硬式野球
 

【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 第6週 対早大2回戦 打線爆発!西浦直2試合連続3号アーチで開幕8連勝!

東京六大学野球春季リーグ戦 対早大2回戦
5月19日(日)
神宮球場

1回戦は大差で勝利し、2連勝で勝ち点を取りにいきたい法大の先発は船本。対する早大の先発は〝二刀流〟左腕の高梨。好調な打線が1回戦の勢いそのままに初回から大爆発する。

201305191
2日連続の3号3ランを放った西浦直

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
早 大 0 0 0 1 1 0 0 1 0 3 9 0
法 大 8 0 0 0 0 0 1 0 X 9 11 0

(法大)○船本(4勝)、納富、本多‐木下
(早大)●高梨、丸山、横山、吉野和、内田‐道端
[本塁打](法)西浦直3号3ラン(1回=高梨)、(早)武藤1号ソロ(8回=納富)

打撃成績

打順位置選手
1 (7) 大城戸 5 1 1
2 (5) 皆 川 5 3 2
3 (4) 河 合 5 1 0
4 (6) 西浦直 4 1 3
5 (3) 金 子 3 1 0
6 (2) 木 下 2 2 0
7 (8) 畔 上 2 0 0
8 (9) 若 林 4 2 1
9 (1) 船 本 1 0 0
  高 木 1 0 0
  納 富 1 0 0
  本 多 0 0 0

 

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点
船本 5 7 4 0 2
納富 3 1 3 0 1
本多 1 1 1 0 0

 

ベンチ入りメンバー

16 本多(法4=法政二) 6 西浦直(営4=天理) 39 金子(キャ1=日大三)
17 納富(文4=九州国際大付属) 10 河合(法4=中京大中京) 9 大城戸(法4=藤井学園寒川)
19 船本(営4=桐蔭学園) 33 高木(文4=福岡大大濠) 26 鈴木翔(法4=法政二)
21 石田(営3=広島工) 3 伊藤諒(キャ3=神港学園) 27 的場(法4=法政二)
13 堅田(キャ2=関西) 4 岡崎(法3=作新学院) 1 若林(営2=桐蔭学園)
15 青木勇(法2=智辯和歌山) 7 吉澤(文3=桐蔭学園) 8 畔上(キャ2=日大三)
2 木下(人4=高知) 5 佐藤竜(法2=作新学院) 37 蔵桝(営2=広陵)
20 安本(営3=広島商) 23 皆川(キャ2=西武台千葉)
22 中園(法3=いなべ総合学園) 34 細川(文2=福井工大福井)

戦評

一回表を0で抑えた法大がその裏に大爆発。一死一、二塁のチャンスを作ると今日4番に座った西浦直(営4=天理)が2試合連続の3号3ランホームランをバックスクリーン左に叩き込み、いきなり3点を先制する。その後、一死満塁となったところで先発の高梨から丸山に交代。二死満塁となるも9番・船本(営4=桐蔭学園)へ投じた2球目がホームベース手前でバウンド。ワイルドピッチで3塁走者が生還し、さらに二死一、三塁としたところで1番・大城戸(法4=藤井学園寒川)が左前適時打を放つ。ここで早くも早大は3人目の横山をマウンドに送るが、2番・皆川(キャ2=西武台千葉)が代わり端を叩く。サード後方へフラフラと上がった打球は左翼手のグラブに当たるも捕球しきれず、2点適時二塁打となる。一塁走者の大城戸が生還し、さらに野手からの送球が逸れるのを見て打者走者の皆川が一気に三塁へ進み、好走塁を見せた。初回から打者一巡の猛攻でいきなり主導権を握る。

その後は安打が出るもののなかなか得点に至らない。すると四回表早大の攻撃、先頭の2番・白澤がドラッグバントで出塁すると、ワイルドピッチで一気に三塁へ。4番・中村の左犠飛で1点を返されると、続く五回にも二死一、二塁のピンチから2番・白澤の左前適時打で2点目を返される。早大の反撃ムードが高まる中、法大は六回、先発の船本から納富(人4=九州国際大付属)へ継投。この継投が見事に当てはまり、六回、七回を三者凡退に切ってとり、反撃ムードを鎮めた。八回には本人も「甘く入った」と反省するように甘くなった球を叩かれ本塁打を浴びたが、3イニングを1安打に抑え、リリーフとして結果を残した。九回は本多が登板。安打を浴びるも、きっちり0で抑え、二連勝で早大から勝ち点を奪った。

