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東京六大学野球春季リーグ戦 対慶大3回戦 石田が慶大打線を寄せ付けない圧巻の投球で完投勝利!

東京六大学野球春季リーグ戦 第1週 VS慶 大 3回戦
4月17日(火)
会場:神宮球場

今日勝てば勝ち点1を取れる法大。マウンドには昨日リリーフで登板し、球威ある球を見せた石田が今季初先発。

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9回を投げ、10奪三振の石田

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
法 大 0 0 0 0 0 0 0 0
慶 大 0 0 0 0 0 0 0 0

(法大)○石田(1勝)‐土井
(慶大)●竹内(1敗)、只野、福谷‐阿加多
 

戦評

昨日の逆転勝利で勢いに乗る法大が、序盤から主導権を握る試合となった。

 試合が動いたのは、3回裏。この回、先頭の8番・大城戸が右中間へ三塁打を放ち、出塁すると、続く9番・石田も四球で出塁する。相手バッテリーのミスの間に3塁ランナーが生還し、先制。続くチャンスで2番・建部が左越え適時二塁打を放ち、追加点。この回、一挙に2得点をあげる。

 7回表には、2死から3番・多木が今季初ヒットとなる中前二塁打を放ち、出塁すると、続く4番・岩澤が中前適時打を放ち、こちらも初打点を挙げ、さらに追加点をあげる。

 石田は6回まで無失点の好投をみせる。7回裏に7番代打・横尾の左越え適時二塁打で1点を返されるが、バックの好守もあり、後続を断ち切った。先発の石田は9回1失点、相手打線を圧倒し完投勝利を収めた。昨秋は最長でも6回までだったが、一冬を越して、体力が付き、さらに成長した左腕の力投がチームに勝利を呼び込んだ。

 これで法大は、慶大相手に2連勝し、勝ち点を得た。初戦から好調を維持している下位打線だけでなく、上位打線にも当たりがでてきている。投打のバランスがかみ合ってきているので、立大戦もこの勢いのまま臨みたい。(鷲尾祐貴)

  

試合後の監督選手へのコメント

金光監督

―今日の試合を振り返って
今日は石田のピッチングに尽きると思いますね。昨日今日と連投だったんですが、昨日1回投げたことが逆に良くて、9回までよく投げてくれたかなということです。

―今までは6回が最長で、今日は初完投ということでしたが
今日は7回でちょっとコントロールが乱れたので考えたんですが、やっぱり完投を経験していかないと良くならないですし、本人に聞いてみたら「行きたいです」ということだったので行かせたんですけどね。

―7回裏、先頭打者に四球を出したとこでマウンドに行かれましたが、何と声をかけたのですか
疲れを確認しに行ったのと、3点あるので次のバッターを(抑える)ということでマウンドに行きました。

―多木選手が初ヒットを含む2安打でしたが
1本出ればね、続けてヒット出るバッターなので、次の立教戦へ少し吹っ切れた形で入れるんじゃないですかね。

―4番の岩澤選手にも初打点が生まれましたが
まあ、本当はもっとチャンスがあるのでね…次のカードに期待したいと思います。

―昨日は逆転勝ちで今日は先行逃げ切りということですが、今のチームの状態は
この3試合で徐々にチームとしての形ができてきていますね。今年は特定の選手というよりも1番から8番まで誰か調子悪くても誰かが打つという切れ目のない打線ができていると思います。投手力は三嶋、石田、船本、宮崎とリーグ戦で使えるピッチャーが何人もいるので、そういう意味でいったらチームとしてしっかりしたものができてくると思いますね。

―立教戦への意気込みを
立教戦が一番のポイントだと思いますので、この慶応戦での勝ち点を生かすためにも立教戦やっていきたいなと思います。

建部主将(5打数1安打1打点)

