硬式野球
 

【硬式野球】練習納め

2013年12月25日
法政大学川崎総合グラウンド

25日、法政大学川崎総合グラウンドで、野球部が年内の練習を納めた。塩を盛るなどしてグラウンドを清めた後、全員で円になり、一本締めで2013年の練習を終えた。今年は二度も明治の優勝を見届ける形となったが、来年はこのグラウンドで結束力を高め、優勝を目指す。
 
※安慶名舜主将は学校行事参加のため不在でした。
201312251
安慶名主将の元、挑戦が始まる

監督・選手のコメント

神長 英一 監督

-今年1年間を振り返って、どのようなシーズンでしたか
4月の開幕直前に監督に任命されて、監督としての準備がなかなかできないままリーグ戦がスタートして、ただ開幕は9連勝してあと1勝(で優勝)というところから引き分けて、そこから連敗で天皇杯を逃してしまったんですね。だから春は何もわからないままスタートして、気付いたら中盤までいってて、一つも黒星が付かないまま最後の法明戦までいって、ただなんかあっという間でした。夏きちっと整えたつもりの秋は立大戦からスタートしたんですけど、出だしを良い展開でうちが持っていながら、試合内容はうちなんだけど結果は立教という非常に重い空気でスタートしたことで勝ち点を落として、つづく慶応にも落として、ただその後は東大と早稲田に連勝したことによって自力(優勝の可能性)が残っているというのがわかっていたので、そういった意味では秋というのは負けのスタートから連勝して追いついて、結局最後は明治。この1年は2回とも明治の善波監督の胴上げを目の前で見たということなんですね。そこは不本意というか、1年目だから間が無かったとかじゃなくて、やっぱり法政大学野球部としてのシーズンとしては春も秋も残念であり不本意だったのは間違いないです。天皇杯奪回のために、巻き返しを必要とするシーズンだったことは間違いないですね。

-今年1年の中で1番印象に残っている試合やシーンは
春の明治の2回戦ですね。1死満塁の同点で今度副キャプテンになった伊藤(諒)が代打で出て、あれが抜けていたら2点入ったと思うんだけどね(※結果は投併)。1点というよりはあと30cm横だったら、すべてを変えたのかなと。ただそういったことはどこにでもあることなんですけど、あえて言うのであれば明治との2回戦ですかね。

-今まで助監督を努められていましたが、監督に就任したことによって野球の見方が変わったことなどありますか
僕は社会人の監督が10年と長かったので、日本通運時代に培ってきたものを助監督として選手に生かしてあげようかなと思っていたんですね。監督に就任し、肩書きが変わったがために中身が変わったかと言うと、それは全く無いかもしれない。助監督から監督になったことによって、選手への指導方法というのはほぼ変わらないというか、自分自身を振り返るとそんな感じですね。故意に変えてることもないです。

-今の3年生に期待していることは
河合の代の方が今度の最上級生よりもタレントが多かったのが事実ですね。河合、西浦、木下らにはじまって、かなりいたと思うんですよ。そこはもっと個人というよりは、一人一人が協力していかないと目指すところにいかないのかなと思うので、今年の2シーズン以上にチームを結束していかないといけないかなという意識がありますよね。そこが石田という投手の柱になるであろうピッチャーがいて、それ以外の野手はどうするかって言ったときに伊藤に委ねて、野手と投手に副キャプテンを置いて河合の代よりはもっとチーム力全体を上げていかないといけないのかなというのは感じていますけどね。

-監督からご覧になって安慶名主将はどのような主将ですか
選手の話は良く聞けるんじゃないかなっていう印象ですかね。彼は今までずっと出ずっぱりというわけではないですし、秋のシーズンも僅かなところで出たのみなので、それを考えると下積みのキツさというのもわかっているし、日の目を浴びたことも経験したし、部員は1年生が来年入ってきておそらく120人ぐらいになると思うんですけど、みんなにアプローチを掛けられるキャプテンなのかな。第1合宿所の人はスポーツ推薦だったり中心になっているのは事実なんですよね。第2合宿所に住んでいたのが安慶名で、そういった意味で1年生から河合たちとかと少し肌色が違うというか、下積みがすごく長かった選手なので、去年とは違った角度のキャプテンシーというのを皆に対し浸透してもらえるようなことを期待しているとこはあります。

