自転車
 

【自転車】全日本学生TRS第7戦(最終戦)

全日本学生トラックレースシリーズ第7戦(最終戦)
2013年12月1日(土)
静岡県伊豆ベロドローム

年間を通して行われる全日本学生TRS(トラックレースシリーズ)。その最終戦には法大から新村穣(法2)と鈴木康平(スポ1)の2人が出場。鈴木は年間ランキングで7位につけた。

新村はポイントレースで4位

試合結果

4kmインディヴィデュアルパーシュート

DSQ 新村穣

1kmタイムトライアル

4位 鈴木康平 1分09秒481

ポイントレース

4位 新村穣 10点

6位 鈴木康平 3点

戦評

 専門種目のインディヴィデュアルパーシュートで自己ベストを目指した新村だったが、結果はまさかの再追い抜きによる失格。最初から全力だった同走の選手と、後半から徐々にペースを上げようとした新村の走りが悪い形で噛み合ってしまった。1kmタイムトライアルに出場した鈴木は、「姿勢を意識して」走ったが前日のレースよりもタイムが下回った。それでも「時期を考えたらこんなもの」と数字については気にしていない様子。その後2人はポイントレースに出場。新村は昨年の新人戦以来となる約1カ月ぶりのポイントレースだったが、1着で周回点を獲得し「自信になった」と話す。一方で鈴木は「もう少し積極的にスプリントに参加すればよかった」と反省を口にした。(上田康太郎)

選手のコメント

新村穣

―インディヴィデュアルパーシュートでは同走者に追い抜かれました。今日は調子が良くなかったのでしょうか
不調ではなかったです。ドーム(ベロドローム)でタイム的な感覚とか、走り慣れていない部分があって。自分は、前半は抑えて後半に飛ばしていこうというタイプなんですけど、相手が前半から上げていくタイプの選手だったので追い抜かれてしまいました。(追い抜かれてから再度)追い抜いたら失格というのは気づいていたんですけど、自分の力をほとんど出さないまま終わるのは嫌だなと思って…。(再度追い抜いて)失格になってしまいましたね。

―追い抜かれたことは想定外でしたか
想定外ですね。走り終わったあとのタイムを計算しても、自分はいつも通りの走りをしていて。その後も自己ベストを狙えるようにペースを上げていこうかな、と思っていた矢先に抜かれてしまったので。

―今回の1位の選手のタイムは、新村選手が自己ベストを狙うような内容で走り切れば越えられそうでしたね
持ちタイムも(自分の方が)1秒以上上回っていて、今回はこれまでのベストを上回るつもりで走っていたので。抜かれた相手が結果的に1位だったんですけど、残念な気持ちと前半からもっと上げておけばという後悔はありますね。

―ポイントレースの出場はいつ以来ですか
学連が主催のレースでは去年の新人戦が最後だと思います。確かその時は7位で。もともと個人追い抜き(インディヴィデュアルパーシュート)を専門に取り組んでいるので、一定のペースで走る走り方をしているんですけど、ポイントレースみたいにアップダウンがあってインターバルがかかるような走り方だとダメだなと。自分は(ポイントレースでは)あまり結果を出せないので敬遠していた部分がありますね。

―今回はどういった意図で出場しましたか
来年のインカレがドームで行われるということも見据えたうえで、団体追い抜きとかのタイムをより向上させるためにもインターバルトレーニングの一環として強化できたらいいなという思いで出場しました。「強くなりたい」という気持ちで苦手な種目にもチャレンジしました。

―ポイントレースで収穫はありましたか
今日のポイントレースの中にも個人追い抜きを専門に走っている選手が何人かいて、そういう人と自分を比べてタイムの差はどれくらい、ポイントレースの差はどれくらいとわかったことはいいきっかけになりました。成績的にはそんなんい満足していないんですけど、1回だけ1着で周回点を取れたことは自信がつきましたね。

―最近は精力的にレースに出場していますね
けがで休んでいた部分を補うという意味も多少あるんですけど、来年のインカレまでを考えた時に、オフシーズンという形で完全に休んでしまうと調整が間に合わなくなっていまうのではという懸念があったので。それで試合には積極的に出て、レース勘も衰えさせずに自分を強化させていきたいなという気持ちがあります。

