アイスホッケー

関東大学リーグ戦 対明大 王者明大と互角!残り1分でドラマ!

平成24年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 DIv.Ⅰ-A 対明大
2012年9月22日(土)
ダイドードリンコアイスアリーナ

先週は日大、さらに昨秋リーグ3位の早大を退け、今年の法大は一味違うことを予感させる幕切れとなった。勢いそのままに向かう相手は春の関東大学選手権で優勝した明大。上位に食い込むためには4強の壁を破るしかない。ここ最近勝ち星をあげられていない強豪相手にどう立ち向かうのか。注目の一戦は1点を争う非常に締まったゲームになった。

1on1をスーパーセーブした黒川

試合結果

トータル試合結果

3
(29)
0(11) 1P 1(11) 3
(32)
1(6) 2P 0(8)
法政大学 2(12) 3P 2(13) 明治大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表示しています。

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/KP
明大 1 04:01 22 小原卓朗 21 赤坂卓哉 54 山田亮太 KP
法大 2 03:23 4 佐々木祐希 16 岩槻翔悟 17 村上亮 PP
明大 3 04:57 14 佐藤光 19 牛来拓都 91 高橋佑輔 KP
法大 3 15:05 4 佐々木祐希 30 小原日向 16 岩槻翔悟 PP
法大 3 19:16 17 村上亮 18 山田淳哉 4 佐々木祐希
明大 3 19:26 14 佐藤光 11 大津晃介 10 本野亮介

※P.Pは法大のパワープレー、K.Pは法大のキルプレーを表示しています。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 C 10 多田真章 18 山田淳哉 30 小原日向 9 今野大輔 81 横山恭也
2 23 末廣直樹 17 村上亮 32 間山慎也 4 佐々木祐希 6 松本勝利
3 11 吉田厳介 A 16 岩槻翔悟 21 篠田一輝 44 清水省吾 57 山田康太
4 19 磯田祥平 A 22 有澄遼 91 中口郁也 7 今井慶和 52 中本圭亮

※GKは#70 黒川達志が出場

 戦評

 第1ピリオド、いきなりFW小原が混戦から抜け出し相手ゴールに向かうもシュートは弾かれ先制とはならない。するとFW中口のトリッピングによるペナルティでKPになると明大はそのチャンスを逃さなかった。4分1秒、鮮やかに先制されるとそのあとも長い守備の時間が続き、なかなか攻めに転じることができない。10分49秒には相手のペナルティによりPPのチャンスが巡ってくるが、足が動かずパスミスからカウンターであわや失点の場面も。FW篠田が果敢に攻めていくが決定機を外してしまい、惜しくも得点ならず。結局PPのチャンスをものにした明大とは対照的に法大はPPのチャンスを活かせず無得点で終わると、そのあとは再び明大の反撃が待っていた。18分過ぎから猛攻を受けるが何とかしのぎ切り、悪い流れのまま第1ピリオドを終える。

 第2ピリオドは展開が変わり、法大が攻撃を仕掛ける。序盤、DF佐々木がゴール前で押し込むが、惜しくも得点にはならず。しかし3分18秒、トリッピングによるペナルティで再びPPのチャンスを得ると、5秒後、FW村上からFW岩槻が粘り、最後はこぼれたパックを佐々木が決め、ついに同点に追いつく。その後も流れは法大に傾き、徐々にアタッキングゾーンでプレーする時間が長くなり、そこからはカウンターの応酬だった。しかし、両チームともしっかりとしたディフェンスによってシュートまでは打たせず、なかなかゴールには結びつかない。ゲームは中盤、FW山田淳や佐々木のペナルティによりKPを強いられるが、相手のミスもありここは何とか無失点で乗り切り第2ピリオド終了。勝負は第3ピリオドに委ねられた。

