硬式野球
 

【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 優勝を懸けた一戦!明大戦展望

東京六大学野球春季リーグ戦 対明大戦
5月25日(土)~
神宮球場

雌雄を決する時が来た。前節の慶大戦で勝ち点を奪った明大が勝ち点4で法大と並び、優勝の行方は第7週の法明戦に。ここまで8連勝の法大は優勝を懸け、明大との直接対決に臨む。

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3本塁打13打点の活躍を見せる西浦直

展望

ここまで接戦を勝ち抜いてきた明大は投手陣が盤石。山崎、関谷が先発として奮闘している。第1戦の先発が予想される左腕・山崎は8試合に登板し、防御率1.63をマーク。各校のエースとの投げ合いに勝ち、早くも5勝を挙げている。第2戦の先発が予想される関谷はリーグトップの防御率0.70と安定感抜群の投球を見せている。前節の慶大2回戦では変化球を丁寧に低めに集める投球で15奪三振の完封勝利を収めた。調子は上向きのため、テンポをつかむ前に攻略したい。さらに経験豊富な今岡、速球が武器の左腕・上原が控える。好投手が揃う明大投手陣が好調な法大打線の前に立ちはだかる。

対する法大打線はチーム打率3割2分8厘と絶好調。早大戦で2本の本塁打を放った西浦直(営4=天理)が復調。リーグトップの13打点を挙げている西浦直の前を大城戸(法4=藤井学園寒川)、皆川(キャ2=西武台千葉)、河合(法4=中京大中京)の3人が固め、打率リーグ3傑を誇る上位打線が明大投手陣を迎え撃つ。さらに長打力のある木下(人4=高知)も控え、明大投手陣には脅威となるだろう。外野手争いはし烈を極める。鈴木翔(法4=法政二)、的場(法政二)に加え、早大1回戦で4打点を挙げた畔上(キャ2=日大三)、2回戦で2安打の若林(営2=桐蔭学園)、大城戸の穴を埋めた蔵桝(営2=広陵)など層が厚い。さまざまな選択肢がある中でどのような起用を見せるのか注目だ。また早大戦で神宮デビューを果たした金子(キャ1=日大三)、昨春の明大戦で逆境を打開する一打を放った伊藤諒(キャ3=神港学園)など強打者も打線に名を連ねるだろう。

明大打線は主軸を担う菅野、岡大、中嶋がカギを握る。ツボにはまると一発があるため、甘い球は禁物だ。また主軸の前に走者をためないことも失点を防ぐためには欠かせない。特に髙山は慶大2回戦で3安打を放ち、調子を上げているため警戒が必要だ。さらに1番・福田をはじめ俊足の選手がスタメンに名を連ねる。福田は慶大3回戦で走塁中に野手と交錯し負傷交代となったが、足を生かした攻撃にはバッテリーを含め野手全員の警戒が必要だろう。下位にも糸原、坂本など長打力のある選手が控えるため、一発にも警戒したいところだ。

法大投手陣は船本(営4=桐蔭学園)、石田(営3=広島工)が先発として結果を残している。船本は立大戦までの3カードで第1戦に先発。早大戦では第2戦に先発し、今季最短の5回で降板するが最少失点で切り抜け、粘りを見せた。「次はしっかり投げ切りたい」と意気込むエース。優勝を懸けた大一番での投球に期待が懸かる。石田は前節の早大1回戦で自ら志願し、完投勝利を収めた。これで慶大戦から3試合連続で9回を投げ切り、さらなる成長を遂げた。昨季、優勝の瞬間にマウンドにいることができなかった悔しさをこの試合にぶつけたい。さらに納富(人4=九州国際大付属)、本多(法4=法政二)など好投を続ける4年生投手が後ろに控える。ここまでの試合は継投が見事にはまっているだけに神長監督の投手起用にも注目だ。

法大は破竹の8連勝。明大は苦しい戦いを強いられながらも接戦を制してきた。対照的な勝ち上がり方をしてきた両校だが勝負の行方はこの一戦に左右される。六大学野球史に新たな歴史が刻まれるであろう伝統の法明戦。優勝へ懸ける思いが強いチームに軍配が上がるだろう。(鷲尾 祐貴)

 

フォトギャラリー

  • 2013052313本塁打13打点の活躍を見せる西浦直
  • 201305232強力打線の主軸を担う打率リーグトップの河合
  • 201305233粘りの投球で5勝目を狙う船本
  • 201305234先発の柱として期待が懸かる石田
  • 201305235クリーンアップを担う主将・中嶋
  • 201305236今季は4番に座る菅野
  • 201305237防御率0.70と安定感のある関谷
  • 201305238第1戦の先発が予想される山崎
 

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