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【自転車】第27回東京六大学対抗自転車競技大会

第27回東京六大学対抗自転車競技大会
2013年11月9日(土)
千葉競輪場

毎年恒例の六大学戦が今年も行われた。夏のインカレではトラック、ロードともに六大学で1番の成績を収めた法大だったが、今大会は明大に3点差およばず優勝を逃した。

優勝して喜ぶ新村(手前)

試合結果

男子 2位(61点)

スプリント

2位(7点) 植原琢也

5位(4点) 靍良生

1kmタイムトライアル

1位(9点) 新村穣

スクラッチ

2位(7点) 寺崎浩平

8位(1点) 鈴木康平

ポイントレース

3位(6点) 青野将大

5位(4点) 山本洋平

8位(1点) 湊諒

チームパーシュート

1位(12点) 新村穣・寺崎浩平・鈴木康平・青野将大 4分36秒18

チームスプリント

2位(10点) 菊山将志・靍良生・植原琢也 51秒03

男子オープンレース

エリミネイションレース

4位 酒向俊平

1kmタイムトライアル

1位 菊山将志 1分11秒58

3位 島袋大地 1分11秒99

5位 浅井創 1分16秒05

4kmチームパーシュート

1位 秋田龍・酒向俊平・湊諒・山本洋平 4分49秒60

女子

200mタイムトライアル

1位 丸田京 13秒80

500mタイムトライアル

1位 丸田京 39秒26

戦評

 菊山将志(環1)、靍良生(文1)、植原琢也(法1)と1年生で編成したチームスプリントは明大に約0.6秒およばず2位。1走・菊山と2走・靍は「課題が見つかった」と悔しさをにじませた。靍と植原はスプリントにも出場、それぞれ5位と2位に終わる。靍は1/2決勝進出をかけたレースでロードが専門の選手に敗れ「特に納得がいかない」と表情を曇らせた。植原も2位ながら「いつも通りのパターン」で負け、冬場のトレーニングで巻き返しを誓った。菊山は新人戦後のトレーニングの成果が出て、オープン種目ながら1kmTTで優勝を果たした。「タイム的にも6位入賞はできた」と上のカテゴリでの出場に意欲を見せる。ポイントレースは、インカレで入賞を果たした青野将大(法1)の3位をはじめ、山本洋平(法3)が5位、湊諒(文3)が8位と全員がポイントを稼いだ。寺崎浩平(営2)は専門のスクラッチに出場。1位を狙えるレース展開だったが500mバンクの直線距離が「以外と長くて」、最後にスプリントで捲られ2位。けがから復活した新村穣(法2)は1kmTTで優勝を飾る。けがで調整不足に不安があったが「負けていられない」という気持ちで結果を残した。新村と寺崎に鈴木康平(スポ1)と、けがで今大会を欠場した深瀬泰我(営3)に代わった青野を加えて走った4kmチームパーシュートも優勝。2位の早稲田を3秒以上引き離して実力の差を見せつけた。
 全ての種目で3位以上の入賞者を出した法大だったが、わずか3点及ばず明大に屈し昨年同様2位に終わった。1kmTTで上位に入賞する実力を持つ深瀬の欠場が、結果的に順位に響いた形だった。(上田康太郎)

選手のコメント

新村穣

―2種目で優勝おめでとうございます
りがとうございます。とりあえず嬉しいです。個人種目で優勝したのは初めてだったので。全国ではなく(規模が)小さい大会なんですけど、ある程度レベルの高い大会で勝てたことは嬉しいです。

―「とりあえず」ですか
まだまだタイムとかに課題があるので、来シーズンに向けてということを考えたら完全には喜べないですね。

―けがの状態はどうでしょう
けがは治りました。リハビリをほとんど終わらせて、今回は無理をして、身体の調子を崩して走ったわけではないです。練習不足とかはありますけど、けがに関してはもう大丈夫です。

―いつ頃治りましたか
2週間くらい前です。ヘルニアだったので腰のあたりの(筋肉の)湾曲があると痛みを感じてしまって。それを自分で直せるように背筋をつけたりしました。その他には日常生活で腰に負担をかけないようにしました。

―1kmTTについて
走る前から、国体で負けた深瀬(泰我)先輩がけがで欠場することがわかっていたので。他の(出場する)メンバーを見た時に「勝てるかな」と思っていたので、走る前から優勝を狙っていました。

―新村選手の後にも走った選手がいましたが、タイムを抜かれない自信はありましたか
内心ひやひやしていました。でも出し切った感じはあったので手応えを感じていました。

―チームパーシュートでは珍しく走り終わったあとに喜びを表現していましたね
仲間がタイムを計ってくれていて、最終組で走り終わった瞬間に勝利が確定したことを聞いて嬉しくて。

