ハンドボール

【ハンド】2014関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対国士大 後半失速、痛すぎる7敗目

関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対国士大
2014年5月11日(日)
国士大多摩

リーグ戦も残るはあと2試合。迎える相手はここまでリーグ戦最少失点を誇る国士大。負ければ1部残留に黄色信号がともる大一番。前回からスターティングメンバーを入れ替えて臨んだこの試合、前半は互角に競り合うが、後半にペースを崩してしまう。果たして勝利をつかむことはできたのか・・・

試合開始直後から出場を果たしたルーキー高間

試合結果

25
法政大学
12 前半 14 34
国士舘大学
13 後半 20

戦評

 前半は上々の立ち上がり。先制点こそ国士大に奪われるものの、すぐさま遠藤由陽(経3)が速攻で得点し反撃する。序盤は取ったら取られのシーソーゲームで、白熱した試合展開を見せる。しかし、1点リードで迎えた前半12分、立て続けに得点され逆転を許してしまう。それでも小嶋力椰(スポ2)が強引にシュートを決めると、それが相手をファールを誘い国士大に退場者を出させる。攻勢に出たい法大だったが、この好機を生かせず再び連続失点を喫し、3点のリードを許したところで法大がタイムアウトを要求する。タイムアウト明け直後に再び国士大が退場者を出すと、この試合レフトサイドで出場したルーキーの高間アミン(経1)がシュートを決める。ここで勢いを取り戻したかに見えたが、その後は4連続でシュートを外すなど波に乗りきれない。終了間際、渡邉大貴(社3)のポストプレーなどで得点し、12-14で前半を終える。

 後半も先取点は国士大。しかし好調な高間のサイドシュートや今春季リーグ戦得点ランキング2位の坂野翔也(社4)のブラインドシュートで応戦する。だがペースは徐々に国士大へ。法大のミスが重なり4連続得点を許してしまう。さらに小嶋が退場となり、ピンチは続く。確実にシュートを決める国士大に対し、ミスが目立った法大。後半20分には点差を6点にまで広げられてしまう。その後、後半2度目となるタイムアウトを要求し立て直しを図るも、リーグ最少失点の強力国士大DFを崩すことができない。集中力の切れた法大はミスから速攻などで失点を重ね、終わってみれば9点差の25-34で敗れた。

  前半は互角の戦いだったがゆえに悔しい敗戦となった。この敗戦で1勝7敗となり法大は入れ替え戦圏内の9位に転落。厳しい状況に立たされることとなった。また、この試合ではエースの坂野がわずか4得点に留まり、得点王争いから一歩後退。しかし、高間や小嶋、石川雄貴(経2)ら下級生の活躍も見られ、今後にも期待が持てる。最終戦の相手である桐陰大はここまで全敗だが、残留争いを繰り広げる両校の激突は非常に厳しい戦いとなるだろう。最後の一戦に勝利し、1部残留を決めてもらいたい。 (蟹沢陽司郎)
 

コメント

佐藤浩監督

ー今日の試合を振り返って
ミスが全てです。パスミスなどもあったのですが、一番大きかったのはDFのミスです。相手の単純な1対1を守れずに、そのままシュートまで行かれてしまうというところです。その中でDFが高い位置に出ていれば、抜かれても周りのカバーでもう少し角度のないサイドシュートなどで勝負ができたのですが、(国士大の)エースプレイヤーに対して前に詰めないで低い位置で抜かれてそのまま真ん中を割られるというパターンが結局最後まで修正できず、点差がどんどん開いていくという形になってしまいました。それで何が起こるかというと、守れていないのでまず速攻ができなくなってしまいます。相手は背の高いチームなので、セットで攻めあぐねるというのは当然わかりきっていたので、高い位置のDFから速攻でいこうということを言っていたのですが、結局それができていませんでした。今日の試合で大差がついてしまった原因というはそこに尽きるかなと思います。

ーDF専門の北川誠人(経3)選手と石川選手を起用されていましたが、相手のOFのどういったところを警戒していましたか
やはり(国士大には)大きい選手がいたというのと、センターバックがフェイントのキレる選手だったということで、0-6DFで守れない場合は1-5DFで石川をトップにして高い位置から潰していくという形にしていったのですが、センターを守れたとしても次の2枚目が守れないという形になってしまいました。狙いは当たっていたのですが、やらなければいけない1対1のDFというのができていませんでした。

