空手
 

【空手道】第24回関東学生空手道体重別選手権大会

第24回関東学生空手道体重別選手権大会
2013年11月4日(土)
慶應義塾大学日吉キャンパス日吉記念館

今大会は個人戦ということもあり、団体戦のメンバーから漏れている選手も多く出場。団体戦のレギュラーメンバーが苦戦した一方で、他の選手の活躍が目立った。

-67kg級ベスト8の花車

試合結果

男子

-60kg級

小野田守徒 ベスト8 

中野翔太 3回戦負け

若林鴻佑 2回戦負け

山下慶太 2回戦負け

立花良平 1回戦負け

-67kg級

花車勇武 ベスト8

酒井優志 ベスト16

前川正成 2回戦負け

山本智哉 1回戦負け

山中航平 1回戦負け

-75kg級

山崎祐樹 ベスト16

林康平 2回戦負け

鹿島瑞生 1回戦負け

-84kg級

竹迫翔平 1回戦負け

千葉大輔 棄権

女子

-50kg級

進藤理央 1回戦負け

-55kg級

中平未希 1回戦負け

-61kg級

坂本瑞季 1回戦負け

戦評

 -60kg級では小野田守徒(文1)がベスト8に入る活躍。初めての大会ながら堂々たる活躍を見せけがからの復帰をアピールした。若林鴻佑(営4)は同じブロックの小野田との対戦を望んだが、2回戦で敗れ叶わなかった。中野翔太(文4)も久しぶりの公式戦だったが、自分の空手でシード相手を倒し3回戦まで進んだ。「勝負どころで必ずポイントを稼げる技を磨きたい」と語るように課題も見えた。これまで団体戦での出場はないが大舞台で4年生の力が必要となる時が来るかもしれない。 -67kg級では花車勇武(国1)がベスト8。「優勝したかった」と悔しさを滲ませた。準々決勝で六大学対抗戦で勝利した相手に破れ、「今までの投げ、上段の攻撃では警戒されてしまっている。もっと中段を磨かねばならない」と現時点での実力を確認する機会になった。 -75kg級では、関カレで負けなしとここまで順調に調整を続けていた山崎祐樹(国2)が決勝進出を目指したがベスト16に終わる。「気持ちの面でどこか浮ついた部分が重心が上がってしまった。後輩たちの成績を超えれずとても悔しい」と後輩二人の活躍に大きな刺激を受けたようだ。この階級では今年チームを引っ張ってきた鹿島瑞生(文3)が初戦で敗れた。 -84kg級でも竹迫翔平(理3)が初戦負けだったが、千葉大輔(理4)主将は「自分で直す所を理解して試合に望んでいるので」と、勝敗よりも「課題を直せたか」に重点を置き今後を見据えた。千葉はけがの影響でこの大会は辞退した。
 今大会は、ベスト8に入った小野田をはじめ、中野や林康平(スポ1)といったふだん団体戦のメンバーから漏れている選手が良い内容の試合を見せた。彼らの活躍が、精彩を欠いたレギュラーメンバーに良い刺激を与えたなら、全日本に向けて意義のある内容だったと言えるだろう。(安藤岳)  

選手のコメント

千葉大輔

―それぞれの選手の試合の出来というのはいかがでしょうか
見ている限りではそんなに良くはないかと。いつも試合に出ている5人があんまり良くなくて、逆にいつも試合に出ていない控えの方が良く動けているのかなと感じます。

―竹迫選手や鹿島選手が1回戦で負けてしまいました
自分のダメなところをわかっているはずなので、そこを直そうという意識で試合に臨んでいると思うので。そういった意味では、自分は負けたことはあまり悪いとは思わないんですけど、その課題を直せたかどうかは各選手に聞きたいなと思います。

―そういった中で1年生の2人が良い結果を残しました。2人の結果はどう捉えますか
妥当ですね。これくらいは出来て欲しいなというのはありました。全員に言えることなんですけど、ベスト8くらいにしっかり残ってそれ以上とどう勝負するかというのを考えて欲しいです。鹿島みたいに強い選手と先に当たってしまうというのもあるんですけど、優勝を目指してやっているので、強い選手と当たるというのは、遅かれ早かれ同じことなので。そこで1回戦とか決勝とか関係なくどういう勝負ができるかというのが問題だったかなと思います。

