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【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第5週 対明大3回戦 中軸の2発で同点にするも・・・ エースが粘れず勝ち点ならず

東京六大学野球秋季リーグ戦 対明大3回戦
2014年10月14日(火)
神宮球場

日曜日の2回戦ではようやく今季初勝利を手にし、この勢いのまま勝ち点を奪いたい3回戦。大事な試合の先発を中2日でエースの石田に託した。ドラフト前の最後の登板で結果が求められるも、序盤から踏ん張りきれず、明大に2点のリードを許す苦しい展開。しかしエースに応えようと畔上と佐藤竜が奮起。中軸に一発が飛び出し、同点で前半を折り返す。そして迎えた6回表の守備。石田は2死から粘ることができずに・・・

201410141
先発のエース・石田はまたも踏ん張れず6敗目を喫した

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
明 大 1 1 0 0 0 1 0 0 0 3 9 0
法 大 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2 7 1

(法大)●石田(6敗)、三浦、玉熊‐中園
(明大)○柳、上原‐坂本
[本塁打]畔上1号ソロ(2回・柳)、佐藤竜1号ソロ(4回・柳)

打撃成績

打順位置選手打率123456789
1 (9) 蔵桝 5 1 0 .286 遊飛   二直   一安   三ゴロ   空三振
2 (4) 若林 3 0 0 .167 三ゴロ     右飛 左飛   四球    
3 (6)5 佐藤竜 4 1 1 .214 二直     右越え本①   見三振 二ゴロ    
4 (8) 畔上 4 3 1 .259   右越え本①   三ゴロ   二安   左前安  
  R8 松田 0 0 0 .000                  
5 (7) 齊藤秀 3 1 0 .143   空三振   四球   中前安   三邪飛  
6 (3) 金子 3 0 0 .208   二ゴロ   二ゴロ   三ゴロ      
  H3 杉本悠 1 0 0 .000               空三振  
7 (5) 伊藤諒 2 0 0 .214   遊邪飛     三ゴロ 死球      
  H 安慶名 1 0 0 .077               一ゴロ  
  6 吉澤 0 0 0 .143                  
8 (2) 中園 3 1 0 .429     三ゴロ   右前安 三邪飛      
  H 米田 1 0 0 .400                 二ゴロ
9 (1) 石田 1 0 0 .000     二ゴロ   三犠打        
  1 三浦 0 0 0 ――                  
  H 清水雄 1 0 0 .000             三ゴロ    
  1 玉熊 0 0 0 .250                  
  H 森川 1 0 0 .000                 二ゴロ
    33 7 2 ――                  

投手成績

  球数 打者 防御率
石田 5 2/3 107 28 8 0 3 3 4.30
三浦 1 1/3 12 4 0 0 0 0 0.00
玉熊 2 30 7 1 1 0 0 5.60
9 149 39 9 1 3 3 ――

ベンチ入りメンバー

10 安慶名(経4=興南) 27 森川(営2=桐蔭学園) 8 畔上(キャ3=日大三)
14 鈴木貴(人4=済美) 1 若林(営3=桐蔭学園) 23 松田(法4=三重)
15 熊谷(キャ1=平塚学園) 3 伊藤諒(キャ4=神港学園) 25 蔵桝(営3=広陵)
16 玉熊(法2=北海) 4 岡崎(法4=作新学院) 28 齊藤秀(文4=北海学園札幌)
17 藤森(法1=西武台千葉) 6 佐藤竜(法3=作新学院) 31 米田(営2=智辯学園)
18 三浦(法2=三重) 7 吉澤(文4=桐蔭学園) 32 清水優(文1=聖望学園)
21 石田(営4=広島工) 9 金子(キャ2=日大三) 33 清水雄(法1=中京大中京)
20 安本(営4=広島商) 34 杉本悠(営4=広島工)    
22 中園(法4=いなべ総合学園) 35 水谷(営1=桐蔭学園)    

リーグ戦結果(10/14現在)

 立大明大慶大早大法大東大試合勝点勝率
――   ○○   ○○ ○○ 6 6 0 3 1.000
  ――   ○○ ○●○ ○○ 7 6 1 3 .857
●●   ――   ○○ ○○ 6 4 2 2 .667
  ●●   ―― ○○ ○○ 6 4 2 2 .667
●● ●○● ●● ●● ――   9 1 8 0 .111
●● ●● ●● ●●   ―― 8 0 8 0 .000

