硬式野球
 

第8回「1」への挑戦者 北山史也

六大学野球春季リーグ特集!
「1」にかける選手を15人連載予定!
取材は2011年3月16日

サイドから繰り出す多彩な変化球で、打者を翻弄する。
豪速球を武器とする投手が多い法大の中で、その存在感は一際大きい。
そんな北山史也選手に春への意気込みを聞きました。

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中継ぎの柱として期待される北山

自分のことだけになったらいけない

―地震のほうは大丈夫でしたか
はい、大丈夫です。

―地震の際はどうされていましたか
昼で(練習を)上がって、それから埼玉の方の病院に行っていたんですけど、ちょうど駅のホームで揺れて、駅の外に追いやられて。とりあえず病院には行けたんですけど、そこから友達の車で帰ってきて、埼玉から小杉まで10時間かけて帰ってきました。
 
―病院ということは、どこか悪いところとか
いえ、花粉症なのでその注射を打ちに。
 
―地震のあとで練習など影響はでていますか
あんまり無いです。
 
―昨年を振り返ってどのようなシーズンでしたか
大学入ってから一番悪い一年だったかなと自分で思っています。肩痛めたり、フォーム崩れたりでまったくまとまらなくて、それで思うようなことがずっとできていなくて。秋のリーグ戦が終わってから修正するようにずっといままでやってきて、まだあの頃よりかはましになってるかなと、思っています。
 
―今年最上級生となりましたが、意識の変化などは
去年までは上の人がいたことで若干甘える部分があって、自分たちのことだけ考えればいいやという感じでした。いまは一番上なので下のことも考えたりチームのことも考えたりして、自分のことだけになったらいけないので、この辺りは去年と違うと思います。
 
―チームが昨年と大きく変わった点は
新しいコーチの神長さんということもあり、ダッシュひとつにしても反応ひとつにしても、ひとつひとつの意識が非常に高くなってて。みんなでやろうという雰囲気が去年とは違ってあるとは思います。
 
―神長コーチが入って緊張感が生まれたのですか
緊張感というよりかは、有名な人に指導してもらえるというのと、いままで知らなかったことも教えてもらったりできたので、それがたぶん大きいと思います。

今は一番シュートがいいです

―冬は何を重点的に取り組みましたか
ぐちゃぐちゃになっていたフォームの修正をキャンプ中ずっとやってました。今になって大分ましになってきていて、まとまっている感じです。今の時期にまとまっていなかったら、逆にやばいんですけど。できているのでまだいいと思います。
 
―新しく挑戦したことはありますか
変化球を。あんまりスピードはないので。もちろん真っ直ぐも磨くようにはしていますけど、やっぱり変化球です。2年の春ぐらいから練習しだしてずっと中途半端になっていたんですけど、3年の秋終わってからシュートを自分でずっと練習しています。習得できたらもっとピッチングの幅が広がると思っていました。今は一番シュートがいいです、何よりも。自分の投球の軸になるようなボールになったので、よかったと思います。
 
―オープン戦で見つかった成長点や課題は
自分の野球に関しての頭の悪さというか。もっとバッターに対して余裕を持って攻めたらいいのに、早いカウントから勝負にいって打たれたりだとか、最近の練習試合でもあったので。バッターに対してのリードとかもキャッチャーに任せきりにしないで自分でも考えていかないと、簡単にポンポンポンポンと打たれてしまって…。もっとそのへんを自分でしっかり考えていかないと駄目だと思いました。
 
―チーム内でライバル視する選手は
自分と同じタイプというのが居ないので、特にライバルとかはいません。自分は先発希望なので、先発で頑張っているピッチャーは一応ライバルといったらライバルです。
 
―ご自身のタイプとは
あまりスピードがないぶん、横から投げるんで、コントロールと変化球と打たせてとるというタイプなので。他のピッチャーみたいに真っ直ぐでズドーンという感じではないです。
 
―北山さんの目からみて現在のチーム状態は
監督ではよく練習試合でボロクソ怒られて。野球以外のことで怒られることが多いんですけど、野球的には別に練習試合でも最初は良くなかったんですけど、最近は色々(監督から)言われ出してからみんな色々考えるようにして、試合中のベンチの雰囲気とかもとてもいいです。負けててもそこから引っくり返して勝ったりもしているので。
 
―では結構いい感じで来てはいるんですね
はい。

他のピッチャーに無いものを自分は持っている

―今年は一言で表すとどのようなチームですか
去年、一昨年はプロに行った二神さんや加賀美さんが居て、優勝したときはチームのなかのちゃんとした4番もいたんですけど、今年は抜き出た選手や特別な選手が居ないので、全員でやっていかないと勝てないので。ピッチャーも去年は加賀美さんがひとりで頑張っていた感じなので、(今年は)全員で頑張らないと勝てない感じです。
 
―プロ野球選手などで目標とする投手は
昔から高津投手です。
 
―新入生で印象に残った選手は
あんまり練習という練習をしていないのでわからないです。一応気になっているのは高校通算90何ホーマー打って一番ホームラン数が多いという伊藤です。まだどんなバッティングをするのか見ていないので分からないですけど。
 
―バッティング練習はまだやっていないのですか
やっているんですけど、まだ自分らの見ているところではやっていないです。
 
―ピッチャーでは
広島工業の石田です。入ってくる前から凄いって聞いていたので、どんな球投げるのか楽しみです。まだ一年生のピッチングも全然見ていないですが。
 
―ご自身のアピールポイントは
他のピッチャーに無いものを自分は持っていると思っているので、コントロールの面や変化球の面でも。その部分が自分の長所だと思います。
 
―最後に今年の個人とチームの目標を教えてください
優勝するということを新チームが始まってからずっと言い聞かせてやっているので、やっぱり日本一になることです。個人の目標は、いまのところ全然達成する流れになってはいないんですけど、試合に先発することです。どこで投げるにしてもチームに貢献できればいいと思っています。
 
北山史也(きたやま・ふみや)
文学部史学科4年
1989年7月10日生まれ
岡山県出身・履正社高校
183cm、78kg・右投げ右打ち
ポジション・投手
<リーグ戦通算成績(昨季終了時)>
【試】3【勝】0【負】0【回】3 1/3【責】0【防】0.00
 
(聞き手・編集:沼田心、記録:宮崎克信、カメラ:三浦恵海子)
 

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