硬式野球
 
 

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第5週 対明大2回戦 "意地"見せた! 打線がつながり初勝利!

東京六大学野球秋季リーグ戦 対明大2回戦
2014年10月12日(日)
神宮球場

この試合も4回裏に捕逸で先制を許す嫌なムード。悪夢の“8連敗”が頭にちらつく。このまま今まで通り崩れていくのか・・・。そう思えたが、今日の法大ナインは違った。初勝利に向け、チームが一丸となっていた。その中心は畔上と玉熊。今季不振に喘いでいたその二人の活躍により、暗く長いトンネルからようやく抜け出したのであった。

201410121
2安打3打点の大活躍で勝利をもたらした畔上

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
法 大 0 0 0 0 0 3 3 0 0 6 8 2
明 大 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 5 0

(法大)鈴木貴、藤森、○玉熊(1勝2敗)‐安本、中園
(明大)●山崎、齊藤、水野‐坂本
 

打撃成績

打順位置選手打率123456789
1 (8)9 蔵桝 3 2 0 .304 空三振   投安     投犠打 中前安   投野選
2 (9) 水海 2 0 0 .000 投ゴロ   遊ゴロ            
  H87 畔上 3 2 3 .174           左越え二① 左中間二②   三邪飛
  8 米田 0 0 0 .500                  
3 (3) 金子 3 0 0 .238 四球     二ゴロ   四球 一ゴロ   空三振
4 (7) 齊藤秀 3 0 0 .091 中飛     左飛   遊ゴロ 四球    
  R87 安慶名 0 0 0 .083                 四球
5 (5) 伊藤諒 5 1 1 .250   捕邪飛   空三振   中前安① 空三振   空三振
6 (4) 若林 4 0 0 .185   二飛     見三振 空三振   二ゴロ  
7 (6) 佐藤竜 4 1 0 .208   遊ゴロ     二ゴロ   右越え三 空三振  
8 (2) 安本 2 0 0 .077     空三振   二ゴロ        
  1 玉熊 2 0 0 .250             三ゴロ 見三振  
9 (1) 鈴木貴 1 0 0 .000     空三振            
  1 藤森 0 0 0 ――                  
  2 中園 2 2 1 .500           遊安 中前安①   死球
    34 8 6 ――                  

投手成績

  球数 打者 防御率
鈴木貴 3 2/3 70 19 1 1 5 0 0.00
藤森 1 41 7 1 1 3 0 0.00
玉熊 4 1/3 61 17 3 4 1 0 6.32
9 172 43 5 6 9 0 ――

ベンチ入りメンバー

10 安慶名(経4=興南) 22 中園(法4=いなべ総合学園) 36 嶌(法2=智辯和歌山)
14 鈴木貴(人4=済美) 27 森川(営2=桐蔭学園) 8 畔上(キャ3=日大三)
15 熊谷(キャ1=平塚学園) 1 若林(営3=桐蔭学園) 25 蔵桝(営3=広陵)
16 玉熊(法2=北海) 3 伊藤諒(キャ4=神港学園) 28 齊藤秀(文4=北海学園札幌)
17 藤森(法1=西武台千葉) 4 岡崎(法4=作新学院) 31 米田(営2=智辯学園)
18 三浦(法2=三重) 6 佐藤竜(法3=作新学院) 32 水海(文1=桐光学園)
19 川名(営3=安房) 7 吉澤(文4=桐蔭学園) 33 清水優(文1=聖望学園)
21 石田(営4=広島工) 9 金子(キャ2=日大三)    
20 安本(営4=広島商) 34 杉本悠(営4=広島工)    

リーグ戦結果(10/12現在)

 立大明大慶大早大法大東大試合勝点勝率
――   ○○   ○○ ○○ 6 6 0 3 1.000
  ――   ○○ ○● ○○ 6 5 1 2 .833
●●   ――   ○○ ○○ 6 4 2 2 .667
  ●●   ―― ○○ ○○ 6 4 2 2 .667
●● ●○ ●● ●● ――   8 1 7 0 .125
●● ●● ●● ●●   ―― 8 0 8 0 .000

