アイスホッケー

関東大学リーグ戦 対中大 首位・中大に惜しくも敗戦...

関東大学アイスホッケーリーグ戦 Div.Ⅰ-A 対中大
2013年9月29日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ

前半の大一番がやってきた。相手は今季絶好調でリーグ戦未だに無敗を誇る中大。サマーカップで快勝したいいイメージそのままに臨めば勝利が見える。リーグ戦制覇のためにも負けられない戦いの行方は―。

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中大のディフェンスを崩せず敗戦…

試合結果

トータル試合結果

1
(30)
0(10) 1P 1(12) 4
(35)
1(10) 2P 1(10)
法政大学 0(10) 3P 3(13) 中央大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表示しています。

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/PK
中大 1 18:15 29 越後智哉 54 伊藤剛史 19 中島彰吾 PK
中大 2 05:03 19 中島彰吾 30 八戸翔太 54 伊藤剛史 PK
法大 2 17:30 91 中口郁弥 18 山田淳哉 22 小原日向 PP
中大 3 15:04 29 越後智哉 19 中島彰吾 30 八戸翔太
中大 3 17:03 18 古橋真来

※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを表示しています。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 C 16 岩槻翔悟 A 17 村上亮 23 末廣直樹 4 佐々木祐希 6 松本勝利
2 22 小原日向 A 18 山田淳哉 91 中口郁弥 81 横山恭也 20 酒井大之
3 19 磯田祥平 90 木戸啓太 10 間山慎也 7 今井慶和 5 高橋俊
4 13 松本力也 11 吉田厳介 61 大山翼 88 石橋智輝 27 奥田陽久

※GKは#35藤田拓丸が出場。

戦評

 試合開始と同時に、中大は得意のパス回しで法大を攻め立てシュートを放つが、ここは今季スタメンとして出場機会を増やしているGK藤田がパックを確実にキャッチする。その後も中大がパックを支配する展開が続き、法大は攻めようとするもパック奪われ、なかなかシュートらしいシュートを放つことができない。また、中大の前衛的なディフェンスを破ることができず、得点の気配が見られないまま試合は進んでいく。第1ピリオド中盤の12分39秒、DF今井がこの日1人目の反則を犯し、PKとなる。このPKは無失点に切り抜けるが、17分過ぎ、FW岩槻の反則で再びPKを迎える。数的不利な状況の中、早大戦でハットトリックを達成したエース・FW山田がFW木戸のパスを受け、右横から角度をつけたシュートを放つも、決定機を逃す。すると18分15秒、法大ゴール前で一度セーブしたパックをFW越後に再び押し込まれ、先制点を許してしまう。その直後、リーグ戦好調のルーキー木戸が今井のパスを受け、得意の左サイドから強烈なシュートを放つが、ここも得点には至らない。第1ピリオドは中大ペースで試合が進み、1点ビハインドで終了する。

 第2ピリオドに入ると4分17秒、FW村上がエルボーイングによって退場になると、その直後にFW山田がパスカットから一気にゴール前まで迫ったが、ディフェンスのチャージもありGKとの1on1を制することが出来ず。決定的なチャンスを決められなかった法大は5分3秒にゴール前のこぼれ球を中大FW越後に押し込まれ、再びPKから追加点を与えてしまう。その後積極的に前に出るようになった法大は10分57秒、16分48秒に相次いでPPを獲得。1度目のPPは無得点に終わったが、2度目のPP中の17分30秒に、山田がゴール前に絶妙なパスを通すと、ゴール前でポスト役になっていたFW中口がパックの軌道を変えてゴール。中大の大型GK小野田が全く反応出来ない見事な得点で、1点差に詰め寄る。終了間際にはFW小原がカウンターからフリーでシュートを放つ場面もあったが、決めることが出来ずにこのピリオドを終える。

 最終ピリオドは逆転を目指し、序盤は小原、FW木戸らが惜しいシュートを放つ場面も見られたが、春の王者中大はここで崩れず持ち味の組織的なディフェンスを披露すると、次第に法大は良い体勢からシュートを放つ機会が少なくなり、逆にDゾーンでのミスから中大に反撃を許す機会が増えてしまう。なかなか得点への糸口が掴めない法大に、15分4秒、王者が牙を剥く。法大のゴール前でのチャンスを防ぐと、ここから速い展開のカウンターを繰り出し、最後はフリーになったFW越後がシュート。好守を披露していたGK藤田も防ぐことが出来ず、痛恨の3点目。その2分後にも、自陣での不用意なパスをカットされ、中大にダメ押しとなる4点目を献上した法大。このまま試合終了となった。

