硬式野球
 

【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 第6週 対早大1回戦 西浦直が決勝ホームラン!最後は畔上がトドメの一打!

東京六大学野球春季リーグ戦 対早大1回戦
5月18日(土)
神宮球場

自己最多の4勝目を懸け、石田が第1戦先発のマウンドに上がった。対する早大はエースの有原。毎年苦しめられている相手だが序盤に有原を攻略した法大が試合の主導権を握った。

2013060514
同期からトドメの適時二塁打を放った畔上

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
法 大 0 1 2 0 0 1 5 0 0 9 9 1
早 大 0 0 0 0 1 0 1 0 0 2 5 2

(法大)○石田(4勝)‐木下
(早大)●有原、内田、吉永、吉野和‐道端
[本塁打](法)西浦直2号2ラン(3回=有原)、(早)小野田1号ソロ(5回=石田)

打撃成績

打順位置選手 打  安  点 
1 (7) 大城戸 3 0 0
  岡 崎 0 0 0
  7 鈴木翔 1 0 0
2 (5) 皆 川 5 2 0
3 (3) 金 子 4 1 0
4 (4) 河 合 4 1 0
5 (6) 西浦直 4 2 3
6 (2) 木 下 2 0 1
7 (8) 畔 上 3 2 4
8 (9) 的 場 4 0 0
9 (1) 石 田 4 1 1

 

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点
石田 9 5 4 1 2

 

ベンチ入りメンバー

16 本多(法4=法政二) 6 西浦直(営4=天理) 39 金子(キャ1=日大三)
17 納富(文4=九州国際大付属) 10 河合(法4=中京大中京) 9 大城戸(法4=藤井学園寒川)
19 船本(営4=桐蔭学園) 33 高木(文4=福岡大大濠) 26 鈴木翔(法4=法政二)
21 石田(営3=広島工) 3 伊藤諒(キャ3=神港学園) 27 的場(法4=法政二)
13 堅田(キャ2=関西) 4 岡崎(法3=作新学院) 1 若林(営2=桐蔭学園)
15 青木勇(法2=智辯和歌山) 7 吉澤(文3=桐蔭学園) 8 畔上(キャ2=日大三)
2 木下(人4=高知) 5 佐藤竜(法2=作新学院) 37 蔵桝(営2=広陵)
20 安本(営3=広島商) 23 皆川(キャ2=西武台千葉)
22 中園(法3=いなべ総合学園) 34 細川(文2=福井工大福井)

戦評

好調の打線は早大先発・有原の立ち上がりを攻める。2回表、先頭の6番・西浦直(営4=天理)が中前安打で出塁すると、有原の打球処理のミスと犠打で、2死3塁と先制のチャンスを作る。9番・石田(営3=広島工)が初球をひっかけ、内野ゴロでチェンジかと思われたが、打球を処理したファーストのタッチを石田がかわし、内野安打に。早大の守備の乱れが重なり、思わぬ形で法大が先制する。三回表には、二死から中前安打で出塁した河合を一塁に置くと、5番・西浦直が真ん中の直球を振り抜き、打球はバックスクリーンへ。打った瞬間ホームランを確信するライナー性の一発で、法大が追加点を挙げる。

四回まで1人しか走者を許さなかった法大先発の石田だが五回裏、5番・小野田に失投となった138kmの直球を弾き返され、1点を失う。しかし法大は、ここで早大に流れを渡さなかった。六回表には西浦直がサードのエラーで出塁。6番・木下(人4=高知)が犠打を決めると、早大はここで有原から2番手・内田へスイッチ。すると投手交代直後、ここまで不振にあえいでいた7番・畔上(キャ2=日大三)が、 センターの頭上を越す二塁打で、今季初打点をマークする。

法大は攻撃の手を緩めず、七回表には打者一巡の猛攻を見せる。先頭の大城戸(法4=寒川)が四球で出塁すると、2番・皆川(キャ2=西武台千葉 )が三遊間を破る見事なバスターエンドランを決める。続く金子(キャ1=日大三)がきっちり犠打を決め一死二、三塁となると、早大バッテリーは4番・河合(法4=中京大中京)を敬遠し、満塁策を選択。西浦直との勝負となるが、8球目が外れ押し出しの四球となった。ここで早大は3番手・吉永を投入するもコントロールが定まらず、続く木下にも押し出しの四球を与えてしまう。さらに前の打席でタイムリーを放った畔上を打席に迎える。二度目の日大三高同級生対決となるが、ここは畔上に軍配が上がる。右中間を破る走者一掃の二塁打で3点を追加し、早大にとどめを刺した。