戦評

 台風が過ぎ去り快晴となった神宮球場。強風が吹く中、今季初の勝ち点をかけ勝負の明大3回戦が幕を開けた。両先発は1戦目同様 法大・石田健大(営4)、明大・柳裕也。

 ここまで未だに勝ち星がない石田は、この試合も苦しい立ち上がりとなる。先頭の福田周平を抑えるも、次打者小倉貴大を死球で歩かす。1戦目で本塁打を浴びた高山俊に対しては、ていねいにコースを突き、捕邪飛に打ち取る。これで2死としたが4番・石井元に左前安打、5番・糸原健斗に右前適時打を許し、あっさりと先制点を献上してしまう。

 初回から反撃したい法大だったが、相手先発柳の前に簡単に三者凡退に片付けられてしまう。すると、直後に再び明大打線が石田に襲いかかる。この回先頭の宮内和也がしぶとく内野安打で出塁。1死後に柳が犠打を決め2死2塁とし、ここで打席に立った福田が初球をとらえ遊撃手の頭上を越すタイムリーを放ち、序盤で2点のリードを奪われる展開となる。さらに盗塁、捕手中園洋輔(法4)の送球ミスが重なり2死3塁としてしまうが、続く小倉を遊ゴロに打ち取る。

 序盤で先制を許し嫌なムードになりかけたが、4番のバットが雰囲気を変える。前の試合、スタメンを外れるも代打で3打点を挙げた畔上翔(キャ3)が、この日の第一打席でも結果を残す。2ボール1ストライクからの4球目、完璧に振り抜いた当たりは右中間スタンドに吸い込まれ今季1号のソロ本塁打となった。

 1点を返してもらった石田は、三回四回と走者を背負うピッチングとなったが追加点は許さず流れを渡さなかった。

 迎えた四回裏、3番・佐藤竜一郎(法3)が放った打球は右翼席まで一直線に伸び、見事な一発攻勢で同点に追いついた。値千金の一打は、佐藤にとって嬉しいリーグ戦初本塁打となった。続く五回の攻撃でも法大はチャンスを作る。1死後中園が右前安打を放つと、石田が初球でバントを決め2死2塁。この場面で両監督がお互いの選手に声を掛け気合を入れる。打席に立った1番・蔵桝孝宏(営3)はファーストのミットをはじく内野安打でチャンスを拡大する。応援が強まる中、続く若林晃弘(営3)が放った打球はレフトに飛ぶもあとひと伸び足りず勝ち越しとはならなかった。

 後半に入った六回、ここまで毎回安打を許しながらも追加点を与えてこなかった石田が制球を乱す。先頭の坂本誠志郎にこの試合初めて四球を与えると、犠打でピンチを広げてしまう。続く打者を打ち取り2死とするも、柳の代打となる加勢一心に粘られた末、四球で走者を溜められる。打順が1番にかえり福田と四度目の対戦、2ストライクと追い込むもセンターにはじき返される。クロスプレーの際どいタイミングだったが、ボールは無情にもキャッチャーミットからこぼれ落ち、痛恨の勝ち越しを許す。ここで石田は無念の降板。奪三振はゼロで、3失点すべては2アウトからのもので、今までの試合同様粘り切ることができなかった。後を継いだ三浦浩太郎(法2)は初球で打ち取りピンチの芽を摘んだ。

 反撃に出たい法大は代わった上原健太から畔上、齊藤秀之(文4)の連続ヒット、伊藤諒介(キャ4)の死球で2死満塁と絶好の得点機を演出するも中園は三邪飛に打ち取られ、チャンスをものにすることができない。

 七回表、三浦がこの試合初めて明大を三者凡退に抑え流れを呼び込むと、八回から登板した玉熊将一(法2)も安定した投球で無失点と好投を見せる。

 ついに終盤を迎え、法大は主将の安慶名舜(経4)やリーグ戦初出場となる森川大樹(営2)を代打に送るも功を奏さず、ゲームセットとなってしまった。7安打を放ちながらソロ本塁打の2点のみ。先発の石田は粘りの投球を見せるも、大事な場面で失点を許し、打線はチャンスを作るもそれを生かし切れない。今季何度も見た光景で、この試合も星を落とした。前の試合で初勝利を挙げたが、勢いには乗り切れず初の勝ち点奪取とはならなかった。そして4季連続で明大から勝ち点を落とす悔しい結果もついてしまった。

