【ハンド】関東学生ハンドボール秋季リーグ入替戦 対 駿河台大学 猛追逃げ切り、一部残留!!
関東学生ハンドボール秋季リーグ入替戦 対 駿河台大学
2013年10月13日(日)
国士舘多摩
一部残留をかけた入替戦の相手は二部・2位の駿河台大学。前半を2点差で折り返し、後半は一時最大7点差をつけるなど試合のペースを掴んだかに見えたが、終盤に駿河大が猛追。1点差に詰め寄られるが、辛くもこの反撃を逃げ切り一部残留を決めた!
試合結果
26 法政大学 |
15 | 前半 | 13 | 25 駿河台大学 |
---|---|---|---|---|
11 | 後半 | 12 |
戦評
前半#7遠藤(経2)が先取点を挙げると、その後#15松浦(経4)、#13坂野(社3)が次々と得点を挙げリードを保ったまま試合を展開していく。しかし、前半残り5分を切ったところで相手に4連続で得点を決められ点差を詰められると、前半を2点差で折り返す。
後半に入り4連続で得点を挙げ相手を引き離しにかかるが、5分台に#15松浦、#7遠藤が同時に2分間退場となってしまう。だが、この2分間の間に得点を与えなかった。 #21柿崎(デ工1)の好セーブをはじめこのピンチに全員で対処していく。この流れのままにその後もシュートを決めると、後半10分が経ったところで最大7点差をつけ、試合の流れを掴んだかのように思われた。しかし、一部昇格に懸ける駿河大の執念が徐々に法大を追い詰めていく。終盤20分以降、相手の猛追が忍び寄る。パスカットからの速攻等を決められ徐々に点差が詰まっていく。相手の流れにのみ込まれたくない法大もゴールに攻めるが、好セーブ等に阻まれ得点することが出来ない。29分台後半にシュートを決められると気付けば1点差に。だが、残り時間も少なく試合終了。辛くも反撃を逃げ切り、一部残留を決めた。
後半は退場者を多く出し厳しい試合展開にもなった。しかし敗れれば二部降格となってしまうだけに、1点差でも勝利を手にしたことは大きい。入替戦を終え、残すはインカレのみとなった。4年生にとっては最後の試合であり、チームにとっても集大成となるだろう。秋リーグを通し見えた課題を克服し、一つでも上を目指してもらいたい。(武藤海)
選手のコメント
松浦慶介 主将(経4:高岡向陵)
―今日の試合を振り返って
今日は退場が多かったので、それで流れが崩れてしまうところがあったので、退場しないようにやっていければもっと点差は開けたのかなと思います。
―どういったことが退場に繋がってしまったと思いますか
足が動いてなかったとか、アツくなりすぎて冷静さを失ったことで退場者が出てしまったのかなと思います。
―接戦になることは予想されていましたか
入れ替え戦とかって実力差があっても接戦になることが多いので、こういう展開はあるとは思っていました。
―リーグ戦を終えてから二週間どういった練習をしましたか
課題だったDFを中心にしました。あと、練習のときから気持ちをいれて集中してやることを意識しました。
―勝因は
みんなすごい気持ちが入っていたのと、退場したときも点をとることができたのが大きかったのかなと思います。
―改善点はありますか
DFも戻りも全然できていなくて、攻撃もできているわけではないんですけど、メインはDFと速攻です。
―一部残留が決まって率直な気持ちを教えてください
キャプテンとして(2部に)落ちるのは嫌だったので、すごくホッとしています。
ーインカレに向けて
今言った改善点を直して、一勝でも多くできたらいいなと思います
坂野翔也(社3:藤代紫水)
―今日の試合をふり返って
とりあえず、勝ててホッとしています。法政が退場者をだして、苦しい場面もあったのですが、なんとか勝つことが出来てよかったという思いが本当に強いです。
―駿河台大学の印象はいかがでしたか
相手はエース(レフトバック)の選手がキーマンで、シュートも結構打ってきたりして、OF力があるというのと、DFは高めでプレッシャーが強かったなというのが印象です。
―最大7点のリードから最後は1点差まで詰め寄られましたが
7点リードした際に相手がタイムアウトをとって、その時に全員で「もう一度ここをしっかり締めていこう」というふうに話していたのですけど、そのいい流れが退場者をだしてしまったことで崩れてしまって、点差を縮められてしまい、相手に流れをもっていかれてしまったので、そこは反省すべき点だと思います。それでも1点差で勝てたことは、法政ハンドボールチームにとって本当に良かったと思います。
―良かった点はありますか
最後まで60分間通して走りきれたことはよかったです。
―課題点はありますか
退場者が出て、自分はコートに残っている時に、もっと声をかけたり盛り上げていったりする気配りが足りなかったことです。
―前回の国士大戦から2週間、どのようなことを意識して練習に取り組んできましたか
秋季リーグで法政はDFが課題ということをずっと話していたので、この2週間はDF中心に、一つ一つ細かいところから全員で話し合って取り組んできました。
―インカレに向けて一言お願いします
インカレまでの時間は限られているので、一日一日を無駄にせず、全員でしっかり盛り上げて、4年生にとっては最後の試合になるので、勝利して思い出に残る試合にしたいし、笑って終われるよう頑張っていきたいです!