―インカレ、国体、新人戦はいずれもけがを負っていた状態でのレースでした。今回は久しぶりに万全な状態でのレースでしたね
体力などはピークの時よりも落ちてしまっていて、取り戻さなければいけない課題はは多くあるのですが、痛みを感じずに走ることが出来たので、レースを通してとても楽しく走りきることができました。本格的なトレーニングを再開したのは1週間前からだったので、今日に間に合うか不安もあったのですが、他大学の選手や部内でも負けてられないという気持ちで練習に取り組みました。

―500mのバンクは走りやすいですか
あまり好きではないですね。カントが無くて、もろに自分の力が出るというか。風も強かったのでそういう部分も影響してくるのかな、と。

―寒い天候の中でのレースでした
インカレが1番良い時のイメージで走っているので、そのイメージ通りの身体が動かないというのはありますね。頭では走っているつもりだけど、みたいなこともあります。

―年内最後のレースにあたるTRS最終戦はどんな目的意識を持って臨みますか
けがのブランクの期間が長かったので、回数出て試合慣れさせてもらいたいな、というのがあって出させてもらいます。種目も4kmインディヴィデュアルパーシュートで、自分の専門を走るので、タイムを更新して自己ベストを目指したいです。

寺崎浩平

―今日のレースを振り返って
スクラッチは逃げを抑えて逃がすという展開を自分は考えていなかったので、思ったより脚を使ってしまいました。結局、後輩が逃げたのも吸収されてしまって。思い通りのパフォーマンスが出来たかと言えば、そうは思えないですけど、自分としては精いっぱい走って。初めての500バンクだったので、(直線)距離が以外と長くて最後に捲られてしまったのは非常に残念です。自分はスプリントに自信があったので、(1位を)取れるかなと思ったんですけど。団抜きはインカレでほぼ同じメンバーだったので、40秒は普通に切れて、優勝は去年もしているので、今年も出来ると思っていました。

―インカレが終わってからはどんな練習を
国体があったので地元に帰って、地元の先生のもとでバイクに引っ張ってもらったりして練習していました。

―専門はポイントレースではなくスクラッチですか
はい、そうです。もともと高校の時にスクラッチ優勝したという成績で(法政大学に)入ってきて、去年はポイントレースで実力を発揮できなくて、成績もあまり良くなかったので今年はスクラッチに出ました。

―トラックのレースは今日が最後ということで、今季を振り返ってみて
満足は全然していなくて、国体も準決で予選落ちしたり。インカレにしても団抜きで3‐4位決定戦で3位逃して4位で。自分としては結果が良くなくて、悔いが残る順位ばかりで。それ(悔しさが)来年につながればいいな、と思っていますね。

―今後の課題を挙げるとしたら
監督にも言われていますが、速いスピードにおける持久力が足りないということで。ロードで長距離を乗り込むこととか、課題はたくさんあります。

菊山将志

―今日の結果について
結果はいちおう満足はしてはいるんですけど、チームスプリントで負けてしまったので、課題がまた見つかりました。それと個人的になんですけど、(1kmTTで)優勝したんですけどタイム的な問題があって。少し練習を取り戻したので、走りは楽でしたね。

―練習とは以前言っていたスクワットですか
はい、植原と一緒にやったりして。(寮の仕事が終わった後の)夜9時くらいから1時間くらいでばっとやってしまいます。

―チームスプリントのメンバーは全員1年生でしたが、合わせた練習はどれくらいしましたか
いや、全然ですね。合わせは1回もしないで挑んだので。東日本でもこのメンバーでやったんですけど、その時も合わせていなくて。今回も合わせずにいきましたね。個人が淡々と練習していました。

―自分の役割は果たせましたか
先頭でスピードに乗せる役割なんですけど、ダッシュが必要で。ダッシュで(スピードに)乗せた後も、お尻を降ろして(スピードを)上げていかなくてはいけないので。自分はスタートでスピードに乗せるのは良いんですけど、お尻を降ろしてからが苦手で。そこが入学当時から課題で、まだ解決していなくて。コアトレーニングが大事だなと思っていて。腹筋や背筋など軸をしっかりしなくちゃいけないです。(軸が)ブレてしまって思ったようなペダリングが出来ていないので、そこが原因かなと思いました。

―TTは優勝でしたが、やはりオープンではなく上のカテゴリに出たいという気持ちはありますか
そうですね。タイム的にも新村先輩と一緒の方に出ていたら6位に入賞できたので、悔しかったです。

―500mのバンクは走りやすいですか
走りにくいですね。やっぱりコーナーが長いので、スピードに乗せきれないんですよね。スピードがないと、タイムが落ちやすくて結果が出にくいので。基本的には小さいバンクの方が走りやすいので、500はなかなか難しいですね。