戦評

 法政野球が帰ってきた。開幕7連敗で今季5位以下が確定した法大がリーグ戦暫定首位タイの明大相手にプライドを見せた。

 先発に抜てきされた鈴木貴也(人4)は要所を抑える投球を見せた。二回、ショートの佐藤竜一郎(法3)の二度の失策により2死1、2塁とされて9番・大塚健太朗を迎えるが143キロの直球で左飛に打ち取り、ここを切り抜ける。三回、鈴木は先頭打者の1番・福田周平に四球を与えると2番・小倉貴大に犠打を決められる。続く3番・高山俊に変化球を中前へ運ばれ、1死1、3塁。迎えるは4番・糸原健斗。その打球は左前へと弾き返されたが、レフトを守っていた齊藤秀之(文4)が見事なスライディングキャッチを見せ鈴木を盛りたてる。その直後、5番・石井元に四球を与えて満塁と自らピンチを広げてしまうも、6番・菅野剛士を遊ゴロに打ち取り、このピンチを無失点で切り抜ける。打線は初回、3番・金子凌也(キャ2)が四球で出塁するが、後続が続かなかった。二回は三者凡退で終え、三回は2死から1番・蔵桝孝宏(営3)の投ゴロが相手のベースカバーが滞る間に内野安打となり出塁するも、またもや後続が抑え込まれ、無得点。

 試合が動いたのは四回。鈴木が2死を取ったところで突如制球を乱し、二者連続四球を与えて無念の降板。このピンチを引き継いだのは1年生の藤森祐太朗(法1)。しかし2番・小倉に9球を投じるも四球を選ばれ、満塁。三回に中前安打を放った高山に投じたその初球がキャッチャーミットの下を潜り抜け、まさかの捕逸。思わぬ形で1点を先制されてしまう。その高山にも四球を与えて迎えた4番・糸原は変化球で打ち取り、最少失点でこの回を終える。五回のマウンドも任された藤森は粘られながらも2死を取る。しかし7番・坂本誠志郎へ四球を与え、8番・山﨑福也に右前安打を奪われ走者1、3塁としてしまったところで、先発で経験豊富な玉熊将一(法2)にマウンドを託す。その玉熊はピンチをたった1球で打ち取る。打線は四、五回を三者凡退と、我慢の野球が続いた。

 しかし六回、ついに法政打線が息を吹き返した。代わってキャッチャーマスクを被った9番・中園洋輔(法4)が遊安で出塁したのを皮切りに、スタメンを外れた主砲・畔上翔(キャ3)が代打で左越え適時二塁打を放ち1点。続く3番・金子が四球を選び、1死1、2塁のチャンスで4番・齊藤秀。その初球、相手バッテリーが乱れ、走者を2、3塁に進める。齊藤は遊ゴロに倒れるも、その間に3塁走者が還り、勝ち越しに成功。2死3塁でさらにチャンスは続く。5番・伊藤諒介(キャ4)が中前適時打でランナーを還し、この回を3得点で終える。その裏の守備、玉熊は先頭打者、1番・福田を出し、盗塁を決められ、さらに2番・小倉に四球を与え無死1、2塁とするも、中軸3人を外野フライと空振り三振で封じる。

 七回にも法政に神風が吹く。佐藤竜が三塁打でチャンスメイクをすると、中園が今度は中前適時打を放ち1点を追加し、先発・山﨑をマウンドから引きずり下ろす。代わった齊藤大将から、今日ヒット1本の蔵桝が中前安打でつなぎ、1死1、2塁とすると、畔上が左中間に強烈な一打を放ち走者一掃。この回も3得点を挙げ、逃げ切りを図る。玉熊は七回を三者凡退で抑えるも、八回は先頭打者、9番・大塚に左前安打を浴びる。続く1番・福田は見逃し三振としたが、2番・小倉に二塁打を許し、1死2、3塁のピンチを迎える。しかし3番・高山を空振り三振、4番・糸原もファーストゴロと、ここも無失点で切り抜ける。

 今季初勝利目前で場内が沸き立つ最終回の攻撃。無死で中園が死球、1番・蔵桝が相手の野選で出塁。その後7回にレフトの守備についた安慶名舜(経4)が四球を選び2死満塁で5番・伊藤諒。しかし、空振り三振。勝敗は玉熊の投球にかけられた。中継ぎのマウンドで躍動した玉熊はその球速差時速50キロ近い球を投げ分け、三者凡退で今季初勝利を果たした。

