硬式野球
 

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第3週 対慶大3回戦 散発3安打に抑え込まれ慶大に大敗

東京六大学野球秋季リーグ戦 対慶大3回戦
2013年9月30日(月)
神宮球場

打線に当たりが出始め初勝利を手にした法大。第3戦は初先発の1年生・玉熊将一(法1)をマウンドに送る。対する慶大は1回戦で好投を見せた加藤。1年生対決に注目が集まったが、試合は序盤から明暗が分かれた。

201310011
慶大打線につかまり苦しい立ち上がりとなった玉熊

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
法 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0
慶 大 2 3 0 0 0 0 3 0 X 8 12 0

(法大)●玉熊(1敗)、本多、六信、青木勇、納富‐木下、中園
(慶大)○加藤、明、白村‐小笠原、須藤
 

打撃成績

打順位置選手
1 (3) 大城戸 4 0 0
2 (5) 細 川 3 1 0
3 (4) 河 合 3 1 0
4 (6) 西 浦 4 0 0
5 (8) 蔵 桝 3 0 0
6 (7) 齊藤秀 4 0 0
7 (9) 安慶名 4 1 0
8 (2) 木 下 2 0 0
  R 岡 崎 0 0 0
  2 中 園 0 0 0
  H 皆 川 1 0 0
9 (1) 玉 熊 0 0 0
  1 本 多 1 0 0
  H 松 田 0 0 0
  1 六 信 0 0 0
  H 鈴木翔 1 0 0
  1 青木勇 0 0 0
  1 納 富 0 0 0

 

投手成績

  回 被安打奪三振四死球自責点
玉熊 1 1/3 4 2 2 4
本多 2 2/3 2 3 0 1
六信 2 1 1 1 0
青木勇 1 4 0 0 0
納富 1 1 1 0 0

 

ベンチ入りメンバー

10 河合(法4=中京大中京) 20 安本(営3=広島商) 26 鈴木翔(法4=法政二)
16 本多(法4=法政二) 22 中園(法3=いなべ総合学園) 27 的場(法4=法政二)
17 納富(文4=九州国際大付属) 6 西浦(営4=天理) 8 松田(法3=三重)
18 六信(営4=新庄) 33 高木(文4=福岡大大濠) 28 齊藤秀(文3=北海学園札幌)
19 船本(営4=桐蔭学園) 4 岡崎(法3=作新学院) 29 安慶名(経3=興南)
21 石田(営3=広島工) 7 吉澤(文3=桐蔭学園) 1 若林(営2=桐蔭学園)
15 青木勇(法2=智辯和歌山) 23 皆川(キャ2=西武台千葉) 37 蔵桝(営2=広陵)
11 玉熊(法1=北海) 36 細川(文2=福井工大福井)
2 木下(人4=高知) 9 大城戸(法4=藤井学園寒川)

 

リーグ戦結果(9/30現在)

 明大早大慶大立大法大東大試合勝点勝率
―― ○●○       ○○ 5 4 1 0 2 .800
●○● ――       ○○ 5 3 2 0 1 .600
    ―― ●○○ △●○   6 3 2 1 1 .600
    ○●● ―― ○○   5 3 2 0 1 .600
    △○● ●● ――   5 1 3 1 0 .250
●● ●●       ―― 4 0 4 0 0 .000

戦評

土曜日の1回戦と同様、慶大の先発マウンドに上がった加藤。1回戦も西浦直亨(営4)の本塁打以外は打ち崩すことのできなかった相手であるがこの日も初回、四球での出塁を許すも、140km後半の速球を中心に、法大打線を抑える立ち上がりを見せる。

法大にとって鬼門となっている初回の守り、マウンドに上がるのは玉熊。ところが先頭の渡邊暁に浮いた変化球を叩かれ左前安打を許し、いきなり走者を背負う形となる。後続2人を打ち取るも、二死二塁で迎えた3番・谷田への投球が3ボールとなったところで、バッテリーは谷田を歩かせ、横尾との勝負にかける。しかし甘く入った初球をセンターへ弾き返され、先制点を与えてしまう。さらに続く6番・齋藤の打球はレフトへ。伸びた打球は齊藤秀之(文3)のグラブを弾き、三塁走者が生還(記録は適時二塁打)。玉熊は初回から2点を失う苦しい立ち上がりとなる。さらに二回裏、一死から9番・牧野に四球を与えると、1番・渡邊暁が2打席連続となるヒットを放ち、1点を追加。ここで法大は早くも玉熊から本多秀憲(法4)へとスイッチ。しかし本多も流れを止めることができず2番・山本泰にヒットを許し、一死一、三塁のピンチを迎える。すると3番・松本大が2ボールからの3球目をスクイズ。これが決まると、続く谷田もセンターオーバーの適時二塁打を放ち、早々に5点を失う。

