卓球

【卓球】平成28年度春季関東学生リーグ戦 男子1部 対明大 村井が昨年度の学生個人王者を破る金星を挙げるも、一歩及ばず惜敗。

平成28年度春季関東学生リーグ戦
2016年5月6日(金)
港区スポーツセンター

本日より開幕した、春季関東学生リーグ戦。相手は大学界で圧倒的な強さを誇る明大。そんな強豪相手に法大エースの村井桂(国4)をはじめ2勝を挙げる健闘を見せるも惜敗を喫した。明日以降の巻き返しに期待がかかる。

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相手エースにストレート勝ちの村井

試合結果

トータル試合結果

 2

法政大学

2

シングルス

3

4

明治大学

0

ダブルス

1

 

試合結果

  勝敗 選手名 スコア 対戦相手
1 藤森文人(法3) 0-3(9-11,12-14,7-11) 町飛鳥

2

村井桂(国4) 3-0(12-10,11-6,11-9) 森薗政崇
3 青山昇太(営1) 3-2(11-2,8-11,11-4,5-11,13-11) 酒井明日翔
D 青山・高取侑史(法1) 1-3(11-4,7-11,3-11,5-11) 森薗・渡辺裕介
4 矢野雅大(法2) 0-3(10-12,7-11,8-11) 有延大夢
5 高取 0-3(5-11,7-11,2-11) 渡辺
6 - 南波裕輝(営3) - 滝澤拓真
 

戦評

 昨年の学生個人王者を、正面からねじ伏せた。マッチカウント0-1で2番手を任された村井桂(国4)。「相手の意表を突くような組み立てができていなかった」。前回の対戦の反省を活かし、サーブレシーブから試合を組み立てた。1セット目、相手の森薗政崇に先にセットポイントを奪われるも、ここから怒とうの6連続ポイント大逆転でセットを奪取。「逆転して取れたのでリズムが良くなった」(村井)と2、3セット目は終始リードを保ち勝利。最後のポイントもサーブで奪うと、村井は静かにガッツポーズを見せ、喜びをかみしめた。頼れる主将のもたらした1勝に、チームメイトも大いに沸いた。

 「サーブレシーブの駆け引きで7割くらい勝負が決まる」。試合後の村井のこの言葉のように、得点した34点のうちの多くをサーブとレシーブのみで奪った。相手のデータにない回転をかけ翻弄し、返しきれなかった森薗が天を仰ぐ一幕も。最後まで相手の卓球をさせず、終始圧倒し続けた。

 主将の作った勢いに、ルーキーも乗った。3番手の青山昇太(営1)は格上相手に「常に自分から攻めていく」とミスのない卓球に得意のサーブでポイントを積み重ねた。しかし徐々に本領を発揮する相手に2-2のタイスコアまで持ち込まれる。勝負の最終第5セット。先にセットポイントを握られたが、青山は一歩も引かなかった。速いラリーの中でも強打で攻め続け、最後はジュースの末に勝利。「たまたま」と謙遜しながらも、自身初勝利に笑顔を浮かべた。

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初勝利を挙げガッツポーズの青山

 最後は地力の差を見せられた。4番手の青山・高取侑史(法1)が奪った1セット目を最後に、その後はすべてストレート負け。強大な壁を超えることはできなかった。それでも全国屈指の強さを誇る明大に肉薄したことは大きな収穫だった。「明日からは全部勝つつもりでやっていきたい」(村井)。リーグ戦はまだ始まったばかり。この試合で手にした確かな自信と収穫を手に、Aクラス入りを目指す。(井手一樹)

 

選手コメント

村井桂 主将

ー本日の試合を振り返って
相手が日本で一番強い(昨年度全日本学生個人戦優勝)ということで、前回の敗戦の反省を生かしながら、前よりも向かっていく気持ちを持って、攻撃的にいったことが勝因になりました。

ー前回の対戦について
全日本学生個人戦の時に競って1-4で負けて、格上ですが、絶対に勝てないなという感じはなく、無理だなという印象がなかったので、積極的にいけました。

