硬式野球
 

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第3週 対慶大1回戦 西浦直、起死回生の一発!リリーフが粘り引き分けに持ち込む!

東京六大学野球秋季リーグ戦 対慶大戦
2013年9月28日(土)
神宮球場

2連敗を喫し、負けられない戦いが続く法大は開幕カードで立大を破り勢いにのる慶大と激突。法大のマウンドには船本一樹(営4)、対する慶大は1年生の加藤を先発のマウンドに送る。試合は1点を争う接戦になった。

201309291
逆転3ランを放った西浦直をハイタッチで迎える

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
法 大 0 0 0 3 0 0 0 0 0 3 2 1
慶 大 1 0 1 0 1 0 0 0 0 3 14 0

(法大)船本、本多、納富‐木下
(慶大)加藤、三宮、白村‐小笠原、手錢
[本塁打]西浦直1号3ラン(4回=加藤)

打撃成績

打順位置選手
1 (3) 大城戸 4 1 0
  3 高 木 0 0 0
2 (7) 若 林 3 0 0
3 (4) 河 合 3 0 0
4 (6) 西浦直 4 1 3
5 (9) 蔵 桝 3 0 0
  H 齊藤秀 1 0 0
  9 的 場 0 0 0
6 (2) 木 下 1 0 0
7 (8) 鈴木翔 3 0 0
8 (5) 皆 川 3 0 0
9 (1) 船 本 1 0 0
  1 本 多 1 0 0
  1 納 富 1 0 0

 

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点
船本 2 1/3 7 1 0 2
本多 1 2/3 3 3 1 1
納富 5 4 5 0 0

 

ベンチ入りメンバー

10 河合(法4=中京大中京) 20 安本(営3=広島商) 26 鈴木翔(法4=法政二)
16 本多(法4=法政二) 22 中園(法3=いなべ総合学園) 27 的場(法4=法政二)
17 納富(文4=九州国際大付属) 6 西浦直(営4=天理) 8 松田(法3=三重)
18 六信(営4=新庄) 33 高木(文4=福岡大大濠) 28 齊藤秀(文3=北海学園札幌)
19 船本(営4=桐蔭学園) 4 岡崎(法3=作新学院) 29 安慶名(経3=興南)
21 石田(営3=広島工) 7 吉澤(文3=桐蔭学園) 1 若林(営2=桐蔭学園)
15 青木勇(法2=智辯和歌山) 23 皆川(キャ2=西武台千葉) 37 蔵桝(営2=広陵)
11 玉熊(法1=北海) 36 細川(文2=福井工大福井)
2 木下(人4=高知) 9 大城戸(法4=藤井学園寒川)

 

リーグ戦成績(9/28現在)

 明大早大慶大立大法大東大試合勝点勝率
――       ○○ 3 3 0 0 1 1.000
――       ○○ 3 2 1 0 1 .667
    ―― ●○○   4 2 1 1 1 .667
    ○●● ―― ○○   5 3 2 0 1 .600
    ●● ――   3 0 2 1 0 .000
●● ●●       ―― 4 0 4 0 0 .000

戦評

先週の立大戦同様、試合は初回から動く。一回、先発のマウンドに上がった船本は、慶大先頭の佐藤旭の出塁を許すとそこから犠打を挟んで三連打を浴び、早々に先制を許してしまう。なんとか反撃に転じたい法大打線だったが、慶大先発の一年生投手加藤の前に三回までノーヒットと完璧に抑え込まれてしまう。悪い流れがただよう中、船本は三回に再び慶大打線につかまり、この回をもたずにマウンドを降りてしまう。

しかし迎えた四回裏、ここまで二試合でわずか一得点の法大打線がついに目を覚ます。先頭の大城戸匠理(法4)が初球を叩き、二遊間を破る安打で出塁。さらにチャンスを広げ一死一、二塁の好機をつくり迎えた4番・西浦直亨(営4)の打球は華麗な放物線を描きながらレフトポール際へ。頼れる4番の秋季リーグ戦第1号は起死回生の逆転打となり、慶大に傾いていた流れを法大に引き戻す大きな一撃となった。

法大が1点のリードを守るなか、先発の船本からマウンドを引き継いだ本多秀憲(法4)は好投を続けていたが、五回に連打を浴び無死一、二塁のピンチを招くと、法大はサウスポーの納富秀平(文4)をマウンドに送る。しかし慶大の代打・大坪に中前へ弾き返されると二塁ランナーは一気にホームへ。再び試合は振り出しに戻り、勝負は終盤へもつれ込む。

五回途中から登板した納富は、六回以降何度もピンチを招きながらも九回までを無失点に抑える好投を見せる。救援陣の好投になんとか報いたい法大打線だったが、七回から登板した慶大投手陣の大黒柱・白村に完璧に抑えられ、引き分けに終わった。

