硬式野球

【硬式野球】社会人対抗戦 対新日鐵住金鹿島 新体制初の神宮での試合は引き分け 9回裏にチームの「底力」見せた!

社会人対抗戦 対新日鐵住金鹿島
2019年3月30日(土)
神宮球場

今年の社会人対抗戦の相手は、先日のオープン戦でも対戦した新日鐵住金鹿島。先発の内沢航大(キャ4)が本塁打を浴び先制を許すものの、3回裏に連打で一時逆転。しかし、4回から6回にそれぞれ1点を失い、2点を追う展開に。迎えた9回裏、安本竜二(営4)と西山翔真(法4)の適時打でついに同点に追い付く。最後は舩曳海(キャ4)が三振に倒れ、試合規定により引き分けでゲームセット。サヨナラ勝利とはならなかったものの、法大の粘りの反撃で神宮球場は大いに盛り上がった。

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同点打を放ち、塁上でガッツポーズする西山

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
新日鐵住金鹿島 0 1 0 1 1 1 0 0 0 4 11 1
法大 0 0 2 0 0 0 0 0 2 4 10 0

(法大)内沢、鈴木、柏野、杉下、古屋敷、三浦-渡邉、伊藤
(新日鐵住金鹿島)能間、飯田、玉置-坂口

[本塁打]坂口ソロ(2回=内沢)

 

打撃成績

打順位置選手123456789
1 (8)  舩曳 5 1 0 三振   遊安   投ゴロ      左飛  三振
2 (9) 宇草 4 2 1 二ゴロ   右中間三塁安①   遊安       左飛  
3 (6) 福田 4 1 1 左邪飛   右前安①   左飛     中飛   
4 (3)2 伊藤 4 1 0   三振 右飛      三振     遊安
  R 宮本 0 0 0                  
5 (7) 毛利 4 2 0   中前安 中前安  

 

二ゴロ       三振
6 (5)3 安本 4 1 1   中飛 三ゴロ     二ゴロ      右中間安 ①
  R 杉村 0 0 0                  
7 (4) 相馬 4 1 0   左前安   一ゴロ     一ゴロ    三振 
8 (2) 渡邉 2 0 0   中飛   三ゴロ          
  H 村田 1 0 0             三振     
  5 西山 1 1 1                  右前安①
9 (1) 内沢 0 0 0                  
  H 清水 1 0 0     二直             
  1 鈴木 1 0 0        投ゴロ   二ゴロ      
  1 柏野 0 0 0                  
  1 杉下 0 0 0                  
  H 中原 1 0 0              左飛    
  1 古屋敷 0 0 0                  
  1 三浦 0 0 0                  
  H 宮﨑  1  0                 敵失
    37 10 4                  

 

投手成績

  球数 打者
内沢  3 30 11 2 2 0 1
鈴木 2 43 12 6 3 0 2
柏野 1 16 4 1 1 0 1
杉下 1 18 4 2 1 0 0
古屋敷  1  10  3  0  1  0  0
三浦  1  16  4  0  2  1  0
9 133 38 11 10 1 4

 

ベンチ入りメンバー

福田光輝(人4=大阪桐蔭) 古山侑杜(文4=法政二) 宮本隆寛(人3=健大高崎)
新井悠太朗(営4=折尾愛真) 宮﨑佑太(法4=宇部商) 西山翔真(法4=市立和歌山)
内沢航大(キャ4=八戸工大一) 渡邉雄太(文3=いなべ総合) 中村迅(営3=常総学院)
柏野智也(営3=広陵) 相馬優人(営4=健大高崎) 宇草孔基(営4=常総学院)
鈴木昭汰(キャ3=常総学院) 杉村泰嘉(文3=広島新庄) 舩曳海(キャ4=天理)
杉下裕哉(営2=氷見) 中原輝也(人2=尽誠学園) 毛利元哉(法4=愛工大名電)
古屋敷匠眞(営2=八戸工大一) 清水俊作(文4=佼成学園) 村田雄大(人3=横浜)
三浦銀二(キャ2=福岡大大濠) 安本竜二(営4=静岡)  
伊藤寛士(文4=中京大中京) 羽根龍二(社3=日大鶴ヶ丘)  

 

戦評

 新体制になって初めての神宮球場。春とは思えない肌を刺す寒さの中、意気軒昂たる姿勢で社会人対抗戦に臨んだ。

先発投手を務めたのは、投手責任者として法大投手陣を引っ張る内沢航大(キャ4)。初回、三塁までランナーを進めるも、4番打者を変化球で翻弄(ほんろう)し、三振に抑え快調な出だしを見せる。しかし2回、2死走者無しの状況で、甘く入った直球を外野スタンド中段まで運ばれ、先制点を許す。ただ、冷静さを失わなかった内沢。直球で押す強気な投球を披露し、続く3回を三者凡退に仕留めた。

