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【スキー】第92回全日本学生スキー選手権大会 女子1部GS 林が5位入賞! 昨年のリベンジ果たすも表彰台は届かず本人としては悔しい結果に

秩父宮杯・秩父宮妃杯 第92回全日本スキー選手権大会
2019年2月20日(水)
野沢温泉スキー場

アルペン競技では女子大回転が行われ法大からは5名の選手がが出場した。霧の発生により困難なレースが予想されたが安定した滑りを見せ、4人の選手が2本ともに成功を果たした。中でもラストイヤーの林鮎子(現4)が1本目を苦しい結果で終えるも、2本目では立て直し5位へ。入賞を果たすなど、明後日のスラロームに向け期待の高まる結果となった。

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表彰式では笑顔を見せた林

試合結果

アルペン部門

女子1部GS

順位 選手名(学部・学年)一本目二本目合計
5位 林鮎子(現4) 1:04.37 1:04.41 2:08.78
12位 山北鮎夏(現3) 1:04.73 1:05.06 2:09.79
15位 越後英実華(現1) 1:04.18 1:05.94 2:10.12
23位  髙橋萌恵(社3) 1:05.04 1:06.27 2:11.31
DNF 齋藤実祐(社2)

戦評

昨日の男子GSで勢いづいた法大スキー部。その勢いそのままに今日は女子GSが行われた。法大からは5人が出場。昨年は入賞なしと悔しい結果で終わっただけに、今大会では何としても入賞を手にしたい中、1本目を迎えた。

昨年同様、コース上には濃霧が発生するというコンディションとなった1本目。法大勢で1番の成績を収めたのはルーキーの越後英美華(現1)だった。悪条件の中で落ち着いて最後まで滑りきり、1:04.18で11位と入賞を狙える位置につけると、他の選手も何とか完走し2本目につなげる。しかし、今大会SGで10位入賞を果たしている齋藤実祐(社2)がまさかのDNF。2本目に駒を進めることができない結果となってしまった。

そして、迎えた2本目。1本目に引き続き濃霧の発生、さらに小雨も振り始めるという悪条件の下でのスタートとなった。
ここで輝きを放ったのは今年がラストイヤーとなる林鮎子(現4)だ。1本目では13位と苦しい結果だったが、2本目で1:04.41と好タイムを記録。2本目だけを見れば全体の1位という圧倒的な滑りを見せる結果で5位まで順位を上げ、最後のインカレを見事に入賞という形で飾った。
試合後、表彰台を狙っていただけに、「思った成績とは程遠くてすごい心の中でダメージがありました」と1本目の悔しさをあらわにした林。しかし、「次は優勝して終わりたい」と次のSLに向けて前を向いた。

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表彰台も狙える実力を持っていたが惜しくも届かなかった林は、SLでの滑りに期待だ

明日迎えるのは男子SL。近藤浩之監督は「どちらかと言えばうちはGSよりもSLの方が得意な選手が多い」と大きな期待を寄せている。塩入資(社3)の2勝目、さらにチームとして複数入賞という結果を残すことができるか。明日、法大スキー部のチーム力が試される。

監督、選手コメント

近藤浩之 監督

―今日を振り返っての総括をお願いします
まず、女子のGSは天気が悪くガスがかかっていて、上の方からスタートから半分くらいまでは視界がありませんでした。レースができるかどうかぐらいのレベルの中で、うまく皆が滑ってくれて、良かったと思います。ですが、結果的にそれで守りに入ってしまい攻めきれなかったので、1本目であまり良い位置につけられず、2本目に挽回しようとして焦ってしまい、空回りした選手もいました。でも、その中でしっかり主将の林鮎子が5位に入賞して、2本目のタイムだけを見れば全体の1位ということで、そういう意味では責任を果たしてくれたかなと思います。

―林選手の具体的に良かった点は
そもそも、技術は持っている選手で、あとはハートの問題というところのなので、1本目は自分でも不甲斐ないと思ったのだと思います。その中で2本目にしっかり実力を発揮したという事が良かったかなと思います。

