硬式野球
 

【硬式野球】東京六大学野球春季新人戦 準決勝 対立大 1年生バッテリーの活躍光る!サヨナラ勝ちで決勝進出!

東京六大学野球春季新人戦 準決勝 対立大
6月4日(火)
神宮球場

ついに新人戦が幕を開ける。〝暁の新星〟の台頭に期待が集まる一戦。序盤は法大リードで試合が進むが土壇場で追いつかれ、タイブレークに突入する。

2013060521
細川の内野安打でサヨナラのホームを踏む山下

試合結果

トータル試合結果

 12345678910HE
立 大 0 0 0 0 0 0 1 2 1 0 4 12 1
法 大 0 0 2 0 0 1 1 0 0 1X 5 6 0

(法大)玉熊、三浦、青木勇、○金井‐森川
(立大)細谷、八巻、林、磯崎、●田村‐鈴木貴
[本塁打](立)桂田ソロ(9回=青木)

打撃成績

打順位置選手
1 (7) 蔵 桝 3 1 1
  H7 山 下 1 0 0
2 (4) 三 原 3 1 0
  4 1 0 0
3 (9) 若 林 5 1 0
4 (8) 畔 上 5 1 0
5 (6) 細 川 3 2 1
6 (3) 金 子 2 0 1
7 (5) 佐藤竜 3 0 0
8 (2) 森 川 2 0 0
9 (1) 玉 熊 1 0 0
  H 田 中 1 0 0
  1 三 浦 0 0 0
  H 野 澤 0 0 0
  1 青 木 0 0 0
  H 手 崎 1 0 0
  1 金 井 0 0 0

 

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点
玉熊 5 5 4 2 0
三浦 2 3 3 2 1
青木勇 2 4 1 0 3
金井 1 0 0 0 0

 

ベンチ入りメンバー

11 金井(人2=高崎商) 22 森川(営1=桐蔭学園) 39 金子(キャ1=日大三)
13 堅田(キャ2=関西) 3 手崎(人1=至学館) 1 若林(営2=桐蔭学園)
15 青木勇(法2=智辯和歌山) 5 佐藤竜(法2=作新学院) 8 畔上(キャ2=日大三)
17 玉熊(法1=北海) 6 嶌(法1=智辯和歌山) 25 山下(人2=済美)
18 三浦(法1=三重) 7 中島(営2=星陵) 27 野澤(法2=法政)
19 谷川(文1=高松商) 9 田中(法2=愛工大名電) 28 菊池(人1=桐蔭学園)
2 堀井(法2=中京大中京) 23 三原(文2=法政二) 37 蔵桝(営2=広陵)
12 柴田(文1=東邦) 26 落合(スポ2=郡山)
20 丸山(経2=法政二) 34 細川(文2=福井工大福井)

戦評

法大の先発マウンドに上がったのは1年生の玉熊(法1=北海)。初回は二者連続三振など三者凡退に打ち取り、上々の立ち上がりを見せる。一方、立大の先発の細谷から先制点を奪いたい法大であったが、一、二回はすべて内野ゴロに抑えこまれる。しかし、三回には先頭の7番・佐藤竜が四球を選ぶと、犠打などで二死三塁のチャンスをつくる。ここで回ってきたバッターはリーグ戦で頭角を現した蔵桝(営2=広陵)。初球を思いきり振り抜いた打球が一塁手を強襲する内野安打となり、法大が運良く1点を先制する。続く2番・三原(文2=法政二)が四球を選び一、二塁のチャンスとなると、3番・若林(営2=桐蔭学園)の放った打球がセカンドのエラーを招き、この間に2塁ランナーが一気にホームに返り2点目を奪った。先発した玉熊は5回を投げきり、5安打2四球無失点に抑え、先発の役目を見事果たした。

追加点を奪いたい法大打線は六回、先頭の畔上(キャ2=日大三)が左翼線際に落ちる二塁打を放ったのを皮切りに、5番・細川(文2=福井工大福井)が犠打、6番・金子(キャ1=日大三)が犠飛と効率良く1点を奪い、3対0とし試合は法大ペースに。六回からは先発の玉熊に代わり三浦(法1=三重)が登板。七回には連打を浴びるなど、苦しいピッチングが続いたが、相手の拙走もあり1失点に留めた。