度重なるピンチを迎えながらも主砲の一発によってなんとか引き分けに持ち込んだ。14本もの安打を浴びながらも慶大打線を三点に抑えた救援陣の好調など明るい材料もそろう。絶対に負けられない第二戦は課題の先発投手・打線の復調が勝敗を分ける重要な鍵になりそうだ。(遠藤 礼也)

試合後の選手のコメント

河合 完治 主将

―今日の試合を振り返って
すごく嫌な流れだったですけど、負けなくてよかったかなって。また明日明後日につなげることができたので。勝ちたかったですけどなんとか粘り抜けたかなというのはのはありますね。

―前戦に続き2安打と抑えこまれてしまいましたが
ピッチャーが頑張ってくれているのに、野手が全然力になれなくて本当に申し訳ないです。少しでも早く状態を良くしていかないと、序盤ですけどあまりにも打てなさすぎるのでちょっと修正していかないといけないなと思っています。

―先週から野手で取り組んだことなどはありますか
とにかくセンター中心に基本通りにやっていこうということを意識していました。

―相手は14安打、法政は2安打で引き分けという結果ですが
ヒットの数の勝負ではないですけど、ヒットの本数からいけば僕たちの負け試合なので、そういう意味では慶応さんの方がすごく嫌な感じなのかなと思っています。

―法大投手陣について
本多や納富、玉熊と、中継ぎのピッチャーがすごく頑張ってくれているし、先発ピッチャーもなんだかんだいって3点とか取られてもそんなものなので、野手がもっともっと頑張らないといけないなと思っています。ピッチャーは本当に頑張っていると思います。

―慶大の投手の印象は
球速もあるしキレもあるし良いピッチャーですけど打ち崩していかないといけないピッチャーなので、今日も帰ってビデオを見たり研究して、明日は少しでも打ってピッチャーを助けられるようにやっていきたいなと思います。

―ご自身の調子は
なかなかヒットが出ないので、少しでも早くチームのためにヒットが打てればいいなと思っています。

―明日にむけて
今日なんとか引き分けで終えることができたので、明日明後日につながるように、まず明日元気出して暗くならないように明るく、僕たちらしい野球ができればいいなと思っています。

西浦 直亨

―今日の試合を振り返って
やっぱりちょっと打撃が...そうですね、ピッチャー頑張ってくれていたのに、援護出来てないのでその分、引き分けに終わってしまう形になりました。

―それでも相手が14安打の中、引き分けに持ち込みましたが
自分らからしたら、よく粘ったってことで何とか明日、勝てればいいなと思います。

―四回に3ランHRを放ちましたが、あの打席を振り返って
ランナーが一、二塁でチャンスだったので、何とかしてやろうって。とりあえず思い切って自分のスイングしようと思って。で、自分のスイングが出来ました!

―長打を増やすために体力強化などしましたか
体力強化や、体重増加は1年通してやっているんで、あとはその打てる球をしっかり逃さず打てるようには練習しています。

―加藤投手の印象は
ストレートに力があったので、しっかり振り負けないようにやりました。

―白村投手は春から変わった印象はありますか
今日は低めに変化球が決まっていた印象ですかね。春よりかは制球力が良くなっているなと思いました。

―バッティングの調子は
悪くはないんですけど、結果がついてきてないので何とか結果につながるようにしていきたいです。

―チームの課題は
とりあえず打線になるように、ひとりひとりが、しっかりつなぐ意識をもってやっていくのが一番だと思います。

―チームの雰囲気はどうですか
うん、雰囲気は全然悪くないです。みんな必死にやってるいんですけどね...。上手いこといかないときも...。

―明日に向けて
明日もやっぱり、チームのためにしっかり頑張りたいと思います。

大城戸 匠理

―引き分けという結果に終わった試合でしたが
早く勝ちたいっていう気持ちはありますけど、今日のゲームで引き分けになったっていうことは、向こうにとっては嫌な流れかなと。逆にうちにとってはもう一回チャンスが出来たので、それを明日からもう一回原点に戻ってやっていきたいと思います。

―連敗した立大戦からの気持ちの切り替えは出来ていましたか
負けられなくなったので、その点で危機感を持って、かつ思い切ってやれれば、またいい流れになっていくと思うので。焦りとかはなく、負けられなくなった状況からどうする、という感じですね。

―今日は慶大の先発投手が、主戦の白村投手ではありませんでしたが
それはある程度予想していました。白村が後ろで投げて勝ってきたので、加藤投手が来るんじゃないかなっていうのが頭にあったので、特別驚きはしなかったです。