―小野田選手はあまり団体戦に出ていませんが、やはり実力のある選手ですか
そうですね。実力はあるんですけど、安定感がやはり。1年生の最初の頃から腰をけがしてしまって出遅れてしまった部分もあるので、こういう試合で結果を残せたというのは、小野田としてはアピールになったんじゃないかなと思います。

―団体戦のメンバーは代わることはあるのでしょうか
そんなに簡単には代わらないかなと思います。でも監督としては、小野田であったり4年の中野であったり、そんなに結果は良くなかったですけど林をちょっと見ようかなという話があって。まあ変動は無くは無いという感じで。ただレギュラーもずっと1年間変わらないでやってきたので、それなりの意地はあると思います。

中野翔太

―今日の大会振り返っていかがでしたか
久々の個人戦ということもあって緊張したとこもあったんですけども意外と体は動けてたのかなあと思います。

―2回戦でシードであった選手に勝利しましたが、自分の思うような試合ができていたのですか
相手がどのタイミングで動くかってのが見えてていい動きが出来てたと思います。

―4年生ということもあり最後の個人別の大会ということでしたが、何か思いなどはあったりしましたか
個人戦というよりもインカレに向けての大会という意識だったので、とにかく自分の動きをしようと。でも三回戦で負けてしまったのは本当に悔しかったですね。最初の1本が結構大きかったですね。まあ体力的な問題もあるんですけども。

―1年生の2人がベスト8に入る活躍を見せましたが刺激になりますか
いい刺激になってます。自分も頑張らなきゃって感じですね。誰が強いとかではなく、全員でインカレに向かってやるぞっていう気持ちになれてるので、いいことだと思います。

―最後のインカレに向けてチームの雰囲気はどのような感じですか
結構イケイケな感じで、みんな上目指そうっていう感じです。

―インカレに向けて意気込みをお願いします
自分がまだ出れるかはわからないんですけども5人だけではなくチーム全員で、一人一人の役割もあると思うので勝利に向けて練習重ねていきたいと思います。

―インカレまでの限られた時間でチームにまだ必要なものは
試合勘とかよりもここ一番での一本取れる技ですかね。とにかく大事なときに自分がここ一番で決めれる技っていうのを磨いて行かなければならないと思います。

若林鴻佑

―今日の大会をふり返ってみていかがですか
正直もっと頑張ったら(上に)行けたというのもあるんですけど、最後なので悔いの無いようにやりました。

―2試合目は残り4秒で失点して敗戦でした
内容的にも判定で負けていると思うので。結果は負けてしまいましたが、しょうがないと思っています。

―今大会における目標は
僕の下のブロックに小野田がいたんですけど、小野田とはやりたかったですね。

―この大会では1年生が良い成績を残しました
ポテンシャルは高いですね、全員。

―もうすぐに最後の全日本を控えています。今はどんな心境でしょうか
やっぱり、みんなで有終の美を飾りたいと言っているので、実現できるように頑張りたいです。

山崎祐樹

―今大会振り返っていかがでしたか
納得できてないですね。ポイントとるべきでとることができなかったですし。最低でも決勝進出を目指していたので。

―関カレ後の課題でもポイントを取れるべき所で取れないことを課題にあげてましたが今回そうなってしまった原因は
気持ちの面でどうしてもフワフワしてた所はあると思います。それで腰が浮いてしまい相手にかぶさるような形になってしまいました。インカレではしっかり腰をおろして必ず下からいけるようにしたいと思います。

―後輩たちの活躍で刺激は受けますか
刺激になりますね。やっぱり先輩として悔しいですし。それを超えなきゃいけないのが先輩としての意地だと思うので。

花車勇武

―ベスト8おめでとうこざいます。ご自身は良かったのでしょうか
序盤は自分が想定していたような試合の展開に組み立てられなくて、相手にも無駄な点数を与えてしまってたりしたんですけども、ベスト8を決める試合では自分の思った通りのプレーが出来て、そこからぐっと調子が上がりました。

