アイスホッケー

関東大学リーグ戦 対東洋大 無敗同士の首位対決も大敗...

平成24年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 Div.Ⅰ-A 対東洋大
2012年9月30日(土)
ダイドードリンコアイスアリーナ

前節で慶大に勝利し、無敗同士の対決となった東洋大戦。現在リーグ戦2連覇中の相手だが、攻守の要であるFW池田とDFデニスを欠いており、決してチーム状態は良いとはいえない。今の法大のチーム状態と比べて考えると、東洋大を叩く絶好のチャンスである。果たして早大戦に続き、4強相手に白星をあげることができたのか。

toyo1 1
プレーでチームを引っ張る岩槻

試合結果

トータル試合結果

1
(27)
0(10) 1P 1(12) 6
(41)
0(10) 2P 2(14)
法政大学 1(7) 3P 3(15) 東洋大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表示しています。

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/KP
東洋大 1 06:38 21 川口尚耶 23 今野充彬
東洋大 2 08:07 16 中澤竜大 7 生田廉 36 高見翼人
東洋大 2 17:09 16 中澤竜大 32 今橋淳史 18 山野下元氣
東洋大 3 02:19 16 中澤竜大 18 山野下元氣
東洋大 3 11:22 50 春田啓和 23 今野充彬 KP
法大 3 13:19 4 佐々木祐希 21 篠田一輝 18 山田淳哉 PP
東洋大 3 19:08 37 堀内暢 19 澤崎翔

※P.Pは法大のパワープレー、K.Pは法大のキルプレーを表示しています。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 C 10 多田真章 18 山田淳哉 30 小原日向 20 酒井大之 81 横山恭也
2 23 末廣直樹 17 村上亮 32 間山慎也 4 佐々木祐希 6 松本勝利
3 11 吉田厳介 A 16 岩槻翔悟 21 篠田一輝 44 清水省吾 57 山田康太
4 19 磯田祥平 A 22 有澄遼 91 中口郁也 7 今井慶和 52 中本圭亮

※GKは#70 黒川達志が出場

戦評

 試合は序盤からめまぐるしく攻守が変わり、選手達の集中力が伝わってくる。4分、相手のペナルティによってPPのチャンスを得ると、混戦から抜けだしゴール前まで持って行くも東洋大DF陣に防がれる。その後もFW村上のシュートもキーパーの正面でPPのチャンスを逃す。すると6分、東洋大はミドルシュートを多用し反撃に転じると、迎えた6分38秒、GK黒川が反応できずにミドルシュートが法大ゴールを揺らす。先制を許したあともリズムをつかめない法大は、DF清水のフッキングによりKPを強いられると、東洋大FW陣が法大ゴールに迫る。法大はこの攻撃を耐え、カウンターを仕掛けるも、ゴールを割ることはできない。FW小原とFW山田淳のパス回しで抜き去り村上がゴール前で切り返し、シュートを放つもなかなか得点に繋がることはなかった。全体的にプレーが止まることが少なく、早い展開で第1ピリオドが終了する。

 第2ピリオド、早めに追いつきたい法大はFW岩槻、山田淳、村上、FW篠田を中心に東洋大ゴールを攻め立てるも、得点にはならず、我慢の展開が続く。すると8分、東洋大はゴール前で待ち構えていたFW中澤にFW生田から絶妙なパスが送られ追加点。法大が欲しかった次の1点が東洋大の手に渡る。法大は岩槻やFW吉田のシュートで東洋大のゴールを脅かすも、どうしても最初の1点が奪えず、攻めても攻めても得点に繋がらない焦りからか、段々と苛立ちを隠せなくなる。12分から立て続けにペナルティを連発し、一時は3-5での戦いとなる。東洋大の猛攻を耐え続け、何とか長い長いKPを無失点で乗り切った。しかし反撃に転じようと思ったのもつかの間。17分9秒に1本のパスからDF陣が崩されると、シュートを止めることはできず0-3となる。結局、点差を離されるのみとなった第2ピリオド。法大選手には嫌な雰囲気が漂っていた。

 なんとか気持ちを切り替えて臨みたい第3ピリオドだったがいきなり出鼻をくじかれる。2分19秒、中澤のゴールが突き刺さり、なんとハットトリックを許し、試合はワンサイドゲームの様相を呈し始める。気持ちを入れ替えて前に進む法大FW陣だったが、一度切れた緊張はそう簡単には戻らず、足が動かないことで思うようにパックを操れない。11分22秒に追加点を決められ、0-5。何とか一矢報いたい法大は疲れの見え始めた東洋大DF陣を切り裂き、混戦から山田淳、篠田と渡り、最後は前に詰めていたDF佐々木が待望のゴールを決めた。しかし、反撃もここまで。このあともペナルティが相次ぎ、終始KPでの戦いを強いられた法大は防戦一方。終盤にも失点を許し、試合終了。結局、首位対決はふたを開けてみれば4強の壁を再確認するような試合になってしまった。

