アイスホッケー

関東大学リーグ戦 対明大 一歩及ばず...今季初の連敗で遠のく優勝...

平成24年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 Div.Ⅰ-A 対明大
2012年11月3日(土)
ダイドードリンコアイスアリーナ

後半戦を1勝1敗で、迎える相手は前半に引き分けた明大。法大はここで敗北すると、優勝の確率はほぼなくなってしまう。対する春の王者で優勝候補の筆頭に挙げられていた明大だが、後半戦初戦で最下位の慶大にまさかの敗戦を喫している。この敗戦で明大のメンタル面に影響はあるのか。お互いにリーグ優勝への望みのために負けられない試合は激しい展開となった。

meiji2 1
ゴールを守る黒川

試合結果

トータル試合結果

3
(38)
2(16) 1P 1(17) 4
(46)
0(11) 2P 2(19)
法政大学 1(11) 3P 1(10) 明治大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表示しています。

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/KP
法大 1 03:45 16 岩槻翔悟 10 多田真章 18 山田淳哉 PP
法大 1 06:45 18 山田淳哉 KP
明大 1 15:07 40 上野滉太 14 佐藤光 KP
明大 2 10:47 87 金悠司 38 大椋舞人
明大 2 15:43 19 牛来拓都 40 上野滉太 11 大津晃介
明大 3 03:32 21 赤坂卓哉 19 牛来拓都 14 佐藤光 KP
法大 3 57:25 18 山田淳哉 PP

※P.Pは法大のパワープレー、K.Pは法大のキルプレーを表示しています。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 C 10 多田真章 18 山田淳哉 88 石橋智輝 20 酒井大之 81 横山恭也
2 23 末廣直樹 17 村上亮 30 小原日向 4 佐々木祐希 6 松本勝利
3 19 磯田祥平 A 16 岩槻翔悟 21 篠田一輝 44 清水省吾 57 山田康太
4 11 吉田厳介 A 22 有澄遼 91 中口郁弥 7 今井慶和 5 高橋峻

※GKは#70 黒川達志が出場

 戦評

 第1ピリオド3分に早くも明大がペナルティを犯すと、このパワープレーのチャンスを法大は逃さず、FW多田のシュートのこぼれ球をFW岩槻が押し込み、見事に先制する。ここから試合は早くも大荒れの展開に。再び明大のペナルティで一人が退場し、攻めたい法大だったがDF佐々木、DF高橋がペナルティを犯し、4-3のショートハンドとなる。しかし6分、フォアチェックに行ったFW山田淳が相手のパスミスを誘うと、パックを拾いそのままブレイクアウェイ。相手ゴーリーとの1on1を冷静に制し、法大に追加点をもたらした。リードして落ち着きたい所だったが、その後もFW石橋、岩槻、DF横山が退場になるなど反則が目立ち、キルプレーの連続となってしまう。明大の猛攻を受け続けると14分、明大FW上野が左サイドから放たれたシュートは、GK黒川の死角を突きゴールに吸い込まれた。第1ピリオドはこの1点で何とか凌いだが、相手に押される時間が長かった。
 
 続く第2ピリオドも明治のペースは続く。相手のキレのあるパス回しになかなかパックを奪えず、何とか攻撃を防いだ後も相手の素早いチェックにパスが合わないシーンが目立ち、押し込まれる展開となる。必死に身を投げ出し相手のシュートを防ぐ場面なども見られたが、迎えた10分。巧妙なパス回しでDFを崩されると最後は明大FW金にシュートを突き刺され、ついに同点に追いつかれる。さらに明大の勢いは止まらず、続く15分には鮮やかなカウンターから明大の主将・FW牛来にゴールを許し、逆転を許してしまう。17分、FW多田が相手にボーディングの反則を犯した直後にDF酒井が相手選手を蹴ってしまい、マッチペナルティで退場。法大は守備の要も失い、嫌な雰囲気の中、第2ピリオドを終える。
 
