アイスホッケー

関東大学リーグ戦 対中大 相手の堅い守りを破れず、3季ぶりの完封負け

平成26年度関東大学アイスホッケーリーグ戦Div.Ⅰ-A 対中大
2014年11月3日(月)
ダイドードリンコアイスアリーナ

引き分けから中1日で迎えたリーグ戦最後の山場・中大戦。1次リーグ同様勝利を収めたいところだが、相手の速いプレッシャーと高めからの守りを破れず、ゴールが遠い。中盤のチャンスで決めきれなかった法大はその後も思うような攻撃ができず、2011年のリーグ戦以来となる完封負け。引き分けを挟んで2連敗となった。

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先制に沸く中大を横目に肩を落とす選手

試合結果

トータル試合結果

0
(35)
0(13) 1P 2(16) 4
(45)
0(11) 2P 2(18)
法政大学 0(9) 3P 0(11) 中央大学

※(カッコ内)はシュートの本数

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/PK
中大 1 06:49 81 古橋真来 21 鈴木健斗
中大 1 18:53 19 中島彰吾 29 越後智哉 30 八戸翔太
中大 2 17:51 21 鈴木健斗 81 古橋真来
中大 2 19:27 21 鈴木健斗 19 中島彰吾 5 加藤慎之助 PP

※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示す

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 10 間山慎也  18 西口開羅 91 中口郁弥 C 4 佐々木祐希 16 畑中大季
2 13 松本力也 21 木戸啓太 A 30 小原日向 81 横山恭也 6 松本勝利
3 11 吉田厳介 23 末廣直樹 89 吉村紀耶 8 川上朝日  A 88 石橋智輝
4 92 大野峻丈朗 19 磯田祥平 61 大山翼 71 阿部拓斗 3 髙橋魁人

※GKは#35藤田拓丸が出場。控えに#55富田哲平

戦評

 開始直後から相手に主導権を握られ、法大は思い通りの試合運びができない。パックを相手に支配される時間が長くなる。すると6分、左サイドから上がってきた古橋真来(中大)にシュートを決められ、先制点を奪われる。リードを許した法大だが一向に攻撃のチャンスは巡って来ず、中大の攻撃に耐える苦しい状況が続く。それでもDF石橋智輝(法4)が相手のパスをカットし、そのままドリブルでアタッキングゾーンまで攻め込みシュート。しかし大学ナンバーワンGKの小野田拓人(中大)にセーブされ、惜しくも決まらない。0―1で第1ピリオドを終えたいところだったが、18分に自陣でのフェイスオフ直後にシュートを決められ、2点目を失った。

chuo2 2

2Pまでは圧倒的にパックを支配された

 逆転が期待される第2ピリオド。序盤には何度か得点のチャンスも見えた。だが、2セット目のFW陣が積極的に攻め上がるも中大のプレッシャーが速く、なかなかパスがつながらない。中盤はディフェンディングゾーンから抜け出せない時間が長く続いた。するとペナルティーキリングを脱し5人に戻ったすぐ後の17分、浮かせて放たれたパックが法大のゴールを割り、差は3点に。さらにパワープレー(PP)中の19分にまたもゴールを許し、0―4。差をさらに広げられ、第2ピリオドを終えた。

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3Pのタイムアウト

 早いところ1点を返したい法大は、第3ピリオドでセットを変えるなど、動きを見せる。1セット目にFW木戸啓太(営2)とFWもできる石橋を投入。だが、依然としてパスが通らず、1点が遠い。6分にPPで得点のチャンスを得るも自陣での時間が長くなり、リンクの半面しか使わないような寂しい展開となる。終盤は攻撃の時間が増え、パックキャリアがゴールに向かう場面も多くなったが、シュートには結びつけられなかった。そのまま試合は終了し、法大は一度もゴールランプを灯すことなく敗れた。

 3季ぶりの完封負けと、結果だけ見ると悔しいものがある。しかし「内容的にはそんなに悪いイメージはなかった」と松田幹郎監督も言うように、許したゴールは一瞬の隙を突かれたもので、足は60分間しっかりと動いていた。中大に攻められる時間が長く続いた印象があったものの、シュート数を見ると大差はない。チャンスでの決定力を高めることが今後に向けての課題だろう。とりわけ、法大の得点源である第2セットは活発な動きを見せていたが、そこでいかに点を取れるかが今後の鍵となる。
 リーグ戦は残すところ3試合となった。優勝はなくなったが、1月のインカレに向けて実りのある試合にしていきたい。(大森麻子)