―大会前の目標は
関東の体重別でない大会でベスト16だったので体重別に分けられたなら優勝したいなという気持ちでいました。

―ベスト4をかけた試合の相手が春の六大学戦で決勝を戦った相手でしたが
自分は投げが得意なんですけども、それを完璧に対処されてしまっていたので違う展開になってしまいました。リードはしていたんですけども、追いつかれた時に完全にやられてしまって。悔しい気持ちでいっぱいです。今回は自分がリベンジされる形になってしまったので次回は自分がリベンジできるようにしたいです。

―今大会で見えた課題というのは
監督にも言われたんですけども、自分は中段が決められてないので。投げと上段だけでは今回のように厳しい場面が出てくると思うので、中段を磨いて、今回のような大事な場面で決められるようにしたいです。

―同期の小野田選手もベスト8に勝ち残りましたが、同期の活躍について
向こうが先に8入りを決めたんで自分も負けてくないなと。とにかく8を決めて更に上に行こうと思ってたんですけども、抜けなかったですね。

―今年は六大学から主力として戦ってこられたがここまで戦い何か掴んだものは
六大戦で何かつかめたものはあったんですけどもそこから比べると自分が納得できる成長は出来てないかなと思います。インカレまでは1ヶ月ないですがその間どこまでいいものがつかめるかでで結果が変わって来ると思います。

―初めてのインカレに向けて意気込みをお願いします
全国大会には出てきたのでプレッシャーとか特にないんですけども四年生が戦う最後の公式戦になってしまいますし、自分は団体戦ではたいした活躍ができてないとおもってるので活躍を見せつけたいと思います。

小野田守徒

―ベスト8という結果についていかがですか
今まで大会では、けがをしていて結果を残せていなかったんですけど、ベスト8という形が残ったので、自分としては良かったと思います。そのぶん反省点も沢山あって。次は全日本もあって、そこには出られないと思うんですけど、しっかりサポートをしていきたいです。

―最後の試合は一方的にポイントを取られました。レベルの高さを感じましたか
相手の情報はあまりなくて、無名の選手で。そこで油断して「いけるかな」と思っていたんですけど。一瞬の気の緩みが勝敗を左右するので、そういうところを学べたので、今後に生かせていけたらいいなと思います。

―突きよりも蹴り技が多く見受けられました。それは小野田選手のスタイルですか
小さい頃から蹴りが得意で、何か武器を考えたら蹴りが挙がると思います。今日は蹴りが冴えていたので、良かったです。

―今日の良かった点と悪かった点を挙げるとしたら
監督にも言われたんですけど、突きが打ち負けているところがあるのでそこはしっかり修正して。蹴りは良かったので、蹴りの練習をもっとして、そこに突きの精度を上げていくことが出来ればもっと上にいけると思うので、そこを頑張りたいと思いました。

―腰のけがをされたと聞きました。いつ頃の話ですか
中学の3年生の時に、全国大会があってその前にやってしまって、大会に出られませんでした。半年間くらいずっと治療をしてやっと治したんですけど、それが継続して残っています。

―どういったけがですか
分離症というものです。形で腰を回転する動きをしたら、その時に発症してしまいました。足の神経が麻痺してしまって、動けませんでした。

―同級生で花車選手が団体戦に出場するなど活躍しています。対抗心はありますか
今は、彼の方が上なので、ライバル心もあります。少しずつ近づいて、最終的には越えられるようにしたいと思っています。常に意識はしています。

―これからの目標を教えてください
今年1年は土台を作ろうと思って着々やってきたのが、ちょっとずつ出初めているんですけど。ここでまた土台を壊していかないように、来年からはしっかりレギュラーに定着して。レギュラーになれなかったとしても、土台をしっかり固めていきたいです。

 

フォトギャラリー

  • 1m-67kg級ベスト8の花車
  • 2v小野田も-60kg級ベスト8
  • 3c山崎はベスト16で敗退
  • 4g4年生の中野は2回戦負け
  • 5t同じく4年生の若林
  • 6n竹迫は1回戦で姿を消した
  • 7jベスト16の酒井優志
  • 8k期待されている林
 

 

 

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