硬式野球
 

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第7週 対明大2回戦 4時間の死闘を繰り広げるも敗戦...リーグ戦の幕を閉じる

東京六大学野球秋季リーグ戦 対明大2回戦
2013年10月28日(月)
神宮球場

昨日の敗戦で優勝の可能性がなくなった法大。ここから2連勝し、目の前での胴上げを阻止したいところ。今日も初回から得点を挙げ、法大ペースで試合が進むが、終盤に追いつかれ、逆転負けを喫した。

201310291
明大に敗れ、5位陥落

試合結果

トータル試合結果

 123456789101112HE
明 大 0 0 0 0 2 0 0 1 0 0 0 2 5 10 1
法 大 2 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 3 8 0

(法大)石田、鈴木貴、納富、●本多(1敗)、六信‐木下
(明大)関谷、今岡、上原、○山崎‐坂本
[本塁打](明)柴田2ラン(5回=石田)

打撃成績

打順位置  選手  打率
1 (9) 安慶名 6 2 0 .333
2 (8) 蔵 桝 3 1 0 .250
  H 高 橋 1 0 0 .000
  8 畔 上 1 0 0 .231
3 (4) 河 合 6 0 0 .220
4 (6) 西 浦 5 2 1 .189
5 (3) 伊藤諒 4 2 2 .429
  R 伊藤僚 0 0 0 ---
6 (7) 齊藤秀 2 0 0 .290
  7 的 場 1 0 0 .000
  H 若 林 1 0 0 .100
7 (2) 木 下 4 0 0 .150
8 (5) 細 川 4 1 0 .286
9 (1) 石 田 3 0 0 .545
  1 鈴木貴 1 0 0 .500
  1 納 富 0 0 0 .000
  H 1 0 0 .000
  1 本 多 0 0 0 .000
  1 六 信 0 0 0 ---

 

投手成績

  回 被安打奪三振四死球自責点
石田 7 1/3 5 11 2 3
鈴木貴 1 2/3 1 2 2 0
納富 1 0 1 0 0
本多 1 2/3 4 3 0 2
六信 0 1/3 0 0 0 0

 

ベンチ入りメンバー

10 河合(法4=中京大中京) 22 中園(法3=いなべ総合学園) 27 的場(法4=法政二)
16 本多(法4=法政二) 6 西浦(営4=天理) 28 齊藤秀(文3=北海学園札幌)
17 納富(文4=九州国際大附属) 33 高木(文4=福岡大大濠) 29 安慶名(経3=興南)
18 六信(営4=広島新庄) 3 伊藤諒(キャ3=神港学園) 35 高橋(法3=桐光学園)
19 船本(営4=桐蔭学園) 7 吉澤(文3=桐蔭学園) 1 若林(営2=桐蔭学園)
14 鈴木貴(人3=済美) 23 皆川(キャ2=西武台千葉) 37 蔵桝(営2=広陵)
21 石田(営3=広島工) 36 細川(文2=福井工大福井) 38 畔上(キャ2=日大三)
2 木下(人4=高知) 39 嶌(法1=智弁和歌山)
20 安本(営3=広島商) 25 伊藤僚(営4=土岐商)

 

リーグ戦結果(10/28現在)

 明大立大慶大早大法大東大試合勝点勝率
―― ●○● ○○ ○●○ ○○ ○○ 12 9 3 0 4 .750
○●○ ―― ○●● ●○● ○○ ○○ 13 8 5 0 3 .615
●● ●○○ ――   △●○○ ○○ 11 6 4 1 3 .600
●○● ○●○   ―― △●● ○○ 11 5 5 1 2 .500
●● ●● △○●● ○○ ―― ○○ 13 5 6 2 2 .455
●● ●● ●● ●● ●● ―― 10 0 0 0 0 .000

戦評

4時間を越える激闘となった。法大の先発を任された石田健大(営3)は初回、死球で走者を出すも無失点で切り抜ける。その裏、相手先発の関谷に対し、2番の蔵桝孝宏(営2)がヒットを放つと二死後、西浦直亨(営4)が四球を選びチャンスを広げる。すると続く伊藤諒介(キャ3)が振り抜いた当たりは外野の頭を越す先制の2点適時三塁打となった。この流れに乗り、石田は直後の二回を三者三振に抑える。

二回裏、法大が二死からヒットと四球で走者を溜めると、明大ベンチが早くも動く。先発の関谷に代えて今岡にスイッチ。ここは河合完治(法4)が空振り三振に倒れ、追加点は奪えず終わる。しかし、法大は四回に安慶名舜(経3)のこの日2本目となるヒット、相手のミスで二死一、三塁 とすると、西浦がしぶとくライト前に運び、欲しかった3点目を手にする。4回を投げ、明大打線をわずか1安打に抑えていた石田だったが、五回に一死二塁と、この試合初めてのピンチを招く。二死後、代打の柴田に初球を完璧に捉えられ手痛い一発を浴び、1点差とされてしまう。