初めて第1戦の先発を任された石田は、本調子ではなかったものの、打たせて取る投球で、圧巻の3試合連続の完投勝利。自己最多となるリーグ戦4勝をマークした。金子を3番、河合を4番に置いた打線は、先制、中押し、ダメ押しと効果的な攻撃で早大を圧倒。リーグ戦初出場の金子は3打席目で初安打も記録。新戦力も加わった。

明日の試合は、法大はエース・船本(営4=桐蔭学園)の先発が濃厚。一方の早大は横山、もしくは今日ファーストで先発出場した高梨が予想される。昨年、春秋通じて勝ち点を奪えていない相手ではあるが、投打が噛み合った今のチームに、恐れるものは何もない。第1試合の結果次第では優勝の可能性もある試合ともなる。今日の勢いのまま、連勝で勝ち点奪取を期待したい。(熊谷 優)

試合後の監督・選手のコメント

神長 英一 監督

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
(二回は)内野安打で先制して、(三回は)二死から河合が出て、西浦直がホームランで2点。二死走者なしからの得点なので2点だけど2点以上のダメージを与えられたと思います。でも二死からランナーを一塁において長打で返すというのはクリーンアップの仕事だと思いますよ。ホームランになりましたけど、あれがホームランじゃなくても長打で返ってきていました。長打力のある選手がクリーンアップに座っているのはそういうところに理由があると思うので、よく打ってくれたと思います。

―第一戦のマウンドにあがった石田投手が好投しましたが
いつもどおりでしたね。いつもどおりの石田だなという気はしますけど、点数がたくさん入ったので気楽には投げられていたと思います。ただ今日は気温が上がってきたりしたときにスタミナなどの面で(気温が)敵となりました。七回くらいでスタミナ切れになりそうになったんですけど八回は行かせて、八回を切り抜けたら、九回は代わるかと聞いたら「自分が行く」と言ってきたので、じゃあ行ってくれということで行かせました。自分で志願して完投しました。

―五回のピンチではマウンドに行って、石田選手に声を掛けていましたが
あれは間を取ってあげたかったので行きました。そのままいけば大丈夫だよ、一呼吸おけと。間を取りたかっただけです。

―金子選手が初出場初スタメンでしたがいかがでしたか
そんなに良い当たりじゃなくても結果として1本ヒットが出たので、これからまた余計な緊張感なくやれるのではないでしょうか。今日は有原君が先発だと予想していて(金子は)速い球に強いと思って、思い切って使ってみました。大舞台を経験している子なので打ってくれるかなということで。特に守備のミスもなかったですし、1本出たということは良かったと思います。

―畔上選手にもタイムリーが出ましたが
調子が良かったので、終盤の早稲田の試合で打ちたいというのがあったんですよね。六回の3対1になってからの4点目を畔上が打って入れたというのは大きいですね。

―明日の試合に向けて意気込みをお願いします
今までと何も変わらないですね。一戦一戦、一つ一つ勝っていくと。まだ何も決まってもいないですし、今までと変わらずしっかりとした野球をやっていきたいと思います。

河合 完治 主将

―今日は初めての4番でしたが
今日の朝に初めて聞きました。まさか自分が4番になるとは思ってなくて、ただチームのために貢献できれば1番でも9番でもいいので。今日は1本出てそのあと西浦直が打ってくれて。打順は4番目っていう感じでそんなに意識はしていないです。西浦直はホームラン2本ですけど僕は0本で全然僕はそれでいいので。とにかくチームのために1本1本ヒットが打てていればいいなと思います。

―打撃好調ですがオフにやってきたことなどは
特にオフだからといってやってきたことはないんです。開幕前にキャンプとかその積み重ねがリーグ戦に標準を合わせてやってきたので出てきているんじゃないかなと思います。1週間やったところでそんなに変わるものじゃないので。1月2月の振り込みが今に来ているんじゃないかなと思います。

―キャンプでの振り込みはどれくらい
今年のキャンプはかなり振ったと思います。去年よりはやったと思います。

―勝ち続けることで浮き足立つことがあるかもしれませんが
それはたぶんチーム全体で明治に勝たなきゃリーグ優勝はないと思っているので、優勝優勝と言われていますが、この早稲田を取らなかったら明治が優勝するだろうし、早稲田に勝っても明治に最終戦勝たないといけないので最終戦が終わるまでは気が抜けないですし、神長さんはじめ、選手も明治戦まで分からないっていうのはあると思います。自分が言わなくても分かっていると思います。