ー気持ち以外の面で前回の対戦との違いは
卓球というのはサーブレシーブの駆け引きで7割くらい勝負がつくのですが、以前対戦したときはサーブレシーブの組み方が相手の予想にはまってしまいました。相手の意表を突くようなサーブレシーブの組み立てができていなくて、今回はいつも自分がやらないようなサーブレシーブを展開し、意表を突くことができました。

ー具体的にはどんな組み立てを
いつも巻き込みサーブというか、下回転を重視してサーブを出して試合を組み立てるのですが、森園選手はチキータというレシーブの攻撃的な技術を多用してくるので、下回転で先に回転をかけられるのではなく、上回転のラリーの展開にもっていきたかったです。下回転を出すというよりは上回転で自分が先に攻められるような展開を心がけました。

ー相手の印象は
どんな相手にも気を抜かずに、ガッツ溢れるプレーをやってくるので、隙がないというのが彼の一番の強みだと思います。自分も向かっていく気持ちで一球一球やっていきました。

ーそういった相手にストレート勝ちを収めました
1セット目、全体的にできすぎていて、先にセットポイントを取られて、そのセットを取られていたら苦しい展開になっていたと思うのですが、そのセットを逆転して取れたので、リズムが良くなりました。

ー2、3セット目で気の緩みなどは
ないですね。相手が強いということで、自分が大幅にリードしていてもそこからまくられたり、するケースが多いことは予想していたので、どんなに点数が離れていても絶対に1本取ってやるぞという強い気持ちでいきました。

ー1セット目、6-10から逆転できた要因は
正直いうと途中で1セット目は諦めていたというか、次のセットどういうサーブレシーブを組み立てていくかを考えてやっていたのですが、自分が思ってもないようなミスを相手がしてきて、ラッキーな形でセットが取れて運もありました。

ーご自身の調子は
サーブレシーブが上手くいくと、ドライブとかラリー面も良くなってくるので、調子良いか悪いかと言えばわからないですが、サーブレシーブを上手く組み立てられれば自分のリズムに持っていけると思うので、そこに重点を置いて、調子を上げていきたいです。

ーチームとしての2-4という結果について
いつも明治と試合する時は0-4で負けるのがほとんどで競ることができずに試合が終わってしまっていたのですが、今回は2点取れて、全国で1番強いチームに2-4で負けはしましたが、競ることができて、明日からのチームは明治よりは実力差のないチームなので、競れたというのは収穫になりました。

ー競った展開の中で勝ちきれなかったという点については
明治と法政の個人個人の実力差はあるのですが、自分が攻めている展開の時にチャンスボールをミスしてしまうことが多くて、取りきれるのに取りきれないということが多かったので、チャンスボールをしっかり打ち切ることができれば勝ちきれるのかなと思います。

ーシングルス、ダブルス共に出場した新入生については
2人とも高校が同じで、高校の時からコンビを組んでいたということで、コンビネーションが良いのでこれからきっと勝ってくれると思います。

ー今大会の目標は
いつもはAクラス入りと言っているのですが、明治に勝つつもりで今日の試合も挑んで優勝を目標にしていたのですが、今日敗れたということで明日からは全部勝つ気持ちでやっていきたいです。

ー主将から見て現在のチーム状況は
自分が下級生の時は、先輩たちに支えられてきて、今年は自分が上の立場になり支えないといけない立場ですが、皆が協力してくれて、むしろ支えられていてとてもやりやすいです。

ーエースとしてのプレッシャーなどは
多少はありますが、新入生や後輩たちの勝ちを信じて、前より戦力が上がってきているので、自分が絶対に勝たなければいけないというよりは、皆が勝ってくれるということを考えてできるので、そこまでプレッシャーなくできています。

