硬式野球
 

東京六大学野球春季リーグ戦 無念の春から歓喜の秋へ~監督・4年生コメント

東京六大学野球春季リーグ戦
5月27日(日)
会場:神宮球場

東京六大学野球春季リーグ戦が終了した。リーグ戦、新人戦ともに2位止まりとなった法大。開幕4連勝を飾るも、優勝の懸かった大事な終盤で失速。結果、早大に優勝を許し、ついに通算優勝回数を並ばれてしまい、悔しさだけが残る春季リーグ戦となった。そんな春季リーグ戦を監督、選手に振り返っていただきました。

主将としてチームをまとめた建部

 監督・選手のコメント

金光監督

―春季リーグ戦を振り返って
今季はいい時と悪い時があって、ここ一番で勝ち切れなかったという印象があります。

―優勝を逃した要因は
投手の安定感がなかったというのが一つ。打者の方はここ一番での勝負強さにかけていたということですね。

―リーグ戦を通して成長したと思う選手は
うーん、まあ…良くなってきたなというのは西浦ですかね。あと宮崎ですね。宮崎が使えるようになったなと思います。

―春季リーグで見つかった収穫と課題は
早稲田戦であのような負け方をして選手たちが一番自分たちに足りないものというのを感じたと思います。優勝争いをしてそれを乗り切っていくための反省点や課題も出たというのが収穫だと思います。

―今春の六大学野球の全体としての印象は
やっぱり紙一重ですよね。早稲田さんが勝ち点4で優勝しましたけど、どのゲームも紙一重の状態なので、その時の選手の状態や故障などでかなり左右されるという感じがしましたね。

―夏はどのような練習をしていきますか
東大戦前、選手たちに言ったのはとにかく基本に忠実なプレーを心掛けることをもう一回全員が意識していこうと。基本というのは技術だけではなく、技術以外の事も含めて徹底していこうと思います。

―三嶋投手のケガの状態は
しばらくかかるでしょうし、春もずっと故障でいい状態ではなかったので秋までにしっかり治して、万全の状態でリーグ戦に臨むということが重要だと思います。

―秋季リーグ戦への意気込みを
まだまだ天皇杯までには全体的にレベルアップしなきゃいけないなというのは感じましたし、課題も明確になったので一つ一つ積み上げていきたいなと思います。 

建部主将【打率.180 本塁打0 打点5】

―春季リーグ戦をふり返って
キャプテンやらせていただいて初めてのリーグ戦で、4年生が前に立ってやっていこうと始まったリーグ戦でした。最初の1カード2カードは悪い面もあったんですけど、良い面と投手陣の頑張りもあって、何とか勝てました。しかし明治、早稲田にやられた中に悪いところが明確に出て、それが1カード2カードに無かったのかと言われればそうでもなかったので、やっぱりこの駄目だった部分を克服していかなきゃいけないと分かったシーズンでした。また優勝したいと全員が思い、チームがやってきた中で取れなかったので悔しいですし、キャプテンとしても力がないと思ったのでまた頑張りたいと思います。

―印象的な試合や場面は
やっぱり負けた試合もそうなんですけど、明治の3回戦で最後9回4点差を追いついた試合です。最後打った上戸は1年生の頃から仲良くて、でもそんなに出場試合数も無くて、神宮でも経験はあったんですけど、ヒットは打っていなかったと思います。それでも4年生になって上戸もレギュラーではないんですけど、すごいやる気になってやってくれていて、最後あのような場面で代打の代打で打ってくれたことは、自分のことよりも嬉しかったし野球人生の中で大きな印象に残るシーンだったと思います。

―個人としてどのようなシーズンでしたか
自分の成績が良ければ、チームに貢献できていたのは当たり前なんですけど、今年は自分の成績というよりチームに貢献できる打席であったり守備であったりチームワークで自分が引っ張っていこうとしました。自分が前向いてないとみんなも前を向けないと思うので、そういうところも意識してやっていこうというシーズンでした。こうやって精神論で片付けられるものと、そうでないものが明確に分かって技術の足りなさが自分のこの成績につながっていると思います。