 勝ち点ゼロのまま迎える東大戦。もう失うものは何もない。ひたむきに、勝ち点を奪いにいってもらいたい。(宮城 風子)

クローズアップ

玉熊将一(先発奪回へ 背水の投球)

 勝利するためには、1点も与えられないマウンドだった。8回表、3対2のビハインドの場面で、玉熊将一がマウンドへと向かった。

 次期エースの呼び声高く、今春のリーグ戦では2年生ながら主に2回戦の先発マウンドを任された。抜群のコントロールと切れのあるスライダーを武器に、大学初勝利を挙げる。しかし今季は、第4カードの明大戦を迎えるまで白星は無く、防御率は10.38。玉熊にとって、試練のシーズンが待っていた。

 課題は明白だった。連打を浴びると歯止めがきかず、ピンチで踏ん張れない場面が目立った。象徴的だったのは、早大2回戦での投球だ。5回までで、6つの三振を奪うなど早大打線を封じ込めるも、続く6回、先頭打者から5連打を浴び失点すると、迎えた1死満塁の場面では相手打者の土屋に初球の甘く入った直球を完璧に捕らえられ、痛恨の逆転満塁本塁打を放たれる。5点のリードを守りきれず、自己ワーストの7失点。玉熊にとって悪夢のようなマウンドだったことは、想像に難くない。

 しかし、このままでは終わらない。今節の明大戦では2回戦、そして今日の3回戦と、いずれもリリーフでの登板ながらも6回1/3を無失点。「体の使い方を変えた」と本人が語るように、持ち前のコントロールを取り戻し、連打を浴びた場面はゼロ。たとえピンチを迎えても、冷静なマウンドさばきで一人ずつ打者を打ち取った。

 自らの手で課題を克服し、また一つ成長の証を見せた。試合後の取材で、先発投手へのこだわりはと問われ「投手は先発のほうが試合に大きく絡むことができるので、先発でやりたいという意識はある」と答えた。玉熊が「エース」となり先発のマウンドに上がる日は、きっとすぐそこに迫っているだろう。(井手一樹)

試合後の監督・選手のコメント

神長英一 監督

―今日の試合を振り返って
エースが踏ん張れない、それに尽きます。ずっと同じことをやっていますね。

―今日の石田投手は特に何が駄目でしたか
勝負弱いですね。凌がなくちゃいけない2死から点をやるということですね。

―石田投手は球数が多かったですね
やはり無駄なボールが多いですね。

―ドラフトを控えている石田投手は今季、昨季と成績が奮わず評価を落としている印象ですが
落としていると思います。ただ、後はプロの方がどう判断するかなので。力は若いときよりかは落ちてきているというのはプロの方も思っていると思います。

―若いときというのは
1、2年生のときの方が良かったんじゃないですか。歳とともに力が落ちてきている感はありますね。ただ素質的にはあると思うので、彼の野球人生の中で(大学が)最後になると思えないです。少なくとも四年間の中では1、2年生のときの方が今より良かったなという感はありますね。

―石田投手の課題を強いて挙げるとしたら
コントロールですね。あとは球のキレもです。

―今日は三投手の継投となりました。三浦投手、玉熊投手のピッチングについてはいかがでしたか
来年につながる二人のピッチャーなので、抑えてくれたのは自信になったと思います。

―畔上選手、佐藤竜選手の本塁打について
1点返して、追い付いてというすごく大きなホームランだったと思うので、良いところで打ってくれたと思います。

―五回、六回のチャンスで得点できなかったのが痛かったですね
今シーズンはそういうことなんだと思いますね。チャンスを潰して、ピンチで点を取られてという繰り返しなので、またそういう展開だったかなと思います。

―終盤の代打攻勢は残念ながら実りませんでした
そうですね。先発で出ていた選手があまり良くなかったので、代えてみようかなと思ったんですけど、駄目でしたね。

―三日前にも対戦した明大の柳投手について
やっぱりコントロールが良いですね。ボールのキレも良いですし。柳くんも上原くんも良い投手だと思います。ただ、そういうピッチャーから点を取って、石田が1失点で完投すれば勝ちなので、踏ん張りきれないという、9試合ずっと同じような展開ですね。