つき放したい法大だったが、五回から今岡に代わりマウンドに上がった上原から、チャンスすら作れない状況が続く。流れが明大に傾いている八回。粘りの投球を見せていた石田だが、先頭打者にヒットを許し次打者に犠打を決められたところで、無念の降板。後を継いだ鈴木貴也(人3)は最初のバッターを抑えるも、続く相手の4番岡大にタイムリーを浴び同点に追いつかれる。同点で迎えた九回裏。西浦が一死からヒットで出塁するも、伊藤諒、途中出場の的場健仁(法4)が連続三振を喫し、試合は延長戦へと突入。

十回表、鈴木貴が先頭にストレートの四球を出したところで今年、何度も窮地を救ってきた納富秀平(文4)にリリーフ。相手に送りバントも許さず三振を奪うと、続く糸原を併殺に打ち取り、見事ピンチを切り抜ける。その裏の法大の攻撃。木下拓哉(人4)が四球で出塁すると、細川雅生(文2)がきっちりバントを決め好機を演出する。納富の代打で出場した嶌直広(法1)の一ゴロの間に二死三塁とし、ここで打席に立つのは1番・安慶名。2ストライクからの5球目、快音を残しセンターへ抜けたかと思われた打球は、相手二塁手のグラブに収められ、惜しくもサヨナラとはならなかった。

十一回からは本多秀憲(法4)がマウンドへ。この回を無失点に抑えると、十二回も簡単に2アウトを奪う。しかし、福田にこの試合4安打目となるヒットを浴びると、盗塁を決められ勝ち越しのピンチを迎える。そして、次の高山に右中間を破られる適時三塁打を浴びると、糸原にもセンター前に運ばれ、大きな2点を失う。続く岡大は代わったピッチャー六信信吾(営4)が二ゴロに打ち取り、法大の最後の攻撃に望みをつなげる。十一回から救援している山崎から先頭の伊藤諒がヒットを放つ。一塁側ベンチとスタンドが盛り上がりを見せるが、代打の若林晃弘(営2)は空振り三振、木下はファールで粘るも8球目、引っ張った当たりはサード正面。5-4-3のダブルプレーに打ち取られ試合終了。

延長十二回、4時間10分の熱闘の末、法大の2013年秋季リーグ戦は幕を閉じた。この秋は、開幕2カードで勝ち点を落とし厳しい戦いが続いた。しかし、シーズン後半は意地を見せ、明大とのカードまで優勝争いに喰らいついた。4年生を中心に最後まで戦い抜いた法大野球部。4年生の分まで、下級生たちが来年こそ六大制覇、そして日本一を達成してくれるだろう。(宮城 風子)

 

試合後の監督のコメント

神長 英一 監督

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
昨日と同じパターンでしたね。先制していて、追加点を取ったんですけど、最後明治の守りの粘りにうちがやられたかなと思います。(勝負所で)ヒットが出て、守ってと明治は力があったと思います。今日は完敗ですね。

―今シーズンを振り返っていかがでしたか
打率のほうが(春に比べて)大分下がってしまったというのが一つ。(春に)首位打者を獲った大城戸の不調であったり、ケガであったり、なかなか投打の歯車がかみ合わない、そういう試合でしたね。反省点の多い試合でした。最後早稲田に連勝して、ぐっと行くところだったんですけど、明治に力があったなという気がします。

―4年生についてはいかがですか
最後は船本が行ったり、最後、本多がやられましたけど、彼らがいてチームが成り立っていたと思うので、3年生以下はその意志を継いで、頑張っていってもらいたいと思います。

―来季へ向けどのようなチームをつくっていこうとお考えですか
これで二遊間の柱であったり、キャッチャーであったり、そういうところが抜けるので、次に誰が出てくるのか楽しみですね。これから来年に向け、みんなで競争をしてもらいたいと思います。

試合後、取材に応じてくれた多くの4年生は神長監督に対して感謝の気持ちを述べていた。彼らが2年生のころに法大野球部のコーチに就任し、今年の春のリーグ戦から監督としてチームを指揮。惜しくもリーグ優勝を成し遂げることはできなかったが、選手をよく見ることを徹底し、選手からの人望は厚い。神長監督を胴上げしたい――4年生の思いは下級生へと引き継がれていく。(鷲尾 祐貴)

※選手のコメントは閉会式が終わり次第、アップしていく予定です。

 

フォトギャラリー

  • 201310291明大に敗れ、5位陥落
  • 201310292石田、11奪三振の力投も手痛い一発を浴びる
  • 2013102932安打1盗塁と打線を引っ張った安慶名
  • 201310294右前適時打で追加点を挙げた西浦
  • 201310295先制の2点適時三塁打を放った伊藤諒
  • 201310296上原から二塁打を放った細川
  • 201310297併殺に打ち取りガッツポーズをする納富
  • 201310298投打がかみ合わなかったと振り返る神長監督(中央)
 

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