硬式野球
 

【硬式野球】日米大学野球選手権大会 第2戦 投手戦制し、1勝1敗に

日米大学野球選手権大会 第2戦
2013年7月7日(日)
松山・坊っちゃんスタジアム

今大会黒星スタートとなった日本代表。第2戦は法大から3番・セカンド河合、7番・レフト大城戸が先発メンバーに名を連ねた。緊迫した試合であったが八回のチャンスをものにした日本代表が、強力なアメリカ打線を0で抑え、この試合を制した。

2013070821
貴重な追加点をあげた大城戸

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
0 0 0 0 0 0 0 4 0 4 8 0
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1

(日)○山崎福、山崎康‐嶺井
(米)フィナガン、●モリソン‐グレイナー

打撃成績

打順位置選手
1 (5) 藤 岡 4 0 0
  H 峰 下 1 0 0
  5 西 浦 0 0 0
2 (6) 三 木 5 2 0
3 (4) 河 合 4 1 0
4 (D) 梅 野 3 0 0
5 (8) 中 村 2 0 0
6 (3) 3 1 3
7 (7) 大城戸 4 3 1
8 (9) 江 越 1 0 0
  H9 吉 田 2 0 0
9 (2) 嶺 井 2 1 0

 

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点
山崎福 7 5 5 7 0
山崎康 2 0 3 0 0

 

代表選手

11 六埜(4年=東海大) 10 梅野(4年=福岡大) 2 中村(3年=早稲田大)
14 大瀬良(4年=九州共立大) 22 嶺井(4年=亜細亜大) 7 峰下(3年=近畿大)
18 杉浦(4年=國學院大) 27 石川(4年=國學院大) 4 大城(2年=立教大)
19 関谷(4年=明治大) 12 坂本(2年=明治大) 5 藤岡(2年=亜細亜大)
15 山崎康(3年=亜細亜大) 1 三木(4年=上武大) 9 大城戸(4年=法政大)
17 山崎福(3年=明治大) 3 河合(4年=法政大) 24 江越(3年=駒澤大)
21 石田(3年=法政大) 6 西浦(4年=法政大) 26 吉田(2年=青山学院大)
16 田中(2年=日本文理大) 25 岡(4年=明治大) 8 水本(1年=亜細亜大)

アメリカ打線を封じ、初勝利!

この日のアメリカ代表の先発は左腕フィナガン。150kmを超える速球を武器に、立ち上がりから危なげない投球を披露する。それに対し、日本代表の先発投手・山崎福(明大)は初回から1死満塁のピンチを招く不安定な立ち上がり。このピンチの場面ですかさず善波監督が間合いをとると、1戦目に2本の安打を放ち好調なシュワーバを空振り三振、6番トラビスを二ゴロに打ち取り、初回のピンチを何とか逃れる。その後も山崎福は走者を塁には出すものの、得点圏にランナーを置く場面では本来の力を発揮し無得点に抑える。

両投手の好投とレベルの高い守備もあって、7回終了時までスコアボードには0が刻まれていく。試合が動いたのは八回表。先頭打者の三木(上武大)が中前安打を放ち、続く3番河合が犠打をきっちり決め、得点圏に走者を進める。4番・梅野(福岡大)は敬遠、5番・中村(早大)は死球で1死満塁となり、このチャンスでバッターは岡(明大)を迎える。「チャンスだったので積極的に打ちにいった」という言葉通り、初球を思い切り振りぬいた打球は、右中間を破る鋭い当たり。これが走者一掃の3点適時三塁打となり、日本代表が3点先制。つづく大城戸も中前適時打でこの回一挙4得点を奪取した。

しかしその裏、好投を続けていた山崎福であったが、2者連続四球を与え、無死1、2塁の窮地に。ここで山崎福は降板し、1戦目1イニングを3者凡退で抑えた山崎康(亜大)にスイッチ。試合の流れがアメリカ代表に傾きかけたが、併殺打と三振に抑え、難局を見事乗り切った。最終回も1人の出塁も許さず、連日の好リリーフを見せ、逃げ切った日本代表は今大会初勝利を手中にした。

坊っちゃんスタジアムで2試合を終え、両日とも地元松山の高校生によるブラスバンドの応援は試合に彩りを添えた。明日第3戦は広島、第4戦は宇都宮と地方球場で行われ、リーグ戦の神宮球場とは異なる雰囲気であることも魅力の1つだ。最終戦である第5戦、神宮球場で日本代表として成長した法大選手に期待が高まる。(松原 早紀)

大城戸、今春首位打者の意地見せる!