 連敗ストップの次は、今季初勝ち点だ。(伊藤華子)

クローズアップ

畔上翔(スタメン剥奪の悔しさぶつける、勝利を呼び込む“ふた振り”)

 法大の今日のヒーローは、間違いなくこの選手であろう。言わずと知れた法大の主軸・畔上翔だ。

 今日は代打での出場となり貴重な同点打、そして試合を決定づける2点タイムリーツーベースを放つ活躍を見せた。

 畔上は今季、苦しんでいた。昨日の試合までの今季通算打率は.100。そして、この日ついにスタメンを外れた。そのことについて、特別な感情を抱いてはいないというものの、少なからず悔しさはあったであろう。 

 そんな中でも腐らず、真摯に野球と向き合う姿は、今日の活躍に表れていたのではないだろうか。

 長いトンネルをようやく抜け出した。今日の試合で波に乗り、更なる活躍に期待したい。そして、今後の畔上の活躍から目が離せない。(田家正貴)

試合後の監督・選手のコメント

神長英一 監督

―初勝利となりましたが、率直に今のお気持ちは
野球なので勝たなきゃいけないんですけど、1勝が遅かったですね。もうちょっと序盤に勝っていきたいと思いつつ、正直どこかで勝てるかなと思っていたのがここまで来ちゃったかなという感があります。順位は5位以下が確定していますけど、学生野球の本分として目の前の試合を一生懸命やっていくということに必要性があります。優勝がかかっていようが、順位がどうであろうか、彼らのためにも、何もないところで明治に勝つという試合は、僕はやっぱり必要だと思います。明治は優勝がかかっていますし、絶対にうちには勝ち点を落とせないのです。言葉が悪いですけど東大に勝てばうちは5位なので。でもそうじゃないところに「何がなんでも勝つ」という話はしました。そこはすごく大事なことなので。

―今日の試合を振り返って
捕逸というすごく嫌な守りのミスで1点を取られてしましたが、(六回に明大が)平凡な内野フライをお見合いしたあのヒットから3点入ったわけですね。うちが序盤の早稲田戦に同じミスをやっています。1点で済むところをエラーして3点取られ、結果的に1点差で負けて。やっぱりミスをしたらこうなるんだなということが、明治さんは自分たちでそれを感じたと思うんですよ。7連敗していましたけど、そこが紙一重の差と思いたいですね。

―今日は伊藤諒選手や中園選手のタイムリー、齊藤秀選手の好守備など4年生の意地が多く見受けられた試合でした
そういうことなんだと思います。あと何試合かで大学野球が終わるわけですから、そういう風に受けとりたいですね。

―畔上選手は2安打3打点の大活躍でした
四番を打っていた男がスタメン外されて、ちょうど挽回するには良い場面が来たな思ったんですよ。左対左だったんですけど、山崎くんというすごく良いシチュエーションができたので、「ここだな」というところで畔上を用意させといて、よく打ってくれたと思います。その後の2点タイムリーも大きかったですね。悔しさを晴らしたかなと思います。ただこんなもんじゃないと畔上はまだ思っていますし、自分が今までなぜ打てなかったのかをよく考えてくれていると思います。

―先発の鈴木貴投手について
球威はあったんですけど、5四死球あったら代えざるを得ないかなというので代えました。球威があったので明治さんが打ちあぐねてくれていたんで1安打で抑えて、ただ課題のコントロールが5四死球だと代えられて当然なのかなという気がします。

―3番手の玉熊投手は好投しましたね
玉熊は畔上同様ですごく悔しい思いをして、今日は本当に気持ちが入っていたと思います。

―明大先発の山崎投手のピッチングについて
やっぱり良いピッチャーですね。(六回と七回に)集中打をしましたけど、やっぱり一流ですね。調子が悪いという感は、柳くんが第1戦に来ているということが証だと思います。調子が良くないのに、あれだけのピッチングをしてくるというのは彼の真骨頂だと思います。調子ではなく、目の前のバッターを一人ひとり打ち取っていく。そういうところをうちのピッチャーは学ぶものがあると思います。調子が悪いからダメじゃなくて、悪かったら悪いなりにどうするんだって。(山崎くんは)今日はきっと悔しい思いをしたし、次は絶対に出てくると思います。

