硬式野球
 

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第2週 対立大2回戦 立大バッテリーの術中にはまり打線沈黙

東京六大学野球秋季リーグ戦 対立大2回戦
2013年9月22日(日)
神宮球場

第1戦を落とした法大はここから巻き返し、2連勝で勝ち点奪取を狙う。しかし、試合は序盤から失点を許し、厳しい展開に。さらに立大先発の齋藤が法大打線の前に立ちはだかる。

201309221
勢いづく立大打線を止めることはできなかった

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
立 大 4 0 0 0 0 0 0 0 0 4 10 1
法 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1

(法大)●納富(1敗)、玉熊、六信、石田‐木下
(立大)○齋藤‐平本
 

打撃成績

打順位置選手
1 (3) 大城戸 4 1 0
2 (5) 皆 川 4 0 0
3 (4) 河 合 4 0 0
4 (6) 西浦直 3 0 0
5 (9) 蔵 桝 3 0 0
6 (2) 木 下 3 0 0
7 (7) 齋藤秀 3 0 0
8 (8) 若 林 3 1 0
9 (1) 納 富 0 0 0
  H 松 田 1 0 0
  1 玉 熊 0 0 0
  H 高 木 1 0 0
  1 六 信 0 0 0
  H 鈴木翔 1 0 0
  1 石 田 0 0 0

 

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点
納富 3 6 0 0 2
玉熊 2 2 2 0 0
六信 3 2 2 0 0
石田 1 0 2 0 0

 

ベンチ入りメンバー

10 河合(法4=中京大中京) 22 中園(法3=いなべ総合学園) 9 大城戸(法4=藤井学園寒川)
16 本多(法4=法政二) 12 柴田(文1=東邦) 26 鈴木翔(法4=法政二)
17 納富(文4=九州国際大付属) 6 西浦直(営4=天理) 27 的場(法4=法政二)
18 六信(営4=新庄) 33 高木(文4=福岡大大濠) 8 松田(法3=三重)
21 石田(営3=広島工) 4 岡崎(法3=作新学院) 28 齊藤秀(文3=北海学園札幌)
15 青木勇(法2=智辯和歌山) 7 吉澤(文3=桐蔭学園) 1 若林(営2=桐蔭学園)
11 玉熊(法1=北海) 23 皆川(キャ2=西武台千葉) 37 蔵桝(営2=広陵)
2 木下(人4=高知) 34 大西(文2=智辯学園)
20 安本(営3=広島商) 36 細川(文2=福井工大福井)

戦評

先発のマウンドに立ったのは、春の明大4回戦で初めて先発に回った4年生左腕・納富(文4)。そんな納富に初回から立大打線が襲いかかる。2番・安田がサードへ高いバウンドを放つと、失策を誘い出塁。3番・平原、4番・岡部、5番・大塚と立大の主軸に連打を浴び、一挙3失点。さらに6番・我如古が右前に安打を打ち、チャンスを広げる。8番・平本が中前安打を放つ間に、2塁走者の大塚拓が生還。法大にとっては、初回4点を先制される厳しいスタートとなった。

一方、打線も立大の先発・斎藤を前に苦しむ展開となり、一、二回を無安打に抑え込まれる。三回裏、二死から1番・大城戸(法4)がこの試合チーム初ヒットとなる内野安打で出塁するも、後続が断たれこの回も無得点のまま終わる。

四回表、この回から、期待の1年生・玉熊(法1)がマウンドに上がる。先頭の6番・我如古を空振り三振に仕留めると、7番・小尾も三ゴロに打ち取る。その後、9番・齋藤からも三振を奪い、2回2安打2奪三振と好投を見せた。

五回裏、二死から8番・若林(営2)が右翼線を破るに二塁打を放つ。この一打で流れを変えたい法大であったが、9番・玉熊に代わり打席に立った代打・高木(文4)は左飛に倒れ、尚も4点を追う展開が続く。

六回表からは速球が魅力の六信(営4)が登板。5番・大塚、6番・我如古を打ち取る。二死から、8番・小尾に中前安打で出塁を許すも、8番・平本からは空振り三振を奪う。七回も三者凡退と安定感のある投球で、3回2安打の活躍。九回からは、リリーフでの登板となった石田(営3)にスイッチ。石田は九回表を三人で仕留め、エースの意地を見せた。

六回以降無安打と鎮まり返っている打撃陣。なんとか反撃を見せたい法大は、九回裏も1番・大城戸、2番・皆川と内野ゴロに打ち取られる。二死で打席は河合(法4)に回るも、一ゴロで試合終了。先発の2年生エース・齋藤を攻略できず2安打完封負けで、立大から勝ち点を落とす悔しい開幕となった。(村上 紗規)