―チームの調子が下向きになったときは選手間でミーティングも行ったと聞きましたが
明治に1回負けて、4連勝した後に1週空いていざ行こうとなったときに、ベンチ入っている人とそうでない人の意識がなんか違うという印象をお互いに受けていました。このまま明日の試合に望んでいいのかってなり、ミーティング開かせてもらいました。ミーティングというよりは自分が言うだけじゃなくて、会話をしたかったので、何でもいいからあるかなと聞きました。みんなが色々な意見を出してくれたのでベンチ入っているメンバーもそうですし、入ってない人の方が意見を出してくれました。自分としては意味のあるミーティングだったと思います。しかし、そのミーティングはミーティングなので、技術的なことよりは精神論というのは当たり前のことなんですけど、ずっとそこを今までオープン戦からやってきたことを再確認というミーティングでした。オープン戦で自分がいつも通りやっていこうとなったときにパッて動けるチームになっていこう、という確認は出来たと思います。

―今シーズンを通じてこれからに期待したい選手はいますか
みんななのですけど、特に4年生みんな好きなんですよ。今日は土井とか伊藤慎吾出てないんですけど、出てほしいというか一緒に野球やりたいですし、4年生全員期待したいです。多木とか土井とか三嶋とか伊藤、みんなに、期待したいです。4年生が活躍すると嬉しいです。

―個人として今シーズン課題として残るものや収穫は
技術的なもので言えば、こういう神宮という大きな舞台ですけど、いきなりチャンスで打席に入ってファーストストライクをしっかり自分のスイングで振れたり、技術を身につけていかないと駄目だなと思いました。そこは精神論で振るぞ、と思ってもなかなか出来るものじゃないので、これから秋に向けてもそうですし、自分がこれから野球で生きていこうと思うならそこを克服しないと駄目な点だと思います。オープン戦からそこをしっかり訓練してやっていきたいと思います。

―秋に向けて
今年の春のリーグ戦は応援してくれている人たちがすごくいっぱいいましたし、ベンチ入ってない制服で来てくれている人もみんな固まって応援してくれているのが伝わって、本当にキャプテンやってきて良かったと思うし、誇りに思いました。でもやっぱり優勝しないと、という部分があるので、秋優勝して最後全員で、応援してくれる人たち全員で、喜べたらいいなと思うのでまた必死に頑張っていきたいと思います。

 

岩澤選手【打率.267 本塁打1 打点7】

―春季リーグ戦を振り返って
1位でなかったら、何位でも同じだと思うので、とても悔しいです。ただ、最後の試合で、秋に繋がるような試合が出来たかと思います。

―春季リーグ戦を通して何か課題は見つかりましたか
投、攻、守のバランスが大事だということと、打たないと勝てないということです。(今季リーグ戦で優勝した)早大は打撃が良かったので、あれくらい打たないと優勝できないと感じました。

―何か収穫はありましたか
まだまだです。0からスタートしないと、秋は勝てないと思うので、死ぬ気でやりたいと思います。

―秋季リーグ戦への意気込みは
1位しか狙うつもりはないです。しかし、このままではダメなので、死ぬ気で頑張りたいです。 

土井選手【打率.238 本塁打2 打点4】

―春季リーグ戦を振り返って
新チームになってから優勝するためにやってきたけど、優勝できなかったので悔しい気持ちだけが残ったという感じです。

―春季リーグ戦で得られた課題や収穫はありますか
キャッチャーは打つことよりも守ることが大事なので、配球をもっと勉強して0点に抑えられるようなリードをしていきたいです。

―夏に向けてどのようなトレーニングを考えていますか
体を鍛えたいので筋トレをしたり、あとバッテリーの練習をたくさん取り入れていこうかなと思っています。

―秋季への意気込み
秋はもう最後なので、気持ちよく終わるためには優勝しかないので、そのために明日から全力でやっていきたいと思います。

多木選手【打率.125 本塁打0 打点2】

―シーズン終わってみて、不調の要因は何だと思われますか
人生でこんなに打てなかった事が今まで無かったので、どうしたら良いのかわからなくなってしまいました。

―シーズン前にケガをされていましたが
そうですね。ケガでシーズン前にちゃんとした練習が出来ていなかったんですけど、それを言い訳にはしたくないですね。

―100安打へのプレッシャーはありましたか
いや、それは全く無かったです。

―チームとして今シーズンはどうでしたか
そうですね。最初に勝ち点をふたつ取れて、良い感じにいけると思ったんですけど、やはり明治、早稲田が想像より強かったです。なので次、秋はその2チームを倒していかないと優勝はないと思っているので。でも、立教も慶應も強いんでややこしいですけど、明治、早稲田には勝っていきたいですね。