七回裏の法大の攻撃では相手の捕逸もあり、さらに1点追加し4対1に。逃げきりを謀りたい法大は八回からはリーグ戦でも登板した青木(法2=智辯和歌山)にスイッチ。しかし、連打を浴びるなど二死一、二塁のピンチを迎える。5番・篠崎に左中間を抜かれるタイムリーを打たれ、4対3の1点差とされる。九回も青木が続投するが、代打の桂田に粘られた末、レフトスタンドへホームランを叩き込まれ、土壇場で試合をふりだしに戻されてしまった。

九回では試合は決まらず延長戦にもつれ込んだ。新人戦の延長戦は無死一、二塁から始まるタイブレーク制が採用される。法大は延長十回から金井(人2=高崎商)がマウンドへ。先頭打者の初球に犠打を許し、一死二、三塁のピンチとされるも、3番・酒井田をショートへの弱いゴロに打ち取ると、ホームを狙う3塁ランナーを挟み、落ち着いてアウトを奪った。続く打者も平凡なライトフライに打ち取り、絶体絶命のピンチを見事切り抜けた。一方その裏から、立大のマウンドには1年生の田村があがった。何とか1点を奪いたい法大打線は、3番・若林が一二塁間を破るヒットを放ち、無死満塁のチャンスメーク。ここで4番・畔上が空振り三振に倒れるも、5番・細川が泥臭くショートへのサヨナラ内野安打を放ち、1点を争う熱戦に終止符を打った。

明日の決勝戦は、宿敵である明治。早くもリーグ戦のリベンジを果たす機会が訪れた。1週間前に味わった屈辱をぶつけ、今度こそ「優勝」という2文字をつかみ取ってもらいたいところだ。(川添 岳)

試合後の選手のコメント

木口 拓真 学生コーチ

―今日の試合を振り返って
継投が早かったというのと、正直青木が誤算でしたね。

―延長戦に入り、タイブレークの末の勝利でしたが
追いつかれて勝ち越されなかったのは大きかったと思いますし、タイブレークという苦しい展開を下級生に経験させられたことが財産になってくると思いますね。

―指揮官といういつもとは違う役回りでしたが
やっぱりグラウンドに出てみんなと一緒に声を出していた方が楽だなとは思いましたね。(笑)神長監督というすごい方がいるので、真似るというか気持ちを少し考えてみながらやった結果がこういう結果になったと思います。

―オーダーなどはご自身で考えられたのですか
もう1人の学生コーチの立崎と神長監督3人で考えました。

―マウンドに行く場面もありましたが何と声をかけられましたか
あの時は1年生の三浦だったので後ろに青木も控えていたので青木がいるからバッター集中で投げられるボールを投げればいいと。

―選手達の雰囲気は
緊張というよりはみんなリラックスしていて締めなきゃいけないなと思っていました。(笑)

―明日の決勝へ向けて
明日は自分が入るのではなく立崎が入るんですけど、何としてでもいい試合をして優勝してもらいたいと思います。

若林 晃弘

―今日の試合をふりかえって
攻めきれなかったという部分が攻撃でも守備でも結構あって、特に打者が最初の方は攻撃できなかったんですけど、ピッチャーが踏ん張ってくれて最終的に勝てたので、明日これをつなげていければいいかなと思います。

―キャプテンを務められていましたが、いかがでしたか
チーム的にはいつもまとまりがあると思うので、特に大変ということはないですけど、キャプテンとして勝てたことは嬉しかったです。

―円陣などでチームのみんなに言ったことは
「技術面よりも気持ちで」ということは常に言っていたことなので、試合になったらそういうところを全員で意識してやっていこうという話はしました。

―3番バッターでしたが
始めのうちは全然(期待に)応えられなかったので、延長タイブレークの時につなげられたことは良かったと思います。

―その打席の時はどういう気持ちでしたか
最初は足引っ張っていたので、ここで絶対なんとかしようという気持ちで立っていました。

―五回表の守備ではバックホームへの好返球がありましたが
(法政が先に)2点を取って次の1点(というムード)だったんですけど、最終的にその1点(をくい止めたというの)が結構大きかったかなと思うので、あそこで刺せて良かったと思います。

―明日の試合に向けての一言
最終的に勝って優勝したいので頑張りたいと思います。

細川 雅生

―今日の試合を振り返って
0点で流れは悪かったんですけどヒットは出なくても点につながっていたのでその辺はいいなと思っていました。青木に代わって流れが悪くなってホームランで同点に追いつかれましたがタイブレークは裏だったので有利かなと思っていました。守りをしっかりして0点に抑えれば勝てると思っていました。

