硬式野球
 

「秋季リーグ開幕直前特集~再び頂点へ」

「秋季リーグ戦開幕直前特集~再び頂点へ」
取材日:8月31日

8日から六大学野球秋季リーグ戦が始まった。春はここ一番の試合を落とし、優勝を逃した法大。ひと夏を越えて、どんなチームになったのかを金光監督に聞いてきました!

今季に懸ける思いを熱く語る金光監督

派手なプレーはいらない

―ここまでのオープン戦を振り返って
例年のようにたくさんゲームを組んで、29日の東海大学と平塚球場でのダブルヘッダーまでは選手を競わせながらやって、やはり春の戦力のままでは秋はなかなか勝ち切れないので全体的にチームの力を底上げしようということでやってきました。何人かケガで出遅れているのがいるんですが、チームとしては順調にできているのかなと思います。

―春季リーグでは状態の良いときと悪いときの差がありましたが
ひとつは故障者のカバーがチーム全体でできなかったということです。それとここ一番での弱さというのが早稲田戦、明治戦で出てしまったなということがありますよね。その辺を克服しない限り同じことになるので、それを含めてオープン戦をやっているところですね。

―春はオープン戦で調子のよかった選手がリーグ戦で結果を出せないということがありましたが
オープン戦は初めて対戦する投手、打者でなかなかリーグ戦とは違うことがあると思うんですね。リーグ戦というのは各チーム研究してきますので、そういう意味でオープン戦での好調はリーグ戦とは全く違うんだという部分だと思うんですね。なので、この夏は春以上に基本的なことをきちっとみんな意識しながらやっていこうとしました。基本さえできていれば、リーグ戦に入ってそんなに好不調の差はないでしょうから、もう派手なプレーはいらないので全てにおいて基本を積み上げていくこと、これだけをやってきました。そういう意識はずいぶん浸透してきたのかなと思いますね。

―昨秋の石田選手のような台頭してきそうな下級生はいらっしゃいますか
実は浅野というのがこの夏の序盤から非常に良かったですが、ちょっとこの1週間体調を崩して、順調にいっていれば去年の石田のような期待ができたんですがね。未知数になってしまったので、なかなか新しい顔という選手は…投手はいままでの春の陣容で底上げができたかどうかですね。例えば、船本なんかも春に比べてボールの力も全然きていますから。春のオープン戦も調子よかったんですけど、その春のボールの状態と今のボールの状態はボールそのものが違ってきているので、秋は春とは違うのではないかなという期待感は持っています。

―上級生の中で春の高木選手や西浦選手のようにブレークしそうな選手はいらっしゃいますか
やっぱり河合が春のシーズン棒に振ったという強い思いがありますので、その辺を期待していますね。

並ばれたなら突き放していく

―春は勝負弱さが目立ちましたが、秋の打線のキーマンは
多木、河合でしょうね。

―多木選手、河合選手はクリーンアップを担うことになりそうですか
今のところはそうですね。多木は1番を打たせたりしていますので、どこで固まるのかは決めていませんが、基本的には河合と西浦のクリーンアップは任せたいなと思います。多木はちょっと春が春だったので、どこを打たせるかは相手はどこで多木を打たせるのが嫌なのか、どれだけ復調するのかということを見極めて打順を決めようと思っていますから、1番で軌道に乗ってくれば1番ということもありますし、クリーンアップで3番、5番ということもありえますし、いずれにしても多木が春と同じような感じでしたらつながらないでしょうから秋は期待したいところですね。

―投手陣では三嶋・石田投手に続く3番手投手が重要だと思うのですが
そこは船本が春とは一味違う感じが出てきているので、これに期待したいところですね。それと宮崎は今、脇腹の故障で出遅れているので、リーグ戦前半間に合わないと思いますが、実は春の状況を見て夏は先発をずっとさせていたんですね。リーグ戦でも船本と宮崎が先発できるようになれば、三嶋の使い方も柔軟に考えられるので、先発要員として期待していたのですが、ここにきて故障してしまったのが大きな誤算ですね。野手で言えば、伊藤慎悟が肉離れで戦列離れていますので、貴重な右の打者なので足もありますし、守備力も高いですから野手の方では伊藤慎悟の故障が誤算ですね。投手にしても打者にしてもそれをどうみんなでカバーできるかどうかですかね。春はそれをカバーできなかったので、この秋、ここ一番のゲームを乗り切って天皇杯まで行きたいですね。

―春は終盤、三嶋投手がケガ、石田投手が肩に違和感があるとおっしゃっていましたがそれは疲労によるものですか、それとも元々少し違和感があったのですか

それはリーグ戦の途中からですからいろいろな要素が絡まったのだと思いますね。本人たちも故障につながるということはまだまだ足らないとこがあるということは自覚したでしょうし、この夏、暑い中で1シーズンやりきらなきゃいけないというのは彼らの課題だと思いますね。

―他大では早大の吉永投手、明大の高山選手など下級生がチームに勢いをつけていますがやっぱり1年生の活躍というのは非常にチームに勢いをつけますので、ウチで言えば畔上、若林とかですね。この二人はオープン戦ずっといい状態できますから彼らがスタメンで出ることは春以上にありますからそれでチームに勢いをもらしてくれたらなと思いますね。

―秋季リーグに向けての意気込みを
ここのところ天皇杯から遠ざかっていますし、早稲田さんにも並ばれましたし。選手も1番分かっていますし、なんとか天皇杯を取って、早稲田に並ばれたのなら突き放していくような覚悟でやっていきたいと思います。 

フォトギャラリー

  • 今季に懸ける思いを熱く語る金光監督
  • 復活を期待される河合
  • 打線の鍵を握る多木
  • 監督の期待も大きい船本
 
 

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