―再来週は東大戦ですが、今季の東大のイメージは
今までで一番勢いがあるんじゃないですか。私が見た5、6シーズンの中では勢いがすごくあると思います。

―今季の東大は打力が目立ちますね
そうですね。打力とともに若い投手の方々が出てきているので、すごく(勝利への)可能性を感じながら試合をされているなと思うので、立教さんもヒヤヒヤだったですし、苦しい試合になるだろうなという気はしますね。

―東大戦の意気込みをお願いします
早稲田の1回戦からずっと言っているように、ひとつの試合を必ず取るんだというつもりで、変わらずにいきます。

安慶名舜 主将 外野手(8回に代打で出場も、一ゴロに倒れる)

―試合を振り返って
点を与えてはいけないところで四球をきっかけに(点を)取られてしまって、こっちはチャンスに一本が出なかったので、本当に1点に泣いたという試合でした。

―前回の勝利を経てベンチの雰囲気は
以前よりは良くなったと思います。連敗のプレッシャーなどは考えずに、一度勝てた野球というものを思い出してやっていこうという雰囲気が出ていたので、雰囲気についてはすごく良かったと思います。

―前回対戦で抑え込まれた明大先発の柳投手への対策は
柳が投げてくるという予想はしていましたし、コントロールも良いので、簡単にストライクを投げさせないように追い込まれるまでしっかり打っていくという対策をしていました。

―勝ち点なしで最終カードを迎える形になってしまいました
本当に悔しいですし、今年の東大はこれまでとは違うと思うのでしっかり研究しなければいけないと思います。

―ご自身の大学シーズンも残り僅かとなりましたが
特別に意識することはないですけど、最後しっかり法政らしい野球をやりたいですし、絶対に勝って終わりたいと思っています。

―空き週期間に準備したいことは
徹底的に東大の研究をすることと、野手が崩れそうなところで踏ん張れたことは大きかったのでそこは継続したいと思います。最後の最後まで詰めてやっていきたいです。

―東大戦へ向けて意気込みを
もう勝つしかないので。しっかり勝ちます。

石田健大 副将 投手(先発するも序盤の失点が響く)

―今日の試合を振り返って
今日、調子自体はそんなに悪くなかったんで、後は1球1球をもっと大事に投げないといけないな、と思う試合でした。

―序盤から連打される苦しい展開となりましたが
立ち上がりをしっかり抑えないとチームも流れに乗ってこないので、負けた原因はやっぱりそこにあるんじゃないかなと思います。

―2点を先制された後はどのように修正されましたか
悩んでいても同じなので、割りきりながら思い切って腕を振って、後ろのピッチャーもいたんで、しっかり腕を振って投げようと思いました。

―前回の登板では投球数も多かったと思いますが、疲れはありましたか
なしって言ったら嘘になるんで、多少はあったんですけど、そんなに気にするほどではなかったです。

―ドラフト前最後の登板となりましたが、特に意識されたことはありますか
意識しながらやっている訳ではないので、まずは自分の力を出せればいいな、という風に思いながら投げていました。

―ドラフトまでに修正したいことはありますか
いえ、もう特にないです。

―率直な今の心境を教えてください
あまりいい結果は出てないので、どうなるかわからないですけど、受け入れるだけだと思っています。

―改めて、自分のアピールポイントは何だと思われますか
強気なピッチングだったり、ストレートの球だったりとかは見てもらいという風に思います。

―次節の東大戦がリーグ戦最後の試合となりますが
4年生でやる野球も最後なので、楽しみながら、全員で絶対勝たないといけない試合なんで、まずは勝ちにこだわりながら思いきってやっていきたいと思います。

―次戦に向けて
全部最後まで1人で投げきるくらいの気持ちで、全力でやっていきたいと思います。

中園洋輔 捕手(自身初の1試合フル出場)

―今日の試合を振り返って
相手の方が上だったというか、自分たちも勝ちたいという気持ちはありましたが、相手にその気持ちの面で負けたのではないかと思います。

―リードされながらも四回に追い付きましたが、その後は1点が遠い展開となりました
いつも(石田)健大のときに勝ち越せていなかったので、今日も「先制するぞ」と言っていましたが、初回に点を取られてしまって追う展開になったのでいつもと一緒だったと思います。

―雨で1日空きましたが調整の方は
特に意識してやっていたわけではないですが、昨日しっかり練習して、1戦目やられたことをもう一度研究して見直して、万全の状態では入れました。