昨日の試合でつながりを見せた打線で反撃に出たい法大だが、この日は再び加藤の前に沈黙。四、五回ともに出塁するも、走者を進めることができず、スコアボードには0が刻まれていく。また、1回戦で加藤から本塁打を放った西浦も、二度のチャンスで外角の変化球に空振りし、加藤の前に2三振を喫した。一方、本多は三回以降立ち直り、バットを折るほどの球威のある球で慶大を封じる。五回からリリーフした六信慎吾(営4)も無失点で切り抜け、この日も救援陣が踏ん張るかと思われたが、七回からマウンドに上がった青木勇人(法2)が一死から三連打を許し、中盤にも失点。この回、4本の長短打で3点を失う。

何とか1点を返したい法大は八回、先頭の細川雅生(文2)がこの回から登板した白村の代わり端をくじき、内野安打で出塁するも後続を断たれると、最終回も元気なく三者凡退。一度も三塁を踏むことができずに試合終了となった。

初回の失点が後に響き、打線も散発3安打に抑えられるという、今季よく見られる展開で試合を落とした法大。投手陣は勝負所でコントロールが甘くなり、大量失点を喫した。明日は、2回戦で好投した石田健大(営3)が中1日で先発することが有力か。対する慶大は加嶋、もしくは今日も好投を見せた白村の先発が予想される。「負けたら優勝はないと思う」という木下の言葉通り、優勝戦線に残るためには、もう一敗も許されない。絶対に負けられない明日の4回戦、総力戦で勝ち点をつかみ取りたい。(熊谷 優)

試合後の監督・選手のコメント

神長 英一 監督

―玉熊選手の先発はいつ決められたのですか
昨日です。

―二回途中で降板という結果でしたが
緊張感があったのかな。ボールが中に集まってしまって、彼本来のピッチングではなかったですね。それがすごく残念でした。

―慶大先発の加藤投手のスライダー、白村投手のツーシームなど変化球が低めに決まり、苦戦されているようでしたが
技術的なことを言えば、(ボールゾーンで)打てないボールなので、見逃さないといけないんですけど、それを全部振らされてしまっているので、そこは残念ですよね。それを見られれば、(相手投手は)苦しいと思うんですけど、三振やアウトになるとしても、すこし粘ってボールを見るとか、ファールを打つというようなかたちでもっていかないと、相手をすごく楽にしているような感じだったので。これは(慶大)1回戦と同じですよね。あまりにも内容が良くなくて、反省すべき点が多すぎて。明日は2回戦と同じ展開に持っていければ勝ち点を取れるので、明日に向かっていったほうが良いのかなと思います。

―明日の試合に向けて意気込みをお願いします
(大差で負けても)同じ負けで、昨日は大勝しましたけど、今日は大敗したので、僅少差の1点差のゲームで、相手より1点でも多く取って、終わったら1点差で勝っているような粘り強い野球をしたいと思います。

河合 完治 主将

―今日の試合を振り返って
情けない試合だったと思います。なかなか上手くはいかないものですけど、また明日もあるので、精一杯やっていきたいと思います。

―前回も封じられた投手に苦戦を強いられましたが
同じ投手に、同じ球でやられているので、修正もできていないし、工夫もできていないのでチームとしてもっともっと考えて打席に立っていきたいと思います。

―具体的には
左バッターであったら白村投手や加藤投手のツーシームとか外へ逃げる球、右であったら落ちる球。同じようにやられているので工夫していかないといけないです。

―法大の先発は1年の玉熊投手でしたが
なんとか援護してあげて、やりやすいように投げやすいように打線で援護してあげたかったですね。申し訳ない形にはなってしまいました。

―チームの雰囲気は
勝たなきゃいけないので、勝てていないので、どうにかして明日を取らないといけないと思います。

―明日へ向けて
本当に今日は情けない試合だったので、応援してくれる方に申し訳ない試合だったんですけど、明日こそは何とか勝てるように、チーム一丸となってやっていきたいです。

木下 拓哉

―今日の試合を振り返って
昨日みたいに先に点をやらないのが理想なんですけど、初回に点を取られてしまって、もう少し入りとかをしっかりしていった方が良いのではないかと思います。

―初回に失点するという展開が多いですが、入り方はその間変えておられますか
力のセーブはいらないので一回からどんどん来い、という玉熊とも話はしたんですけど、少し球が甘くなってしまって、それを打たれたという感じですね。

