アイスホッケー

関東大学リーグ戦 対中大 第3ピリオドの猛追!価値ある引き分け!

平成24年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 Div.Ⅰ-A 対中大
2012年10月7日(日)
新横浜スケートセンター

前週の東洋大戦では今季最大失点で大敗を喫した法大。この日の相手は宿敵中大。昨季のインカレ、春の選手権、夏のサマーカップといずれもこの中大の前で苦杯をなめてきた。前週の流れを引きずらずに、因縁の相手に対してどう立ち向かっていくか。リーグ戦前半最大の山場と言えるゲームの結果は…!?

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第3P歓喜の同点弾!

試合結果

トータル試合結果

2
(21)
0(6) 1P 1(13) 2
(37)
0(3) 2P 0(14)
法政大学 2(12) 3P 1(10) 中央大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表示しています。

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/KP
中大 1 12:51 54 伊藤剛史 28 室谷徹 KP
中大 3 06:38 68 星龍之介 PP
法大 3 12:12 18 山田淳哉 30 小原日向 81 横山恭也 KP
法大 3 14:46 30 小原日向 17 村上亮 18 山田淳哉 PP

※P.Pは法大のパワープレー、K.Pは法大のキルプレーを表示しています。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 C 10 多田真章 18 山田淳哉 30 小原日向 20 酒井大之 81 横山恭也
2 23 末廣直樹 17 村上亮 32 間山慎也 4 佐々木祐希 6 松本勝利
3 11 吉田厳介 A 16 岩槻翔悟 21 篠田一輝 44 清水省吾 57 山田康太
4 88 石橋智輝 A 22 有澄遼 91 中口郁弥 7 今井慶和 52 中本圭亮

※GKは#70 黒川達志が出場

戦評

 第1ピリオドの序盤は中大のフォアチェックを、法大が絶妙な距離感でのパス回しでかわして攻撃につなげ、フィニッシュには結びつかなかったものの互角の立ち上がりを見せる。しかし運動量に勝る相手に徐々にペースを握られると、速攻からシュートまで持って行かれるシーンが目立つようになる。するとKP中の12分、Dゾーンでパックを回され、低い弾道のミドルシュート。パックは意表を突かれたGK黒川の股を抜く形となってゴールに吸い込まれ、やや不運な形で先制点を献上してしまう。反撃に出たい法大だったが、シュートはおろかパスも繋がらない有様で、逆に中大のカウンターを浴びる展開に。追加点は何とか許さなかったものの、防戦一方と苦しい中第1ピリオドを終える。
 
 第2ピリオドになってもこの悪い流れは改善されるどころか、シュート数3対14の数字が示す通り、更に相手に押し込まれるようになる。しかし、法大は集中力を切らしていたわけではなかった。このピリオドだけで計3回もあったKPをDF、FW双方が連携して激しくチェックに行き、なかなか相手に決定的なシュートを打たせない。さらに幾度もチームを救ってきた黒川がこの日も冷静な判断でゴールを死守してみせた。攻撃では思うようにパスが回らない中、13分にはFW岩槻が右から強烈なシュートを放ち、19分にはFW村上がドリブルで複数の相手をかわしGKと1on1になりシュート。いずれも惜しくも外れたが、FW陣が虎視眈々とチャンスを狙っていることを見せつけた。内容は良くない第2ピリオドだったが、結果的にここで相手の攻撃を耐えきったことが大きかった。
 
 勝負の第3ピリオドは5分に相手選手がトリッピングで退場になり、PPのチャンスを得る。しかし、ここで法大に痛恨のミス。センターライン付近でのパス回しの乱れを相手FWにターンオーバーされると、そのまま法大ゴールに独走。黒川も1on1を防ぐことが出来ず、中大に決定的な2点目が入る。その後も相手のシュートがポストを叩いたり、再びパスカットから独走を許し、かろうじて黒川が防ぐなど、嫌な流れが続いた。
 