―若林選手は守備でも打撃でも良い結果を残せず気がかりですね
彼もずっと出ずっぱりで、本当のリーグ戦の厳しさを痛感していると思います。将来がある人なので、良い糧にしてもらいたいなというのがありますね。そのためには3連勝していきたいですね。

―次の試合に向けての意気込みをお願いします
もう意地しかないですね。目の前の一つの試合を全員で勝ちにいきます。

安慶名舜 主将 外野手(代走から途中出場)

―今日の試合を振り返って
一つのプレーでとても流れが変わる試合で、どっちに転ぶか分からない中で粘れたというのが、ようやく勝ちに繋がったんじゃないのかなと思います。

―やっと一勝を掴むことができました。率直なお気持ちを
本当に勝つというのは大変なんだなということと、素直に嬉しいです。あと、応援してくれている人達に感謝の気持ちでいっぱいです。

―途中までベンチから見ていて、チームの雰囲気はどうでしたか
一つ一つのプレーを一人ひとりが本当に集中してやってくれていました。

―エースの山崎投手を打ち崩せたというのは、チームにとっても自信になったと思うのですが
エースを打てたのは自信になりますし、チームのバッティングを徹底してできたというのが勝てた一つの要因だと思います。このまましっかり継続していきたいです。

―明大から勝ち点を取るために、今日新たに見つかった課題は
ピッチャー陣の四球が多かったのと、内野手のエラーも目立ったので、そこを一つ一つ潰していけば、もっと確実に勝てるのかなと思います。そういうところをもっと突き詰めていきたいです。

―ファンの方々にとっても嬉しい初勝利だと思いますが、ファンに向けて一言お願いします
連敗している中ですごく声援を送っていただいて、本当に力になりましたし、すごく感謝しています。これから先もゲームがあるので、応援よろしくお願いします。

―明日への意気込み
今日の流れをしっかり明日に繋げて、また明日も一つ一つ丁寧に勝ちに繋がる野球っていうのをやっていきたいです。

伊藤諒介 副将 内野手(貴重な追加点となる1打点を放つ)

―今日の試合を振り返って
序盤苦しかったんですけど、何とか(打線が)繋がって点が取れてよかったです。

―1安打1打点でしたが
調子が良いわけではなかったんですが、大事な場面だったので勝負強さを見せられたらな、と思って打ちました。

―山崎投手の印象はいかがでしたか
コントロールが良くて、角度もあって、良いピッチャーだなという印象はすごくあります。

―先制されてから逆転する展開となりましたが
一人ひとりが最後まで諦めないという気持ちをすごく持っていたので、それが繋がった形になったと思います。

―ガッツポーズをされる場面が多く見られましたが、意識されていましたか
そうですね。チームの雰囲気を上げるためにも、決してこういう表現をするタイプじゃないんですけど、意識してやることによって雰囲気が良くなっていけるかな、と思ってやりました。

―試合前にチームで話されたことはありますか
いや、もうここまで勝ててなかったので、自分の意地として、先を見ず、目の前の試合を見てやることをやろうと思ってやりました。

―今季初勝利となりましたが
こんな形で応援してもらっている皆さんにもすごく申し訳ない結果だったので、今日勝ったときにすごく応援されているんだなというのは感じたので、明日も絶対勝ちたいです。

―次戦に向けて 
もう、やるだけです。

齊藤秀之 外野手(4番で先発し、1打点を記録)

―今日の試合を振り返って
ようやく一勝ができて嬉しいです。

―今季初勝利となりましたが
負けが重なる度に一勝がどんどん重くなっていって、ようやく跳ね返せたなという印象ですね。

―4番として先発に名を連ねました
準備はできていたので、打てるぞという思いでした。でもヒットが出なくて残念でした。

―山崎投手のイメージができた状態で打席に立てていましたか
イメージ通りにスイングもできて、少しずれればヒットというのが重なったんですけど感覚的には悪くなかったので、また対戦することがあれば次は打てると思います。