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最少失点で抑え、ベンチに戻るバッテリーの2人

その裏、内沢の好投に法大打線が応える。1死から1番舩曳海(キャ4)が、持ち前の足で内野安打、さらに盗塁を決めて得点圏へ。ここで、2番宇草孔基(営4)が右中間を破る三塁打で同点に追いつく。なお1死3塁で、打者は3番福田光輝(人4)。オープン戦で調子を上げてきている福田は、右前適時打を放ち、見事逆転に成功する。

4回からマウンドに上がった鈴木昭汰(キャ3)だが、いきなりピンチを背負う。先頭打者に初球を左前へ打たれると、左翼の判断ミスもあり二塁まで進められる。その後、1死から2連打を浴び、同点に。しかし、続く打者を2連続で空振り三振を奪い、この回を切り抜ける。5回にも安打を許し1点を与えてしまうものの、1イニング1点までの最小失点に抑えた。

前半から接戦を繰り広げる試合は、後半戦へ。6回、登板したのは柏野智也(営3)。前の打席で二塁打を放った法大OB原田寛樹に、またも二塁打で出塁されると、内野ゴロ、犠牲フライで追加点を許す。ただ、コースをしっかり突く投球を見せていた柏野。最後は三球三振でこの回を終える。

一方で、4回以降なかなか打線が振るわない法大は、8回までの5イニング全て三者凡退。これ以上点差を開くまいと、2年投手陣が奮闘する。7回に4番手杉下裕哉(営2)が登場。初めての神宮での試合に腕がなる。先頭打者を塁に出すものの、思い切り腕を振っていき、7回を無失点に抑える。続く5番手には古屋敷匠眞(営2)。速球派の右腕は、直球でどんどん勝負し、相手打線を3人で斬る。そして最終回、マウンドを託されたのは三浦銀二(キャ2)。予想外のクローズとしての登場に、スタンドが湧いた。低めに集めた球威抜群の直球と、キレのある変化球を織り交ぜていき、最後は二者連続三振。圧巻の投球で締めくくった。

若手投手陣の好投に奮起された先輩野手陣は、9回に魅せる。先頭の4番伊藤寛士(文4)が内野安打で出塁すると、代走宮本隆寛(人3)がきっちり盗塁を決める。無死2塁の絶好のチャンス。続く毛利元哉(法4)は三振に終わったが、6番安本竜二(営4)の「気持ちで打った」と語る右中間への一打で追加点を得る。ここで勢いに乗った法大。安本の代走、杉村泰嘉(文3)もきっちり盗塁を決め、またもチャンスが回る。2死二塁のこの場面で、8番西山翔真(法4)の打った球は、勢いが味方したのであろう。右前へ落ちるポテンヒットとなり、見事二塁走者が生還。逆転とはならなかったものの、引き分けで試合を終えた。

課題も多く見つかった今日の試合だが、投手陣の粘りの継投、最終回の気持ちでつなぐ打線は、2週間後に開幕する春季リーグ戦へ弾みをつけるものとなった。最後の、ベンチとスタンド一体となって沸き起こった歓喜は、前年度を想起させ、新チームに期待を寄せるものであろう。今年も目標に定めた「結束」を見せ、連覇、日本一を狙う。(吉田あゆみ)

選手インタビュー

福田光輝 主将

 ―今日の試合を振り返って
4-2で最終回迎えたんですけど、最後欲を言えば逆転したかったですけど、粘り強くしっかり戦えたので良かったかなと思っています。

―適時打の場面について
今年は本当に打点を意識していこうと思っていて、1打席目も自分的にそんなに悪い感じではなかったですし、内野も前進(守備)していたので、外野フライじゃないですけど、自分のバッティングをして1点取りたいなというか、そういう強い気持ちでいきました。

―現在のチーム状態は
いろんなことありましたけど、結局やるのは選手という感じで結論にたどり着いたので、あとは勝ちに向かって約2週間、開幕までしっかりやっていきたいなと思います。

―リーグ戦開幕に向けて
やっぱりこういう状況ではありますし、しっかり結束して。(個人としては)技術(面)でもチームの中でも中心になってどんどん自分が引っ張っていけたらいいなと思っています。