 悪い流れを断ち切りたい法大だったが、第3ピリオドも苦しい立ち上がりに。キルプレー中の3分、明大のFW赤坂にゴール手前でシュートを許すと、一度は黒川がキャッチしたようにも見えたが、判定はパックを押し込んだとして明大の得点に。厳しい判定で相手に追加点を許してしまう。このまま負けるわけにはいかない法大は、DF松本のミドルシュートは惜しくもバーの上をかすめ、カウンターから山田淳が決定的なシュートを放つなど、徐々に1対1で勝つ場面が増え、明大ゴールを脅かすシーンを作る。そしてパワープレー中の17分。カウンターから山田淳が相手選手をドリブルで置き去りにし、強烈なシュートで明大ゴールを打ち破った。直後に相手選手がペナルティを犯し、残り1分となったところでタイムアウトを取る。そして波状攻撃からFW小原、山田淳がシュートを放つが、相手GK伊藤の好守もあって得点を奪うことは出来ずタイムアップ。終盤の猛攻も実らず3-4で苦杯をなめた。
 
 最終的には接戦となったが、ゲーム全体の流れを考えれば敗戦もやむを得ないだろう。苦戦した原因はなんといってもこの試合だけで11ものペナルティを取られてしまった反則の多さ。この春からの課題を克服できなければ、リーグ戦、インカレでの上位進出は見えてこない。次戦も前半戦に大敗した東洋大が相手と苦戦は必至だが、ここで気持ちを切り替えて踏ん張り切れるかどうか。この後のシーズンの運命を占う重要な一戦となる。
 

試合後の選手のコメント

山田淳哉

 ―今日の試合を振り返って
どっちのチームにしても今日は絶対に負けられない試合で気合が入っていたと思うんですけど、最初はその中で明治のほうが心の隙があったので、2点先制することが出来たのですが、それによって今度は法政に隙が出来てしまって、そのまま流れがズルズルとあいいぇにいってしまったんではないかなと思います。
 
―試合前の明大対策は
明治はパスワークがとても上手なチームなので、自分たちは相手より早くバックチェックすることを意識してやりました。
 
―今日は2ゴールの活躍でしたが
逆転された後かなりチャンスがあった中で外してしまったので、あの中で決めなくちゃいけないという気持ちもあったし、チームとして僕が得点したことで勢いをつけることが出来たので良かったです。
 
―非常に反則が多い試合になりましたが
どちらのチームにも言えることだと思うんですけど、足が止まったほうチームがやっぱり反則を取られてしまうことだったと言うことで、足が止まっていた時間は反則が多くなってしまって、どちらのチームも大変だったと思います。
 
―最後のタイムアウトでどんなことを話したか
戦術的なこともそうですけど、最後は気持ちだと思うので、みんなでゴールだけ決めようということを確認しました。
 
―ポイント
得点もアシストもそうなんですけど、自分たちが決めないと法政は厳しくなってくると思うので、今は自分たちが決めることでチームも良い位置につけてますし、自分自身も上位を狙えてるんじゃないかと思います。
 
―連敗
無駄な反則が多いのも一つですし、今まで連敗していなかったということもあり、この後チームの雰囲気がどうなるかっていうのが心配です。
 

東洋は首位で、相手も負けられないのは同じですけど、自分たちは本当に崖っぷちなので、体を張ってでもゴールを守って、自分たちでしっかり得点を奪って勝ちたいと思います。

黒川達志

―今日の試合についていかがでしたか
今日は先に二点取れて、うちのペースで進めることができたとは思うんですけど、チームとして課題としているペナルティの多さが出てしまって、そこから崩れて徐々に明治のペースになってしまったと思います。

―自身の調子はいかがでしたか
自分としては悪くなかったと思うんですけど、やっぱり四点取られてしまってはなかなか勝てないのかな、と。

―四失点目は疑惑のゴールだったと思うのですが
試合をやっている僕らとしては必至でやっているので、あの場ではレフェリーの 方に対して熱くなってしまったんですけど、やっぱりスポーツではレフェリーの判定は絶対なので、レフェリーの方がそう判断したならしょうがないのかな、と思います。

―初の連敗となりましたが
これで優勝はかなり厳しくなってしまったと思うのですが、僕たちが次の東洋戦に勝ってまだまだリーグを面白くしていきたいなとは思います。

―これからに向けて改善点は
負けが続いているということを、みんながそれぞれ意識していかないといけないと思います。特に反則が多くなると、チームとしてもリズムに乗れないので、そういうところをみんなで意識していくことが大事かな、と。

 

フォトギャラリー

  • meiji2 1ゴールを守る黒川
  • meiji2 2フェイスオフする岩槻
  • meiji2 3ゴールを狙う村上
  • meiji2 4攻撃に参加する石橋
  • meiji2 5ミドルレンジからゴールを狙う清水
  • meiji2 6活躍を見せる中口
 

 

 

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