―SLにかける期待について
先週の学生チャンピオン大会でも優勝していますし、2戦して2勝しているので、良い流れで本人も自信を持っていると思います。あとはやはりどうしても自然のスポーツなので、バーンの荒れ方や天候などにも左右されると思いますが、それに負けずに実力を発揮してほしいなと思います。

―1年生の越後選手も良い滑りを見せました
彼女も本当は1桁の順位に入れる選手だと思って期待していました。やはり一番最初のインカレなので、この雰囲気にのまれてしまったというところもありますでしょうし、(1本目で)11位という良いところにつけていて、その中で何人か抜いて前に入ろうという思いが強くなってしまって、空回りしてしまったのかなと思います。

―齋藤選手はDNFとなってしまいました
天候の影響もありましたでしょうし、このところ、完走する確率が落ちているので、そこが彼女の課題といえば課題ですね。ゴールをすれば速いのですが、まだそのあたりが精進すべき課題なのかなと思います。

―明日に向けて
どちらかと言えばうちはGSよりもSLの方が得意な選手が多いので、それこそやはり、複数入賞、あとは塩入が2連勝できるかというところもありますし、そのあたりを期待して、楽しみにしています。

杉山裕彦 ヘッドコーチ

ー今日のアルペン女子を振り返って
林鮎子が頑張って2本目ラップタイムを出して、5位に入ってくれたというのは非常に評価出来るもの出会ったと思います。ただ、本人の持っている実力としては1本目から5番以内に入って来れる力があるので、そうすれば表彰台には上がれるのかなと思う部分もありますが、1本目の良くなかった部分もしっかり2本目で返して得点したと言うのは、非常に評価出来る良い部分かなと思います。

ー初インカレの越後選手について
雪質がどちらかと言うと春系のスキーがグリップがしにくい雪で、選手たちとしては今シーズン初めての雪だったんですね。それがあった故に、越後選手含め、他の全員もうまく対応出来なかったのがちょっと残念だと思いますが、それは他の選手も条件は一緒なので、そういった中でまだまだ一年生は戦い方を分かっていなかったのかなと。ただ、本人たちは最大限力は尽くしたと思いますし、これといってダメだったわけでは無いんですが、結果的には惜しくも12位と15位と言うところになってしまったのは、残念だったかなと思います。

ー女子SLでは、林選手の活躍が期待されますが
この前の菅平で行われた学生チャンピオン大会で、鮎子は2連勝してるんですね。それに加えて越後にしても、齋藤実祐にしても表彰台上がったり上位入賞しているので、正直スラロームに関しては最低3人は上位に入賞して、当然優勝を狙って欲しいですね。3人とも優勝を狙ったレースをしていけると思うのでその可能性は十分あると思います。

ー齋藤選手に関して
僕が見れてないところで失敗してしまったので、実祐がちょっと今日失敗したところを見れてないですが、本人はスラロームは得意ですし、ここまでも調子良く来ているので、十分優勝を狙っていけると思いますし、狙って欲しいです

林鮎子

 ー今日のレースを振り返って
今日は1本目、思った成績とは程遠くてすごい心の中でダメージがありました。最後のGSのレースなので切り替えて2本目は楽しもうと考えました。その結果として2本目ラップ取ることができたし、自分の中で最後良い滑りができたことが良い締めができたのかなと思います。チームに貢献することができてよかったです。

ー5位という結果をどのように受け止めていますか
そんなに求めてはいけないなというのがあったので、求めたら3位以内、優勝目指してたんですけどチームに対してポイントを取ることができたのでよかったです。

ー試合前に意識されていたことは
どんな滑りでも良いので自分らしい滑りができれば良いなと思っていました。

ーレースのイメージやプランなどは
今日は2本目が勝負だと思っていました。1本目が5位から8位以内について、2本目にトップ3位以内を目指していました。でもなかなか1本目がうまくいかなかったので、そこはしっかり切り替えられて2本目に向けた感じです。

