アイスホッケー

サマーカップ 準決勝 対中大 あと一歩及ばず、惜敗で決勝進出逃す

第12回大学アイスホッケー交流戦苫小牧大会 準決勝 対中央大学
2011年9月10日
白鳥アリーナ

早稲田大との激戦を制し準決勝に進出した法大の前に立ちはだかったのは、昨年のサマーカップ王者中央大学。さらに法大にとって中大は、昨年のサマーカップ、インカレ、さらには昨年の関東選手権大会でも苦汁をなめさせられた相手だ。長い間勝利を奪えていない宿敵を破り、前々大会以来の決勝進出を決めてほしいところだ。 

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今井 松崎

試合結果

トータル試合結果

1 (33) 0(13) 1P 0(11) 2 (45)
0(9) 2P 1(17)
法政大学 1(11) 3P 1(17) 中央大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表示しています。

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/KP
中大 2 01:32 21 鈴木雄大 54 伊藤剛史 29 越後智哉
法大 3 09:07 16 岩槻翔悟 23 村上亮 4 佐々木祐希 KP
中大 3 15:46 28 室谷徹 16 林川浩太

※PPは法大のパワープレー、KPは法大のキルプレーを表示しています。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 10 多田真章 C 27 宇正慧士 17 松崎覚 88 石橋智輝 52 中本圭亮
2 30 小原日向 18 山田淳哉 12 山内翔平 4 佐々木祐希 20 酒井大之
3 16 岩槻翔悟 23 村上亮 A 81 武井淳貴 5 高橋峻 57 山田康太
4 22 有澄遼 11 吉田厳介 21 篠田一輝 A 71 牧口大樹 7 今井慶和

※GKは#39 岩槻拓郎が出場 (ベンチ入りは#70 黒川達志)  Cはキャプテン、Aはアシスタントキャプテン

戦評

 第1ピリオドはお互い一進一退の攻防が続いた。中大は日本代表でもある身長194cmのFW重野を中心に法大ゴールを脅かす。法大もFW宇正やFW岩槻翔、FW山田淳を中心にゴールを狙うも得点は奪えず。8分45秒に中大がこのピリオド唯一のペナルティを犯し、法大がパワープレーでチャンスを迎えるも、相手のゴールネットを揺らすことはできなかった。第一ピリオド終盤から法大のパスミスが目立つようになり、相手の攻める時間が長くなる。相手に決定機を作られる場面もあったが、GK岩槻拓がファインセーブを連発し、得点は許さなかったものの、嫌な流れで第一ピリオドを終える。

 第2ピリオドは開始わずか1分32秒で早々に試合が動いた。第一ピリオドの嫌な流れを断ち切れない法大のパスミスを見逃さず、パックを奪った中大FW越後からパスを受けたFW伊藤がディフェンディング・ゾーンから一気に左サイドを駆け上がり、最後はFW鈴木雄がゴール右上にパックを叩きこみ、法大にとっては痛恨の先制点をあげられてしまう。すぐに流れを引き戻したい法大だったが、先制点で勢いづいた中大は次々と法大のゴールに襲いかかる。なんとか最後のところで岩槻拓が追加点だけは許さなかったものの我慢の時間帯が続く。すると7分50秒と12分21秒に中大がインターアフェアランスによりペナルティをとられると、流れが法大に傾き始める。しかしパワープレーで幾度となく相手のゴールを脅かすも、相手キーパーに阻まれ得点することはできない。1対1で抜け出したFW村上の強烈なシュートもキーパーの正面。法大は再三決定機を作るも決め切れず、相手にリードを許したまま第二ピリオドを終える。

 第3ピリオド序盤は再び中大の強力なFW陣が法大のゴールを脅かす展開となる。6分34秒には法大DF今井がインターアフェアランスで2分間の退場。キルプレーとなって防戦一方となる。しかし7分42秒に相手の攻撃の中心である重野がまさかのアンスポーツマン・ライク・コンダクトによりミスコンダクト・ペナルティをとられ10分間の退場。攻撃の要を欠いた中大はパックをキープするも、ゴールに押し込むことができずに時間だけが経過する展開に。すると迎えた9分15秒、8分43秒からメンバーオーバーで再びショートハンドであった法大だったが相手のわずかなミスを見逃さなかった。DF佐々木がパックを奪うとパスを受けた村上が左サイドをうまく抜け出し、相手DFをかわす。最後は岩槻翔がシュートを放ちスコアを1-1 の振り出しに戻した。一瞬の隙を突かれた中大はリードを取り戻そうと法大ゴールに襲いかかるが、DF米山の強烈なシュートも、鈴木雄との1対1も岩槻拓がナイスセーブ。法大も佐々木が右サイドから決定的なチャンスにシュートを放つが惜しくもキーパー正面。お互いに決定機を作るものの得点は奪えず、試合も終盤に。しかし次第に法大が相手ゴールに迫っている時間が長く続くように思われたが、法大DFからFW林川がパックを奪い左サイドを独走。DFが懸命に追うも最後はゴール前のFW室谷がゴール。再び中大がリードを奪う。18分43秒に法大がタイム・アウトをとりその後6人攻撃を仕掛けるも得点は奪えず、接戦の末にまたも中大に惜敗するという結果となった。