 内沢航大 投手

―今日の試合を振り返って
新チームになって初めての神宮で、結果的に4-4という形にはなりましたが、チーム全員で戦えたのでそれは良かったのかなと思います。

―先発起用が決まったタイミングは
いつだったかな(笑)。結構前だったと思います。1週間ぐらい前ですかね。

―直球主体の投球だったと思いますが、何か考えなどはありましたか
真っ直ぐで押していってて、真っ直ぐも合っていないし変化球も空振りばっかりだったので手ごたえはあったんですけれど、カウントが悪くなって入れにいった真っ直ぐをホームランにされたのでそこは先発していく中で、危険だと思います。しっかりそこを修正してリーグ戦に臨みたいです。

―本塁打を浴びてからは落ち着いた投球を見せました
オープン戦から失点をしてもビッグイニングを作らないというか、1点で抑えるというのを結構気にしていて。今日も自分だけじゃなく、投げた投手全員が失点しても0点で抑えた結果が、最終的には野手のおかげで同点にはなったんですけれど追いつけるくらいの点差で抑えられたのかなと。粘れているので、みんなでカバーしあってやっていけたかなと思います。

―今日の試合で見つかった課題などはありますか
自分自身としては、ホームランを打たれた時と同じ話ですけれど、入れにいかないようにというのと、投手全体の話でいけば、1点を連続で取られた4、5、6回というのは、投手と捕手のコミュニケーションとか、配球の面で捕手のサインに対して疑問を持たずにそのまま投げているという部分があったので、全体的に投げるボールの意図を確認するというのが課題ですかね。

―最後に、開幕するリーグ戦に向けて一言お願いします
自分自身、去年は優勝はしたんですれけど、リーグ戦に出られていなかったので、今年は自分もリーグ戦に出て、今のチームでもう一度優勝して、2連覇、3連覇そして日本一を目指していきたいと思います。

 安本竜二 内野手

 ―今日の試合を振り返って
負けて終わるのと、引き分けて終わるのは、全然意味が変わってくると思うので、新チームでやる初めての神宮で、こういう試合できたのは良かったかなと思います。

―ご自身の調子は
1打席目から良い感じで打てていて、今日1本出るかなって思ったので、最後良いところで出て良かったです。

―9回裏の適時打は追い込まれてからの一本でした
結構気持ちで打ったって感じですね。

―一塁手、三塁手両方での起用が考えられます
監督の指示でどっちでもいけるように、しっかり準備するだけだなと思います。練習では、基本的にサードをやっていて、ファーストはいつでもいけるうに準備しています。

―春季リーグ戦に向けて
まだ良い意味で2週間あるので、どんどん調子を上げていけるように頑張ります。

西山翔真 内野手

 ―今日の試合を振り返って
追う展開だったのでしんどかったですけど、チーム全員で追いつけたことが法政の粘りを見せつけられたと思います。

―9回の好機の場面、どのような気持ちで臨んだか
気持ちでなんとかしようと思って打席に入りました。

―打った投手は元阪神の玉置隆投手ということで自信につながるのでは
自分の高校の先輩でもあったので対戦できてうれしいですし、振った結果がヒットになってくれたので良かったです。

―現在の調子は
絶好調です!

―リーグ戦開幕に向けて一言お願いします
リーグ戦も一生懸命頑張るので、皆さんも神宮に足を運んでいだだいて応援よろしくお願いします。

毛利元哉 外野手

 ―今日の試合を振り返って
結果、最後に4-4で追いついたというのはチームにとっていい方向というか、チームにプラスになるんじゃないかなと思います。

―2安打を放ちました
今までずっとここ何試合かは打てていなくて、やっと神宮で久々にヒットが2本出たというのは素直にうれしいです。

―打撃の調子は
あんまり良くないんじゃないかなと思うんですけど、これからですね。これからもう1回ギア上げてというか。それでリーグ戦に向けて調子を上げていけたらいいなと思います。

―今日の左翼守備については
自分の中でもめちゃくちゃひどかったです。せっかく一個下の鈴木が投げてるのに、それをカバーできてない自分の情けなさや、最高学年なのにちゃんとできてなかったというのは、これからちゃんとやらなきゃいけないなと思います。

―リーグ戦開幕に向けて
開幕まであと2週間くらいですけど、やれることをやって、しっかり準備も整えて、春のリーグ戦で優勝して日本一を勝ち取りたいと思います。

フォトギャラリー

    • nisiyama R同点打を放ち、塁上でガッツポーズする西山
    • captain R試合前、福田を中心に選手たちが円陣を組む
    • uchisawa3 R先発した内沢
    • ugusa2 R痛烈な三塁打を打った宇草
    • fukuda3Rバットを折りながら一時同点の適時打を放った福田
    • suzukiR2番手で登板した鈴木
    • mouri2R毛利はこの試合2安打を放った
    • yasumoto2R勝負強さが光った安本

 

 

 
 
 
 
 

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