―六回に放った内野ゴロが勝ち越し打となりました
あの場面はカーブ、カーブで追い込まれて犠牲フライでも内野ゴロでもいいから、とにかく一点という感じでいきました。

―個人として良かった点は
狙った球をしっかりファールにしないで捉えられたことは良かったと思います。

―打ち勝つ野球となりましたが仲間同士でアドバイスし合ったことはありましたか
狙い球をしぼって積極的に空振りを恐れず、球種をはって攻められたことが良かったです。

―次勝てば久しぶりに明大から勝ち点となりますが
そうですね。特に勝ち点を取りたい相手なので、何としても勝てるように頑張ります。

―明日に向けて
明日は(相手先発が)柳かなと思いますけど、また今日みたいな打ち勝つ野球で勝ち点取れるように頑張ります。

鈴木貴也 投手(先発し4回途中まで無失点に抑える)

―今日の投球を振り返って
あまり良くはなかったです。

―今年度に入ってから初の先発でしたが
別に変わったことはなくて、一人ひとり抑えようという気持ちで投げました。

―先発を告げられたのは
昨日の夜です。

―明治打線に対してどのような攻め方でいこうと考えましたか
ミーティングの通りにしっかり打者一人ひとりに対してインコース突くとこは突いて、変化球をアウトコース投げきるってことを考えました。

―調子はいかがでしたか
球の力自体は悪くなかったんじゃないかなと思います。

―四球が多かったことについて
元から僕は四球が多いので自分的にはそんなに心配はしませんでした。

―明治打線の印象は
追い込んでから三振しないなというイメージがあります。

―警戒した打者は
3番の高山の前にランナーを出さないということをミーティングでも話し合いました。

― 三回にピンチを迎えましたが後続を断ったときの投球で意識したことは
(ボールを)置きにいかないってことと、しっかり腕振って低めに投げるってことですね。

― 四回降板となってしまいましたが
昨日監督には半分以上いってくれと言われていたので責任を果たせませんでした。

―今季初勝利となりましたがチームの雰囲気はいかがですか
今までずっと負けていましたけど、雰囲気的には良かったので悪くはないかなと思います。

―明日へ向けて
明日も今日みたいに総力戦になると思いますけど、しっかり自分のできることやってチームに貢献して勝てたらいいなと思います。

中園洋輔 捕手(途中出場ながら2安打1打点で勝利に貢献)

―今季初勝利ということで今の率直なお気持ちは
安心したというか、ほっとしたという感じです。

―今日の勝因はどこにあるとお考えですか
試合前から「あまり考えすぎずに野球を楽しもう」というミーティングをしました。キャプテンを始め、声掛けとかもガチガチした固いものではなく「楽しく」というのをして、それができたのが勝因だと思います。(ある意味開き直った感じということでしょうか)そうですね。

―序盤はエラーや四球が多く、連敗中と同じような流れとなりましたが、そこから勝てたというはこれまでと何が違ったのでしょうか
(連敗中はエラーなどで)雰囲気が下向きになっていく傾向がありました。(今日は)ミスをしてもみんなが声をかけたりして、過去を見るのではなく「次の回、次の回」というのをキャプテンが言っていたので、そういう点で切り替えられたと思います。

― 六回に相手のミスから大きく流れが変わりました
自分はその前の回からの出場となりましたが、「ミスを怖がらずに」ではないですけど、思い切って楽しもうと思いました。結局相手がミスをしてくれましたが、自分たちが受け身ではなく攻撃的にできたのではと思います。

―個人としてはリーグ戦初ヒットと、貴重な追加点となるタイムリーで初打点も記録されましたが
あと数試合しかなくて(これまでの4年間)ヒットを打てていなかったので、打ちたいと思っていました。でもあの打席はそんなことを考えていなくて、3対1だったので、ここで1点を取ったら差が開くと思っていました。前のバッターが玉熊でしたが、玉熊には「三振して来い」と言って三振したので、自分で何とかしないとだめだなと思いました。

―今日は相手先発がかなりの確率で分かっていたと思いますが、山崎投手への対策は
決め球を自分たちで絞ってセンター方向へというのを、全員が統一して常にできたと思います。

―玉熊投手の好救援も勝利を呼び込みました
鈴木が先発でいけるとこまでいくということでしたが、早めに代わりました。でも後ろのピッチャーがしっかり抑えていましたし、ピッチャーは今季は最終的には(点を)取られてはいましたが結構踏ん張ってはいて、自分たち野手が打てなくて負けていた試合が多かったので、ピッチャーはいつも通りやっていたと思います。