 試合が進むごとに苛立ちからか、段々と集中力が欠けていった法大。今季初黒星は数字以上に東洋の強さを実感した物となった。しかしリーグ戦はまだ終わったわけではなく、この黒星を引きずってはいけない。負けの中に価値を見いだし、次のゲームにつなげて欲しい。次戦はサマーカップ決勝でGWSにより惜しくも敗れた因縁の相手、中大。この負けの中から光明を見つけ、再浮上のきっかけをつかむ試合を期待したい。

試合後の選手のコメント

岩槻翔悟副将(法3)

―今日の試合を振り返って
すべてにおいて実力で負けているって感じで、特に何も言うことはなく、練習不足であり、点数もとれないというところです。

―東洋大の印象は
東洋は走ってシュートを打って、そのリバウンドをしつこく決めに来るタイプなので、そこでシュートを打たれる分には良いんですけど、そのリバウンドを処理できないというか、ディフェンスを含めて、フォワードのバックチェックであったり、そこで叩かれてしまって失点というケースが何点もあったので、そこを修正してやっていきたいと思います。

―リーグ戦を今日まで振り返って
今日はじめて負けたんですけど、まだまだチャンスはあるし上位には入れてるんで、次は中央戦ということで2連敗は避けたいんで、次は勝ちたいと思います。

―夏に取り組んできたスペシャルセットの調子は
球回しはできてるんですけど、最後の決めるところができてないんで、どこのチームも研究はしてくると思うので、その研究された中でどう決めていくのかというのが次のポイントとなるんで、そこを考えて次のゲームではスペシャルセットで点をとれるようにしていきたいです。

―今日はスペシャルセットの調子は
今日はチャンスもあって回しは良いんで、本当に最後決めるだけなんで。どうにか工夫して得点したいです。

―次に東洋大と対戦するまでにどこを修正しますか
Dゾーンをすべて修正して、Dゾーンから良い球出しできれば良い攻撃になるんで、Dゾーンが長くなってしまうと、フォワードも疲れてしまって良い攻撃ができないんで。Dゾーンをいかに早く出れるかがポイントだと思います。

―中大戦にむけて
2連敗と言うことは本当に避けたいんで、何としてでも勝ちたいと思うんで。来週まで練習もありますし、しっかりやっていきたいと思います。

篠田一輝(法3)

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
そうですね、今んとこリーグ戦ではうちと東洋は負けてなかったんで、良い勝負ができるかなって思っていたんですけど、最初に先制点入れられてから徐々に崩れちゃって立て直せなくて、負けてしまったんですけど、一番の敗因として反則が続いてしまったことで、まだ東洋と当たる機会がもう一回あるんで、それまでに修正していきたいです。

―相手の東洋大はデニス選手と池田選手を欠いていましたが印象はいかがでしたか
二人がいなくても層が厚いし、いないからこそ、気持ちも入っているだろうなと思ったんで、いてもいなくても東洋は強いんじゃないかなとは思ってましたね。

―終盤まで反則が多かった要因は
足が動かなかったのと、足より先にスティックが出てしまったのが原因ですね。

―リーグ戦の好調の要因は
去年と違って今年はチームの決まり事としてひとつでかいものを作ったんでみんながそれを意識してまとまっているんで点差がいくら開いても勝つ気持ちは変わらないんで、それが逆転に繋がってるんじゃないかなと思うし、こうやって勝ち続けてるんだと思います。

―篠田選手の調子はいかがですか
自分としてのポイントとかはあんまりないんですけど、一応チームに貢献できてたら良いなと思います。

―次の中央戦に向けて意気込みをお願いします
サマーでもPSの最後まで持ってったんですけど、やっぱり強いチームなんで、今の東洋戦を反省して中央戦に向けて頑張りたいです。

 

フォトギャラリー

  • toyo1 1プレーでチームを引っ張る岩槻
  • toyo1 2センタリングを待つ山田淳
  • toyo1 3力強い攻撃を見せる間山
  • toyo1 4キープレイヤー佐々木
  • toyo1 5スピードスター末廣
 

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