アイスホッケー

関東大学リーグ戦 対東洋大 後半戦白星発進!少ないチャンスを生かし勝利をつかむ

平成26年度関東大学アイスホッケーリーグ戦Div.Ⅰ-A 対東洋大
2014年10月19日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ

攻守に精彩を欠き、逆転負けを喫した前節から約1週間。リーグ戦は勝負の2巡目へ突入した。対するは開幕戦で敗れた東洋大。序盤から猛攻に遭い守りの時間が長くなるが、第2ピリオド中盤に先制する。その後要所で追加点を挙げ、後半戦に弾みをつける1勝を手にした。

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2点目を挙げガッツポーズの横山(手前)

試合結果

トータル試合結果

4
(27)
0(5) 1P 0(17) 2
(50)
1(10) 2P 0(17)
法政大学 3(12) 3P 2(16) 東洋大学

※(カッコ内)はシュートの本数

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/PK
法大 2 12:16 81 横山恭也 21 木戸啓太 13 松本力也
法大 3 02:04 81 横山恭也 21 木戸啓太 13 松本力也 PP
東洋大 3 03:56 50 山田大雅 49 田中謙太郎
法大 3 13:40 18 西口開羅 91 中口郁弥 8 川上朝日
東洋大 3 16:44 18 今野友尋 1 今村健太朗 19 武尾秀康
法大 3 19:54 91 中口郁弥 4 佐々木祐希 EN

※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示す。ENはエンプティ―ゴールを表す。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 10 間山慎也  18 西口開羅 91 中口郁弥 C 4 佐々木祐希 8 川上朝日
2 13 松本力也 21 木戸啓太 A 30 小原日向 81 横山恭也 6 松本勝利
3 11 吉田厳介 23 末廣直樹 89 吉村紀耶 3 髙橋魁人  A 88 石橋智輝
4 92 大野峻丈朗 19 磯田祥平 61 大山翼 71 阿部拓斗 2 今将駿

※GKは#35藤田拓丸が出場。控えに#55富田哲平

戦評

 第1ピリオド開始早々から、法大は攻め込まれる苦しい展開が続く。守りの時間が長くなり、ディフェンディングゾーンを抜け出すことができない。不用意に相手にパスが渡り、速攻をかけられる場面も目立った。それでも何とか守り抜き、無失点でこのピリオドを終える。

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先制点に佐々木(右)の祝福を受ける

 先制点を挙げて流れを変えたい第2ピリオド。中盤までは第1ピリオドと変わらず猛攻に遭い、東洋大にパックを支配される。だが、GK藤田拓丸(法4)のセーブや懸命なリバウンド処理で再三のピンチを切り抜けた。我慢の時間が続いたが、中盤にDF横山恭也(営3)とFW小原日向(営4)が速いパスでゴールを攻める。しかしこの直後に小原が負傷し、ベンチの外へ。試合も一時中断となり、嫌な流れが漂う。だがパワープレー(PP)を迎えると12分、FW木戸啓太(営2)のドリブルで敵陣に侵入。パスをつなぐと最後は横山が左サイドからシュートし、待望の先制点を挙げた。その後は一時3対5のキルプレーとなるものの、相手にシュートチャンスを与えず、無失点で切り抜ける。少しずつ攻めの時間が増えてきた法大は、DF佐々木祐希(営4)やDF川上朝日(法1)のロングシュートでゴールに迫る。追加点は挙げられなかったものの、1-0とリードして最終ピリオドを迎えることになる。

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貴重な3点目を挙げた西口

 追加点で勝利を手繰り寄せたい法大。第3ピリオド開始直後にPPとなり、絶好のチャンスを迎える。FW松本力也(人2)がアタッキングゾーンに切り込むと2分、ゴール左からのパスを受けた横山がパックを押し込み、追加点を奪った。すぐさま1点を返されるが、法大は焦ることなく得点の機会をうかがう。すると13分、FW西口開羅(法1)が左サイドから見事な一発を決め、3―1と相手を突き放す。だが東洋大もこのまま引き下がらない。16分に再び1点差に詰め寄られてしまう。その後も再三シュートを浴びるなど最後まで守りの場面が続くが、集中力は切れなかった。そして残り14秒となったところで、後のない東洋大は6人攻撃をしかける。すると佐々木が相手パスをカットし、パックはFW中口郁弥(法3)の元へ。そのまま無人のゴールにシュートを放ち、エンプティーゴールを決めた。結果として4-2で試合を終え、1次リーグで敗北を喫した東洋大相手に勝ち星を挙げた。