―石田選手のピッチングを見て守備で意識したことは
9回2失点で完投だったらすばらしいピッチングだったと思います。石田もリーグ戦ずっと投げてきているんでそんなに慌てている様子もなかったし石田が粘ってくれたから大量得点に繋がったんじゃないかなと思います。

―西浦直選手の存在は
僕はライバルだと思っています。六大学でナンバーワンのショートで守備も一番上手いし、右バッターの中ですばらしいショートだし、毎日練習している中でゲッツー取れたときはすごく嬉しいので。僕もあいつの守備に少しでも手助けできるように、あいつに少しでも近づけるように練習しているし、バッティングでもあいつより、って思っているので、おんなじ仲間ですけどいいライバルだと思います。あんなにいいライバルと毎日一緒に練習できているんで僕もあいつのおかげで上手になれているんじゃないかなと思います。ナンバーワンの二遊間といわれるようになりたいですね。

―有原選手について
球も速いしコントロールもあるし、いいピッチャーだと思います。対策はビデオとかを見てやりましたがやっぱり対策通りにはいかないものですけど、でも有原から点を取れたのはいいかなと思います。センターを中心に打っていくっていうのが基本だったかなと思います。

―最後に明日に向けて
チームで明日に向けて一つになっていければなと思います。

西浦 直亨

―今日の試合を振り返って
良い攻撃ができて石田もよく投げてくれたので、良い試合になったと思います。

―ホームランした球はストレートだったと思うのですが、狙っていましたか
そうですね、あの時はストレートに絞っていきました。

―有原投手との対決の際、バットを短く持っていたように思えたのですが、それは有原投手対策ですか
やっぱり(球は)スピードがあるので。いつも短く持っているんですけど、特に短く持ちました。

―七回、前の打者の河合選手が敬遠されて、西浦選手に打席が回ってきました
打ってやろうという気持ちで打席に入ったんですけど、(相手投手も)あまりコントロールが良くなかったので、しっかり見極めました。

―二遊間を組み、打順も4、5番と続いている河合選手はどのような存在ですか
同じチームなんですけど良いライバルであるし、良いチームメイトでもあるので、お互い切磋琢磨していることが、チームにとってプラスになっているかと思います。

―打撃の調子はかなり上向きになってきていますね
そうですね、結構良い感じでバットが振れているので、調子は確実に上がってきていると思います。

―明日の試合に向けてお願いします
次も積極的に自分のプレーをしていきます。

石田 健大

―今日のピッチングを振り返って 
調子自体は良くなかったんですけど、低めにキャッチャーのサイン通りに投げることを意識して投げました。ブルペンで投げたときと試合での感覚がずれていたので、調整不足なんだと思います。

―今季初めて1戦目で先発しましたが
2戦目に投げると思っていました。一日の差は大きいので調整が大変でしたが、言われたときに行けるのがいいピッチャーだと思います。一戦目に先発するということはチームからの信頼があるからだと思うので、その試合でこういう結果になってうれしいです。

―早大打線に対して特別な意識は
主軸の前に走者を置かないようにしようという意識はありました。早大の先発が有原だったので、絶対に0点に抑えるつもりで投げました。打線が点をとってくれたので余裕はありましたが、気持ちが緩んでしまわないように心がけました。

畔上 翔

―今日をふりかえって
チームが勝つためにやっていたので勝てて良かったです。

―有原投手と対戦でしたが
去年の秋が終わった時から有原さんとずっとやりたいと思っていたので、六大学の中で1番打席に立ってみたいピッチャーだと思っていたので、ヒットを打てなかったですけど、自分のスイングを有原さんの打席でできたので次につながるかなと思います。

―高校の時のライバルであった内田投手との対戦がありましたが
内田もすごくストレートが良いピッチャーなので、向かってくる気は感じたので、それに負けないって感じでやってきたので、打てて良かったです。

―日大三高の同期の吉永投手との対戦は
あの打席は意識無しで打てっていうのは無理があるので、(最低でも)犠牲フライ打って点数とってやろうという感じで打席に入りました。