―先発の加藤投手の印象は
1年生にして、先発任されながらも、堂々と投げているなという印象は受けました。

―四回の大城戸選手のヒットが得点につながりましたが
負けていて、先頭で何としてもでないと始まらないので、それが出来てなかったから負けていたし、あれは地味なヒットでしたけど、4番がそれを派手に返してくれたので、そういう仕事で良いんじゃないかなと。

―打線全体が2安打と苦しみましたが
みんなセンターに返そうセンターに返そうと思っている中で、それが上手いこといってないっていう状態だと思うので、明日は神長さんが言ってたんですけど、もうちょっと泥臭く本当に野球好きだっていう姿勢を前面に出してプレーしていこうと言われたんで、明日そういうふうに野球が出来るかどうか、楽しみにしたいと思います。

船本 一樹

―今日の試合を振り返って
連敗をストップできたのが良かったんじゃないですか。安打数的にも完全に負け試合だったので。負けなかったことが良かったと思います。

―今日も立ち上がりを攻められる形となりましたが
立ち上がりを意識はしていたんですけど、相手のバッターがいて成り立つことなので、そう上手くはいかなかったです。

―立ち上がりを具体的に意識していたことは
何も考えずに投げようかと思ったんですけど。調子事態は悪くなかったんですけど、何か一つ間がなかったというか。投げ急いでしまったというのが反省です。

―調子が悪くない中、思う通りの投球ができない原因は
間ですね。(相手が)タイミングに完全に合っていたので。投げ急いだことが一番の原因だと思います。

―今日は直球の割合が多かったように思えたのですが
真っ直ぐでどんどん押していきたかったんですけど。少しズレて、コントロールが厳しいところにいけなかったというのはありますね。

―右の指を負傷されたとのことですが
マメができていたんですけど、それは完全に治ったので大丈夫です。

―先週から調整してきた点は
マメもできたので、投げ込みを中心的にやってきました。

―今後調整していきたい点は
「足をついてから投げる」というのは監督からも言われたので、そこを意識的に取り組んでいきたいと思います。

―次の試合に向けて
次投げる機会があったら絶対勝ちます!

本多 秀憲

―今日を振り返って
序盤から登板する可能性は監督から言われていたのであの場面でも集中して投げられたんですけど、3点目のきっかけのピンチを作ってしまったので…。あの回(五回)を投げきることができなかったのが反省点ですね。

―慶大打線で警戒した選手はいますか
やっぱり3、4、5番のクリーンナップはミーティングでもみんなと打ち合わせして注意するようにしていました。

―今日は投手陣の気迫が随所に感じられたのですが事前に話し合ったことはありますか
もう負けられないので少しでも点を与えないようにして、ピッチャーからリズムをつくって楽に打撃陣に打ってもらえるようにと考えていました。

―投手の目線から今の打線はどう映りますか
今日も直亨(西浦)がいいところで打ってくれたりしていて、特に振れてないということではないと思うのでそのうちつながってくれると思います。

―明日の意気込み
負けられないので明日、明後日と勝って勝ち点をとりたいと思います。

納富 秀平

―今日を振り返って
苦しい展開でヒット数も負けていて、でもヒット数だけが試合じゃないので、負けなかったのが良かったと思います。

―無死一、二塁の場面から途中登板となりましたが
いつでも準備をしているので、どの場面でも焦らないようにということを心掛けていました。

―先週の試合から今週にかけて調整方法など具体的にどのように変えましたか
ピッチングは少し球数を増やして、神長さんがずっと見てくれていたのでフォームチェックをしながら、トレーニングの方は下半身を鍛えて筋力を落とさないようにやりました。

―今日のピッチングで得た収穫や課題は
先週よりも強い球を投げられるようになったのでそれを生かすことと、やっぱり抜ける球がどうしても出てくるので、低めに低めにという意識でフォームチェックをもう1回やっていきたいと思います。

―慶大の打線の印象は
中軸は長打を打てるバッターで、それを好打者が周りを固めているという感じなので、いかにクリーンナップの前に出さないようにするかというのを明日からまたやっていきたいです。

―次の登板に向けての意気込みをお願いします
どんな場面でも0に抑えられるように、準備だけはしっかりして勝利のためにやりたいと思います。

第2戦展望

明日の法大の先発は石田健大(営3)、対する慶大は左腕の加嶋が有力。立大2回戦では九回から登板し、好投を見せただけに注目が集まる。また打線の復調にも期待したいところだ。

 

フォトギャラリー

  • 201309291逆転3ランを放った西浦直をハイタッチで迎える
  • 201309292小さくガッツポーズをする西浦直
  • 201309293得点の起点となる安打を放った大城戸
  • 201309294船本は3回持たずに悔しい降板となった
  • 201309295ピンチを切り抜けた本多
  • 201309296粘りのピッチングが光った納富
  • 201309297ピンチを抑えガッツポーズ
  • 201309298状態を上げていきたい河合
 

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