監督・選手のコメント

松田幹郎監督

―完封負けとなりましたが試合を振り返って
やっぱり2Pに点数が1点でも入っていたらリズムが変わって、もっと接戦になったのではないかと思います。ちょっとリズムがつかめなかったですね。ゲームというのはリズムというのが大切ですし、リズムがちょっとでも狂うと流れが向こうにいってしまう、と。今日はそんなに悪いとは思わないです。結果的に0―4でシャットアウトされましたが、内容的にはそんなに悪いイメージはなかったように思います。

―守りからリズムをつくるということが今季のひとつのテーマだと思いますが、その点に関して今日の試合についてはいかがですか
たまたまシュートが入ったとか、一瞬の隙というのが選手もよく分かったと思うので、それを引きずってほしくないですね。あと3試合ありますが、インカレを見据えて修正していくべきところは修正していく。そういったようにやっていこうと思います。

―2次リーグの上位校との試合が終わりましたが、4試合の総括をお願いします
今持っている力としては十分出していると思います。スキル的な問題というのは他のチームはありますが、気持ちの上で強い気持ちで戦っているところがあるので、そういう意味では次に期待したいと思います。全員が勝ちたいという気持ちが前面に出てくるようになりましたし、我慢もできるようになりました。そういうところが大きいと思います。

―リーグ戦残り3試合に向けて
1試合1試合大切に、相手がどこであろうが自分たちのホッケーをつらぬいていく、というところです。

FW 中口郁弥

―試合全体を振り返って
みんな足が動いていたので特別調子が悪いわけではなかったと思うのですが、それが結果に表れていないのが悔しいですね。ところどころ個人のプレーに走ってしまったところがあったので、そこが反省点です。でもそんな下向く試合ではなかったと思うので、次につながると思います。

―パスがなかなかつながらないように見えましたが
相手のプレッシャーが他のチームよりも速くて、みんな焦ってパスを出しているところが今回はあったのでなかなかつながらなかったです。

―2Pの序盤には何度かチャンスがありました
途中からセットを変えたりして攻撃的な選手を出して得点を狙いにいったんですけどうまくいきませんでした。最初に失点をするとそのまま引っ張られて負けてしまうことが多いので、自分たちが先に得点したかったです。今回の試合に限らず全体を通して言えることなのですが、先制点を取られた後に追い付くというのは、なかなかできていないのが現状です。それと、前回の早稲田戦の反省を生かして、今回はペナルティのことをいつも以上に特に意識していました。ペナルティーと先制点を取られることでリズムが崩されてしまうので、ペナルティだけはしないようにとみんなで言い合っていました。

―残り3試合となりましたが、次の試合に向けて
優勝はもう見えなくなってしまったので、目の前のリーグ戦に左右されることなく、インカレを意識して残りの試合を消化していきたいです。

DF 横山恭也

―今日の試合を振り返って
チャンスはいくつかあったんですが、それを決めきれなかったのは得点0という形につながってしまいました。2Pで決めきれていたら流れも良くなって、良い雰囲気になったかなとは思います。

―特に2P中盤はなかなかDゾーンから抜け出せない場面も見られましたが
相手のプレッシャーも速くて自分たちのサポートのミスやパスミスもあって、何回かターンオーバーもくらっていたので、そこは本当に改善点です。

―第2セットの失点が多かったように思えますが
本当は僕たちのセットで点数を取らないといけなかったんですが、点数を取れず失点ばかり続いたので本当に申し訳ない気持ちです。

―3Pは無失点でしたが、あの内容を試合を通してできればというのはありますか
そうですね。次インカレとかはこういう結果にならないように、最初から今日の3Pのような動きができたら良いと思います。

―1次リーグは中大相手に守りから入ることで勝利につながりましたが、今日のゲームプランというのは
とりあえず失点は0でいこうという感じでしたが、結果4点も取られてしまったので課題です。

―今後に向けて
次はもう勝たなければいけない相手なので、たくさん点数を取って失点も少なくして勝ちたいです。

順位表(第11節終了時点)

1位 中大   9勝0分2敗  勝点27
2位 明大   9勝0分2敗  勝点27

3位 早大   8勝2分1敗  勝点26
4位 東洋大  8勝0分3敗  勝点24
5位 法大   4勝1分6敗  勝点13
6位 慶大   3勝0分8敗  勝点9
7位 日体大  1勝1分9敗  勝点4

8位 日大   0勝0分11敗  勝点0

フォトギャラリー

  • chuo2 1先制に沸く中大を横目に肩を落とす選手
  • chuo2 3攻撃の中心・木戸
  • chuo2 4中大の守護神・小野田の壁は厚かった
  • chuo2 6インターバルに意見を交わす木戸と佐々木(右)

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