 ここまで互角の展開だった試合だったがその均衡は序盤に破られる。山田淳のインターフェアランスによるペナルティとレシーブミスが重なり4分57秒、勝ち越しゴールを許す。なんとか早めに追いつきたい法大は7分27秒、PPのチャンスを得る。しかし相手GK伊藤がゴール前に立ちはだかり、あと少しのところでゴールが奪えない展開が続く。しかし13分25秒にまたもPPとなると、次はこのチャンスを逃さなかった。最後は再び佐々木が押し込み、この試合2得点目のゴールは待望の同点ゴール。試合を振り出しに戻した法大は勝ち越しを狙い積極的に攻めるもなかなか次のゴールは生まれない。しかし第3ピリオドも終わりが見えた頃、試合は再び動いた。19分過ぎ、佐々木、山田とパックが渡ると村上が放ったシュートは明大ゴールへ。値千金の逆転ゴールとなった。スケートリンクには歓喜の輪ができ、明大はたまらずタイムアウトを取る。選手達も一度ベンチに戻り、興奮が冷めやらない中でも次のプレーに備える。残りは44秒。試合はまだ終わっていない。そう分かっていたはずだった。しかし心のどこかで切り替えができていなかったのかもしれない。試合はまさかの展開だった。歓喜からわずか10秒後、相手のミドルシュートが法大ゴールに突き刺さった。結局試合は3-3の同点で終了。法大はほとんど手にしていた勝利が掌からするりと落ちていった。

 最後の最後で勝利を逃してしまった法大だったが下を向いている時間はない。明日には慶応戦がひかえており、油断はならない相手だ。試合後、選手達は気が緩んだことへの反省と明大相手に引き分けた手応えを口にした。勝利こそならなかったものの、最近勝てていなかった明大と互角に戦い、引き分けたことは大きな財産である。確実にチームが強くなっている実感を感じながら選手達は前を向いていた。この試合を糧に次からの試合も法政らしいホッケーを存分に発揮してほしい。

試合後の選手のコメント

多田真章主将(文4)

―今日の試合を振り返って
最後追いつけたんでやっぱり、途中どっちも足が動いていなかったんで不安だったんですけど、最後スペシャルセットでとってくれてよかったです。次に繋がる試合になったと思います。

―KPとPPがポイントとなるゲームでしたが
そうですね、やっぱりPPでもっととれてれば、もっと簡単に勝てた試合かなと思うんですけど、KP守ってくれたんで、よかったと思います。

―夏に比べペナルティが減ってきているように思えますが
チームがベンチからも声を出していて、それで余計な反則はなくなってますかね。

―春優勝の明大と互角に戦えたという点では
最後10秒で追いつかれて、勝ってた試合だったと思うんで、次の明大戦では絶対勝ちたいですね。

―今週から学校も始まりましたがチームの雰囲気は
学校が始まるとみんなで練習できる時間が減ってくるので、集中していかなきゃだめですね。

―翌日は春にも戦った慶大ですが
自分たちよりも弱いと思っているチームに結構弱いんで、明日も大事な試合になってきますね。

村上亮(法3)

―今日の試合を振り返って
最初ちょっとみんな足が動かなくて攻め込まれた形だったんですけど、点数取られた中で夏同様、諦めないでプレーしようってことで結果的に逆転できたんですけど最後気持ちが緩んだせいか追いつかれてしまって勝ちきれなかったのは痛かったです。

―心がけたことなどはありますか
やっぱり明治とは僕が入学してからほとんど勝ったことがなかったんで苦手な相手でしたし、その明治に最後は走り勝てたと思ってるんで法政らしいホッケーが最後に見えたかなという感じです。

―逆転ゴールを決めたときのお気持ちは
あのときはゴール前で佐々木が良いパスくれたんであとは叩くだけ、でした。今日他にもチャンスいっぱいあったんですけど決めきれなくてあそこはまた修正していきたいです。

―引き分けという結果について
そうですね、シュート数も互角の試合だったと思うし、チャンス的にも五分の試合だった気がしますし、まあ最後勝てた試合を落とした、という感じですね。でも次があるんでそのときは勝ちきりたいです。

