硬式野球

【硬式野球】 東京六大学野球秋季リーグ戦 第5週 対東大2回戦 石田、無四球完封勝利!打っては3安打2打点の活躍で今季初の勝ち点奪取!

東京六大学野球秋季リーグ戦 対東大2回戦
2013年10月13日(日)
神宮球場

初戦を投打で圧倒した法大。この流れのまま第2戦も手堅く勝利を収めたいところ。先発に石田(営3)を起用し、今季初の勝ち点奪取へ挑んだ。

201310131
無四球10奪三振の完封勝利をあげた石田

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
東 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1
法 大 0 1 0 2 0 1 0 0 X 4 11 1

(法大)○石田(2勝1敗)‐木下 
(東大)●白砂(3敗)、関、出田‐飯嶋、笠原

打撃成績

打順位置選手
1 (9) 安慶名 4 2 1
2 (5) 細 川 3 2 1
  R 岡 崎 0 0 0
  5 佐藤竜 0 0 0
3 (4) 河 合 4 2 0
4 (6) 西 浦 4 0 0
5 (7) 齊藤秀 3 0 0
  7 山 下 1 0 0
6 (3) 大城戸 4 1 0
7 (2) 木 下 3 1 0
8 (8) 畔 上 2 0 0
9 (1) 石 田 4 3 2

 

投手成績

  被安打 奪三振 四死球 自責点
石田 9 5 10 0 0

 

ベンチ入りメンバー

10

河合(法4=中京大中京)

22

中園(法3=いなべ総合学園)

26

鈴木翔(法4=法政二)

16

本多(法4=法政二)

6

西浦(営4=天理)

28

齊藤秀(文3=北海学園札幌)

17

納富(文4=九州国際大付属)

33

高木(文4=福岡大大濠)

29

安慶名(経3=興南)

18

六信(営4=広島新庄)

3

伊藤諒(キャ3=神港学園)

1

若林(営2=桐蔭学園)

14

鈴木貴(人環3=済美)

4

岡崎(法3=作新学院)

35

山下(人環2=済美)

21

石田(営3=広島工)

7

吉澤(文3=桐蔭学園)

37

蔵枡(営2=広陵)

13

浅野(法2=中京大中京)

5

佐藤竜(法2=作新学院)

38

畔上(キャ2=日大三)

2

木下(人環4=高知)

36

細川(文2=福井工大福井)

20

安本(営3=広島商)

9

大城戸(法4=藤井学園寒川)

 

リーグ戦結果

 慶大明大立大早大法大東大試合勝点勝率
――   ●○○   △●○○ ○○ 9 6 2 3 .750
  ―― ●○● ○●○   ○○ 8 5 3 2 .625
○●● ○●○ ―― ●○ ○○   10 6 4 2 .600
  ●○● ○● ――   ○○ 7 4 3 1 .571
△○●●   ●●   ―― ○○ 8 3 4 1 .429
●● ●●   ●● ●● ―― 8 0 8 0 .000

戦評

石田健大(法3)は危なげないピッチングで東大打線を封じこんだ。石田は初回、先頭の西木にフルカウントから3球粘られるも、最後は高めの直球で空振り三振に切ってとり、最高の立ち上がりを見せる。五回には二死から内野安打で走者を背負うが、盗塁を仕掛けてきた一塁走者を木下拓哉(人環4)が刺殺し、五回まで二塁を踏ませない好投を見せる。

先制したのは法大。二回、一死から6番の大城戸匠理(法4)が左翼線を破る二塁打で出塁する。その後、相手先発の白砂を攻め、二死一、二塁となったところで打席に立つのは石田。2ストライクと追い込まれながらもしぶとく食らいつく。三遊間に飛んだ打球をショートがファンブルし、二塁走者は間一髪のタイミングでホームを陥れた。結果は内野安打となり、慶大戦に引き続き、今日も石田のバットから先制点が生まれた。さらに四回にも相手の失策や木下の右前安打などで二死一、二塁とすると、石田の適時打で追加点を挙げる。さらに二死二塁とチャンスを広げて、2番の細川雅生(文2)がフルカウントから二遊間を破る適時打を放ち3点目を挙げる。しかし、スタートを切っていた二塁走者が三塁へ進もうとするが、三塁走者がストップしたため、戻りきれずタッチアウトで攻撃が終了してしまう。