 前回大会に続いてまたもや準決勝で中大に敗れるという悔しい結果となった法大。これで公式戦では中大に対して2年間の勝ち星がないということになった。しかし秋のリーグ戦でも、インカレでも優勝するためには中大を倒すことは絶対条件。"天敵"中大に2年ぶりの勝利をあげられるよう、秋までの残り少ない期間で法大ホッケーの完成された姿を見せてほしい。また翌日の3位決定戦の相手はインカレ王者明治大学。春に大敗を喫した相手に対してどんなホッケーが見ることができるか注目だ。 

選手のコメント

岩槻翔悟

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
今日は走り負けっていうのが負けた原因だと思います。

―相手の中央大学については
ディフェンスもフォワードもあまり差がなくて、すごい良いチームなので、まず走って勝とうと思ってたんですけど、ちょっと走り負けたのが駄目でした。

―得点したシュートについては
あれはショートハンドゴールだったんですけど、5対4でこっちが4人で、それでこっちに流れがきかけたんですけど、そのあとの失点ということで勝ちきれなく終わってしまったという感じです。

―最後の6人攻撃のときは何を考えていましたか
まずは得点することを考えていたんですけど、残り少なかったので得点することができなかったです。

―11日の試合に向けて
明日はまずは3位を狙って、勝たないと意味がないので、それを勝てるように今日しっかりリセットしてやっていきたいです。 

村上亮

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
今日の試合は昨日の試合と違って走る部分で負けていたかなと思います。

―相手に攻められている時間が長かったように思えましたが
やっぱり中央は1つめから3つめまでフォワードが代表選手も多いんですけど、ディフェンスも無理しないで簡単に前にパスをつないでくるので、やっぱりフォアチェックに行っても簡単に自分のゾーンに持っていかれるので、その辺はかなり苦戦しました。

―法政の攻撃があまりつながっていないように思われましたが
やっぱりスケーティングしないとパスも繋がらないですし、前の試合の疲れがあったというのは言い訳にならないので、この反省を活かして明日の3位決定戦はちゃんとスケーティングしていきたいです。

―11日の試合に向けて
明日は東洋か明治とどっちがくるかわからないんですけど、去年も3位決定戦で大差で負けたので今年はそういうふうにはならないように、今年の法政は違うぞってことを見せるためにしっかり試合したいと思います。 

高橋峻

―今日の試合を振り返って
昨日より足動いてなくて、今日あんまり動きがよくなくて相手のペースでした。

―インカレや昨年のサマーカップでも中大に敗れましたが、中大の強い部分というのは
セットのバランスよくて、1、2、3、FWが強いんで、そこですかね。

―今日のDF面に関して
ゴール前けっこう戦ったんですけど、やっぱり足動かなかったんで2対1の場面で負けてました。

―夏の取り組みについて
今回は一対一と二対二の練習をして、DF強化に力入れてました。

―今日のゲームに対するチームの雰囲気は
昨日の流れのまま行こうっていう感じでやってたんですけど、途中から雰囲気あんまりよくなくて声も出せなくなって、次から修正していきたいです。

―明日の3位決定戦への意気込み
どっちが来ても強敵なんで、気持ち入れて守って勝ちたいと思います。 

佐々木祐希

―今日の試合を振り返って
法政より中央の方が足が動いてたってところと、法政のホッケーができなかったです。

―中大相手に2失点で抑えたのは少なかったのかなと思いますが
負けたら意味ないんで、やっぱり目指すところは0なんで。

―今日のゲームに対するチームの雰囲気は
立ち上がり浮き足立って焦っていたというか、自分たちのペースじゃなくていつも通りじゃなかったですね。

―いつも通りじゃなかった点を具体的に
走るホッケーなんで法政は。速いフォアチェックとか速いバックチェックとか、焦っていつも言われてること、走って最後は必ず体に当たれだとか何個か決まり事があるんですけど、そういう部分をちょっとできなかったです。

―法大に入学して半年間プレーしてみていかがですか
ようやく大学のホッケーに慣れてきたかな、ちょっと掴めたかなと思います。

―夏の取り組みについて
チームで苫小牧合宿をしてたんですけど自分ちょっとU23日本代表の方行ってて抜けてしまって、抜けてた時期あったんですけどしっかり走り込んでたんでコンディションはいいです。

―U23での試合はいかがでしたか
相手が実業団っていうことで普段戦えない相手で、いろいろ学ぶところがあってかなり自分にプラスになりました。

―秋のリーグ戦ではどんなプレーをしていきたいですか
自分はDFなんで失点を0に抑えれば勝てると思うんで、失点しないように一対一で負けないように、それだけです。

―明日の3位決定戦への意気込み
とりあえず今日負けてしまったんですけど、今日は今日でリセットして明日いい試合できるようにいい準備したいと思います。

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