ー高間選手をサイドで起用されていましたが
最近調子がよかったということと、本来はレフトバックのポジションなのですが、シュートが器用でキレもあるのでサイドで使って、いざとなれば上に回っても打てるということで起用しました。本来であれば嶋大介(スポ4)とかを使うのですが、相手が大きいということで彼を起用しました。それでしっかりとサイドシュートもたくさん決めてくれたのでよかったです。

ー後半一気に崩れてしまいましたが
前半からその兆候はあったので、しっかりしていこうと言ったにもかかわらず結局修正ができずというところです。そこは試合の中で言っても修正ができないということは、きちんと練習の中で連携ができていない。1対1で抜かれても個人が悪いというわけではなく、抜かれたあとに後ろがどうするんだというところが練習でも徹底されていなかったので、試合で不安になって下がってしまう。そして下がってしまうと誰もカバーができない。そんな悪循環でした。

ー法大の良かった部分はありましたか
今日は残念ながらチームとして良いところというはありませんでした。ただ、さきほども言ったようにサイドの高間アミンが一人頑張ってくれたことは評価できると思います。

ー次の桐陰大戦に向けて
今日の悪かったDFの1対1ですね。けれど1対1をただ頑張れというわけではなく、1週間で1対1が守れるようなチームプレーで良いDFをしなくてはいけないということは指示をしていますので、そこを修正してしっかり勝ちに行きたいと思います。

石川雄貴

ー今日の試合を振り返って
試合の中でミスを修正できませんでした。前半競っていたのですが、後半では前半やられた所と同じミスをして、やられてしまいました。

ー後半点差を離されてしまったことについては
同じサイド同士でカバーしきれなくて、DFとOFが一人一人孤立してしまいました。それが続いて、全員でハンドボールできていなかったという感じです。シュートも個々に打ってしまって、チームで形を作っていくプレーがなかったので、そこが悪かったと思います。

ー気持ちを切らしてしまった面もありましたか
そうですね。5点差の時点ではベンチで「まだいけるぞ」という雰囲気もありましたが、プレーしている人はだんだん気持ちも切れてしまい、DFの戻りも遅くなったりしました。

ーDFで起用されることが多い石川選手ですが、いつもどんなことを意識していますか
自分が出るのはほとんどDFだけなので、人の倍以上は絶対動くようにしています。もちろん自分のところは絶対に守り、他の選手がミスしたところもカバーもいけるように、常に足を動かすことを意識しています。

  ー今日はOFでも1点決めました
はい。貴重な1点です。いつもあまりOFに参加しないので。

 ー次の試合に向けて
次の試合は今までで1番大事で鍵になってくるので、あと1週間で雰囲気を変えていきたいと思います。実力とかではなく雰囲気だと思うので。あとは気持ちを切らさないで、絶対勝ちます。 

高間アミン

ー今日の試合を振り返って
後半の入りが良くなかったです。いつもの試合と同じような展開になってしまいました。

ー後半のタイムアウトではどんなことを話し合いましたか
流れが悪かったので、ここの流れを変えようということと、「気持ちを切らすな」と言われました。

ー今日の試合で6点決めたことについて
前半は良かったのですが、後半は相手に対応されてしまい、決められないことも多かったです。シュートは常に思いっきり打っていこうと思っています。

ー試合に出ている1年生として思うことはありますか
先輩に迷惑かけないようにということと、1年生なので積極的にプレーしていきたいと思っています。レギュラーとして定着することが目標です。

ー次の試合に向けて
絶対勝ちたいです。

フォトギャラリー

  • ハンド2014春国士アミン R
    試合開始直後から出場を果たしたルーキー高間
  • ハンド2014春国士パス201 R-thumb-160x160-8669渡邉(左)から遠藤(右)へのパス
  • ハンド2014春国士パス202 R-thumb-160x160-8670サイドシュートを決めた後の石川
  • ハンド2014春国士坂野 R-thumb-160x160-8672サイドシュートを決めた後の石川
  • ハンド2014春国士小嶋 R-thumb-160x160-8673積極的に攻め込んで行く小嶋
  • ハンド2014春国士斎藤 R-thumb-160x160-8674後半から途中出場した斎藤
  • ハンド2014春国士柿崎 R-thumb-160x160-86717mスローを見事止めた柿崎
  • ハンド2014春国士渡邉 R-thumb-160x160-8668相手DFを押し切りシュートを打つ渡邉
 

 

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