六回裏には7番・木下、8番・畔上翔(キャ2)が四球を選び、一死一、二塁となったところで相手投手が白砂から関に代わる。石田の併殺崩れで二死一、三塁となり、打席に立つのは好調を買われ1番を任されている安慶名舜(経3)。初球の変化球を叩き、左前適時打を放ち、さらに1点追加する。七回裏にはこの回先頭の細川の左翼線を破る二塁打、3番・河合完治(法4)のショートの頭を越える左前安打で無死一、三塁と追加点のチャンスをつくったところで、相手投手が出田にスイッチ。続く、西浦直亨(営4)の打席で一塁走者が盗塁を決め、チャンスを広げるも出田に後続を抑えられ、追加点を挙げることはできなかった。

しかし、今日の石田には4点の援護で十分だった。六回までに10個の三振を奪う好投を見せると、七回以降は打たせて取るピッチングで付け入るスキを与えなかった。九回表の攻撃では二死から打席が回ってきた。神長英一監督から「(最終回も)行くかどうか」と訊かれ、「行きます」と答えた左腕。得点には結びつかなかったものの、今日3本目の安打を放つ。最終回のマウンドに上った石田はこの回も三者凡退で切ってとり、三塁を踏ませないピッチングで勝利を収める。昨日の船本に続き、今季初完封で2勝目をマークした。神長監督が「石田で勝てた試合」と振り返るように石田の投打にわたる活躍で東大から2連勝で勝ち点を奪取した。

立大、慶大に敗れ、優勝は遠のいてしまったが、そこからの3カードで6連勝を目指している法大。東大に2連勝し、残すカードは早大と明大。法大の意地を見せ、ここからの2カードを全勝し、6連勝でシーズンを終えたい。(鷲尾 祐貴)

試合後の監督・選手のコメント

神長 英一 監督

―今日も打線が2ケタ安打でしたがいかがでしたか
石田がもし崩れていたらすごく苦しい試合だったので、ピッチャーが頑張ったなという感じですね。11安打で4点しか入らなかったのでピッチャーが頑張ってくれた試合だと思います。

―石田投手は10奪三振で完封勝利でしたが
リーグ戦の序盤も自分が行くべきところを違うピッチャーが行って、非常に悔しい思いをしたと思うので、最終回に打席が回ってきた時に、(最終回のマウンドに)行くかどうかを本人に委ねたら、「行きたい」と言ったんです。昨日船本が完封しているので、完封したかったんだと思います。だから「いいよ」ということで打席に送りました。

―東大との2試合は先発投手が完封し、一人の投手が9回を投げ切る理想のかたちになっていますが
そこは目指すべきところなので、実戦の中でできたことはよかったです。それができなかった時にリリーバーが必要になるので、これからもこういうかたちでいきたいなと思います。ピッチャー自身の意思、めざすところは、完投してなおかつ零封するところにあると思います。

―東大の足を使った攻撃を木下選手が封じていましたが
あれがセーフになると、すごく嫌な展開になるんですけど、木下が2つ、よく刺したので流れはそこで止まったかなという感じはします。でも(七回)無死二、三塁で1点も入らなかったあとに、次の相手の攻撃は無死一塁になったので、野球は流れがあるなと感じました。あそこで1点入って5-0になっていたら、そうならないですよね。だから終盤はすごく流れを感じた試合でした。ただそれ以上に石田が東大に行きそうな流れを、力で抑えてくれたと思います。

―下位打線が当たっていて、さらに石田選手が2打点と活躍しましたが
自分で打って、自分を楽にしたかったというのがあると思うので。今日は石田で勝ったような気がします。

―早大戦に向けて意気込みをお願いします
慶應に負けてから、そこから6連勝しようと、そういうつもりでやってきていたので、(東大戦で)まずは最初の2連勝。ですからもちろん早稲田も2連勝でいきます。そういう必至の意識でいきたいと思います。