 前節早大を破った勢いで勝利を狙った法大だったが、中大の組織的なホッケーの壁は厚く、春に続いて敗戦を喫してしまった。優勝を狙う上では痛い1敗だったが、長丁場のリーグ戦はまだまだ続く。堅い守備をどう打ち破るか、相手の速い攻めにどう対応するか。この試合で浮かび上がった課題を克服し、前半戦の残り2戦を連勝で締めくくって欲しい。(熊谷優・田中宏樹)

試合後の選手のコメント

FW岩槻翔悟主将

―今日の試合を振り返って
今日の試合は向こうの研究ってのもあったんですけど、それに対してうちは何にもできなかったという感じです。

―サマーカップの時から研究されたということですか
そうですね、中央はまたうちに攻められると分かってたと思うんですけど、そこで向こうは2人浮かせて1本取るって感じで2対1で来たりとかしてたんで、トラジッションもすごく早かったんで向こうはそういうのをやってきて、うちは2人おかれたり、3人おかれたりして失点って形が多かったんでそういった所は反省点です。

―前からディフェンスかけられてパックの保持が大変そうでしたが
そうですね、相手が奥に奥にって感じだったんで、その作戦に負けてしまったという感じです。

―後半戦で再度当たるときはどんなことに気をつけてやっていきたいですか
ターンオーバーを少なくすることと、うちも奥へ奥へ守備をすることですね。で、トラジッションが早いんで、バックチェックも早くしないと間に合わないんで、そういった所を課題として練習していきたいです。

―今日よかったところは
流れはよかった時はあったんですけど、そこでいい攻撃ができなかったっていうのが最終的に得点が取れていないんで、いいところは特にないですね。

―2敗ということはチームとしてどう捉えていますか
厳しいことには変わりないんですけど、まずは1戦1戦勝つことに集中して他の対戦も関係してくると思うんで、そこは信じて勝つだけです。

―チームの雰囲気は
気持ちの切り替えはうちのチームは早いんで、次からはまたいいスタートできるんじゃないかなと思います。

―専修大学への対戦について
そこは確実に勝って勢いが落ちてしまったんで、持たせるために失点ゼロとかで勝ちたいです。

FW中口郁弥

―今日の試合を振り返って
全体的に足が動いていてすごく良い感じだったんですけど、大切なところでの反則が自分たちの課題なので。今日の試合もその反則から失点してしまったので、そこが一番大きかったですね。失点する原因が反則だったので。

―ご自身のゴールを振り返っていかがですか
狙った訳ではないですが、できれば(パックに)触れたらいいなという気持ちで、ゴール前にとりあえず(いました)。自分の良いところを出そうと思ったので、結果、入って良かったです。

―今の調子は
調子としては悪くないんですけど、体力面がまだ皆に追い付けていないので。体力面をもっと強くしていきたいですね。

―中大のDFは前衛的でした
バックチェックが速くて皆で守っている感じがしたので、すごくやりづらかったですね。

―中大と対戦するにあたって対策は
あっちのキーパー(小野田)もそこまで調子が良くないので、もっとシュートを打てばリバウンドも出ると思うので、もっとシュートを沢山打って、皆でゴールに突っ込めばもっと得点に繋がると思います。

―今後改善していきたい点は
やっぱりまだ余計なところで反則をしていると思うので、反則をとりあえず。気持ちの問題ですね、まずは。自分たちは反則さえしなければ勝てるチームだと思うので。そこだけは直していきたいです。

―次の試合に向けて
専修は皆で良い試合をして勝って、そのあとの東洋戦の方を見据えていきたいと思っているので、次の試合は踏み台にして良い試合をして、しっかり結果を残していきたいです。

フォトギャラリー

  • chuo1 1中大のディフェンスを崩せず敗戦…
  • chuo1 2攻撃を仕掛ける村上
  • chuo1 3中大の前衛的なディフェンスにやられた
  • chuo1 4相手GK小野田の壁は大きかった
  • chuo1 5今季成長中の中口

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