―次に向けて意気込みをお願いします
明日は慶応戦で春は5-2で勝ちましたが最後まで0-2という厳しい試合だったので明日は法政は強いぞって印象を与えられるようにしたいです。
 
 

黒川達志(文3)

―今日の試合を振り返って
うちは2勝してて、明治は最初の試合で早稲田に負けているんで、最初から明治が飛ばしてくるのはわかってたんですけど。先行されてずっとリードされてる展開だったんですけど、最後勝ち越してでも最後また追いつかれてしまって、少し残念な試合だったと思います。

―春優勝の明大と互角に戦ったという点では
春に練習試合をやったこともあるんですけど、そのときも大差で負けていて。僕らもリーグ戦優勝するために厳しい練習を乗り越えてきたんで、その成果が出たんじゃないかと思います。

―危ない場面でのビッグセーブがありましたが
今日はシュート数的にも互角で、攻められてる時間がそんなになかったんで、そういう点で1本1本に集中出来たんじゃないかなと思います。

―今日はペナルティも少なく引き締まったゲームでしたが
やっぱりペナルティが多い試合っていうのは、足が止まっちゃってスティックを使った反則が増えちゃうんですけど、今日はみんな足が動いていて、そういう意味でスティックを使った反則が少なかったんで、それでKPの回数が減ったんだと思います。

―今週から学校が始まりましたがチームの雰囲気は
学校も練習もあって大変なんですけど、自分たちはホッケーがしたくて法政大学に入ったんで、両方しっかりやろうということで、学校にも練習にもみんなしっかり取り組んでると思います。

―翌日は春対戦した慶大ですが
慶應はスキルはたぶんうちの方が上ですけど、本当に一生懸命戦ってくるチームなんで、僕らは春勝ちましたけど、ギリギリのところで勝ってるんで、次は力の差を見せられるように、チャレンジャー精神で頑張ります。

佐々木祐希(営2)

―今日の試合を振り返って
やっぱりチャンスはどっちもあったと思うんですけど、最後3-2になって正直勝ったな、って思ったんですけど、そこから明治の選手は経験とかもあるので、インカレの決勝にも行ってるチームですし、最後に粘られて同点で終わってしまったところが今の法政の課題だと思います。勝てた試合だったと思います。

―春に優勝している明治の印象は
まあ、春は春なんで秋はまた別のチームになってると思っていたんで、夏も1回も試合してないですし、1ピリは相手のことを見て足が止まってしまったんですけど、2ピリからだんだん足も動いてきて法政らしいホッケーができたんじゃないかと思います。

―心がけたことはありますか
とにかくいつもと変わらず同じプレーをすることですね。

―結果は互角の引き分けとなりましたが
数字的には互角かもしれないですけど普通なら明治の方が良かったと思います。

―今のチームの雰囲気は
最高だと思います。キャプテンとか4年生が盛り上げてくれるんですごい良い雰囲気でできています。そういうところはキャプテンの多田さん中心とした4年生に感謝しています。

―今日は2得点でしたが
僕の2点とも出てる4人が頑張ってくれての得点なので。2点目とかは特に(岩槻)翔悟さんがコーナーで粘ってくれたりとか、(山田)淳哉さんが敵をぎりぎりまで引きつけてくれたりとか、一人一人が頑張って最後たまたま僕が決められたんだと思ってるんで感謝しています。

―次に向けて意気込みを
慶応ですよね。がんがん当たってくるチームだと思うんで、いつも通りのプレーをして、今熱あるんで、しっかり治してから明日戦いたいと思います。

フォトギャラリー

  • 2014meiji1 11on1をスーパーセーブした黒川
  • 2012meiji1 2積極的に動く多田
  • 2012meiji1 3攻撃の中心山田淳
  • 2012meiji1 4出場機会を増やす吉田
  • 2012meiji1 5激しくチェックされる小原
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