河合 完治 主将

―今日の試合をふりかえって
勝つのは本当に大変ですけど、チーム一丸となって勝ち点を取れたので良かったです。

―初めての勝ち点となりました
開幕カードとその次のカード、立教と慶應戦落としてしまったので、なんとしても残りの3カード取らないと優勝が無いので、監督をはじめチーム一丸となって「取りに行くぞ」って感じできたので、その成果が出て良かったと思います。

―今日ご自身は2安打でした
あんまり良い当たりではなかったですけど、後ろの西浦に繋ぐことが出来たので良かったです。

―センターから逆方向気味の打球が多い印象でしたが
低めの動くボールが多いので、逆方向を意識しておかないとやっぱり引っかけてしまう打球が多くなってしまうので、練習通りのバッティングが出来ました。

―7回の打席に入る前に監督から声を掛けられていましたが
あれは「ヒットを打ちに行け」と言われました。

―石田投手が好投されましたが
ナイスピッチングです。0点で押さえてくれたので、本当にナイスピッチングでした。

―リーグ戦も残り半分を切りましたが、チームの雰囲気はいかがですか
今日で最初の勝ち点を取れたので、来週からの早稲田戦ではまた少し違った雰囲気で入れるんじゃないかなと思います。

―次週への意気込みをお願いします
来週のピッチャーもバッターもかなりレベルの高い大学ですけど、その大学を全員で倒して勝ち点2が取れるように、まずは土曜日全力で戦いに行きたいと思います。

木下 拓哉

―今日の試合をふりかえって
0点に抑えられて良かったですし、勝ち点やっと取れたので、嬉しいです。

―今日の石田投手のピッチングについて
昨日船本がいいピッチングをして、いい流れで石田もいけたんじゃないかと思います。

―リード面で意識したことは
球が走っていたんで、とにかく初回から、まっすぐを狙われてもそうは打たれないだろうと思って、いつも通り石田のまっすぐをどんどん使ってリードしました。

―8回ランナーを背負った場面ではどのような言葉をかけましたか
球自体は全然悪くなくて、4点あるので1個ずつアウトを取っていこうと。少し間を取る意味でマウンドに行きました。

―盗塁を刺して投手を助ける場面もありましたね
いいボールがいきました。よかったです。

―ご自身のバッティングについて
あんまりよくないですけど、まあ1本出たので。しっかり調整して早稲田戦をベストでいけるように頑張りたいと思います。

―やっと勝ち点1取れましたね
嬉しいです。普通に嬉しいです。後は負けられないのでなんとか6連勝できるように明日からやります。

―次週にむけて一言
負けられないので、1戦1戦トーナメントみたいな感じで目の前の勝負に勝てるように頑張ります。

大城戸 匠理

―今日の試合をふりかえって
昨日と同じようにピッチャーが抑えて、野手が打って、って言っても石田が打ってくれたんですけど。石田のリズムに乗れたかなって感じです。

―2回に放ったヒットが先制点につながりましたが
でも何か違うなって感じがするし、ヒットが出ればそれで良いんですけど、このままじゃヒットは続かないと思うし、何かあともう少しだと思います。早稲田戦までには間に合うような気もしてきたし、問題ないかなと思います。

―昨日の取材で「打順が6番に下がって、落ち着いて野球を見てから打席に入ろうとした」とおっしゃっていましたが、今日の試合でもそうでしたか
やっぱり違う視点から、6番だったらチャンスを作らないといけないだろうし、おそらくチャンスで回ってくることもあるだろうし、またひとつ重要なポジションだと思うので、その役割を果たそうと必死です。

―チームとしては11安打放ちましたが
チームとしては、だんだん空き週で調子戻してきて、でやっと2つ勝てて、これからどんどん勢い乗って最後、意地見せたいなと思います。