―打った時の手応えは
悪くは無かったですね。しっかり押す感じがあったので、あそこまで飛んでくれたと思います。

―高校の後輩の金子選手がスタメン出場でしたが
法政に来ても一緒のグラウンドで同じユニフォームでやれるのは僕にとっても嬉しいことなので、これからもお互い二人で頑張っていきたいです。

―明日の試合にむけて
切り替えて今日帰ったら明日にむけてするべき準備をしっかりしてやっていきたいと思います。

皆川 普

―今日の試合を振り返って
最初、自分自身堅く感じたけど勝てたので良かったです。

―第一打席の初球をヒットにしましたが
ストレート狙っていたんですけど、変化球来たので体が勝手に反応しました。

―何か有原投手の対策はしましたか
ストレートを想定して練習してきました。

―第四打席ではバスターエンドランも決めましたが
振れば抜けると思っていました。

―それはサインですか
サインです。

―守備機会も多かったですが
それは…今日はやってしまったので(今季初失策) (笑)

―それでも好プレーが続いていますが
ファーストが金子だったので、ちゃんと投げきってやろうと思ったけど…気持ちを入れ替えていきます。

―打率ランキングが上位と好調の要因は
自分が打ってないと思うことが大事かなと思います。

―早稲田投手陣の印象は
こっちが早稲田ピッチャーにプレッシャーをかければ崩れるタイプだと思っていました。

―空き週の期間に重点的に取り組んだことは
ちょっと筋肉落ちちゃうといけないので、筋トレをやって前半の方はしっかり体を動かして鍛えたけど、後半は調整していました。

―レギュラーとして初のリーグ戦中で疲れや体の変化はありますか
腰痛いです(笑)

―今、2番打者ですが意識している点は 
打率を残すというよりも、出塁することとランナーを進めることです。今は結構出来ていると思うので、打率にこだわるよりも出塁率やランナー進めることを考えたいです。

―明日に向けてお願いします 
明日は左か右か分からないけど、自分はスイッチヒッターなので、しっかりどっちも振って、あと守備はエラーしたから心を入れ替えてやっていきます。

金子 凌也

―初出場おめでとうございます!感想をお願いします
スタメンは試合前にわかって、ベンチに入れないかもって思っていたんですけど昨日ベンチに入れるって知って、それでもう驚いて、今日朝のミーティングの時に3番って言われて、なんかすごく信じられないというかすごくびっくりして、でもしっかりそれまで準備してきたのでしっかりやることやるだけだなと思ってたので、いい状態でのぞめたと思います。

―初ヒットも打ちましたね
当たり的には全然よくないし、もっと打ちたかったのが本音なので、まだまだこれからって感じですね。

―送りバントも決めましたね
状況的に絶対送りバントだったので、ネクストから準備して、バントは日大三高で2番を打っていたのでそんな苦手な感じはしなかったので、自信をもってできたと思います。

―一塁の守備はどうでしたか
自分少し苦手なんですけど、まあ普通にこなせたと思います。

―何か監督にかけられた言葉などありますか
先発ってわかってバッティング練習だったんですけど、その時にバッティングのアドバイス、力抜けっていうのは言われたので、そこでだいぶ楽にできました。

―3番という打順への意識はありましたか

今まで3番はキャプテンの完治さんが打っていて、自分がその代わりをできるかなとは思っていたんですけど、自分のやるべきことをやろうという気持ちで、あまり意識せずできました。

―先週は空き週でしたが、何か取り組んだことなどは
練習試合があってその時に代打で出させてもらって、決勝打を打ったんでこの早稲田戦にスタメン出場できたと思うんで、その先週の空き週が自分にとってすごくいい空き週だったなと思います。

―目標はベンチ入りとのことでしたが、次の目標は
優勝に貢献できる選手になりたいです。

―明日の試合にむけて一言
出たら自分の仕事をしっかりこなして、まだまだ1本しか打ってないんで、ヒットもいい所で打てたらいいと思っています。

 

フォトギャラリー

  • 2013060514同期からトドメの適時二塁打を放った畔上
  • 2013051812号2ランを含む2安打の活躍を見せた西浦直
  • 201305182本塁打を放った西浦直を迎える木下、河合
  • 201305183自己最多の4勝目を挙げた石田
  • 201305184開幕から7試合連続となるヒットを放つ河合
  • 201305185三遊間をきれいに破るヒットを放った皆川
  • 201305186リーグ戦初出場初スタメンの金子
  • 201305187初ヒットを放ち喜びを見せる金子
 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

2017-06-267 R

定期購読の申込み