-スローガンはもう決められましたか
年明けに改めてもう一度と考えています。

-下級生で期待・注目している選手がいましたら教えて下さい
今まで(試合に)出ていた人というのは石田ぐらいなんですよね。ですから来季は色んな選手にチャンスがあるんですよ。石田は僕は絶対開幕いってもらうと考えているんですけど、それ以外は誰がどこに入ってくるのかというのも、例えば皆川という選手が出ていましたけど、同じポジションの同級生なり下級生が控えに甘んじるかといったら、逆転されることも当然あるレベルまで達してきているし、今のイメージの中では誰がどこにくるかっていうのが僕自身わからないんですよ。今それぐらい競争で、二遊間そっくり空きますし、ファーストに関しても大城戸が居たりしてたんで、どこのポジションにも全員にチャンスがあるというところを僕としては選手に対して逆にアピールしてあげたいなって。正直言って河合と西浦であったり、キャッチャーの木下であったりなかなか代えられるだけの素材が無かったので、完全に控えだなって明らかにわかっちゃった人たちがいたポジションもあったんですね。今のところは来季誰がどこに来るかっていうのが誰もわからないのかなっていう気がしています。皆に期待しているっていうのがこんなに強い時期も無いんじゃないかなと思います。だから誰が出てきてくれるんだろうっていうところがすごく楽しみかな。個人名ということよりも、もちろん皆川であったり伊藤も出ていましたけど、そんなことよりもその人たちを追いついて追い抜いてしまう存在もたぶん居たり、僕自身も「誰」っていう期待度よりは、「誰が出てきてくれるんだろう」っていうフラットになっている空気はありますね。だからみんなが一生懸命です。「自分がポジション取れてる」って思っている選手は誰もいないし、「俺は出れないや」って諦めちゃっている選手も逆にいないっていうか、指導者としたらすごく面白いのかなと思うんですね。だからみんなに期待しているというところの表現になりますね。

-率直に今のチームの課題は
ディフェンスかなと思いますね。よく打てなかったという負け方が露呈されるんですけど、他の六大学のチームのピッチャーがすごく良いので。つまりどういうことかと言うと、そうは簡単に得点できないってことです。10対9なんて試合を求めて、9点取られたら10点取ればいいって野球は目指せないんですよ。つまりは何とか1点で堪える、もしくは0点に抑える。そこでうちは2点とって勝つなり、1点で勝てるなり、その僅少差の低い数字であるところにイメージして僕はセッティングしているんですよね。それは他のチームのピッチャーのレベルの高さにディフェンスの大きさというのがすごく影響して、無駄な点数を守備の崩壊でやった段階で勝負は決まります。だから点を取ることよりもやらないことを土台として、これは野球の定義として一般的なんだけど、「点数をやらなければ負けることは無い」って言うじゃないですか。相手を0に抑えとけば引き分け止まりなんだって。僕は昔から長い間野球をやってきている中で、まずディフェンスありきでどうやったら点をやらないかという野球をもう1回確立していくかってところにポイントを置いています。

-青木助監督が就任されますが、何かチーム方針について話したことなどは
今のお話した「守り」をまず鍛えてもらう、一緒に鍛えると。これはバッテリー以外の守りということではなくて、投手力を含めたディフェンスの力を絶対鍛えようなって話はしています。もちろん練習でバッティングを強化し、一人一人のスキルを高めていくっていうのはあるんだけど、トータルとしてはディフェンスを高めたいという気持ちは二人して意思の疎通は出来ていると思います。