―最後は満塁というチャンスで打席が回ってきましたが
僕で決めないとダメだなと思いました。一死だったので最低外野フライで試合が終わる、そういう気持ちでいったんですけどちょっと怪しい打球でした。

―打った場面について
スライダーで、2ストライクと追い込まれていたのでストライクか危ないボールだったので 手を出して先っぽだったんですけど、良いところへ飛んでくれました。

―守備での連携について
キャッチャーの、2塁走者の飛び出しをアウトにできたので、点を防いでるのは飛び出しをアウトにしたからだと思います。

―1、2年生で試合に臨む雰囲気は
スタメンで出ているのは、リーグ戦で(ベンチに)入っているメンバーは多いんですけど、キャッチャーとかピッチャーは1年生で、そこはカバーをしてしっかり声を掛けてやっていこうと思いました。

―明日の決勝へ向けて
リーグ戦明治に負けているので、明治に勝ちたいです。

玉熊 将一

―今日の試合を振り返って
大学の初めての公式戦だったので、少し緊張した部分があったんですけど、結果的に5回を無失点に抑えたので良かったです。

―神宮初マウンドはどうでしたか
緊張が大きかったんですけど、今までこの試合のために調整してきた部分があるので、その力を出そうと思って臨みました。

―今日良かったボールは
真っ直ぐとスライダーが低めに決まったところは良かったです。

―森川捕手とバッテリーを組んだことはありましたか
今週の土曜日の紅白戦で森川とバッテリー組んで、そこで確認できていました。

―練習で重点的に取り組んだことは
コントロールが一番大事だと思っているので、コースを丁寧につく練習を意識してやってきました。

―ご自身のアピールポイントは
コントロールです!

―チームとして明日の意気込みを
今日はサヨナラという形で勝てたので、この流れで明日につなげて頑張っていきたいと思います。

三浦 浩太郎

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
神宮球場は初めてで緊張感がありましたけど、自分なりにチェンジアップはうまいこと投げられたかなと思います。

―神宮球場のマウンドはいかがでしたか
甲子園のマウンドは1回立ったことがあるんですけど、(それと比べると)固かったなというのが第一印象でした。

―ご自身のアピールポイントは
気持ちの部分では強いので、ランナーを溜めれば溜めるほど、熱い投球ができるのが持ち味です!

―7回のピンチで(試合の指揮を執る)木口学生コーチにはどのような声を掛けられましたか
点差はあるから、バッターに集中しよう。と言われそのバッターで抑えないと意味がないので集中して投げました。

―明日の試合に向けて意気込みをお願いします
またチャンスをもらえたらしっかり抑えたいと思いますし、(試合終了後の)ミーティングで神長監督に「この新人戦は秋のリーグ戦へのチャンスを与えている」と言われたので、そのチャンスをものにできるように新人戦を頑張りたいと思います。

森川 大樹

―今日の試合を振り返って
勝ててよかったです。

―神宮での初めてのプレーはいかがでしたか
自分は六大学で野球がやりたくて桐蔭学園に行ったので、それで今日は新人戦ですけど出られて、これを機にリーグ戦も出られるように頑張りたいと思います。

―盗塁を刺す場面が何度も見られましたが
やっぱり走ってくるだろうなとは思っていて準備はしっかりしていたので、準備していてよかったなと思います。

―リードする上で意識していた点は
先発は自分と一緒の一年生で初めてだったので、どんどんストライクを取るっていうのを意識してやって、結果うまくいってよかったです。

―捕手から見た投手陣はいかがでしたか
青木さんが打たれちゃったんですけどそこは二人で反省して、明日は切り替えていきたいと思います。

―タイブレーク制に入った時の心境は
正直嫌でしたね…。でも一個一個アウト取っていこうって言っていて、ピッチャーとうまく意図も合って抑えることができたのでよかったです。

―アピールポイントを教えて下さい
元気だったり明るさだったり、そういうチームを盛り上げたりするところがアピールポイントです。

―明日の決勝への意気込み
今日勝てたのでやるからには勝ちたいです!

 

フォトギャラリー

  • 2013060521細川の内野安打でサヨナラのホームを踏む山下
  • 2013060522サヨナラの内野安打を放った細川
  • 2013060523好リードに加え、相手の拙走を見逃さなかった森川
  • 20130605245回を無失点に抑える好投を見せた玉熊
  • 2013060526今日の試合でキャプテンを務めた若林
  • 2013060527チェンジアップを武器に好投を見せた三浦
  • 2013060528先制の内野安打を放った蔵桝

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