硬式野球

【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦対慶大 展望

東京六大学野球春季リーグ戦対慶大
2018年4月27日(金)
神宮球場

4月28日に慶大戦を迎える法大野球部。第1カードで1勝もできず今季も開幕から優勝に黄色信号が灯っている今の状況から優勝を遂げるには、これ以上の負けはチームにとって避けたいところだ。慶大は投手陣も経験豊富な選手がそろい、野手も郡司裕也や柳町達ら軸となる選手が明確。投打ともに気の抜けないチームであるだけに激戦が予想されるが、勝利をもぎ取り優勝へ弾みをつけたい。

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今季慶大のキーマンとなる正捕手で4番の郡司

予想スタメン(成績は4月27日現在)

法大  

打順 位置 選手(学部学年=出身校)
1 (9) 向山基生(営4=法政二) 12 3 1 1 .250
2 (4) 相馬優人(営3=健大高崎) 10 2 0 0 .200
3 (5) 福田光輝(人3=大阪桐蔭) 6 2 1 2 .333
4 (7) 中山翔太(人4=履正社) 13 6 0 0 .462
5 (3) 吉岡郁哉(営4=智辯学園) 11 2 0 0 .182
6 (6) 川口凌(人4=横浜) 13 2 0 0 .154
7 (2) 中村浩人(営4=多良木) 9 5 0 3 .556
8 (1) 菅野秀哉(キャ4=小高工) 3 0 0 0 .000
9 (8) 大西千洋(営4=阪南大) 0 0 0 0 ---

慶大

打順 位置 選手(学年=出身校)
1 (7) 河合大樹(4=関西学院) 9 2 0 0 .222
2 (4) 小原和樹(3=盛岡三) 5 1 0 0 .200
3 (8) 柳町達(3=慶應) 7 2 0 1 .286
4 (2) 郡司裕也(3=仙台育英) 9 2 0 0 .222
5 (3) 嶋田翔(2=樹徳) 9 3 0 5 .333
6 (5) 内田蓮(4=三重) 5 1 1 2 .200
7 (9) 中村健人(3=中京大中京) 6 3 0 1 .500
8 (1) 髙橋亮吾(3=慶應湘南藤沢) 3 1 0 1 .333
9 (6) 瀬戸西純(2=慶應) 8 2 0 0 .250

主な投手陣

法大

選手(学部学年=出身校)
菅野秀哉(キャ4=小高工) 3 0 2 12 4 3.00
森田駿哉(営4=富山商) --- --- --- --- --- ---
高田孝一(法2=平塚学園) 1 0 0 4 1/3 4 8.31
河野太一朗(文4=法政二) --- --- --- --- --- ---
朝山広憲(法3=作新学院) 2 0 0 1 1/3 0 0.00
石川達也(キャ2=横浜) 2 0 0 4 1/3 1 2.08
三浦銀二(キャ1=福岡大大濠) 1 0 0 3 1 3.00

慶大

選手(学年=出身校)
髙橋亮吾(3=慶應湘南藤沢) 1 1 0 8 0 0.00
津留崎大成(3=慶應) 1 1 0 7 1 1.29
菊地恭志郎(4=慶應志木) --- --- --- --- --- ---
長谷部銀次(2=中京大中京) 1 0 0 1 0 0.00
高橋佑樹(3=川越東)
1 0 0 1 0 0.00
石井雄也(3=慶應志木) 1 0 0 1 0 0.00
関根智輝(2=城東) --- --- --- --- --- ---