-これから1年間のチームの目標をお願いしま
いきなりリーグ戦の結果というよりは、まずはリーグ戦の開幕前までにきちっと天皇杯を狙えるチームを作ることが今1番大きな課題としてあるんですよね。その先の春、秋優勝して、もちろん天皇杯を目指してやります。やる中で今年1年のスタートを良い形で切りたい、それが最後の秋まで影響する。だから目標はもちろん天皇杯なんですけど、良い4月の開幕を迎えるために、そこまでの時間の費やし方というのが1年間を決めることになってしまうのかなという気がしますよね。「良いスタートを切るための準備をすること」、それがたぶん天皇杯に繋がっていくというか、いきなり結果ありきではなくて、4月の開幕戦でうちがどういうパフォーマンスをチームとして出来るか。それはおそらく今までの秋季練習もそうですけど、開幕までの3ヶ月間で、オープン戦、練習のうまい作り方というのが目標を達成するために絶対に避けられないと思うので、1番大きな目標はきちっとした開幕を迎えることですね。それがたぶんその先の春の天皇杯、秋の天皇杯に繋がっていくと思うので。その前にすごく大きな山があるかなって、そんな感じですね。

石田 健大 副将

-この秋季リーグでは内容は良かったですが2勝どまりと勝ち運に恵まれていなかったですが来年に向けてどうレベルアップしたいですか
去年できなかったことなどを一つ一つを丁寧に修正していってさらにレベルアップして、去年以上のピッチングができたらいいと思います。

-船本さんが今年で引退し、名実ともに投手陣のリーダーとなったと思います。今年の投手陣はどうですか
本当にいい雰囲気で、みんな真剣に取り組んでくれるので、僕自身もやりやすい状態で、いいチーム作りができていると思います。

-秋季リーグでは法大は5位と攻守に精彩を欠いた面が見えました。投手陣ではどのように話していますか
やっぱり、春あれだけいいピッチングができたピッチャーが、僕自身も2勝どまりでそうですが、勝ち星が重ねられなかったのが原因だと思うので、一人ひとりが意識して、全員がいいピッチングができるようになるのがベストだと思うので、それを目指して取り組んでいこうという話はありました。

-投手陣の中で期待の選手はいますか
僕の中では1年生の知久っていうのがいるのですが、そのピッチャーすごくいい球投げていますし、最初からセンスあると思っていたのですけど、あまりうまいこと出てこられなかったので、来年は期待してもらってもいいかなと思います。

-各報道では来年のドラフト1位候補と言われていますが、それへの意識はありますか
意識はちょっとしてしまいますけど、余り強く意識してしまわないように、今までと同じように練習・試合に取り組んでいけたらいいかなと思います。

-来年はプレー面ではどのようなアピールをしていきたいですか
自分の持ち味の球などをしっかり見てもらって、優勝ピッチャーになれるようにやっていけたらいいなと思います。

伊藤 諒介 副将

-副将になりましたが
来年はいよいよ最上級生になります。1年生から試合に出させてもらって、今後はチームを引っ張る立場になりますが、背中で引っ張っていけたらいいと思います。

-プロへの意識はありますか
はい。プロ一本で行きたいと思っているので、それはもちろんあります。

-現在練習で特に意識していることは
今は冬なので特にはありませんが、走り込みと打ち込みで体の強化をしています。

-2013年のシーズンを振り返って
不甲斐ないシーズンでした。チームとしても優勝することができなくてとても悔しい思いをしました。なので「悔しい」という言葉だけです。

-4年生中心のチームでも主力選手で来シーズンも期待されていると思いますが
法政の名に恥じぬようなプレーをしてチームを引っ張っていけたらいいと思います。

-引退した4年生から何か声はかけられましたか
お前がしっかりしていればチームは強くなるからというふうには言われました。

-2013年シーズンはあまり満足のいくものではなかったと思いますが、最後のシーズンにかける思いを
リーグ優勝をしてチームを日本一にするために引っ張っていくだけです。

-来シーズンへの意気込みを
個人的には全試合出場したいです。チームとしてはリーグ優勝が目標です。

 

フォトギャラリー

  • 201312251安慶名主将の元、挑戦が始まる
  • 201312252副将に就任したエース・石田
  • 201312253打線を引っ張る伊藤諒
  • 201312254来季への思いを述べる神長監督
  • 201312255最後に一本締めをし、1年を終えた
 

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