野恭平 社会4・法政二 2 12
LW 高間アミン 経済4・富岡 5 46
PP 下條輝 スポ健4・法政二 2 23

交代選手

ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
GK 深井亮太 理工3・浦和学院
GK 大野施文 社会4・法政二 0 0
RB 本田悠也 社会1・大分 1 1
LB 沖山葉太 スポ健3・法政二 1 3
LB 松岡寛尚 経済2・藤代紫水 5 44
PP 黛祐貴 経済3・富岡 0

 

 秋季リーグ 結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月26日(土) 中央大 ●26-37(詳細) 日本大八幡山
2 8月27日(日) 早稲田 ●18-33(詳細) 日本大八幡山
3 9月2日(土) 東海大 〇34-25(詳細) 日本大八幡山
4 9月3日(日) 筑波大 ●29-31(詳細) 日本大八幡山
5 9月9日(土) 日体大 ●28-29(詳細) 国士舘大多摩
6 9月10日(日) 日本大 〇29-28(詳細) 日体大健志台
7 9月16日(土) 順天堂 〇33-22(詳細) 明治大和泉
8 9月17日(日) 国士舘  ●19-20(詳細) 茨城県水海道
9 9月23日(土) 明治大 〇25‐24 国士舘大多摩

 

戦評

4年生最後のリーグ戦は、今のチームがさらなるステップアップするための課題がみえた試合となった。昨季を超える4勝をすべく、現在リーグ最下位の明大と対戦した。
序盤からなかなか得点に結びつけることのできない法大。開始14分でようやくチーム3点目を入れるが明大はその間に5得点を奪っており、ビハインドを負っての展開が続く。法大はフローター陣自らが積極的にゴールを狙いにいくも、相手キーパーの好セーブに阻まれ、その後も苦しい時間が続いた。終盤に意地を見せて得点を重ね、前半を11ー14で折り返す。
 
3点ビハインドで迎えた後半は、オフェンス時にU-19で日本代表に選出された本田悠也(社1)を、ディフェンス時にはチーム内の雰囲気を良くする意味でもひと役買っている沖山葉太(スポ3)を起用した。本田悠を中心にサイドにボールを集め、反撃ののろしを上げる。
45分頃から得点を量産。一時は6点差をつけられていた状態から、相手に一度も得点を許さず、4連続得点で点差を詰め、19-21と僅差の展開に持ち込む。ここで明大がタイムアウト。直後に失点するも、山本祐輝(社2)が連続得点を決め、21-22と1点差に。その後も、深井亮太(理3)の好セーブなどで相手に流れを渡さず、明大の2分間退場につけ込み、PTを高間アミン(経4)がきっちりと決める。この得点で1点差に追い上げると、勢いそのまま、沖山と山本祐が連続で決め、試合時間30秒を残してついにリードを奪う。残された時間を守りきった法大が逆転勝ちを収めた。
 
「上(フローター)の3人が自分が自分がとなっていて、個人プレーが多くなりがちでした。自分と交代した(本田)悠也は、ボール回しを結構やってくれて、それで流れも良くなった」。試合後の内門竜之介(経4)の言葉を借りれば、ボールがフローターに集まりすぎていることが課題として浮き彫りとなった。しかし、本田悠の使った”サイドを使う”ことで新しい法大のカタチが見えた。これは、ベスト4を目指すインカレでの勝利のヒントとなっただろう。(京岡沙寿乃)
 

監督・選手コメント

内門竜之介

―今日の試合を振り返って
最終的に勝てたのでよかったです。でも前半の入りが悪かったのと、点差が追いついた後に、1点差から詰めることができなかったが課題だと思います。

―今日も接戦でしたが、勝ち切れた要因は
今日の試合は4年生の最後のリーグ戦だということで、とりあえず楽しんでやれるようにと、最後は全員で声掛けをしながらできました。あとは、(高間)アミンと(竹野)恭平が両サイドで頑張ってくれたからだと思います。

―後半は出場されませんでしたが
自分の気持ちの問題です。あとは点差が離れて、上(フローター)の3人が自分が自分がとなっていて、個人プレーが多くなりがちでした。自分と交代した(本田)悠也はボール回しを結構やってくれて、それで流れも良くなったので、それをそのまま継続した形です。

―最後のリーグ戦の感想は
絶対に勝って終わりたかったので、チームとして勝てて良かったです。個人としては少し納得がいっていないところもあるので、インカレへ向けて切り替えていきたいです。

―リーグ戦全体を振り返って
最初の2戦で、ああいう負け方をしてしまった後に切り替えて、次の試合に臨めたというのが一番大きかったと思います。日大戦など、春に点差を離されて負けたチームに勝てたのは、練習でやってきたことが良かったのかなと思います。

―今後の課題は
ディフェンスがよくなかったら点が取れないので、ディフェンスをもっと強化して、守って走れるチームにしていきたいです。

―インカレへ向けて
インカレは1年生の時に1回しか勝てていません。今日の試合に勝ち、これで関東6位というこになるので、全国に十分通用すると思います。壁を越えられるように頑張りたいです。

高間アミン

ー今日の試合を振り返って
春に明治に負けていて、自分たちの中で苦手意識があったので、チームで分析班というのを作り、そのメンバーで相手のビデオを見て対策を練って挑みました。でも立ち上がりが悪く、相手の雰囲気に飲まれてしまいました。自分たちのプレーができなかったという印象はあります。

