ハンドボール

【ハンド】平成25年度全日本学生ハンドボール選手権大会 残り3分で逆転許す まさかの初戦敗退

平成25年度全日本学生ハンドボール選手権大会 対 名城大学
2013年11月23日(土)
小瀬スポーツ公園

今シーズン最終戦となるインカレが開幕し、1回戦で名城大と対戦。前半を3点リードして折り返すが、後半になるとミスが目立ちはじめ、逆転負けを喫した。「1つでも多く試合をしたい」(天谷・社4)と臨んだが、無念の初戦敗退となった。

逆転負けを喫し肩を落とす選手たち

試合結果

トータル試合結果

24
法政大学
13 前半 10 27
名城大学
11 後半 17

戦評

最初に流れをつかんだのは法大だった。名城大のシュートをGK#1柿崎(デ工1)が止めると、主将#15松浦(経4)がロングシュートで先制点を奪い、幸先の良いスタートを切る。しかし、その後は果敢にシュートを放つも、相手DFに弾かれ、得点できない状況が続き、中盤には3点のリードされる。さらに2分間退場者を出してしまい、悪循環が続くと思われたが、ここで法大が奮起。#15松浦や#13坂野(社3)のシュートや#3渡邉(社2)のパスカットが決まり、同点に。流れは完全に法大へ傾き、3点リードで前半を折り返す。

後半、いきなり名城大の怒涛の攻撃にあうものの、守護神・#1柿崎が連続して好セーブを見せる。OFでは#9天谷のポストシュートや#13坂野の速攻でリードを守るが、11分過ぎになると「悪いところが出てしまった」と#11河本が言うように、チャンスでシュートが決まらない。15分に同点にされ、タイムアウトを要求し悪い流れを断ち切ろうとするが、名城大の勢いを止めることはできなかった。連続でポイントを決められ、残り3分で逆転を許した。最終的に24-27と惜敗を喫し、初戦敗退となった。

今大会はシーズン最後の大会となり、これで4年生は引退を迎える。今年のチームの特徴は「攻撃のチーム」(#15松浦)。しかし、この試合では好調の場面も見られたが、最終的に攻め切ることができず、悔いの残る試合になった。
これからは新体制が始まる。来シーズン、後輩たちは4年生の意志を受け継ぐとともに、この一年間を通して気づいた改善点を一丸となって克服し、より良いチームになることに期待する。(山崎美香)

選手コメント

松浦慶介 主将(経4:高岡向陵)

―今日の試合を振り返って
前半は良くてその流れで後半も通せたら今日は勝てた試合だったので、後半に相手のペースにされたのが今日の敗因だったと思います。

―途中相手DFにマークされる場面が見られましたが予想はしていましたか
そういう可能性はあるなとは思っていました。

―そのときの対策はしていましたか
対策っていうことはあまりしていなかったですけど、リーグでもよくあったことだったので大丈夫だろうと思っていました。

―4年生にとって最後の大会でしたが、どのような意気込みで臨みましたか
今年一年間はキャプテンとしてチームのこととかたくさん考えてやってきて。チームのこと考えてないわけではないですけど、最後の試合は自分の悔いのないようにやれたらなと思いながらプレーしようと思いました。

―入れ替え戦が終わってからインカレまでの期間はどのようなことに取り組みましたか
課題だったDF練習と、体力が無かったので走ったりしました。

―1年間を振り返って、4年生の立場は今までとは違いましたか
そうですね。キャプテンはチーム全体を見たりチームを背負ってやるしかないですけど、3年生の時は全体のうちの1人で、それから全体を見る側に変わった感じです。

―キャプテンになることが決まった時不安はありましたか
キャプテンっぽい感じではないので、最初は正直不安しかなかったです。ちゃんとできるかなって。今までキャプテンをやってきてなかったので不安でいっぱいでした。

―苦しかったことはありますか
チームが負けてその原因は分かってても、それを改善する知識が自分やチーム全体的になかったので、どうしようってなった時にどうしようもできないってなって。それが負の連鎖みたいになって追い詰められたというのはあります。

―逆に嬉しかったことや、主将にやりがいを感じたことはありますか
自分の思い通りにやれたのでそれはやりがいがあったのかなとは思いますけど、それよりも大変なことの方が多かったですね。

―去年と比べて今年のチームはどのようなチームでしたか
みんな攻撃が好きなので攻撃のチームですね。DFはできないですけど。速攻とOFはガンガンやりたい派だったので特攻系です(笑)

―主将としてどのようにチームを引っ張っていきましたか
自分はあまり怒ったりするタイプではないので、自分が自主練とかして背中で示す感じです。

―後輩に伝えたいことはありますか
今年のダメだった部分は本当にあると思うので、それは簡単に口では言えないですけど、そういう失敗を後輩に繰り返して欲しくないのでそこは伝えたいなと思います。頑張れとか言うだけなら改善とかできないと思うので、次期キャプテンには自分がキャプテンになって色々感じたこととか、全体を見てる分見えることも多かったので、自分失敗したなって思うことは全部伝えられたらなと思います。

―どんなチームになっていって欲しいですか
法政は指導者がいないということでマイナスといえばマイナスなんですけど、その分自由にはできるので、自由にやりつつ、だらけたりする部分がなくなれば本当にいいチームになると思います。来年はチームひとつになって勝とうという気持ちを共有すればだらけるのも無くなると思います。それができるチーム、自由だけどだらけないチームになってくれればなと思います。