ー実際に滑ってみた感じでは
元気よく滑ろうと思って、自分の改善点というのがあるんですけどそれを気にせずに板を止めないことを心がけて滑りました。

ー2本目ではトップタイムでしたが
急斜面から緩斜面に抜けたところで心の中で「最後だ」とよぎってギアが外れた感じですごい体が動くようになってトップタイムが取れるようになりました。

ー1本目から2本目の間の時間に気持ちの切り替えなどは
1本目が終わった時は「ダメなのかな、調子悪いのかな」とネガティブなことを考えていました。周りの仲間と話していると「そんなことでしょげてる場合ではないな」と思って、みんなの応援とかサポートの力があるからここはしっかりその人たちのために滑ろうと思いました。結果うまく滑ることができました。

ー雪質などは
雪質は硫安などを撒いててガタガタした中でしまっているバーンだったので、1本目は溝に合わせることができなかったし、その溝に対してゴールしたいという気持ちが強くて守ってしまうところがありました。2本目はそれが全然気にならないくらい自分の中で良い滑りができたかなと思います。

ーヘッドコーチに伺ったところ今シーズン初の春系の雪と伺いましたが
たしかにこんなに春雪なのは初めてですね。

ー女子主将としてチームを見ていかがでしょうか
みんな仲良しだし、元気で個性的で、みんなの個性を活かせるチーム作りを心がけてました。
ー学生チャンピオン大会では2連勝されたり、今回の入賞もですが、調子が上がってきているように感じますが
本当に最後のシーズンということもあってスキーを楽しんでいるからそれに結果がついてきてくれているので嬉しいです。

ー後輩のレースのご覧になっていかがでしょうか
もっとみんな攻めていけたのかなというのとスタート前とかに声がけとかがもうちょっと足りなかったのかなという反省点があります。

ー1年生からは越後選手が出場されましたが
高校生のときから結果を出しているので実力のある選手なのですが、2本目が気持ちの面的に守ってしまう傾向があるのでそこを改善できればもっと優勝できるくらいの実力を持っていると思います。

ー明後日はSLがありますが、2年連続で表彰台に登られていてラストイヤーとなりますけれども意気込みなどは
最後は優勝して終わりたいです!

越後英実華

ー今日のレースを振り返って
1本目はミスが重なっての11位だったので、そのミスが少なかったらもう少し上に行けたかなと思います。2本目はそのミスの挽回しようと思ったんですけど、少し緊張してしまってなかなか攻めきれないというのがあったのでこの結果だと思います。

ー初めてのインカレとなりましたが
高校とは違ってみんなで戦っているという感じがして、責任を感じます。自分だけで戦ってるんじゃないんだなと感じました。

ー今日のコンディションは
練習はそんなに調子が悪くなかったのでいけるかなと思いました。

ーインカレに向けて心がけて練習したことは
練習通り、いつも通り落ち着いて滑ることを意識して練習していました。

ー1本目と2本目で雪のコンディションなどに変化はありましたか
あまり大きな差はありませんでした。でも2本目もスタート順が同じくらいだったこともありあまり変化はありませんでしたね。

ー1本目を法大の中で1番早いタイムで滑りましたが
タイム差がそんなになかったので2本目で順位の変動があると思っていました。その辺は自分の2本目の気持ち次第で変わるので、法政の中で1番早かったということはあまり意識していませんでした。

ーSLに向けて
自分は1年生なのでチャレンジャーとしてどこまで行けるかという気持ちで攻めていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 3083 00001 R表彰式では笑顔を見せた林
  • yamakita R入賞にあと一歩及ばなかった山北
  • hayasi3 Rこれが最後のインカレとなる林は見事5位入賞と結果を残した
  • etigo Rルーキーながら大健闘した越後
  • takahasi1 R髙橋は完走するも23位と結果は奮わなかった
 

 

 
 
 
 
 

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