―今日の試合を振り返って
今日はいい形で点が取れ、中盤でも点が取れたのでダメ押しが欲しかったんですけど、いいリズムで点が取れたので良かったです。

―今日は初打点がありましたが
昨日はチャンスで凡退して、なんとかつなごうと思って打ったんですけど、点が入ってすごく嬉しかったです。

―これで慶大から勝ち点を取りましたが
リーグ戦は天皇杯取るって決めているので、勝ち点を取るのは通過点で、もうみんなも気持ち切り替えてやっていくと思います。

―現在のチームの雰囲気は                   
試合を重ねるごとに自信がついてきて、勢いはあると思います。

―ご自身の調子は
打席の中で自分のスイングができ始めているので、あとはボールの見極めかと思います。

―立教戦への意気込みを
土曜日に雨が降って長い1カード目だったんですけど、メンバー外の人たちが神宮に来てくれているので、次もなんとか勝ち点を取りたいです。

石田投手(9回被安打6奪三振10自責点1)

―初の完投ですが感想は
投げていて気持ち良かったです。

―昨年と比べて球速が大幅に上がりましたが
冬場は投げ込みとランニングを中心にやっていたのですが、急に147キロが出て、自分でもびっくりしています。

―相手打線の印象は
左打者が多かったので、低めに集めていけばなんとかなると思って投げていました。

―奪三振を10個記録しましたが三振にこだわりは
低めに集めてなんとか抑えていこうとした結果としてついてきただけなので、特にこだわりはないです。

―登板前に監督に言われたことは
「楽にいけ」と。

―これから伸ばしていきたい点は
変化球や、ストレートのキレやコントロールなど、全ての球の質を上げていきたいです。

―次の試合への抱負
1カードも落とせない状況なので、1つ1つ力を合わせて勝っていきたいです。

多木選手(5打数2安打)

―今日の試合を振り返って
勝ち点が取れてほっとしています。

―今日2安打でした
やっとヒットが出てくれて…正直ほっとしています。

―なかなか調子が上がりませんでしたが要因は
調子は悪くなくて、ヒット1本出ればいけると思っていたので待ち望んでいましたね。

―慶大の投手陣の印象は
長いこと1年の時から何度も対戦しているので。今まで竹内とかあまり打ってなかったので…今回も打てなかったですけど、負けたくない気持ちでした。

―警戒した選手は
阿加多が個人的に怖かったですね。あと4番の藤本の一発とか山崎錬の勝負強さも警戒しました。

―チームの雰囲気は
勝ったから本当にいいですね。来週に向けて上げていくだけです。

―多木選手に続いて岩澤選手のタイムリーもありました
打てていない3番・4番でしっかり打てました。岩澤の返球で走者を牽制できたこともでかかったです。

―4年生同士ではどのような話をされますか
4年を中心に下もついてきてくれて。4年主体のチームだと思っていますが、雰囲気作りは話してやってますね。

―春季リーグ戦の目標は
優勝です。チームが勝てばそれでいいです。

―立大戦に向けての意気込みをお願いします
勝つしかないです。

岩澤選手(5打数1安打1打点)

―今日の試合を振り返って
勝ち点を獲得することが出来たのが全てだと思います。良かったです。
 
―7回のチャンスの場面、どんな心境で打席に入りましたか
普段は打席で何も聞こえないんですけど、その時は何故か主将の建部の声がしたんです(笑)
頼むぞ、って。今まで打ててなくて情けないと感じていたので、何とか打ってやろうと思って打席に入ってました。
 
―結果見事にタイムリーヒットを打ちました。4番として初打点でしたが
打った瞬間多木(二塁走者)は足が速いので、点が入ったと思いました。よっしゃ、って感じでした。
 
―この3連戦通じて4番を任されたが、何か意識していることは
オープン戦が30試合くらいあったんですけど、自分が4番に入ったのは最後の5試合くらいで。
特に変な重荷を感じることもなく、いい意味で自分にプレッシャーをかけながら打席に立ててますね。
 
―今日は石田投手が初の完投勝利を挙げましたが
プロかよって(笑) 打てるわけないじゃんって球投げてましたね。
 
―最初のカードで慶大相手に勝ち点奪取。これは大きいのでは
まだ勝ち点1をとったにすぎないので。リーグ戦はここからだし、慶応だけでなくどこも本当に強いところばかりなので、また次の試合から気を引き締めてやっていきたいです。
 
―立教との試合に向けて一言お願いします
そろそろ打ちたいです(笑) 全然打ってないので。

大城戸選手(2打数1安打)