試合後の監督・選手のコメント

神長 英一 監督

―初回に4失点する苦しい展開でしたが
今日もエラーから失点するという嫌な流れでの失点でした。しっかりとした試合をするという目標があったんですけど、180度逆の、やってはいけないかたちになってしまいました。初回の失点についてはまた同じことをやってしまったなと思います。その失点が相手先発の齋藤投手をすごい楽にさせてしまったと思います。投手は打線に怖さがあると手元が狂うんですけど、今日は伸び伸びと投げさせてしまいました。

―相手先発の齋藤投手はストライク先行のピッチングでしたが、攻撃ではどのような指示を送りましたか
まっすぐを狙うように言っているんですけど、完封する投手というのはすごい良いコースに投げるんです。バッターにとっては難しいところに、簡単に打つことができないところから入ってくるので、それで追い込まれて、最後は外のボール球を振らされてしまいました。あのような投手を打てないといけないんだなと思います。ただ最初の節でこんだけ良い投手と対戦できたというのは、気持ち的には生かしたいですね。あれほどコントロールの良い投手はそうはいないものなので、良い投手だったがゆえに、それを今後に生かしたいと思います。ただ正直連敗は痛いです。どこかでこの連敗を連勝で返さないといけないので負けても1勝しておかないといけないです。勝率の面で痛い敗戦です。

―敗れはしたものの、リリーフ陣は好投を見せていますが
点は取られないですよね。昨日の先発が3点、今日は4点取られ、あとの投手が0に抑える。同じ展開ですよね。

―これからの投手起用についてはいかがですか
石田があんまり調子が良くなかったんですが、今日の最後のピッチングを見れば、いけるかなという感じがするので。あと船本は右の指の負傷があったので調節していますから、慶大戦では船本の負傷が癒えることと、納富がもう一回立て直すこと、この二つですかね。あとリリーフ陣はよく投げてくれていますので、それは良かったと思います。

―慶大戦に向けて意気込みをお願いします
欲を言ってはいけないですけど、連敗しているので連勝をしないといけないという気持ちはありますね。さっきも言ったように連敗は痛かったので、連勝をしなくてはいけない。そのくらいの意気込みで慶大戦に挑みたいと思います。ただおもしろいといってはおかしいですけど、立大は慶大にやられているので、法大が慶大に勝てると少なくともこの3校は三つ巴になりますよね。自分たちは負けているのでおかしいですけどリーグ戦をおもしろくするという意味では慶大に勝たないといけないです。

河合 完治 主将

―今日を振り返って
勝ち点を落としてしまったことがすごく悔しいです。

―ご自身の今の状態や調子はいかがですか
今日はあまり良くなかったかなと思います。

―昨日は澤田投手に、今日は齋藤投手に完投で負けてしまいましたが、チームの打撃の状態は主将の目からご覧になってどうですか
相手バッテリーに「こういう打ち取れ方をしたいな」という打ち取られ方をしてしまったので、要は相手のバッテリーの術中にはまってしまったので、2安打ではやっぱり勝てないなと思います。

―対戦した齋藤投手の印象は
ローボール、緩急もしっかり四隅に投げてきていたし、スライダーも低めに決まっていて、あのスライダーで法政打線は結構やられていたので、ナイスピッチングというか、嫌なピッチングをされてしまいました。

―来週は立大から勝ち点を奪った慶大との対戦ですが
今回の立教戦で反省する時はしっかり反省して、次の慶応戦でどうやったら勝てるか明日からしっかり研究して、自分自身もチームとしても反省して、土曜日の第1戦目をしっかりやっていきたいなと思います。

大城戸 匠理

―今日の試合を振り返って
(チーム全体で)ヒット2本で、神長さんに指揮をとらすことのできなかった試合で、完敗だったかなと思います。

―一戦目を落としてチームで話し合ったことはありますか
勝ち点制だから2勝すれば勝ち点は取れるってことで、そんなにマイナス思考な感じではなかったけど、立教の思い切りの良さに押されたかなと思います。

―今日の試合後もなにか話し合われましたか
立教が慶応で落としているからまだまだ諦めるところでもないし、勝ち点4でも優勝は目指せるから、この一週間で短いけどなんとかして慶応でとりあえず(勝ち点を)取ろうと話し合いました。

―ご自身の調子はいかがですか
ボールはよく見えているし、状態も悪くない。けど何かが違うんだろうなって思っていて。で、何かが違うっていうのはバットが外から出ているってことで、それが自分でわかっていることは修正が効くからいいことかなと思います。

―相手の印象は
春の法政に近い思い切りの良さというか、バッターにしても全員が凡打を恐れずどんどんどんどん振ってくるし、ピッチャーにしても打たれてもいいから思い切り腕の振れたボールを投げてくるし。思い切りの良さが付いたチームだなと感じました。

―チームの主軸からも全体としてもあまりヒットが出ていませんがその点はいかがですか
(河合)完治、(西浦)直亨にヒットを出させるためにはやっぱり1番である自分が塁に出ないと始まらない。そうじゃないと打線にならないので。自分の働き次第であの3番、4番が機能するはず、というかそう信じているから、それをできるように慶応戦は仕事をしていきたいですね。