 ロースコアで勝利した中大戦のように、守備から試合に入ることができたのが勝因だろう。シュート数は相手のほぼ半数の27本とチャンスこそ少なかったものの、少ないチャンスを生かせたことも大きい。PPなど要所で得点を重ねて終始リードを保つという、今季一番の試合運びを見せた。だが、相手に度々パスが渡る場面が見られ、修正点は残されている。次節は攻撃力のある明大との対戦となるが、今回同様に守備からリズムをつくり、宿敵から白星をつかみとりたい。(伊奈太郎)

横山2ゴール!toyo2 2

2ゴールと大活躍の横山

 先制点を含む2得点と、勝利に貢献した横山。元々ジャンプアップに優れたDFだが、リーグ戦前半は守りに徹する場面が多かった。この日決めた2点はいずれも狙ったゴール。DFながら攻撃力もある背番号81は、法大の攻守のキーマンだ。(熊谷優)
 

選手のコメント

DF 佐々木祐希主将

―今日の試合を振り返って
勝てて良かったです。1試合で最低(失点が)2点というのは自分の中であるんですが、失点を2で抑えられたことと、エンプティも合わせてですが4点取れたということ。失点が少ないというところが今日のポイントだと思います。前回の慶応戦の反省で出た修正ポイントをしっかり意識してできていたので、前回のような失点の形というのはなかったですが、今日でまた課題も出ました。

―前回の敗戦から1週間、どのように過ごしてきましたか
今週は氷上練習が2回しかなかったですが、各自トレーニングしている姿というのも見られましたし、個人個人が東洋戦に向かう姿勢というのが素晴らしかったと思います。

―序盤から攻められる時間が長く続きました
攻め込まれてからゾーンアウトというのがなかなかできなくて、特にそれは自分のセットがそういう場面が目立ちました。折角守ってつないでもゾーンアウトできないというところは、次の相手は明治ですし修正していかないといけないところだと思います。

―小原選手が負傷した後すぐに先制しましたが、あの辺りから流れが変わったのでは
今日は“ラッキー”もあったと思います。ついていた部分というのもかなりあったので、正直シュート数も向こうの方が多いですし、少ないチャンスで決めきれたというのが勝因ですね。

―3Pは効果的に追加点を挙げられました
そうですね。本当に少ないチャンスで入りましたし、決定機では本当に東洋の方が多かったと思います。自分としては、「ついていたな」という言い方です。最初の入りとかは良かったですが、3Pに関しては1P、2Pがあまりにも良くなかったので3Pが良く見えたのかなというのもありますが、3Pくらいの動きを継続してできないといけないと思っています。

―3Pはベンチの雰囲気もかなり良くなっていたように思えましたが
先制できたというのが一番のポイントだったと思います。先制されていたらというのと、先制されてからの3Pの入りというのは全然違ったと思うので、先制できて良い精神状態で3Pに入れたと思います。

終始リードしたまま勝つという点で、理想的な試合運びだったと思います
先制されてからずるずるいくパターンが多かったので、先制できて本当に良かったです。先制できればこういう試合運びができると思うので、先制することが大切ですね。

―試合を通じて相手に不用意にパスが渡る場面がかなり見受けられましたが
相手にパスをするのも多いですし、ルーズパックを相手に取られるというのがかなり多いですから、そういうところを修正しないといけないと思っています。

―今日の1勝をどう捉えていますか
先週、慶応に負けて“ありえない”ことが起きてしまったので、プライドではないですけど、良い準備をして本当に勝つんだという個々の思いで試合に入ればとにかく勝てる、と。先週も勝てた試合だと思うので、この1勝に対してというのは特にはないです。

―次の明大戦に向けて
インカレで対戦する相手なので勝ちます。

 

DF 横山恭也

―今日の試合を振り返って
今日の試合はチーム一丸となってやるべきホッケー、自分たちがやることをしっかりやった結果が、勝ちにつながったと思います。

―常にリードする展開となりましたが、試合前にはどのような話を
まず自分たちのホッケーをやることから始まって、失点を絶対しないことを心がけていました。ディフェンス面は最初のほうはしっかり守れていたのですが、最後に失点してしまったので、そこがもう少しだと思います。

―反則もありましたが、よく守りました
キーパー中心に守れたので、良かったです。

―小原選手の退場後、ベンチの雰囲気は
空いた穴は大きかったのですが、代わりに入った選手がうまくやってくれて、チームも安定したと思います。

―ディフェンスは前節から改善された面もありましたが、悪い部分もありました
良かったのは、キーパーが1本目(のシュート)を止めてくれて、その後リバウンドも処理できた点です。悪かったのは最後に足が動かなくて、ずっと攻められてしまったことかなと思います。