―今日の石田投手の投球について
気合いが入っていて球もきていましたし気持ちが伝わってきていたので、やっぱり悔しいですね。

―いずれも2死からの失点となりましたが
無駄な四死球を与えてしまったのが原因だと思います。

―今季の石田投手について、捕手としてどう見ていますか
要所で力を入れたりといったピッチングの上手さというのは下級生のときに比べたらあると思いますが、チームの雰囲気であったり打線が援護してあげられないというところで、負担になっているので勝てないのではないかと思っています。

―今日は最初から石田投手とのバッテリーとなりましたが、事前に話などは
(自分が)出ていないときもいつも安本や石田とはコミュニケーションを取ってやっているので、自分が(マスクを)被るからというのはなかったです。

―自身の1試合フル出場は4年間で初めてでしたが
スタメンで出るつもりで(これまで)やってきました。でも春も開幕はスタメンでしたがすぐ安本に代わってしまっていたので…。やっとチャンスがまわってきたのでこのチャンスを生かせたらと思っていましたが、チャンスで打てなかったのもあって悔しい思いがあります。

―明るい材料としては、今日も三浦投手の好投が見られました
オープン戦でも活躍していましたがこんなに結果が出るとは自分も思っていなかったので、それは自分たちが来年に向けて残していける良い材料だと思います。神宮で活躍するには経験が大事だと思いますが、最初は結構緊張してガチガチしていました。でも、今は(球場に)来てもいつも通り投げられるようになって表情とかも柔らかくなってきたので、元々良いピッチャーではありますが、そういう経験ができているのは良かったと感じています。

―これで明大相手に4季連続勝ち点を落とす結果となりました
入学したときから明治というのはライバルというイメージで戦ってきていて、自分が2年生のときに明治に勝って優勝してという良い印象もあったので、明治に勝つという気持ちは強かったんですが、やっぱり明治戦になると相手の方が上だと前から思っているので、そういった気負いが出てしまうのかなと思います。

―4カードを終えて勝ち点0というチームの状況についてどう考えていますか
何を言っても仕方がないので、自分たちの弱さを認めて、東大にもチャレンジャーのつもりで向かっていきたいです。

―ラストカードとなる次の試合に向けて
4年生ということで最後のカードになりますし、悔いの残らないようにじゃないですが、思い切って野球を楽しんで、後輩たちにそういった姿を残せていけたらと思います。

畔上翔 外野手(4番に復帰し、本塁打を含む3安打の活躍)

―今日の試合を振り返って
勝ち点を取れなくて残念でしたね。かなり残念です。

―今季初本塁打を打ちましたが、その打席を振り返って
低めの真っ直ぐを打って、逆風でいかないと思ったんですけど、伸びてくれてよかったです。

―昨日に引き続きバッティングが好調ですが、順延した昨日はどのような練習をしましたか
普通に、普段通りの練習をしました。

―勝ち点を取ることはできませんでしたが、チームの状態をどう思いますか
もう東大戦しかないんで、向こうも勢いがあるんで、しっかりやっていくしかないですね。

―次の東大戦を最後に4年生は引退となりますが、どのような試合をしたいと思いますか
4年生には悔いのないような試合をして、しっかり卒業して行ってもらいたいです。

―次戦への意気込み
準備をしっかりやっていきたいと思います。

佐藤竜一郎 内野手(2打席目に同点ソロを放つ)

―今日の試合を振り返って
チャンスで一本が出ませんでした。“1点の強さ”というのが明治の方にあって、1点差のゲームを勝てなかった自分たちの勝負弱さが出たかなと思います。

―明大から4季連続で勝ち点を落とす結果となってしまいました
明治のことをライバルだと思っています。相手の応援もすごくて、のまれそうな雰囲気でやっていて毎回毎回いい試合はしているんですけど勝ちきれないです。明治のしつこさとか、勝ちたいという気持ちが強いと思います。そういうのが法政はまだ足りないのかなと感じました。

―四回にはリーグ戦初本塁打を放ちましたが
(本塁打を)狙ってはいなかったんですけど、インコースを攻められてきたので思い切って内側のボールをはっていました。カウントが有利だったので振ったらたまたま内にきて、どんぴしゃに当たりました。

―打ったのはインコースのストレートでしたか
インコース狙って少し真ん中に入ってきました。

―この本塁打で一時同点としましたが打ったときの心境は
同点になって「まだまだ点取るぞ」というイメージだったんですけど、次の1点を明治に取られたのが痛かったかなと思います。