初回に大量得点を奪い、その後はなかなか得点を奪うことができなかったが、七回にはリーグ戦初スタメンの若林(営2=桐蔭学園)が左越適時二塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた。神長監督も「七回の1点が良かった」と振り返るように、今季初出場の若林が見事に起用に応えた。新戦力の台頭が開幕8連勝のチームの原動力になっていることは間違いない。ここまで全勝で勝ち進んできたが、ナインはすでに明大戦へ向け、気持ちを切り替えている。全勝優勝へ――明大戦はいままで以上に負けられない戦いになる。(鷲尾 祐貴)

試合後の監督・選手のコメント

神長 英一 監督

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
初回に8点なんてあんまりないですよね。でも初回に8点取ったから30点くらい入るかというと入らないんだよね。思ったとおりになりました。でも(終盤に)1点取ったからいいです。中だるみなど誰もそういうつもりはないんですけど、長く野球をやっているとこういう展開があるんです。シーソーゲームの中での6点差なら点差を感じるんですけど、初回に大量得点すると6点差あるという感じはしないんです。点を取りたいなというところで七回に点が入ったので良かったです。

―先発の船本投手はいかがでしたか
あんなものでしょうね。でもあと2イニングくらい投げてもらわないと先発としての仕事は成り立たないので。ただ納富と本多を使いたいという気持ちがあったので、それで良かったなと思います。次はもうちょっと投げてくれると思います。

―納富投手、本多投手はいかがでしたか
納富は(調子が)あんまり良くないと思っていたけど、まあ良かったですね。八回に浴びたホームランはちょっと余計でしたけど。あそこはアウトローにピタッと投げないといけないところなのでストライクを取りにいったのが反省点ですね。本多もですけど、2人には次の明治戦に向けて投げてもらわないといけないと思っていましたから、点差があって良かったです。

―今季初出場の若林選手が2安打の活躍でしたが
よく打ちましたね。もともと良い選手だったので、チャンスを与えようと思って出しました。畔上、蔵桝、皆川、若林はみんな2年生で同い年なんですね。そこで自分だけ置いていかれているという感じが出ていたら、使うのをやめようかと思っていましたが、一生懸命やっていたので使いました。

―若林選手はオープン戦では対右投手でも右打席に立っていましたが
今はスイッチに戻しています。

―明治戦への意気込みをお願いします
勝ち点を取らないと終わってしまうので今まで以上に大きな試合になると思っています。今は明日の試合で明治さんが勝つことを前提にお話しさせていただいていますけど、必ず勝ち点を取らないといけないと思います。

河合 完治 主将

―今日の試合を振り返って
勝ち点を取れたことが良かったと思います。

―8試合連続ヒットですが
でも、もっともっと大事なところで打たない場面とかあったので、まだ修正しなきゃいけない所もたくさんあると思います。

―初回から打線が爆発していましたが、何か対策などはありましたか
相手のミスとかもあったので、西浦直のスリーランホームランだけじゃなくて、相手のミスからも点を取れたっていうのは良かったかなと思います。特に対策とかは…まあセンター中心に打っていこうという感じです。

―守備についてですが、投手陣をご覧になってどうでしたか
船本、納富、それから本多、ナイスピッチングをしてくれたと思います。

―次の明治戦への意気込みを
チーム一丸となって、勝ち点が取れるように頑張っていきたいと思います。

西浦 直亨

―今日の試合を振り返って
初回に良い感じで勢いよく攻撃できて、大量点取れたんですけど、その後はちょっとなかなか点が取れずに、あんまり良くない雰囲気だったので次からはそこをしっかり点を取れるようにやっていきたいです。

―初回2日連続のホームランを放ちましたが
最高です!

―長打は狙っていましたか
特に狙ってはなくて、自然に来た球を打ち返しました。

―久々の4番に入りましたが意識したことはありますか
意識しないようにしました。

―自分に向いていると思う打順はありますか
うーん(笑)特にないですね。

―バッティング好調の要因は
積極的に振れていることですかね。

―ホームランなど長打が増えていますが
しっかりしたタイミングで自分の強いスイングが出来ているので、その結果が繋がっていると思います。

―守備では好プレーが続いていますが
守備は不調がないので。良いプレーは、あんまりしようとは思ってないです。

―明大の印象は
強いので…選手が揃っているので、しっかり負けないようにいきたいです。

―明大戦に向けてお願いします
2連勝して優勝決めたいと思います。

木下 拓哉

―今日の試合を振り返って
初回に(西浦)直享がいい所でスリーランを打ってくれて、先制点がどうしても欲しかったので。僕も今日は相手より先に点をやらないように守りに入ったんですけど初回にいい感じに0点に抑えられて、初回の攻防でいい流れでできたのでよかったと思います。けれど、やはり最後の方に点を取れる所で取れなかったり少しミスもあったので、少し反省点はあるんですけど、リーグ戦なんて勝てたらオッケーなのでよかったと思います。