―応援してくれた方々へ一言お願いします
応援してくれた人がたくさんいて、(去年の)4年生とかも試合を見にきてくれたりメールくれたり。親たちにも感謝しているんですけど、それに応えられなかったので悔しいというか心残りです。法政の父兄とかOBの先輩方は本当に気を遣ってくれたので、その気持ちに応えたかったです。4年間応援してくれた人たちには、本当にありがとうございましたと伝えたいです。

天谷誠克(社4:藤代紫水)、石井政樹(経4:法政二)、綿引駿(社4:法政二)

―今日の試合を振り返って
石井:正直負けるとは思っていなかったです。悪いところが出てしまってそれを修正できなかったです。
天谷:最後5分で相手が退場したときに、点を取れなかったので…。チャンスを活かすことが出来なかったところが敗因だと思います。
綿引:熱くなりすぎた部分もあったと思います。

―4年生はこれで引退ということですが、どのような思いで臨まれましたか
天谷:一勝でも多くすることは目標だったんですけど、実力を出し切れなかったです。
石井:2回勝って、早稲田と当たって、そこでどういう試合ができるかというのをイメージしていました。
天谷:今日勝ちきれなくて悔いが残りますね。

―4年間を振り返って
石井:楽しかったです。周りも良い人たちが多かったです。
天谷:楽しかったですね。
綿引:段々チームも良くなってきて、そのなかでハンドボールをやれて楽しかったですね。

―印象に残っている試合はありますか
天谷:去年秋の東海大戦ですね。4年生がほとんど出れなくて、ほぼ新チームで臨んだ試合でした。同点まで追い付いて、一番いい試合をできたと思います。凄く印象に残っています。あと今年春の東海大戦も負ければ入替戦の試合で勝つことができたので、それも残ってますね。

―ハンドボールは続けられますか
天谷:続けないです。寂しいですね。悔いがあります。
石井:続けないです。でも、ここまでやってこれて良かったと思っています。踏ん切りがつきました。
綿引:続けないです。やれて良かったです。

―新チームになっていきますが、どんなチームを目指して欲しいですか
石井:今日のような勝てる試合を落とさないようにしてほしいです。
天谷:勝てた試合が多くて勝てた試合を負けてしまうという決定力が不足しているので、そういうところが法政の甘さだと思うのでその部分を頑張って欲しいです。

―今日もたくさんの方が応援にきていますが、法大ハンドボール部を応援している方に一言お願いします
天谷:ほとんどの試合に来てくれてありがとうございます、という気持ちが大きいです。石井:差し入れなど持ってきて下さったり、色んな人に支えられているなというのを感じました。
綿引:本当に感謝です。ありがとうございます。

河本憲汰(経3:法政二)

―今日の試合の前半をを振り返って
先制点を取っていい形で入れて。前半は雰囲気も良かったです。序盤はリードされるところもあったんですけど、点差は気にしないで「いつも通り」って考えてやりました。

―後半を振り返って
序盤はよかったんですけど、決めるべきところで決めきれないっていう法政の悪いところが出てしまったなって思います。

―インカレが今シーズン最後の大会となりましたが、どのような意気込みで臨みましたか
自分ではそんなに重く考えていなくて。緊張したんですけど、いつものリーグ戦と同じ気持ちで臨みました。

―今シーズン、出場機会も多くなりましたが、振り返っていかがでしたか
試合に出るようになって、だんだんと試合慣れしてきて。そのなかでこのインカレには臨めたと思います。目立った活躍はできなかったんですけど、今シーズンのこの経験を、来年自分たちの代で活かせればと思います。

―攻撃の要である松浦選手が抜けてしまいますが
松浦さんがいなくなって、ロングシュート打てる人がいなくなってしまうので、早いパス回しでずらすことを多くしていかないといけないと思います。

―来シーズンはキャプテンとしてチームを引っ張っていきますが、どのようなチームにしていきたいですか
プレーでも引っ張っていくのはもちろんなんですけど、1人ひとりに声をかけてしっかりコミュニケーションをとっていきたいです。言いすぎかもしれないですけど、練習以外も学年超えて全員としっかりコミュニケーション取れればいいです。
 

渡邉大貴(社2:藤代紫水)

―本日の試合を振り返っていかがでしたか
勝てた試合というのがまずあって、内容もそんなに悪くなかったので、(試合が)終わったときはちょっと信じられなかったです。

―4年生にとって最後の大会でしたが、どういった気持ちで臨みましたか
最後の舞台なので、僕たち下級生が雰囲気をつくって、4年生にいい形でプレーしてもらおうと臨みました。

―前半リードしながらも、後半逆転されてしまいましたが、何か敗因はありましたか
最後のシュートを外したから負けたとかではなく、その前からきっちり決めなきゃいけないところ外したり、リードしている場面で退場者を出してしまったり、無駄が多かったです。

―渡邊選手自身よかった点、課題点ありましたか
名城大はウエイトトレーニングをしていて、筋力の差があるのですが、その分(法政は)機動力で張り合えたのは良かったです。課題としてはミスが多いことで、パスミスなりシュートミスがあるので、そういうところのミスを少なくしていきたいです。

―来季からの新チームでの目標や方針等ありましたらお願いします
まとまりのあるチームにしたいです。

―来年の春季リーグ戦での目標をお願いします
少なくとも中間より上を狙っていきたいです。

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