―初回、谷田選手の打席はカウントが悪くなったので、敬遠に切り替えたということですか
カウントが悪くなったので、無理に勝負はしませんでした。次の横尾に集中しようと。

―その後連打を浴びる形となりましたが
止められるところはあったと思うので、しっかり1点で止めないところですね。

―慶大戦を通じて、同じ打者にヒットを許していますが
色々反省とかも話し合っていますが、配球であったり、ここぞというところできちっと投げきれていない感じがあるので、勝負所でそういうのが出たら、このような結果になると思います。

―今季は投手陣に不安がありますが、その要因として感じておられることは
勝負球というか、ここは絶対に(きっちり)投げないといけないというときに球が甘くなったり、バッティングカウントで甘い球がいったりしているので、そういうところには神経を使ってやりたいと思います。

―今日は8番での出場でしたが、ご自身のバッティングについては
状態は良くないですけど、打ってほしいときに何とか(一本)出せるように、しっかり備えていきたいです。

―今、模索していることなどは
打つことよりも、点を与えないことが大事だと思うので、バッティングはあれこれ考えずに、思いきって振っていこうと思います。

―明日に向けて
負けたら優勝はないと思うので、しっかり一回から九回まで集中したいと思います。

六信 慎吾

―今日の試合を振り返って
また初回に点を取られて嫌な展開で、ビハインドで(登板が)回ってきて、リズムも悪いので、とにかくテンポよくっていうことを考えて投げました。

―2回を投げて無失点でしたが
自分自身の調子はそんなに悪くないので、明日も投げる準備だけはしていこうかなと思います。

―リーグ戦無失点が続いていますが
自分ができることをやるだけなので、0に抑えて良い感じにいけているので、このまま続けていきたいです。

―調子の良いボールは
やっぱり、真っ直ぐで押せている分、変化球も生きていると思うので真っ直ぐは今の調子を守ってリーグ戦後半までいきたいです。

―相手のバットを折る場面もありました
インコースをキャッチャーのサイン通り、しっかり投げられているからですかね。

―投手陣の調子や雰囲気は
初回の入りはみんな、点取られて不安になっていて、それでボールが続いて真ん中に入ったボールを打たれて、点を取られている場面が増えているので、そういう弱気なピッチングになっているので、明日からは強気なピッチングでみんなでいきたいと思います。

―明日に向けて
本当にもう負けられないので、一致団結して勝てればなと思います。

安慶名 舜

―今日の試合を振り返って
完全に自分たちの野球ができなくて、完敗したという感じですね

―今季初スタメンとなりましたが
初めてのスタメンということで、良い緊張感の中で試合に入れて、なんとか自分の役割をしようと思って挑みました。

―慶大の投手陣の印象は
一人ひとりいいボールを投げてきていたので、それにしっかりついていくバッティングを明日しっかりやり直して、つないでいけるようにしたいです。

―2打席目にレフト線へ二塁打を打ちましたが
追い込まれていたんですけど、甘く入ってきたボールを強く叩けたので、良いコースに飛んでくれたと思います。

―明日の試合に向けての意気込みを
何がなんでも勝ちにこだわってやりたいと思います。

玉熊 将一

―今日を振り返って
初回に2点取られてしまって、悪い流れを作ってしまったので反省しています。

―リーグ戦初先発となりましたが
いつも通り投げようと心掛けてマウンドに上がったんですけど、思った所にボールがいかなくて、相手打者に痛打されたのが反省点です。

―今日のピッチングで得た収穫と課題は
今日は反省することしかないと思うので、コントロールが全然駄目でした。

―登板前に監督や木下捕手に言われたことは
「後ろには良いピッチャーがたくさんいるので一球一球全力で放れ」と木下さんに言われました。

―慶大の打撃陣の印象は
1番から5番までは良いバッターが揃っていて、1回戦からずっと見ていて「どこを攻めよう」とか考えていたんですけど、そこに自分が思っている球を投げられなかったです。

―次回の登板に向けての意気込みを
今日は反省するところしかなかったので、ひとつひとつ克服していって、投げる機会があれば次は完璧にして登板したいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 201310011慶大打線につかまり苦しい立ち上がりとなった玉熊
  • 201310012昨日の活躍を買われ初スタメンの安慶名
  • 201310013三塁線を破る二塁打を放った安慶名
  • 201310014自慢の直球で2本のバットをへし折る六信
  • 201310015チーム安打となる内野安打を放った河合
  • 201310016九回に内野安打を放った細川
  • 201310017点を与えないことが大事と語る木下
  • 201310018低めに制球された変化球に苦戦した法大打撃陣
 

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