―今日優勝とはなりませんでしたね
今日決まっていても来週明治戦がくるのは間違いないので、10勝0敗で優勝できるように自分たちはやるだけだと思うので。1試合目で慶応が負けたんですけど、自分たちは別にやることは変わらないので普段通りにできたと思っています。

―現在のバッティングの調子は
調子はあまり良くないですけど、しっかりフォアボールも選べていてボール自体は見られているので。今日はたまたまヒットも2本出てくれたので。あと1週間しっかり調整して、明治戦はもっと大事な場面でまわってくると想定してバッティングの調子を上げていきたいと思います。

―アンダースローの投手との対戦というのはどうですか
普通のピッチャーに比べたらやはり打ちづらさはあるんですけど、ベースに来た球を打つというのは変わりないので特別意識しないようにはしていたんですけど。やはりいいピッチャーですね、打ちづらかったです。

―今日の船本投手について
序盤はストレートがすごく走っていてよかったんですけど、やはり点差が開いてかわからないですけどちょっと4回5回はあまりいい投球ではなかったんですけど、5回を投げて勝ち投手なので。まあ来週は競った展開ではもっとやってくれるんじゃないかって自分は思っています。

―先週の空き週に取り組んだことは
バッティングでは正直あまり自分では調子悪いとは思ってないので、しっかりバッティング練習で1球1球無駄のないように打って。オープン戦でも打てていたので。バッティングはしっかり振ることを心がけて。あとはピッチャーと早稲田のビデオを見たりして色々対策はたてたりしました。

―今のチームの雰囲気はどうですか
いいです。すごくいいです!

―明日の慶大対明大について
観に来るんですけど、まあ明日決まらなくても土日に勝てば優勝は間違いないので、僕はそこに向けてしっかり準備するだけだと思っています。

―来週の明治戦にむけて
キャッチャーで出してもらっている以上はチームが負けないようにするのが1番だと思うので、まずはしっかりバッテリーで明治を研究して相手に余分な点をやらないということと。またバッティングはいいピッチャーが明治にいるので、自分はいい所で1本打てたらいいなと思います。そのために準備していきたいと思います。

船本 一樹

―今日の試合を振り返って
いつもはコントロール重視なんですけど、少し球が荒れていたから球威で(押して)いったので…ちょっと前半飛ばしすぎたというか。それで後半はちょっと無理かなというのがあったので、結局打たれて代わったんですけど…出来としては本当、全然良くなかったですね。

―今季、打たれて失点という場面はあまりみられなかったのですが、今日は久々にタイムリーでの失点がありました(慶大1回戦以来)
そうですね、いずれ打たれることので、まあ(打たれるのが)早いか遅いかの話なので…でもこういう試合もあるもあるので、そこで1点止められたというのは、すごく良かったと思います。

―その点が今日の収穫ですか
そうですね……唯一の(苦笑)。

―四回、失点に絡んだ暴投がありましたが、サインミスですか
いや、サインミスではなかったんですけど…低めに(コントロールを)意識しすぎて、バッターも良いバッターだったので、低めを意識しすぎて少しひっかけてしまった感じですね。

―四、五回と早大打線に捕まりましたかま、狙われていると感じる部分はありましたか
コントロールですね、ただ単純に。単純に球が高かったので、打たれたという感じですね。

―前回の登板(立大戦)の際は変化球が良くなかったと仰っていましたが、その点今回は調整できていましたか
変化球は良くなってはいるんですけど、まっすぐが少し浮いたのが狙われて打たれた感じはありましたね。変化球とまっすぐをより低めに意識できるように、次はやっていきたいと思います。

―昨秋の立大2回戦以来の第2戦先発でしたが、調整の仕方に影響は
一応土曜日の(予定の)調整でやっていたんですけど…まあ、状態としてはそんなに悪くなかったと思うんですけど、変わったことはあまりなかったですね。

―その第1試合には石田選手が先発されましたが、どのような心情で試合を見ていましたか
まあ、(第1戦は)調子の良いピッチャーで行くので当たり前ですけど、単純に悔しいです。

―今年フォームを変えられたことで、何か効果を実感しておられますか
そうですね…(長い)イニング投げても疲れなくなったということが一番ですね。それとあと、変化球を打たせるというか、球数も少なくなったというか。

―今日は高校の後輩の若林選手がスタメンでした
あいつも頑張ってもらいたいし、これから主軸にならないといけない選手だと思うので、これからも頑張ってほしいです。

―これで4勝となりましたが、今季の好投の要因は
まあ、野手が打ってくれているので(笑)、楽に投げられているのが一番ですけど。気持ち的にも去年の秋、リーグ戦で勝てたというのが、先発として役割を果たせたというのが、自分の中でも気持ち的にも楽になったというのがあって、それが良い形になっているので。

