硬式野球
 
 

明大投手陣から8得点!三嶋が反撃を断ち、1勝1敗のタイに!!

東京六大学野球秋季リーグ戦 第5週
VS 明大 第2回戦
10月12日(火)
会場:神宮球場

昨日の初戦を勝利で飾れなかった法大。負けられない2回戦を制し3回戦へと持ち込んだ。

法大の先発は立大2回戦以来の登板となる三上朋。対する明大は、早大戦でも好投を見せた西嶋がマウンドに上がった。

1回、三上朋は2つの四球を与え2死1、3塁から5番・島内に振り逃げを許し1点を先制される。しかし2回裏、法大打線が爆発する。4番・多木が内野安打で出塁すると、続く5番・佐々木が犠打でしっかり走者を進める。そして6番・土井から松本、建部と3打者連続左方向への適時二塁打で3点を挙げ、試合をひっくり返す。その後も、2死1、2塁から2番・難波の右前適時打で1点を追加。ここで明大は投手が関谷に代わるが、続く代打・亀田も左前適時打を放ち法大はさらに1点追加。この回一挙に5得点を挙げる。

201010131
難波の適時打で4点目のホームを踏んだ建部

試合結果

トータル試合結果

 123456789R
明大 1 0 0 1 3 0 0 0 0 5
法大 0 5 0 3 0 0 0 0 X 8

(明)●西嶋、関谷、難波、森田貴、柴田章―川辺
(法)三上朋、○三嶋(2勝)―土井、廣本
【本】(明)小林要(5回2ラン=三上朋)

4回には安打、死球、失策などが絡み1点を返されるも、裏の法大の攻撃では、この回から登板の難波を攻める。2死満塁から4番・多木が右中間適時二塁打を放ち、一挙3点。再びリードを広げ、三上朋を援護する。

しかし、ピンチは5回に訪れた。先頭打者1番・川嶋克に四球を許すと、続く小林要に2点本塁打を浴びる。4番・西から三者連続で安打を許し、さらに1点を返されたところで法大は投手を三上朋から三嶋に代える。1死1、2塁からマウンドを譲られた三嶋だが、落ち着いたピッチングで後続を抑える。

三嶋は8回、9回と連打を浴びるも、要所で三振や凡打に打ち取り、3点のリードを守り切り今季2勝目を挙げた。この試合10安打の猛打を見せた法大。優勝争いに食らいついていくために、明日の3回戦でも快音を期待したい。

(三浦 恵海子)

選手・監督の試合後のコメント

三嶋投手(5回途中から2番手で登板・4回2/3を無失点で今季2勝目)

―今日の試合を振り返って
久しぶりの中継ぎだったのですが、なんとか流れを止めようと思いました。

―調子はいかがですか
絶好調ではありませんが、普通です。

―5回ピンチの場面での交代でしたが
点差は離れていても、三上さんには「次いくぞ」と言われていたので、なんとか抑えられました。

―明大打線の印象は
苦手意識というか、春・去年とあまり良くなかったので今日勝てて良かったです。

―警戒したバッターは
西さんです。一番打っていて、打つとチームに勢いが出てしまうので。

―チームの雰囲気はいかがですか
初回から良かったですが、今日負けたらあとがないのも「気にせずいこう」と大八木さんからも言われていて、ムードも良かったと思います。

―次の登板に向けての意気込みをお願いします
明日もまた救援やリリーフもあるかもしれないので、準備をしていきたいです。

多木選手(4回に走者一掃の3点適時二塁打、2安打3打点)

―今日の試合を振り返ってお願いします
ホント…今日負けたら、優勝の可能性が無くなってしまうので望みをつなぐことが出来て良かったです。

―4回のダメ押しとなるタイムリーについて振り返っていただけますか
良い場面で回ってきて、「4番の仕事」をすることが出来ましたね。(「4番の仕事」というお話がありましたが、この「4番」という打順についてはいかがですか。)あまり意識せず、自分のバッティングを心掛けるだけです。

―慶大2回戦から3試合連続マルチ安打が続いています。その好調の要因を教えてください
結構、(調子が)上がってきてるんで、持続したいです。

―明大・西嶋投手に対して対策を講じましたか
打ちにくいピッチャーなんで、外中心に張って打ちました。

―最後、明日の明大戦に向けての意気込みをお願いします
本当に明日勝ってこそ今日の勝ちが活きてくると思うので、今シーズンで一番気合いを入れて臨みます。

建部選手(2回に適時二塁打、3安打1打点)