 だが、法大はここから執念の反撃を見せる。KP中の12分、FW小原のパスを受けたDF横山のクロスを山田淳が合わせ、1点差に詰め寄る。この試合3度のペナルティで退場していた山田淳のうっ憤をはらす一撃から流れは完全に法政に傾き、相手に怒涛の攻撃を浴びせる。そして16分、山田淳のクロスから村上がシュート。そのこぼれ球を小原が押し込み、ついに法大が同点に追いつく。その後も小原、岩槻、山田淳等が次々とシュートを打つが、最後に決勝点を奪うことは出来ず試合終了のブザーが鳴った。

 勝つことは出来なかったが、敗色濃厚の試合を引き分けに持ち込んだことの意義は大きく、まさに最後まで諦めない今季の法大を象徴するような試合だった。前半戦の「4強」との対戦は1勝2分け1敗。昨季は通算で1勝7敗だったことを考えれば、上々の成績だと言えよう。次戦の日体大戦は前半最終戦。後半戦に勢いをつける意味でも、しっかりと勝っていきたいところだ。

試合後の選手のコメント

黒川達志(文3)

―今日の試合を振り返って
1点目は僕のミスでとられちゃって。たぶんロースコアの試合になると思ってたんで、正直1点目入れられたときに、やっちゃったなと思ったんですけど。そこから切り替えて次にFWが点をとってくれるまで我慢しようと思って。先に2点目とられちゃったんですけど、そのあとうちが1点取ってから勢いに乗って追いつけて。まあ負けなかったということで、でかい結果だったんじゃないかなと思います。

―ロースコアの展開で意識したことは
簡単に一発で入れられないということを意識していました。うちはしっかり守ってくれるんで、1本目で入れられなければセカンドチャンスを相手に与えることもないんで。そこは意識して、1本目1本目というのを意識してやりました。

―前週の大敗からどう切り替えましたか
そうですね、前の試合はうちの悪い流れっていうか、点差が開きだすと気持ちが入らないというか、そういう雑なプレーが多くなっちゃって、このリーグ戦で最悪のゲームだったんですけど。逆に最悪のゲームだったからこそこれを機に切り替えて、まだリーグ戦はずっと続いていくし、良い位置につけていると思うんで、諦めないで中央をしっかり戦おう、という話はしてました。

―中大とはサマーに引き続いて3ピリオドで決着がつきませんでしたが
中央はここ最近は、インカレも制覇してますし本当に良いチームということで、うちはチャレンジャー精神でっていう話しだったんですけど。夏に悔しい負け方してるんで、絶対に負けたくないなってのはあって、今日は引き分けたんで、最高ではないですけど、良かったのかなと思います。

―次はリーグ戦前半の最終戦となる日体大戦ですが
前半戦の最後なんで、法政の良いホッケーをして、良い形で勝って。まだ良い位置にいるんで、次勝って後半戦に良い流れでいきたいと思います。

小原日向(営2)

―今日の試合を振り返って
1ピリ2ピリはシュートが少なくて、3本とか6本とかだったんですけど、3ピリになってシュートを打ち始めて、そこで流れが変わったと思います。
 
―相手は宿敵の中大でしたが
中大にはずっと負けてるんで、負けないという気持ちでやりました。
 
―第2ピリオドまではかなり押されていたが、何か声を掛けあったか
とりあえずゴールに向かっていなかったので、ゴールに向かうようにシュートを打つようにしました。
 
―山田選手のゴールから流れが変わったように見えたが
自分たちのパワープレーの時に相手に点を取られてしまって、逆に相手のパワープレーの時に点を取ったので、そこで流れが来たので…
 
―その中で同点ゴールを決めたが、今日のご自身のプレーについては
今日は足も動いていて、周りも見えていたので、良かったと思います。
 
―これでサマーカップに続いて中大に引き分けましたが
去年は2点差とかになるとそのままズルズルいってしまったんですけど、今年はそこで諦めずに同点にすることが出来ているので、成長していると思います。
 
―日体大戦にむけて
日体大戦が前半最後なんで、みんなで勝って、後半に繋げていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • chuo1 1第3P歓喜の同点弾!
  • chuo1 2チームを引っ張る多田
  • chuo1 3身体を張る#岩槻
  • chuo1 4山田淳のスケーティング
  • chuo1 5黒川の中大戦にかける思いは強い
  • chuo1 6ゴール前で粘る小原
  • chuo1 7攻撃の起点ともなる横山

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