―この後のレースは
今年はもう終わりで、次は来年の神宮クリテリウムです。それまでは体幹トレーニングやサーキットトレーニングでオフの練習になりますね。

―大学1年目をふり返って
だいぶ辛かったです。寮の仕事をしながら練習もして、なおかつ学校にも行かなくてはいけないので。その3つ全てをこなしてこそのトップアスリートだと思っているんですけど、前期はそれがなかなかできなくて。後期は多少取り戻したんですけど、時すでに遅しというか、間に合わなくて。でもまだ1年目なので、来年もあるので。お仕事もなくなって。(寮の仕事はとても辛いが)それを乗り越えると、もう1ランク上にいけると思っているので、それで頑張っています。

靍良生

―今日のレースについて
悔しいですね。納得はいかないです。

―チームスプリントは1年生だけで走りました
東日本も同じメンバーで走ったんですよ。それで全開よりも、結果は良くないと思っています。寒い時期ですが、悔しいですね。

―悪かった点を具体的に挙げるとしたら
自分は二走だったんですけど、二走で三走につなげられような走りが出来なかったことが1番悔しいですね。スピードに乗せられなかったことが。

―スプリントについては
スプリントは特に納得がいっていないです。早稲田の選手に負けたんですけど、その選手はトラックではなくロードを専門にしていて。自分も舐めていた部分があって。ロードの選手に負けたことは本当に悔しいです。

―5‐8位決定戦で最初に飛びだしてそのまま逃げ切りました
もうやるしかないと思っていたので。狙った通りでしたね。

―1年生だとトラック種目では植原選手の活躍が目立ちます。対抗心はありますか
強いので、あっちは自分に対してそういうのはないかもしれませんが、自分はライバルだと思っています。同期でもあって目指すべき選手でもあります。

―大学1年をふり返ってみて
練習をちゃんとやっていなかった部分があったんですけど…。悔しい1年でした。(寮の仕事も忙しいけど)それを言ったら言い訳になるので、自分が悪いです。

―どういった部分が課題ですか
目標は今年のタイムを超すことです。インカレで、まず入賞することを目標に頑張りたいです。

植原琢也

―今日のレースをふり返って
全然ダメだと思います。

―どういった部分が課題でしょうか
スプリントはふり返ってみて、脚で勝負できても、技術面でずっと負けてきて。今日もいつも通りのパターンで負けたので。1番大事なのは技術面で、冬の間にビデオを見たりして勉強しているんですけど。最後の明治の橋本に関しては完全に脚で負けたので。冬に力をつけていきたいです

―技術面とは具体的に
自分は基本的に重いギアを踏んでいるんですけど、それを生かす必勝パターンみたいなものがあって。そのパターンに持ち込めるか、持ち込めないかで変わってくるので。1本目は途中までうまくいったんですけど、気持ちが焦っちゃって。トラックバックが長いんですけど早めにかけすぎちゃって。最後に刺されるという形になってしまって。数こなしていくというのが大事ですけど、負けた原因を自分の中でわかっているのでそれを直していきたいです。

―500mのバンクは走りやすいですか
自分は埼玉の高校時代に大宮競輪場で、500バンクで走っていたので、特に(やり辛さは)無いですね。慣れていると言えば、慣れています。

―チームスプリントの方は
チームスプリントは団体なので一人じゃどうしようも無い部分があるんですけど。やっぱり前の2人をカバーできるくらいには力をつけないとダメですね。安心して任せてもらえるくらいの選手になります。

―チームスプリントにおいて自身の役割は果たせたと思いますか
明治と0.6秒差、でしたっけ?やっぱり(出来は)満点ではないですね。

―大学1年目をふり返ってみていかがですか
高校時代はけがが多くて、全然活躍できなくて。法政大学さんに入れてもらって、やっと実力通りに走れてきたかな、という部分があります。今がたぶん自分の本来の実力を出せ始めたころだと思うんですよ。なのでそれをもっと活かして。冬が大事ですね。冬の練習でもっともっとレベルアップして、インカレとか、国体とか全日本とか。法政大学の一員として見てもらえうように頑張ります。

 

フォトギャラリー

  • 1z優勝して喜ぶ新村(手前)
  • 2cチームパーシュート(左から青野、新村、寺崎、鈴木)
  • 3rオープンチームパーシュート(左から酒向、秋田、山本、湊)
  • 4rg1kmTTでも優勝した新村
  • 5y寺崎は専門のスクラッチで2位
  • 6g靍はスプリントで5位につける
  • 7mチームスプリント(手前から菊山、靍、植原)
  • 8iu丸田は2種目とも1位
 

 

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