―早大戦の対策はありますか
東大のピッチャーとはまた違う150キロのボールが来るので、それにどう対応していくかってことだと思います。

―早大戦に向けて
絶対、負けられない試合になると思うので、明日、早稲田が勝てば僕らにも優勝のチャンスがあるってことだし、その早稲田に2連勝で勝てるように準備していきたいなと思います。

石田 健大

―今日をふりかえって
最後までゼロで抑えられたので、とても良かったかなと思います。

―昨日の船本投手に続く完封になりました
完封は意識してなかったんですけど、低めに投げていこうという意識が結果につながりました。船本さんに負けたくないという気持ちはあるんですけど、冷静にいけました。

―序盤から多くの三振を奪っていましたが
狙ってはなかったです。それも低めに投げた結果だと思います。

―打撃でも3安打2打点と大きく貢献しましたが
打撃はあまり意識してないで、まぐれだと思います。

―打撃について春から変わったことはありますか
春は全然打てなかったですし、今日のようにピッチャーにいい場面(チャンス)で打順が回ってくることもあるので、そこで打てるかどうかで大きく変わってくるということを最近考えるようになりました。

―早稲田戦に向けて
追い込まれているので、自分が投げて勝つという意識でやっていきたいと思います。

安慶名 舜

―昨日は4打数1安打、今日は4打数2安打で3回出塁と1番打者としての役割を十分果たしたと思いますが、昨日と何か変わった部分はありますか
昨日は初回こそ打てたんですが、その後のチャンスの場面で二打席とも凡退してしまって、どの打順でも重要なことですけど、チャンスの場面で(打者の役割が)できなかったので、昨日の試合が終わってからそういうチャンスの場面で打てるように少し意識を変えました。

―東大戦から一番に起用されましたが、以前の打順の時から何か変えた部分はありましたか
一番バッターとして初回からチームに勢いをつけるためにしっかりとしたバッティングをしないといけないなと思って、ピッチャーにボールを多く投げさせるということは意識しました。

―今日は粘りのある打撃でしたが、相手投手のボールはよく見えていましたか
東大のピッチャーは荒れているピッチャーだったので、甘く入ってくるストライク以外は見ていこうと決めていたので、結構球数を多く投げさせられたんじゃないかと思います。

―リーグ戦も残り半分ですがこれからどのようなプレーを見せたいですか
今自分が置かれている役割をこなして、守備もしっかり守って、今日は走塁ミスがあったので、そういうところをしっかり一つ一つミスをなくして、あと4試合全部勝つつもりでいきたいです。

細川 雅生

―今日をふりかえって
昨日は僕だけスタメンの中でヒットを打ててなくて、今日は絶対打たなきゃいけないと思っていて今日打てたのでよかったです。

―今日は2安打の活躍でしたが
1本タイムリーを打てたので、チームに貢献できたかなと思います。

―1打席目にはバントを決めましたが
一発で決められたのでほっとしています。

―遅いボールが多かったと思いますが、自分なりに工夫したことは
最後まで引きつけて、前に突っ込まずに打つことができました。

―守備では送球ミスがありましたが(記録上は内野安打)
片手で(取りに)いってしまったので、やはり両手でいくことが大事だと思います。

―勝ち点を取ることができましたが、今のチームの雰囲気は
今まで連敗していて、この東大戦で連勝してみんな次にむけて結構、士気が高まってきていると思います。

―次戦は早稲田大学とですが、早稲田のチームの印象は
早稲田はピッチャーが良いので、そのピッチャーをどう打っていくかが勝敗に関わってくると思います。

―来週の試合に向けての意気込みを
来週もスタメンで出られるかわからないですけど、出られた時はしっかり2番の仕事をしたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 201310131無四球10奪三振の完封勝利をあげた石田
  • 2013101322安打を放ち、打率3割となった河合
  • 201310133好走塁で先制のホームを踏んだ大城戸
  • 2013101343度出塁し、1番の役目を果たした安慶名
  • 201310135打っては3安打2打点の大活躍の石田
  • 2013101362安打と犠打でチャンスをつくった細川
  • 201310137調子のあがってきた木下
  • 201310138木下は持ち前の強肩で2つ盗塁を刺した
 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

1 R

定期購読の申込み