今日の試合、法大選手で輝いたのは何と言っても大城戸だろう。昨日は代打からの出場だったが、今日は7番・レフトでスタメン出場。第1打席に二塁手のグラブをはじくヒットを放つと、第3打席でもセンター前へ運び調子の良さをアピール。そして、八回に岡の適時打で3点を先制したあと、大城戸もしぶとく遊撃手の頭を越す当たりで、4点目を叩き出した。見事、猛打賞で日本代表の勝利に貢献。盗塁も決め、存在感を見せた。

2試合連続、3番・セカンドでスタメンに名を連ねた河合。中盤まで犠打失敗、2三振を喫していたが、八回には得点につながる犠打をきっちりと決めた。最終打席では中前安打を放ち、守備では安定したプレーを見せ、昨日に続いての活躍だった。円陣では常に中心に位置し、率先して声を掛け、日の丸を背負うチームでも引っ張る立場として自覚があるのだろう。

大城戸、河合以外にも、九回守備固めで出場した西浦やこの2試合登板機会のない石田の活躍にも期待したい。石田は地元・広島での凱旋登板となるか。明日以降も法大勢から目が離せない。(宮城 風子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

大城戸 匠理

―今日の試合を振り返って
今日で1勝1敗で、日に日にメンバーがチームになっていきますね。(山崎)福也(明大)が粘って、投打に明大同士でした。

―追加点となる適時打の場面について
スライダーにブレーキかかっていて、このままではゴロになると、止めたバットに当たってしまって。あれはもう魔法使いですね。

―バッティングの調子は
オープン戦の調子は良くなくて、でも(コーチの)横井さんが熱心に教えて下さりました。凡打の中にもいい物があると、自分の技術を信じて(余計なことは)考えないように普段通りのバッティングをして、振った自分を信じるしかないですね。今日は最初引っ張って最後は150km超えるあの球をレフトフライに逆を振っていけて、調子は上がってきていると思います。

―チーム全体としてセンター方向へのバッティングが多いですが
真っ正面に返す、センター方向に引っ張っていく、という日本の野球が出来ています。日本とアメリカは投球フォームだったりテンポで違う野球だと感じます。

―盗塁について
いつでもいっていいとは言われていて、今日1つ失敗しましたけど、成功した2つ目は次の打順を考えてもそうだし、ここはサインが出ていたのでいくしかないなと。スタートだったりスライディングだったり足に自信あります。法政は打って打ってと強打のチームで走るチームではないですが、盗塁には自信はあります。

―アメリカの野球について
日本だったらボークと判定されそうなものもとらないし、フォームもでかいし速い。守備でもやはり日本は取ってから速い、アメリカは投げるのが速いですね。

―日本代表のユニフォームに袖を通すことについて
ユニフォームを着たらどういうプレーヤーになるんだろうという期待がありました。このユニフォームを着て、しかも試合に出られる自分は本当に幸せ者だなと思います。

―藤井学園寒川高出身ですが、坊っちゃんスタジアムで野球をすることについて
高校時代の野球部の人がわざわざ今日で観に来てくれて、こうやって変わらずどこかで応援してくれる人がいてありがたいです。これは広島であっても宇都宮であっても神宮であっても応援してくれる人がいるので、感動ある日本の野球を見せたいです。

 

フォトギャラリー

  • 2013070821貴重な追加点をあげた大城戸
  • 2013070822大城戸が自慢の俊足で盗塁成功
  • 2013070823勝利をあげ、笑顔を見せる大城戸
  • 2013070824猛打賞の活躍を見せた大城戸
  • 2013070825安定感のある守備でチームを牽引
  • 2013070826先制点を呼び込む犠打を決めた河合
  • 2013070827軽やかな守備で併殺を量産
  • 2013070828本職ではないサードについた西浦
 
 

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