― 六回、八回にはランナーが溜まった場面で高山選手に打席が回りましたが、直球勝負で打ち取りました
安本と色々と配球のことを話したりしていました。良いバッターなので昨日は考えすぎて自分たちが追い込まれていたので、開き直って「打たれたら仕方ない」という気持ちで、普通に”ただの左バッター”だと思って攻めました。

―勝ち点奪取に向けて
このままでは終われないですし、1つ勝ったのでしっかり次も勝って、(最終的に)勝ち点2を取れるように頑張りたいです。

畔上翔 外野手(2本の二塁打で3打点をたたき出す)

―今日の試合を振り返って
苦しい試合が続いていましたが、もう落とせなかったので勝てて良かったです。

―試合前に監督からチーム全体に言われたことは
チーム全員で戦い、総力戦で勝つということです。それができて良かったです。

―スタメンを外れましたが
監督が決めたベストオーダーなので、特に試合に込める気持ちの変化はありませんでした。

―今日のご自身の活躍を振り返って
自分の活躍よりチームが勝てたということが嬉しいです。

―同点のタイムリーを打った場面、どういう気持ちで打席に入りましたか
来た球を打ち返そうと思い打席に入りました。打席の中では無心でした。

―その打席に打った球は
外角のストレートです。

― 二打席目を振り返って
相手投手の齊藤も良い球を投げていましたが、打たなければいけない場面だったので、打てて良かったです。

― 二打席目の打った球は
外角のストレートです。

―相手の山崎投手と齊藤投手の印象は
(山崎)福也さんはマスコミなどに騒がれている通り、ストレートも良いし角度もあり、良いピッチャーですし、齊藤投手も一年生で生きのいい球を投げる印象です。

―今日勝って、チームの雰囲気は
ここから勝ち点を取って波に乗って行きたいです。

―今季初勝利し法大ファンに一言
ここまで勝てなくて申し訳なかったです。ここから勝っていくので今季も来季も応援よろしくお願いします。

―次戦の意気込みを
次戦も自分の役割をしっかり果たすだけです。

蔵桝孝宏 外野手(2安打を放ち、1番打者の役目を果たす)

―今日の試合を振り返って
勝てたのが1番嬉しかったです。ホッとしたというか、懐かしい気持ちになりました。

―今日勝ったことでチームの雰囲気が変わったりなどは
そうですね。これをきっかけに、もう試合は少ないですけど、とりあえず明治から勝ち点をとって、空き週を挟んで、東大に挑みたいと思います。

―今日は打線が噛み合っていましたが、噛み合った要因は何だと思われますか
向こうのミスから始まったので、バントであったり繋ぎの精神がうまく噛み合って、ひとつひとつのプレーがきっちりできたのでこういう結果になったと思います。

―昨日から1番に座っていますが、1番打者として意識していることは
塁に出ることが仕事だと思うので、チャンスメイクであったり、今日はバントサインが2つあったので、決められて良かったなと思います。

―明大先発の山崎投手の印象は
変化球が良いところに決まっていたので、それを何とかして対応しなければいけないなと思いました。

―明日は大事な一戦になると思いますが、何が重要になってくると思いますか
ミスをしないことと、きっちり自分たちの野球をやれば勝てると思うので、今日の勢いのまま、受け身にならずに攻める気持ちが大事だと思います。

―明日への意気込みをお願いします
勝つだけなので、自分の仕事をしっかりやって、勝ちに貢献したいです。

佐藤竜一郎 内野手(3打席目に三塁打を放ち、ダメ押しを演出)

―今日の試合を振り返って
自分のエラーのせいで苦しい流れだったところをピッチャーが助けてくれて、最小失点で踏ん張れたことが良かったかなと思います。

― 二回には2つの失策もありましたが
足が動いていなくて、守備の自信が無くなってしまっていますね。

―今季初勝利になりましたが
チーム一丸となって良い雰囲気でできたなと思うので、ここから全部勝つつもりでやりたいと思います。

―開幕から初勝利まで長い道のりになったでしょうか
そうですね。1つ勝つというためには最後追われる立場の中、集中し続けて守らなければならないので、非常に疲れました。

―久々にクリーンアップを外れました
バッティングの状態が上がらなくてチームに迷惑をかけてしまっているんですけど、下位打線でもやるべきことは一緒なので、自分のバッティングの考え方は変えないようにはしています。