―1回戦では柳投手の前にノーヒットでしたがどのような対策をしてきましたか
(捕手の)坂本のリードが上手くてかわされたので、それをビデオで研究して配球を見て(1回戦で)打ち取られたので同じ攻めでくるだろうなと思い(配球を読む)対策をしていました。

―その後の打席はいかがでしたか
上原投手の球が速くて抑えられてしまいました。ホームランを打った後、大きいのを狙わずにヒットが打てれば、もっといい選手になれるんだろうなと思います。

―本塁打後の打席では大きい当たりを狙っていたのですか
そうですね。ホームランを打った後は気持ちが良くなるので、もう一本打ちたいなと誰しも考えてしまうと思います。

―前の試合の下位打線からこの試合では3番に戻りましたが
バッティングはそんなに状態は良くなかったんですけど、3番が自分では一番打ちやすい打順なので、クリーンナップとして自覚をもって一打席一打席やりました。

―チャンスを作りながら2点に抑え込まれてしまいました
チャンスでしつこく、三振しないで、つまってでも良いから打ったら外野の前に落ちたり内野安打になるとか、そこが明治と法政の違いだなと思いました。

―勝ち点0のまま最終週を迎えることになってしまいましたが
応援してくれている人に申し訳ないという気持ちがあって、最後しっかりとした試合をして終わらないと次につながらないと思うので、決して気を抜かずに全力でやりたいです。

―空き週に調整したいことは
守備で失策が多いので、もう一度腰を低く、足を使うということを考えながらやっていきたいと思います。

―今日は守っていてどうでしたか
あまり良くはなくてたまたま捕れている感じなので、しっかり自信をもってプレーできるようにしたいです。

―次の試合に向けて
自分が打ってしっかりとした試合をして、応援してくれている人に恩返しというか、いい試合を見せられるようにしたいと思います。

玉熊将一 投手(リーグ戦終盤になるにつれ調子を取り戻す)

―今日の試合を振り返って
1点差で負けてしまって勝ち点を取れなかったので、悔しいです。

―試合日がずれた影響は
一日空いて体がリフレッシュできたので、プラスの方向に働いたと思います。

―1点も許せない場面での登板でしたが
1点負けていたので、絶対に点は与えないという気持ちでマウンドに上がりました。

―九回のピンチの場面で、相手は打率リーグトップの高山選手でした
前回(明大2回戦)の試合でも高山選手を抑えることができて、良いイメージを持てていたので、今回も絶対に抑えてやるという気持ちで投げました。

―今回の試合での収穫は
今まで早稲田、立教、慶應戦と、連打を食らう場面があったんですけど修正して、明治戦ではその場面がなかったので、良い方向に向かっているところが収穫だと思います。

―修正した点とは
体の使い方を自分で変えました。

―現在のチーム状況は
一昨日の試合で連敗が止まって流れが変わったかなと思ったんですけど、今日負けてしまったので。最後のカードは東大戦なんですけどそこは負けられないと思います。チーム状況は悪くないと思うので空き週になる1週間で、良い方向にもっていきたいと思います。

―空き週で取り組みたいことは
今までやってきたことをもう一回確認して1つ1つのプレーを大事にやっていこうと思います。

―明大打線の印象は
1番から9番まで良いバッターが揃っていて甘いコースに投げたら痛打されるので、丁寧に投げないといけないという印象です。

―先発投手へのこだわりは
投手は先発のほうが試合に大きく絡むことができるので、先発でやりたいという意識はあります。

―東大戦に向けて
一週間しっかり調整をして東大戦で良いピッチングができるように頑張りたいと思います。

フォトギャラリー

  • 201410141先発のエース・石田はまたも踏ん張れず6敗目を喫した
  • 2014101424番の畔上は本塁打を含む3安打で気を吐いた
  • 201410143フル出場となった捕手の中園
  • 201410144鋭いライナー性の本塁打を放った3番・佐藤竜
  • 2014101452番・若林は5回裏の得点圏での凡退が悔やまれる
  • 2014101462番手の三浦は打者4人に対してパーフェクト
  • 2014101478回から登板した玉熊は復調の気配を見せた
  • 2014101484カードを終えて勝ち点0の今季。東大戦では勝ち点『奪取』だ
 

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2017-06-267 R

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