硬式野球
 
 

東京六大学野球秋季リーグ戦 対慶大戦展望

東京六大学野球春季リーグ戦 第3週 VS慶 大
9月24日(土)~
会場:神宮球場

 接戦の末に惜しくも勝ち点を落とした明大戦。しかし、勝ち点4での優勝の可能性はまだまだ残されている。今週末に行われる春季リーグ戦覇者である慶大との戦いを制し、リーグ優勝へと勢いをつけたい。

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多木と話す慶大4番・伊藤隼太

試合結果

週末はいざ神宮!

9月24日(土) 第1試合(10時試合開始) 三塁側
9月25日(日) 第2試合(12時半試合開始) 一塁側

神宮球場アクセス

■営団地下鉄銀座線 外苑前駅より徒歩3分
■都営地下鉄大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
■JR中央線 信濃町駅より徒歩7分 千駄ヶ谷駅より徒歩10分

春の王者慶応と早くも崖っぷちの戦い

  豊富な投手陣に大学球界No.1スラッガー・伊藤を軸とする打線と、投打に隙がない慶応大学。やはり今春、本塁打・打点の二冠を獲得し、MVPに輝いた4番・伊藤が慶大攻略の上で最も重要な人物となるだろう。春の慶大2回戦、伊藤は法大のエース・三上朋から2ランを含む2安打4打点と大暴れ。この試合さらに2安打を打ち4安打を打つなど法大との相性は良く、非常に怖い存在。いかに伊藤の前に走者をためないことが大事なポイントとなるだろう。

 先々週の東大戦では2試合で4四死球を選ぶなどその存在感ゆえに警戒される場面が増えた伊藤だが、下位打線にも阿加多宮本真など実力のある打者が揃い油断は出来ない。さらに3番には勝負強さが光り、今春三塁手のベストナインにも選出された山崎錬が座るなど、まさに切れ目のない打線は六大学屈指の得点力を誇る。

  この打線に対して三上朋、三嶋らのリベンジももちろん期待されるが、特に注目したいのは2戦目の先発が予想される石田との初対決だろう。石田は先週の明大2回戦では初登板の緊張もあってか制球を乱したものの、粘りの投球で初勝利をあげた。ピンチを迎えても簡単に崩れないマウンド度胸を持つことや、先々週の東大2回戦で初対決となった初馬投手の前に慶大打線が抑えられたことなどからも勝機は十分にうかがえる。 

しかし、慶大は打撃だけのチームではない。竹内大福谷の強力な2枚看板を要する投手陣も六大学トップクラスの層の厚さを誇る。慶大の必勝パターンはエース・竹内大から絶対的守護神・福谷へとつなぐ先行逃げ切り型。特に福谷は今春、防御率0.59という驚異的な数字を残し最優秀防御率に輝く安定感。春も法大相手に2試合4イニングを無安打6奪三振と圧巻の投球を見せただけに福谷が登板する前にリードを奪いたい。福谷へとバトンをつなぐ先発投手は竹内大と白村が有力。春には竹内大に7回無失点10奪三振、白村には中継ぎでの登板ながら3者連続三振を喫するなど、ともに完璧な投球を見せているだけに少ない好機を確実に得点に結びつけることが必要となるだろう。

 そこで鍵を握るのが、好調を維持する法大の上位打線だろう。特にこの秋神宮デビューを果たし、2番打者に定着しつつある高木悠は先週の明大2回戦で2つの犠打を決めるなど高いバント成功率を持ち、確実に走者を進め3試合連続で2安打以上を記録している絶好調の3番・多木へとチャンスを広げる役割が期待される。また、4番に座る伊藤諒も春の対戦ではレギュラーに定着していなかったとはいえ、無安打に抑えられたため成長した姿を見せつけたいところ。

 確かに王者・慶大は手ごわい相手であり、リーグ戦最大の山場であることは間違いない。しかし、法大には石田、高木悠や先日代打で明大・野村からタイムリーを打った木下など春以降に台頭した選手が多くいることなど明るい兆しが見える。この新戦力の台頭こそがチームの起爆剤となり慶大からの勝ち点奪取の原動力となるだろう。優勝をかけたこの大一番、チーム内での熾烈な競争にも要注目だ。

(福田 遥介)

フォトギャラリー

  • IMG 9623 R-thumb-160x160-2044多木と話す慶大4番・伊藤隼太
  • IMG 8918 R-thumb-160x160-2045春季リーグでは惜しくも三冠王に手が届かなかった伊藤
  • IMG 8881 R-thumb-160x160-2046慶大3年生エース・竹内大
  • IMG 4631 R-thumb-160x160-2047明大戦3試合で打率.538と打ちまくった多木
  • IMG 5000 R-thumb-160x160-2048明大戦で好投した石田はキーマンとなりそうだ
  • IMG 5395 R-thumb-160x160-2049法政の"伊藤(諒)"の一発にも期待したい
 
 

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