― 七回には追加点のきっかけとなる三塁打がありましたが振り返って
(山崎投手に対して)合ってなかったんですけど、ちょうどいいところに(ボールが)きてくれたのでラッキーでした。

―試合後のチームの雰囲気は
雰囲気は良いですし、みんな自信になったと思います。

―次戦へ向けて意気込みを
次勝たないと勝ち点は取れないので、全力で勝ちにいきたいと思います。

玉熊将一 投手(粘りの投球で勝利を呼び込む)

―チームでようやく掴んだ初勝利ですが
ずっと連敗が続いていて、厳しい状況だったんですけど何とか粘って勝つことができて良かったです。

―勝利した瞬間、マウンドではどのような心境でしたか
1勝できたのはとてもいいことなんですけど、明日明治との勝ち点を争う試合がまだ残っているので、それに向けて切り替えていけないなという気持ちでした。

―ご自身のピッチングの感想は
ピンチが何回かあったんですけど、ゼロに抑えることができたので良かったと思います。

―ランナーを背負った場面からの登板でしたが
割り切って、目の前のバッターに集中して投げました。

―八回のピンチの場面では、打率リーグトップの高山選手を三振に切って取りましたが
気持ちで負けないように、とても良いバッターなのでしっかり自分のボールを投げることを心がけました。

―インコースのストレートでしたが
狙ったところに投げられたので、良かったです。

―明日の試合の意気込みは
どこで投げるかは分からないんですけど、しっかり準備して頑張りたいと思います。

藤森祐太朗 投手(今日は持ち前の制球力は生かせず)

―秋季リーグで初登板となりましたが感想は
自分としてはボールが先行してしまいました。春も少し投げましたが、秋はまた違う日になりました。

―1年生が試合に出場することはあまりないことですが、どう考えていますか
グラウンドに立ったら1年生も上級生もないと思っているので、みんなと自分の力で勝負することを第一に考えています。

―ピンチの場面での登板となりましたが緊張はありましたか
無かったといえば嘘になりますが、それでも目の前の打者を打ち取ることが自分の仕事だと思っています。なので、あの場面は勝負する気持ちでマウンドに行きました。

―今日の試合を通して今後に活かしていきたいことは
自分の持ち味は制球力だと思っています。しかし、今日はボール先行になってしまったので、そこは修正したいと思います。

―場外のアップも入念に行なっているように見えましたが
いつも通りに準備していたつもりです。

―今後の試合への意気込み
まずは明治から勝ち点をとり、その後の東大戦と一戦一戦全力で戦っていきたいと思います。

水海翔太 外野手(初スタメンとなった期待のルーキー)

―今日の試合を振り返って
個人的には打てなかったんですけど、使ってもらえたので次のきっかけになると思います。チームとしては後半にしっかり打てていたので、次の試合につながると思います。

―ようやく1勝できましたが、今のお気持ちは
自分はリーグ戦で初めて(スタメンに)入ったので素直に嬉しいです。

―交代後、ベンチから見ていてチームの雰囲気など今までと違うものは感じましたか
自分の代わりに畔上さんが出て、畔上さんが打ってくれて、やっぱりそういう人がいるとチームは強いかなと思います。

―今季初スタメンでしたが、どのような心境で試合に挑みましたか
いきなりだったので、先輩とかに「思い切りやれよ」と言われていて、思い切りやれてよかったです。

―今日のスタメンはいつ告げられましたか
本当に試合前に言われました。

―ノーヒットでしたが、打撃で心がけていることは
今日は相手(山崎投手)がプロに行くようなピッチャーだったので、しっかり振っていこうと思って打席に入りました。

―山崎投手の印象は
緩急があったのが、一番違うなと思います。

―明日への意気込み
明日も1勝して明治から勝ち点1を取れるように頑張ります。

フォトギャラリー

  • 2014101212安打3打点の大活躍で勝利をもたらした畔上
  • 201410122先発した鈴木貴
  • 201410123蔵桝は2安打と1犠打で得点に絡む活躍
  • 201410124藤森は制球力に課題が残った
  • 2014101253点目となるタイムリーを放った伊藤諒
  • 201410126ピンチを踏ん張り、無失点に切り抜けた玉熊
  • 201410127途中出場の中園はダメ押しとなるタイムリーを放った
  • 2014101282番ライトで初スタメンのルーキー・水海
 

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