―今日の試合を振り返って
1勝1分けで第3戦入って、慶応も普通にやってたら勝てた試合を落としてくれたので、勢いとしてはうちにあったかなと思います。石田がいいピッチングしてくれて、多木さんにも1本出たし、やっと打線がつながってきたかなという感じです。

―今日は3塁打を放ち、先制のチャンスを作りましたが
出たら次がピッチャーなので、バントでも得点圏にランナーを進めるし、なんとしても先制点を取ってピッチャーを楽にしたいという思いがあって、あのような結果につながったと思います。

―現在のチームの雰囲気は
新チームが11月に始まって、賢さん中心によくまとまってて、そのままいい雰囲気でオープン戦もリーグ戦も入ってこれてると思います。

―現在、絶好調ですが、周りから何か声をかけられましたか
「首位打者あるぞ」とか「ベストナインあるぞ」とか茶化されることはあるんですけど、こんなリーグ戦出られるのは初めてなので、1試合1打席1球を集中してやっています。

―神宮でのリーグ戦独特の雰囲気には慣れましたか
開幕のときは夜も寝れないくらい緊張して、第2戦、第3戦になって、比較的に楽にはなったんですけど、チャンスで回ってくるときは鼓動も高くなってくるし、慣れはしてないですね。

―今後、他大で勝負したい選手、注目している選手はいますか
どこの大学もいい選手が集まっての六大学だと思うので、その中でも無名校から来たのが自分やし、誰と対戦したいとかではなく、どのピッチャーと対戦したときも自分の野球を見てもらえてるんやという感謝の気持ちを持ってやってるだけなので、特にはいないです。

―立教戦への意気込みを
小室さんも岡部さんも下級生のときから放っている選手なので、経験もあると思うんですけど、その分うちも練習してきているので、間違いなく負けることはないと思います。 

 

西浦(直)選手(3打席2安打)

―今日の試合を振り返って
今日は試合前から、この試合で決めてやる、っていう雰囲気で、実際前の試合や試合前のからの勢いみたいなものが出た試合だったと思います。
 
―4回と7回にレフトへヒットを放ちましたが、打席での心境は
ランナーがいなかったので、何とか自分が塁に出てチャンスメークしようという気持ちでした。
 
―ここまでの3試合非常に打撃が好調ですが、どのあたりに理由があると思いますか
やっぱりボールの見極めがここまでよく出来ていると思うので、それがいい結果に繋がっていると思います。
 
―5番という打順については
特に背負ったり気負ったりせず、どの打順でも自分の打撃をするだけ、という心構えで打席に入れてます。
 
―初完投勝利を収めた石田投手の投球については
今日は最初からまっすぐが走っていて、変化球のキレもよくて、最後まで安心して守っていられました。野手が守りやすく、いい攻撃のリズムを作ってくれるような投球だったと思います。
 
―難敵の慶大から勝ち点を獲得した意味は大きいのでは
慶應だけでなく今年は早稲田も立教もどこも強いので、勝ち点を獲得して満足せずに、これからさらに成長していく必要があると思います。
 
―立教戦に向けて一言お願いします

難しい試合にはなると思いますが、ここからが自分たちの本当の力が試される試合だと思うので、いい意味で楽しむというか、チャレンジャーの精神で向かっていけたらいいなと思います。

※対慶大1回戦の記事に大城戸選手のコメントを追加しました。掲載が遅れて申し訳ございません。

フォトギャラリー

  • IMG 4821 R-thumb-160x160-33439回を投げ、10奪三振の石田
  • IMG 4133 R-thumb-160x160-3341ワイルドピッチの間に本塁突入を指示する建部
  • IMG 4136 R-thumb-160x160-3336貴重な追加点となるタイムリーを放った建部
  • IMG 4176 R-thumb-160x160-3337HRの翌日にマルチヒットと当たっている西浦(直)
  • IMG 4595 R-thumb-160x160-33393試合連続ヒットでチームに貢献した高木(悠)
  • IMG 4522 R-thumb-160x160-3340多木と岩澤の連打で竹内(大)をノックアウト
  • IMG 4923 R-thumb-160x160-3338初ヒットを含む2安打をマークした多木
  • IMG 5019 R-thumb-160x160-33423試合で5失点とリードで投手陣を引っ張る土井

 

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