―自身のゴールを振り返って
ナイスパスだったので得点できました。1点目はキーパーを一瞬だけ見て、股を狙おうと思いました。2点目はバックハンドで狙ってました。

―前節での敗戦から、今日はどのような思いで試合に臨みしたか
春と1巡目も東洋に負けてしまっているので、今回も負けるのはちょっと…。今日は絶対に負けられなかったです。

―チームとして前回から修正した点は
自分がやるべきことをひとりひとり確認して、それでみんなが修正できて、このような結果につながったと思います。

―中大に勝った時もロースコアでしたが、守りの意識が高い時が良い結果が出るという意識はチームの中であるのですか
そうですね。僕の仕事もそうですし、まず(相手オフェンスを)抑えることが大事かなとみんなで話し合っています。

―次の試合に向けて意気込みをお願いします
絶対に勝ちたいと思います。
 

FW 西口開羅

―今日の試合を振り返って
前半戦で負けた相手だったというののもあるので勝てて良かったです。優勝へは1試合も落とせ ないので、この勝利は非常に大きいと思います。

―相手の約半数のシュートで勝利となりました
本当にはもっとシュートはどんどん打たなければいけなかったんですけど、途中押し込まれる展開も長かったてす。でもその中で勝てたというのは嬉しいです。

―自身のゴールは非常に大きなものになったと思いますが
自分の良かったプレーというのは本当にあの場面だけでした。でも決めた後とか、ベンチに戻った後とかに皆が褒めてくれましたたし、試合としても重要なゴールになったと思うの良かったです。

―前節の敗戦からの1週間でどのように修正してきましたか
各自オフの日も皆で体を動かしたりウエイトをしたりして、今日へ向けて高い意識を もって良いイメージを持てたので、今日の試合で勝てたと思います。

―戦術面での勝因は 
ディフェンディングゾーンで真ん中を開けないようにすることと、シンプルにまずブルーラインを割って、ということですね。攻めは特にはなくて、細かいことをせずにシンプルにやれば良いという感じでした。

―次節へ向けて
明大には今年まだ勝てていなくて、インカレでもあたる相手なのでやっぱり勝たないといけないですし、良い準備をして、絶対勝つという気持ちで望みたいと思います。

 

GK 藤田拓丸

―今日の試合を振り返って
前回の敗戦からチームだけではなく、個人で各々考えていたことがいい方向に向かった結果が今日の試合の結果につながったと思います。

―先週の試合の後に取り組んだことは
悪いことだけ考えても仕方ないので、チームとしてとりあえず切り替えて試合に臨もうと話しました。台風で氷上練習が1回なくなってしまうなど条件としてはあまり良くなかったですが、各々コンディションを上げるために体を動かしていました。

―今日の試合は守りの時間が長かったです
前回中央に勝った時も守りからスタートして、それが機能した時は結果が出ていたので、今回でみんなもそれに確信が持てたと思います。こから上位校との対戦が続くのでそれを続けて結果を出していきたいです。

―ゴール前での危ない場面も多いように見えましたが
ミドルは開けないというのが合言葉で、確かに危ない場面は多かったですがDFやFWが守りからスタートすることにおいてしっかりできていたと思うので、危なかったとは思いますが失点にはつながらなかったと思います。

―1Pが一番長く守っているように見えましたが、1P終了時に言われたことはありますか
攻められてはいたと思うんですけど、しっかり相手のゾーンでプレーすることができていたと思うので2Pも続けて守りからしっかり入ってチャンスがあればしっかり得点しようと話しました。

―3Pの効果的な得点についてはいかかがですか
相手の足も止まってきているように見えて、それに対してウチは最後まで走ることができたので、それよってペースができて得点できたと思います。

―次の試合に向けて
明治には夏の大会でも秋の大会でも負けているので、しっかり借りを返すことが順位の上昇につながると思います。今回の勝ちを忘れないこと、今回の試合でミスがあったところをしっかりと改善して次の試合に臨みたいです。

順位表(第8節終了時点)

1位 早大   6勝1分1敗 勝点19
2位 中大   6勝0分2敗 勝点18

3位 明大   6勝0分2敗 勝点18
4位 東洋大  5勝0分3敗 勝点15
5位 法大   4勝0分4敗 勝点12
6位 慶大   3勝0分5敗 勝点9
7位 日体大  1勝1分6敗 勝点4

8位 日大   0勝0分8敗 勝点0

フォトギャラリー

  • toyo2 12点目を挙げガッツポーズの横山(手前)
  • toyo2 42失点に凌いだ藤田
  • toyo2 5東洋大の猛攻からゴールを守りぬいた
  • toyo2 6得点のチャンスをつくった松本力
  • toyo2 7木戸は2アシストと勝利に貢献

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