―今日の試合を振り返って
今日負けたらあとがなかったんで、なんとしても勝とうとやった結果がいい結果になりました。

―今日は3安打の活躍でしたが
3安打はたまたまで、つなごうつなごうっていつも通りにやった結果がヒットになったと思います。

―2回は土井選手、松本選手に続いての二塁打でしたが
押せ押せだったんで、レフトオーバーいくとは思わなかったんすけど思い切りやって良かったです。たまたま飛んでくれました。

―5回にはホームランを打たれた後のファウルボールを取って守備も良かったですね
集中してたんで、ピッチャー助けたかったし必死に捕りました。

―最後の打席は敬遠されましたが
あれは自分が8番で次がピッチャーの三嶋だったんで、それはあんまりです。ラッキーって感じです(笑)

―明大の投手陣の印象は
球速いし変化球もいいし、簡単に打てるピッチャーではないなと思いました。

―今日のチームの雰囲気は
今日負けたら終わりだったんですけど、緊張することなく昨日よりいいムードでした。

―明日に向けて意気込みをお願いします
明日も負けたら終わりなんで、今日と同じように勢いよく出来たらいいなと思います。

土井選手(スタメンマスク・2回に同点タイムリー、1安打1打点)

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
初回の1点はあげたようなものだったんで、やっぱ気が抜けてたかなって思います。久々のスタメンだったのでかたくなってたのがそういう点につながってしまって…。申し訳ないです。

―初打点を挙げましたね
2ストライクに簡単に追い込まれたんで、このまま簡単に終わったらいけないと思って厳しい球でも振っていこうって思ったのがああいう結果になってよかったです。

―三上朋投手と三嶋投手の今日の調子はいかがでしたか
いいとは言えなかったですね。もう少しコントロールを磨いてほしいなと…。

―投手陣が不調だったということですが、捕手として意識したことはありますか
投げやすい構えをしたり、投球練習で同じところに構えたりとかですね。そうすることで投手に意識させるようにしました。

―明大打線で警戒した打者はいますか
当たってる西さんです。チャンスで回ってくると振ってくるんで、警戒しました。

―競った試合展開でしたがチームの雰囲気は
普通によかったです。わいわいしていて。自分も元気には自信があるので声を出しました。

―明日に向けて意気込みをお願いします
出るか分からないんですけど、出たら今日の借りを返したいです。

金光監督

―今日の試合を振り返って
前半にうまく打線がつながって、終始うちの流れでいけたので良かったです。今までの試合と違いましたね。

―三上朋を先発に起用した理由は
三嶋の場合、前(慶大戦)が完投したと言えども、まだいっぱいいっぱいな感じでしたので、球威がある三嶋を後ろに持ってきて三上を先発させました。もう少し三上には頑張ってもらいたかったですね。

―2回で代打を起用したりと、早い段階でチームを動かしてきましたが
3番の上戸は左投手対策で入れていました。右投手が出てきたなら代打で勢いのある亀田のほうが良いと思い代えました。亀田が期待に応える活躍をしてくれて良かったですね。

―明日、苦戦を強いられた野村対策としては
一度やられているので、各バッターしっかり狙い球を定めて攻略したいですね。

―建部などの活躍選手を明日はどう起用するか
まだ検討中ですが、建部は上に持っていく可能性が高いです。

―明日への意気込みをお願いします
勝ち点を取ることですね。早稲田さんにプレッシャーをかけられるように、なんとしてでも頑張ってもらいたいです。

明大3回戦展望

打線がつながりを見せ、失点をするもそれを上回る大量得点で明大に勝ち越し3戦目まで持ち込んだ法大。

今日は打ち合いの打撃戦であったが明日はそうはいかない。1戦目同様に両校のエース対決、少ない得点を守りきった一方が勝利を収めるであろう。

相手エース・野村対策としては、立ち上がりを攻めることがあげられる。失点の少ないイメージの野村だが、立ち上がり1、2回の失点は意外と多い。テンポが上がり、変化球やスライダーに捕まる前に少なくとも1、2点は奪いたい。今日奮起した建部や多木に明日も期待がかかる。

そしてエース・加賀美のリベンジなるか。今季4勝目をあげる加賀美だが、4年間で今だ明大戦での勝ち投手となった経験がない。今季の加賀美に幸いけがはない、インフルエンザにも見舞われていない。あと1歩の加賀美の勝利を連続して川辺のバットで奪われているだけあり要注意だ。

いよいよ明大との最終決戦である。気を引きしめて戦い、優勝への望みをつなげたい。

(服部 鮎美)

フォトギャラリー

  • 201010131難波の適時打で4点目のホームを踏んだ建部
  • 201010132試合に勝利しハイタッチする三嶋(左)

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