硬式野球
 

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 明大戦展望

東京六大学野球秋季リーグ戦 対早大戦
2013年10月26日(土)~
神宮球場

春に優勝を逃してから4か月――ついに宿敵・明大への借りを返す時が来た。東大戦から無傷の4連勝で勝ち上がり優勝の可能性を残した法大。優勝を懸けた大一番に挑む。

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4番に座る岡大

展望

投手陣の柱は山崎。春6勝を挙げ優勝に大きく貢献した左腕は今季、ここまでの戦いで3勝を挙げている。防御率は2.73と春と比較するとやや見劣りはするものの、ここ一番での勝負強さは他を寄せ付けないほどだ。優勝を決めるこの大一番でも力を発揮してくるだろう。山崎に次ぎ、先発を担うのが、2年生の上原。春は法大が王手をかけ臨んだ第3戦に登板し、6回1/3を3失点に抑え、勝利投手になっている。さらに秋は、早大3回戦で今季初先発を任されると6回無失点の好投。150㌔近い直球を武器に押してくる強気の投球が持ち味の上原は防御率リーグ3位の1.21と安定感は抜群。さらに関谷、今岡、1年生の柳、星が脇を固め、法大打線を迎える。

打撃陣に注目すると、福田、高山、糸原の上位打線が強力だ。春はケガで法大戦に出場することがなかった福田だが2番の高山とタイとなるチームトップの12安打を放つ活躍を見せている。3番の糸原は打率リーグ4位の3割4分4厘をマーク。そして4番に座るのが先日のドラフトで日本ハムに3位指名を受けた岡大。長打力もさることながら、今季は四死球8、盗塁も5個決めるなど、持ち前の俊足を生かし、攻めてくる厄介な存在になりそうだ。本塁打を1本放っている菅野や坂本が後に続き厚みのある打線となっている。

一方の法大は開幕から2カード連続で落とし、スタートダッシュに躓いたものの、東大戦で立て直しに成功。投手陣は東大戦、早大戦合わせた計5試合で失点はわずかに2。中でもエースの船本一樹(営4)の好投が光る。東大1回戦でリーグ戦初完封をマークすると、続く早大1回戦では勝ち星こそつかなかったが、8回1/3を投げ1失点、3回戦では完封勝利を挙げ、安定感は増している。「力をつけてきた」(神長監督)とエースの風格が漂う投球を続けている。第2戦の先発は石田健大(営3)が予想される。「全然良くなかった」と振り返る早大2回戦。制球が定まらずに4回で降板してしまうもリードを許さなかった。明大戦へ向け立て直してくるだろう。本多秀憲(法4)、納富秀平(文4)、六信慎吾(営4)の4年生リリーフ陣は安定感があり、さらに早大2回戦で今季初登板で初勝利を挙げた鈴木貴也(人3)が加わり盤石の体制となっている。

一方の打撃陣は春のような爆発力はないが、チャンスでの1本が勝利につながっている。早大2回戦では3番の河合完治(法4)、3回戦では4番の西浦直亨(営4)の適時打がそれぞれ決勝点となっている。中軸がここぞという場面で仕事をすることができれば勝利は近づいてくるだろう。さらに東大戦から1番で出場している安慶名舜(経3)は規定打席には到達していないものの3割4分5厘をマークし、好調を維持している。早大2回戦から出場し、良い働きをしている伊藤諒介(キャ3)や山下新(人2)、早大のエース・有原から本塁打を放っている蔵桝孝宏(営2)など強打者が並ぶ。

春と同様に優勝を懸けて戦うことになった法明戦。首位を走る明大に這い上がってきた法大が挑む、春とは対照的な展開になっている。4年生にとって最後のリーグ戦、さらに春の借りを返し、優勝に近づくことができる法明戦。2連勝で勝ち点を奪い、法政の野球の真髄を見せたいところだ。(鷲尾 祐貴)

 

フォトギャラリー

  • 2013102514番に座る岡大
  • 201310252エース・山崎
  • 201310253打率チームトップの糸原
  • 201310254成長著しい上原

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