ー明日に向けて
全部勝つという強い気持ちを持って戦っていきたいです。

青山昇太

ーシングルスの試合を振り返って
相手は格上の相手でした。なので常に自分から攻めていく形で行きました。

ー格上の相手にどう立ち向かいましたか
自分の得意なパターンが何種類かある中で相手の弱点と照らし合わせて、戦術を組み替えていったのがよかったと思います。

ー初出場で初勝利になりましたが
たまたまなので次に切り替えて頑張りたいと思います。

ーダブルスを振り返って
会場に慣れていない中で、相手が強かったっていうのもあるんですけど、自分のプレーが出せなかったかなって思います。

ーシングルスとダブルスで連戦でしたが
そこは5分間休憩が取れたので頭の中を切り替えて出来たと思います。

ー高取選手とダブルスを組むことについて
2人が違う戦型なので、自分の得意なところとパートナーの得意なところで補い合ってコンビネーションを重視して出来れば良いと思います。

ー持ち味は
シングルスだとサーブが得意なのでサーブからの展開が得意で、普段の練習から得点につなげるパターンを考えてやってます。ダブルスだと粘り強さです。

ー1点取る度にガッツポーズをしていた意図は
ベンチにはたくさんの力強い仲間がいるので、1点ごとにガッツポーズしながらベンチを見るようにして元気をもらってます。

ー高校と大学の違い
練習でいえば時間も違うが量より質を重視してると思います。試合に出ると違いを感じますね。

ー法大に入った理由は
あえて言えることはないですけど、他の強い大学だと1年から試合に出られないので、1年から試合に出たかったっていうのはあります。あと、他の大学だと色々な所に練習がいけないので、自由な法大を選びました。

ー今季に向けて取り組んできたことは
得意であるサーブからの展開で得点が取れるパターンっていうのを自分の中で考えて、競った場面でも出せるように日頃の練習からやってきました。

ー明日への意気込みを
明日以降の相手も強いので、1試合、1試合気を抜かないで頑張って勝っていきたいと思います。

高取侑史

ーリーグ戦デビューでしたが
1戦目で思った以上に緊張感や雰囲気を味わうことができたので、今後に生きてくると思いますし、次からはもっと思いきってプレーしたいです。

ーダブルスの1セット目奪いましたが
先に自分たちが相手のオープンコートに打てたことが良かったです。

ーその後3セット連続で奪われましたが
慣れられたことと雰囲気と流れで最後はやられてしまったので、もう少しできることがあったと思います。

ー青山選手とのペアの強みは
2人とも速い打球点でプレーできることです。

ーシングルスについて
防戦一方で何もできなかった感じです。

ーシングルスでの強みは
ラリーにもっていって、相手を左右にふっていくことです。今日はなかなかできなかったですね。

ー対戦相手の感想は
どのボールも回転が強くて、自分が苦手なボールも多くて、そこで自分のプレーをすることがさせてもらえなかった面で相手は上手かったなと思います。

ー高校と大学の違い
応援でみんなが盛り上げてくれるのが違いますし、選手のレベルもどこの大学も強いところですね。

ータイムアウト中のアドバイスは
思いきって振っていけくらいです。

ー法政に進学した理由は
もう卒業された先輩が法大で結果を残されていて、その先輩に憧れたからです。

ーチームの雰囲気は
明るくて、盛り上がっているのでとても好きです。

ー村井さんの試合を見ての感想は
凄いの一言です。強い相手に対して、勝つために何をすべきかをしっかりと考えていたので、そこを見習いたいです。

ー明日への意気込みを
今日はダブルスとシングルスどちらも負けてしまったので、明日の専大戦、日大戦ではチームに貢献できるようなプレーをしたいです。 

フォトギャラリー

  • DSC 01462mr相手エースにストレート勝ちの村井
  • DSC 00372frストレート負けをし肩を落とす藤森
  • DSC 03762aor青山は初出場ながら勝利を挙げた
  • DSC 04762dsr高校時代からのダブルスペア
  • DSC 05172dtr雄たけびを上げる青山㊧、高取
  • DSC 06012yrミスが目立った矢野
  • DSC 08252tr初出場ながら堂々としたプレーを見せた
  • DSC 02032arベンチも一体となって戦う
 

 

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