―次の試合に向けて意気込みをお願いします
次は第1戦で投げて、しっかり投げきりたいと思います。

納富 秀平

―今日の試合を振り返って
序盤に大量点を取ってピッチャーとしては楽な展開だったと思いますけど、中盤点を取れていなかったので、自分が投げる時はちょっと嫌な雰囲気でした。

―なかなか登板機会がありませんでしたが
自分は試合展開によって投げるピッチャーだと思うので、なかなか投げられなかったですけど気持ちだけは切らさないようにしていました。

―打たれたのは8回のホームランだけでしたが
まあ…(笑)。あれがなければよかったんですけど、課題を残してくれた結果なのでそこを来週修正して明治戦臨みたいと思います。

―あのホームランの後はどう立て直しましたか
あそこでボールが続くとチームの雰囲気が悪くなるし打線の方にもつながってくると思ったので、とにかくストライク取ることと低めに投げることを意識して投げました。

―3回3奪三振という結果は
自分は打たせて取るタイプなんですけど、三振は一番リスクが少ないので途中から出ていった時に三振が取れればいいかなって思います。

―登板前に監督さんに声をかけられたことは
点差が開いていたので、一つ一つアウトを取りなさいというふうに言われました。

―早大打線の印象は
いいバッターが揃っているので甘い球投げたらホームラン打たれたみたいになるので、とにかくコーナーにしっかり投げれば連打はないかなって思っていました。

―ちなみに、あのホームランを打たれた球はご自身で甘く入ったなと思いましたか
思いますね(笑)

―最後に次戦へ意気込みをお願いします
2連勝したら10連勝で優勝なので、一つ一つのプレーをしっかりして、自分が出られればチームのために貢献したいと思います。

皆川 晋

―今日をふりかえって
今日は何年ぶりかわからないですけど10連勝がかかった試合で、勝ったことによって明治にプレッシャーがかけられるかなと思ったので、勝てて良かったです。

―3安打と打撃が好調ですが
3安打だったのはオープン戦を含めて大学入って初めてだったのでまぐれかなって思います(笑)

―首位打者が見えてきましたが
それはないです、完治さんに譲ります(笑)

―ベストナインは意識されていますか
ベストナインは意識せずに自分のことをやるべきことをやるだけです。

―法政が苦手としている早稲田から2連勝で勝ち点を取りましたが
次にもつながりますし、この勝利は大きいと思います。

―昨日は腰が痛いとおっしゃっていましたが
気持ち的に痛いという感じです(笑)

―今日で優勝が決まるかもしれないという試合でしたが試合前に監督から言われたことはありますか
この試合に集中しろということと、さっき言われたことは明日の試合(慶明戦)の勝敗に関わらず(来週の)明治戦は必ずあるので、明治戦に集中しろということです。

―明治の投手陣の印象やイメージは
明日のミーティングでみんなで話し合って、そこから自分も考えていけたらと思います。

―明治で特に注目している選手は
個人的には高校の時に戦った宮内です。あいつに本塁打を2本打たれて負けているので、あいつには負けたくないと思っています。

―来週の明治戦にむけての意気込み
優勝がかかる試合だと思うので、自分の力以上ではなく自分の力をしっかり出すことに頑張ります。

若林 晃弘

―今日の試合を振り返って
リーグ戦ずっとベンチで、はじめてのスタメンだったのでチャンスがきたら決めようと思っていました。

―リーグ戦初ヒットでしたがどうしたか
初ヒットでほっとしました。

―オープン戦は右打ちでしたが、今日の左打席はどうでしたか
最初は右打ち一本に専念しようと思っていましたが、自分なりに考えて両打ちのほうがいいと思ったので、少し間は空きましたが、振りこんで結果が出たので良かったです。

―七回にはタイムリーも出ましたが、いかがでしたか
あの場面は初球からいこうと思って真ん中の球を積極的に打った結果があの形になってよかったです。

―来週の明治戦の意気込みをお願いします 
出場できるかわかりませんが、出場したら自分の役割を果たして勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 2013051912日連続の3号3ランを放った西浦直
  • 2013051928試合連続安打中の河合
  • 2013051933安打の活躍を見せた皆川
  • 2013051942安打を放ち出塁率4割超えの木下
  • 201305195今季4勝目を挙げた船本
  • 201305196好リリーフを見せた納富
  • 201305197リーグ戦初安打を含む2安打の活躍を見せた若林
  • 2013051985番に座り1安打をを放った金子
 

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