ー最後のリーグ戦でしたがどのような気持ちで臨みましたか
最後というのはわかっていましたが、意識してもあまり意味がないと思っていたので、いつも通りのプレーをしようという気持ちで臨みました。

ー前半で苦しんだ印象を受けましたが、後半に向けてチームの中ではどのようなことを話しましたか
終わってしまったことはしょうがないので、悪かったところをしっかりと修正して、後半は出だしからしっかりいこうという話はしました。

ー大事な場面でPTを2本決めました
最後のPTは緊張したんですけど、いつも通りできたかなと思います。

ー逆転のゴールは高間選手が決めましたが、決まった時の気持ちは
決まった瞬間は嬉しかったですけど、ボールを持ったら一回止めるという話をしていました。決まったから良かったのですが、止めずにいってしまったことはあまり良くなかったかなと思います。

ーリーグ戦全体を振り返って
最初の2戦がひどかったのですが、そこからキャプテンや副キャプテンと話し合ってうまく立て直せたかなと思います。

ーインカレに向けての意気込みをお願いします
インカレは最初でダメだったらそこで終わりなので、そうならないように細かい部分を修正していきたいと思います。個人的には秋リーグのシュート決定率があまり良くなかったので、その部分を普段の練習から意識してやって行きたいと思います。

竹野恭平

―今日の試合を振り返って
前半は相手にずっとリードされていたんですけど、僕は最後に勝つことを信じていました。粘りきれたので狙い通りです。
前半の立ち上がりは左利きの宮崎大樹に点を入れられまくって、みんなが彼に熱くなりすぎました。
ただ後半では、サイドが全然やられていなかったので、サイドから仕掛けていって崩していくことができました。ゲームが進むにつれて、キーパーとディフェンスが相手に対応でき、シュートを何回も止めれるようになりました。そこで波に乗れたのがよかったです。

―逆転勝ちが多かった今季について
逆転勝ちが出来た、という表現よりも前半に点を取られて、後半に追い上げる試合展開になってしまう、と言った方が正しいような気がします。
その原因というのは、チームの雰囲気がディフェンスから良くなっていないことですかね。ディフェンスがすごくいい状態なのに盛り上がれないというところが今の課題です。
今はディフェンスではなく、オフェンスでは盛り上がっているので。
これができたら、逆転勝ちよりも前半から点差をつけて勝てると思います。今日みたいな苦しい展開にはしないようにしたいですね。

―大学生最後のリーグ戦でしたが
1番に思ったのが「後悔しないように」でした。(内門)竜之介やほかの4年生とも話していたんですけど「『最後は4年生のせいで負けた』って言われるくらい後悔しないようにプレーしよう」って言いあっていました。
僕個人としては、今日の試合中「あと40分で人生最後のリーグ戦が終わるな」とか考えてました。

―インカレでは
ベスト4は狙えるんじゃないか、と思います。課題としてはオフェンス力の強化ですね。選手1人1人の能力は高いですけど、コンビネーションが前半でかみ合っていないところがあると感じています。あと、中盤で必要なのはサイドを生かすこと、特に(高間)アミンにもっとボールを渡せるようになればいいですね。今は真ん中の3人がボールを持っていることが多いのでもっとコートを広く使えたら、もっといいと思います。

―人生最後となるインカレへの意気込みを
新時代を築けるように頑張ります!

下條輝

―今日の試合を振り返って
最初は勝たなきゃという思いが強く、バタバタしてしまって5点差まで開いてしまいました。でも最後は4年生が中心となって全員で勝ちにいこうという気持ちが相手を上回り1点差で勝てたので、よかったと思います。

―今日のリーグ戦最終戦でした。試合前の心境は
最後なので悔いの残らないようにプレーしていこうと思ってました。

―大逆転勝利のターニングポイントは
4年生がダメだった時に、下級生が中心となり盛り上げてくれて流れを変えてくれました。4年生が背中を押す形でチーム一丸となってプレーできたということが逆転につながったと思います。

―今季のリーグ戦全体を振り返って
第1週があんな試合だったからこそ、残りの試合で大量リードで勝ったり、苦しい試合も接戦に持ち込むことができたりしたと思います。これは今までの法政にはない力です。この力をつけることができたというのは後輩たちの来年以降のリーグ戦での自信につながると思います。

―4年生の下條選手にとっては今日が大学最後のリーグ戦でした。4年間のリーグ戦を振り返って
僕が試合に出られるようになったのは主に4年生になってからですが、この1年はスタートから自分の仕事をしっかりできたかなと思います。

―11月に行われるインカレに向けて一言
リーグ戦の勢いをそのままにインカレでも上位進出できるように頑張っていきたいと思います。

―インカレの目標は
まずはベスト4目指して、その勢いのまま優勝も狙っていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • IMG 3189 R体勢を崩しながらシュートを放つ下條
  • IMG 3394 R今試合フル出場の竹野
  • IMG 3342 R山本祐は5得点を挙げチームの勝利に貢献
  • IMG 3001 Rジャンプシュートを放つ山本晃
  • IMG 3413 R重要な場面でのPTを決めた高間
  • IMG 3288 R本田悠は冷静なパス回しでチームを立て直す
  • IMG 3118 Rディフェンスから流れを引き寄せた沖山
  • IMG 3356 Rベンチも一体となって試合を盛り上げた

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