硬式野球
 

東京六大学野球秋季リーグ戦 法大戦力分析&東大戦展望

東京六大学野球秋季リーグ戦 VS東 大
9月15日~
会場:神宮球場

ついに法大の東京六大学野球秋季リーグ戦が開幕する。早稲田に通算優勝回数を並ばれた法大にとって優勝以外意味がない。リーグ戦を制覇し、再び頂点に返り咲く!

チームメートからの信頼が厚い建部

法大戦力分析

 春、法大が優勝する余地はあった。優勝候補の慶応、立教相手に開幕4連勝を飾り、好スタートを切った。圧勝というわけではなかったが、今年はいつもと違うと感じさせる試合だった。明大2回戦では9回4点ビハインドから追いつくなど驚異的な粘りを見せるも死闘の末、勝ち点を落とした。ここで勝ち切れなかったことが優勝を逃した要因となった。早稲田との試合では開幕序盤のような勢いがなくなり、完敗を喫した。しかし、戦力は整っているだけに金光監督の言う“ここ一番”での勝負強さが加われば、間違いなく優勝候補筆頭だ!

 打線はやはり良くも悪くも多木の調子が大きく影響する。春は不振に陥り、チャンスでことごとく凡退した。金光監督は1番での起用も示唆しているが、理想は3番でポイントゲッターを担うことだろう。多木がサードに回り、春にサードを守っていた西浦がショートを守ることになりそう。残る内野のポジションを今春、法大で唯一の3割打者である高木悠貴、ブレークを果たした大城戸、復活を誓う河合、伊藤諒介で争うことになる。オープン戦では高木がファースト、大城戸が外野を守るなど選択肢は多い。打線のバランスなどを考え、金光監督がどのような選手起用をするか注目したい。一方の外野は伊藤慎悟がケガで出遅れ、岩澤は調子が上がらず不安がある。主将の建部以外は白紙であろう。そこに割って入ろうとしているのが畔上、鈴木翔だ。打順に関しては選手の調子次第では流動的にならざるを得ないが、固定してリーグ戦を戦いたいところである。法大は選手層が厚いだけに金光監督の選手の調子を見極めた采配も重要となってくるだろう。

 投手陣は鈴木貴也と宮崎がケガで出遅れ、開幕は二人を欠くことになりそう。春、ブルペンを支えていた二人だけに法大にとって痛い離脱となる。そんな中、投手陣の軸となるのはやはり三嶋と石田だ。そして、船本である。船本は春季リーグでは結果を出せなかったものの、監督の期待は高い。第1戦が石田、第2戦が船本ということも考えられる。春は終盤で三嶋、石田に疲れが出て、二人とも調子を落としてしまっただけに船本がどの程度投げられるのかは非常に重要になってくる。他にもリーグ戦経験のある梅田や1年生の浅野、青木の台頭も期待したいところだ。(木田祐輔)

東大戦展望                                                     

春はサヨナラ負け寸前まで追い込まれた。法大にとっては開幕戦であり、決して侮れない相手である。特に注意したいのが初馬投手と鈴木投手。両投手とも早大戦での登板はなかったが、過去、法大打線をかなり苦しめている。先制点を取ることが重要となってくるだろう。先制され、相手のペースでロースコアに持ち込まれないようにしたい。

打線は前節の早稲田戦で春、防御率1位の吉永から3点を奪っている。4番の舘は法大戦で本塁打を放つなど長打力がある。全体的に春に比べ、粘り強さがあるため、簡単にカウントを取りにいったり、無駄な四死球は避けたい。

 屈辱の春から夏を経て、ついに秋季リーグ戦が開幕する。夏は徹底的に基礎を叩きなおし、鍛え上げた。戦力的にも精神的にも優勝する条件は揃っている。あとは今までやってきたことを神宮で出すだけ。10月の神宮で選手たちの悔し涙ではなく、うれし涙を見れることを期待したい。 (木田祐輔)

 

フォトギャラリー

  • チームメートからの信頼が厚い建部
  • 打線の軸を担う西浦
  • 3割打者・高木悠貴
  • ブレークしたい船本
  • 法大のエース・三嶋
  • チームの鍵を握る多木
 

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