展望

昨春の王者、立大との開幕カードで接戦を演じながらも勝ち点を献上してしまった法大。悲願の優勝の向け、今カードは昨秋の王者慶大と対戦する。

何としても勝ち点を奪取したい法大は、打線の復調が不可欠だ。立大との3試合での法大の平均失点は3とまずまずの数字を残しており、エース菅野秀哉(キャ4)を中心に投手陣は粘り強く投げている印象を受ける。一方、打線は青木久典監督も「つながりが悪く、思い切りがない」と嘆くように、ここぞという好機での1本が出ずに、結果としてチームが勝ち切れていない。現在打撃好調の4番中山翔太(人4)や中村浩人(営4)の前にいかに走者を出せるかが勝負の鍵を握るだろう。加えて、菅野に続く第2戦先発候補の筆頭に挙げられる高田孝一(法2)や、リリーフながら安定感を見せ、今後先発も期待できる石川達也(キャ2)の投球次第で勝ち点はぐっと引き寄せられる。

一方の慶大は、開幕カードの東大戦を危なげなく2連勝。初戦は相手のミスに付け込み15得点無失点で快勝。続く2回戦は先発津留﨑大成の好投や安定感ある投手リレーで相手打線を寄せ付けず勝利と、昨秋王者の貫禄を見せつけた。打線の中心となるのは昨年から主軸として活躍している郡司裕也や柳町達。岩見雅紀(現東北楽天)らが抜けてもなお健在の強力クリーンアップをいかに法大バッテリーが封じるかが試合を左右する。さらに、投手陣もここまでわずか1失点と抜群の安定感を見せており、打ち崩すのは容易ではないだろう。

前カードでは3試合とも先制点を許しており、試合の主導権を相手に握られてしまう展開が続いた法大。今カードは投手陣の粘投とともに、試合序盤に勢いをもたらす先制点を何としても奪いたいところだ。優勝へ向け、負けられない法大は早くも山場を迎える。まずは1勝。春のオレンジ旋風はここからだ。
(湯浅駿)

Pick Up New Player!!~札葉弘樹~

今季初ベンチ入りを果たした選手、また弊会開幕前取材で取り上げられなかった選手を中心に取り上げていく予定のこの企画。
今回取り上げるのは、芯のある勝負強い打撃が持ち味の札葉弘樹(経3)選手です。

173㎝76㎏と外野手としては決して恵まれた体格ではない。しかし、その小柄な体格から放たれる打球は鋭く右方向への低い軌道を描く。本塁打を量産するパワーこそないが、その打球は『札葉だ』と見て分かる力強さと美しさがある。

札葉が存在感を示し始めたのは昨年の秋季フレッシュトーナメント。3試合全てでスタメン出場を果たし、打率は3割越え。タイブレークまでもつれ込む激戦となった準決勝の早大戦では、本塁打で先制され押され気味だったチームを救う同点打を放った。

今年の春に行われたオープン戦でも代打として多く起用された。たった1打席でアピールをしなくてはいけない重圧からくる打撃の力みも「結果が出ればいいなという気持ちで楽に打席に入る」ことで克服。オープン戦後半には右翼線適時二塁打を放ち2打点を挙げるなど着実に勝負強さを示し、ベンチ入り25人のうちの1枠を勝ち取った。

そして、ついに先週の立大1回戦に先発菅野秀哉(キャ4)の代打としてリーグ戦デビューを飾る。続く3回戦も菅野の代打として出場。結果はどちらも三ゴロと初安打はお預けも、初球から積極的に振っていく自身のスタイルは貫いた。

「スポーツ推薦で入った選手以外の人間が活躍できればチームの底上げにつながる。個人としてはまず神宮でヒットを打ちたい」と力強く語った札葉。スポーツ推薦入部の選手が多く活躍する法大外野手の中でレギュラーをつかみ取るには1本の安打から。今季は要所での起用に応え、『代打の切り札』としてその名を六大学に知らしめる。
(中西陽香)
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札葉弘樹(ふだば・こうき)
経済学部3年 1997年10月20日生まれ
東京都出身・川越東
173㎝76㎏ 右投左打
『力強いシュアな打撃が持ち味の外野手。基本的に積極的に振っていくが、昨年度フレッシュトーナメントでは毎試合四球を選ぶなど選球眼も持ち合わせている。その素質を開花させ代打からレギュラーに食い込めるか。勝負の年となる』

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