―今シーズンをふり返って自己採点をしたら何点ぐらいでしょうか
40点くらいですね。人生の中で初めて全国大会で表彰台に乗って、団体追い抜きなので乗せさせてもらったという表現の方が正しいのかもしれないですが、そこの部分は凄く嬉しくて。団体追い抜きと個人追い抜きのメンバーに選出してもらえたことは凄く光栄なことなので、そこは評価するべきかなと思います。残りの60点は自分に妥協していた部分や、練習でもっと追い込める部分があったかなと思って。そういう側面を来年の課題へつなげたいです。

―印象に残っているレースはありますか
全日本選手権の団体追い抜きは良い意味で特に印象に残っているとしたら、インカレの団体追い抜きは悪い意味で印象に残っていますね。

―大学2年目のシーズンの収穫または改めて見つかった課題はありますか
大学1年生の時は高校からあがったばかりだったので、ついていかなきゃという気持ちが多くて自分の力がどこまで通用するかっていう気持ちで走っていたんですけど。2年になった時に色々挑戦してみようということで、ギア比を変えてみたり、フォームを変えてみたりすることがありましたね。レースも回数出るようになって、経験値が上がって、課題も見つかったのでそこを強化して来年良い結果を残せればと思いますね。

鈴木康平

―今日のレースはどういった目的意識で出場しましたか
オフとはいえど自転車に乗らなくてはいけないので。大会なんですけれど練習にもなるので出場しました。

―出場したタイムトライアルとポイントレースについて
もうちょっと前半でポイントが取れたかな、と思います。逃げが決まるようなレースではないとわかっていたので、もう少し積極的にスプリントにいけばよかったと後悔はあります。タイムトライアルは…遅いですね。昨日も別の大会があって、そっちの方がタイムが良くて。(今日は)姿勢を意識して走ったらあのタイムでした。でもこの時期にしたら、こんなものなのかなという感じです。

―専門の個人追い抜きに限らず色々な種目に出場しますね
そういう意欲は必要だと思っています。冬になると自転車に乗る機会が減ってくるので大会も積極的に出た方が良いと思っていますし、自主練習でもたくさん乗りたいですね。

―大学1年目を振りかえっていかがですか
前半は学連の大会以外で色々あって、(メンタル面で)少し病んでいた部分があって。後半は結果はあまり良いわけではなかったんですけど、楽しくやることができました。

―印象に残っているレースはありますか
インカレの団抜き(団体追い抜き)ですね。その次が全日本トラックです。たぶん他の大学よりも(練習で)合わせた回数が少ないと思うんですよ。そのなかで思ってた以上のタイムが出て良かったなという意味と、もっとやりたかったなという気持ちがあります。(団体追い抜きのメンバーに)4年生がいなかったので、来年も記録を伸ばしていきたいという期待もあります。

―今年の成績を自己採点するとしたら何点でしょうか
33点ですね。前半がダメだったので。記録的な部分もあるんですけど、けがをしてしまったので。練習がまともに出来なかった時期がだいたい1カ月くらいあって、その間に他の学校の同い年の選手が成績を残していたりして。

―今年1年間の収穫はありますか
大会なんですけどシリーズ戦だとレースは何回もあって、気持ち的には練習感覚でたくさんの速い人達と競える機会があるというのは良かったです。もともと団体追い抜きの選手なので、経験知的に上がったような気はしますね。本来やるべき個人追い抜きに関しては避けてしまっていて。けがで自信が無くなってしまって、自分の中で弱気になってしまいました。

―今もまだ自信を失った状態ですか
今は逆にやる気が出ています。競争をやるのは一区切りついたかな、と。これからも取り組むんですけど、個人追い抜きも本格的に取り組んでいきたいです。

 

フォトギャラリー

  • 1s新村はポイントレースで4位
  • 2s集団を走る新村
  • 3eポイントレースは約1年ぶりの出場
  • 4t専門種目の個人追い抜きは失格
  • 5y鈴木は1kmTTで4位
  • 6hポイントレースは6位
  • 7j出走前の鈴木
  • 8i鈴木はTRS最終ランクングで7位に入賞した
 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

sigatugou R

定期購読の申込み