―秋に向けて
優勝はもちろんなんですけど、大学4年間の集大成になるので悔いを残さないように頑張ってやりたいです。100安打と言われますけど、数字にはこだわらなくて結果的に達成したいです。なので100安打はあまり考えずにやっていきたいです。

三嶋投手【3勝2敗 投球回数36 防1.75】

―今季のリーグ戦を振り返って
ずっと一戦目で投げていたが、途中で離脱をしてしまい、初めてベンチも外れて本当にくやしかったです。

―リーグ戦の収穫はありましたか
序盤の慶應、立教戦でばてることなく完投できたので、冬の投げ込みの成果が出たと思いました。

―秋季に向けて夏、どのようなトレーニングをしていきますか
冬に行った投げ込みを続けて、さらに体のケアもしっかりとやって、秋には離脱しないようにチームに貢献していきたい。

―最後に秋季に向けての意気込みをお願いします
2位といっても早稲田とは差があった。優勝のためにやってきたんで、秋はなにがなんでも日本一。本当に大学最後なので、しっかりやって悔いの残らないシーズンにしたいです。

高木悠貴選手【打率.314 本塁打1 打点6】

―今日でリーグ戦が終わりましたが
前半は流れが良くいけたんですけど、終盤になるにつれてチーム全体の調子が悪くなってしまったのでこういう結果になったのかな、と思います。

―レギュラーとして臨んだ始めてのシーズンでしたが
自分の成績については満足しています。3割を打つ事が目標だったので達成できて良かったです。自分が3割打つ事でチームトップの打率というのもついてきたので嬉しいです。

―自身の守備に関してはいかがですか
まだまだ下手くそなんで、秋にむけて鍛えていきたいです。

―最終学年として心がけた事は
4年生がたくさん試合に出ているのでその中でも内野を引っ張っていくということを心がけました。

―今シーズンの収獲と課題は
課題はさっきの通り、守備ですね。エラーしてしまったので…秋までにもっとうまくなります。収獲は…打撃というか、自分自身調子がいいとか悪いとか感じた事もなく、緊張もしない方ですし、自分の力が出せたということ(が収獲)ですね。

―秋までにやりたい事は
守備ですね。まずは土台をしっかり作って、その延長でバッティングが良くなれば、と思ってます。 

 伊藤慎吾選手【打率.211 本塁打0 打点2】

―春季リーグ戦をふり返って
最初スタートが良かったのでそのまま優勝目指していきたかったんですけど、中盤はチームとしても自分としても良くなかったです。秋に向けて自分自身の課題も何となく分かってきたのでこれから秋に向けて克服していきたいです。

―その中で印象的な試合や場面は
明治の2回戦で4-0で追い付いて引き分けた試合が1番印象的でした。

―リーグ戦通じてご自身の調子は
あんまりずっと良くなかったので、それでもその中で出来ることがあったのかなと思います。

―課題として残ったものは
打席の中で集中力に無駄があったと思います。

―収穫として得られたものは
今まで冬やってきたことができてるところもあったので、そういうところでは良かったと思います。

―秋に向けて
もうこんな悔しい思いはしたくないので、次は絶対優勝したいと思います。

上戸選手【打率.500 本塁打0 打点1】

―春季リーグ戦を振り返って
前半は慶大と立大から良い形で勝ち点を取ることが出来て、チームの雰囲気も良かったです。明大戦も敗れはしましたが、チームの雰囲気は悪くはなかったです。しかし、早大戦で、自分たちの力が発揮できず、そこで反省しきれなかったことが、反省点であり、これからの課題です。

―春季リーグ戦を通して、何か収穫はありましたか
個人的には、大事な場面で打てたことです。

―課題は見つかりましたか
チームのレベルを上げなければいけないと思います。ここぞという場面で1本が出なかったので、そのような場面で1本を出せるようにしないといけないと思います。

―秋季リーグ戦への意気込みは
優勝しか目指していません。4年生として(最後のリーグ戦で)有終の美を飾りたいです。

 

フォトギャラリー

  • 主将としてチームをまとめた建部
  • 正捕手に定着した土井
  • 打撃不振から抜け出せなかった多木
  • エースとしてチームを引っ張った三嶋
  • 法大で唯一3割をマークした高木悠貴
  • オープン戦の好調を維持できなかった伊藤慎悟
  • 代打で結果を残した上戸
 

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2017-09-254 R

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