―次戦への意気込みをお願いします
まだ諦めるところでもないし、下を向くところでもないから、これから一試合一試合を大事に、且つここまできたら開き直って思い切り良くやれるようになればチームがいい方向に行くと思います。

納富 秀平

―今日を振り返って
先発として試合をつくることが出来ず悔しいし、みんなに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

―先発起用はいつ伝えられましたか
昨日の夜です。

―立教打線の印象は
どこからでもつながるので気を抜けない打線だな、と。

―立ち上がりに集中打を浴びるかたちになってしまいましたが
そうですね、昨日の試合も初回が良くなくて打者の方に迷惑をかけてしまったので自分がなんとか、と思っていたんですけど、その立ち上がりを叩かれてしまって本当に申し訳ないです。

―次回の登板に向けて具体的に修正する部分はありますか
自分の納得するボールが投げられなかったのでフォームであったり、いかにキャッチャーの構えたところに投げこめるかだったり…。精神的な部分も含めて修正したいと思います。

―慶應戦への意気込みを
もう負けられないので勝ちにこだわって、貢献できるように頑張ります。

六信 慎吾

―今日の試合を振り返って
久々に神宮で投げて(昨年春以来の登板)、ビハインドだったので自分はできる限りのことをして、リズムを(チームに)与えられれば良いなという感じで投げたので、点を与えずに投げられたのは良かったです。

―今日の決め球は
勝負にいく球とかではなく、一球一球が勝負だと思っていたので、(ヒットを)一本も打たれてはいけないと思って投げたので、一球一球が勝負でした。

―ストレートは145km出ていましたが
ボール先行で悪いリズムを作ってはいけないと思ったので、力を抜いてどんどん打たせていこうとしたのが良かったと思います。

―オープン戦では抑えなどの短いイニングでの登板が多かったですが、今日ロングリリーフをする上で意識したことは
3回(を投げる)とかは決まっていなくて、いけるところまでいくという感じで監督にも言われていたので、1イニングの積み重ねが3イニングで抑えられて良かったなと思います。

―登板のタイミングは前もって告げられていましたか
五回の攻撃のときに(玉熊に)代打が送られたときに、「いくぞ」と言われて。緊張したんですけど(笑)、大丈夫でした。

―2試合連続先発が試合をつくれない展開となりましたが
先発が持っている力はあるので、次の試合からは抑えてくれると思うので、自分たち後ろはできることをやるだけです。

―次の試合に向けて
2連敗して(もう)負けられないので、一戦一戦しっかり勝っていきたいです。

石田 健大

―今日の試合を振り返って
正直、先発したかったですけど、やっぱりそこは自分もあんま調子良くなかったので。でも最後投げさせてもらっただけ感謝しています。あんま調子も良くなかったので、これから調整していきたいと思います。

―九回から登板して意識された点は
流れをもってこないといけなかったので、三人で抑えるってことは意識しながら投げていました。

―準備はいつ頃から始めていましたか
六回くらいから始めていて、今日は(登板が)ないって言われていたんですけど、急遽あるってなって準備はしていたので良かったかなと思います。

―ご自身の調子で良くなってきているところはありますか
球のキレだったり、そうですね、キレがやっぱり一番ですかね。

―慶大戦に向けて
やっぱり先発したいので、先発出来るように調子を上げていって、何としても勝たないといけないと思っているので一勝一勝全員で取っていきたいと思います。

若林 晃弘

―今日の試合を振り返って
初回に点をとられてから、ピッチャーが頑張っていたんですけど、打線が援護出来なかったっていうのが、ひとつの課題ですね。

―昨日はベンチ入りしていませんでしたが、今日はスタメンでした。ご自身の調子はいかがですか
いつでも行けるように、いつも通り打席に入れるように準備はしていました。いつも通りやろうって感じで、結果も出たので良かったです。

―今日は一安打でしたが                       
一打席目はいい感じで捉えていたんですけど、タイミングとかはぜんぜん悪くなかったし、あとはボール球に手を出さないっていう感じで。最後の打席は課題だと思いました。

―立教の齋藤投手の印象は
コントロールよく、ポンポンストライク取りに来る感じだったので、積極的にいける球はいこうと思っていたんですけど、まあ向こうの勝ちかなと。

―次週への意気込みを
2連敗しましたけど、まだ優勝の可能性はあるので、連勝して優勝出来るように頑張ろうと思います。

 

フォトギャラリー

  • 201309221勢いづく立大打線を止めることはできなかった
  • 201309222最速145キロの直球を武器に無失点抑えた玉熊
  • 2013092233イニングを無失点で切り抜けた六信
  • 2013092241回2奪三振の好投を見せた石田
  • 201309225右翼線へ二塁打を放った若林
  • 201309226内野安打を放った大城戸
 

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