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出だし好調も不発 第85回全日本学生スキー選手権大会/スキー

秩父宮杯・秩父宮妃杯・寛仁親王杯第85回全日本学生スキー選手権大会
2012年2月21日~29日
会場:八幡平・雫石(岩手県)

全日本学生スキー選手権大会(以下インカレ)が2月21日から9日間にわたり岩手県で開催された。部員全員が国体代表選手というアルペン部門女子の結果には大きな期待がかかる。初日の女子1部大回転では2年生の井出、4年生の山本がしっかりポイントを獲得しその実力を発揮した。

inkare1-1
後輩からの花束に涙を浮かべる山本

試合結果

アルペン部門

女子1部大回転(GS)

順位選手名1本目2本目合計タイム
3位 井出 菜月② 47秒25 46秒95  1分34秒20
9位 山本 真矢香④ 47秒74 47秒44  1分35秒18
14位 石田 華奈子③ 48秒62 47秒28

1分35秒90

25位 平野 華③ 48秒16 48秒69  1分36秒85
47位 根岸 志帆② 49秒42 52分47秒74 53分37秒16

女子1部回転(SL)

順位選手名1本目2本目合計タイム
13位 井出 菜月② 38秒77 40秒55 1分19秒32
14位 山本 真矢香④ 37秒57 41秒96 1分19秒53
22位 目黒 恵里奈② 39秒87 40秒90

1分20秒77

26位 阿部 華枝③ 40秒97 42秒95 1分23秒92
36位 石田 華奈子③ 38秒66 59秒76 1分38秒42

女子大回転で井出が3位、山本2位でポイント獲得(2/22)

 アルペンスキーは斜面に設置された旗門と呼ばれる旗(ポール)を交互に通過しながら、いかに早くゴールするかを争う競技だ。タイムは基本的に2本(※)の合計タイムで順位をつけ、旗門不通過の場合は失格となる。また、このインカレという大会では1位から10位までポイントが与えられ、そのポイントにより学校対抗順位も争う。
 大会初日に行われたのはアルペン部門女子1部大回転。井出が1本目5位の好位置につけると2本目に46秒95 のトップタイムをたたき出しで3位に浮上。見事表彰台入りを果たした。また、女子主将の山本も1本目14位から追い上げ9位に。女子主将としてしっかりポイントを獲得し、この段階で法政は女子1部で早稲田、東海に次ぐ総合3位と幸先の良いスタートをきった。
※大会によっては1本で競うことも

回転は全員ゴールも結果奮わず…(2/27)

  27日、快晴の中行われた女子1部回転(SL)。回転は大回転よりも旗門間の距離が狭くなり、小刻みなターンでの技術力が問われる。山本が1本目5位に位置づけるも2本目に失敗し、14位に。しかし「今シーズン1番の滑りができました」と、笑顔で言い切るその姿に後悔はない。だが、これがが競技生活ラストレースということもあり、時折目に涙を浮かべながら4年間を振り返った。
 大回転で表彰台入りを果たした井出もメンタル面のコントロールがうまくいかず、13位とまずまずの結果に。来季は「下級生のために自分がしっかり安定した滑りで入賞して、下級生には自由に元気よくすべってもらえるようにしていきたい」と語り、上級生としての自覚も十分。今後の活躍に期待がかかる。
 全員が途中棄権にならずに滑り切ったものの、実力派揃いの女子からすればこの結果は物足りなかったに違いない。来季のインカレでは一人でも多くの選手が賞状を手に笑顔を見せる姿が見たい。

選手コメント

山本真矢香選手(現4)

―インカレを振り返っていかがでしたか

今日はちょっと2本目タイムも落ちちゃって失敗しちゃったんですけど、悔いのない今シーズン1番の滑りができました!

―このコースの難しかったポイントは

ヘアピンとかストレートのコンビネーションの前とかがきつくて、インスペクションでわかってたんですけど体動かなかったです。

―3日前に行われた大回転の方はいかがでしたか

大回転は9位に入って、得点できて貢献できたのでよかったです。

―4年生は女子一人ということですが

1年の時は心細い気もしたんですけど、下に後輩がたくさん入ってきて支えられて頑張ることができました。

―法政での4年間を振り返って

本当に寮での生活でもスキーやってるときも、本当に法政のみんなと色々な思い出ができて、すごい楽しかったです。

―法政の良さはどういう部分ですか

上下関係は他の学校に比べてゆるいと思うんで、みんな仲良くできるところですかね。でもやるときはやるっていう。

―今後競技は続けますか

いえ、今日で引退です。

―競技はいつから始めたのでしょうか

小学校1年生くらいですかね。

―では長い競技人生最後のレース、色々な思い出が蘇ってきたのでは

そうですね。2本目の前とかはコースのことじゃんくて色々な思いがあって、もう……。はい、でも楽しく終われました。

―最後に後輩たちへメッセージをお願いします

後輩みんな努力家なんで、これから伸びると思うので頑張ってほしいです。

井出菜月選手(現2)

ー今日のレースはいかがでしたか
朝のアップの時点で不安な気持ちがあって滑ってたんですけど、その不安を消すためにたくさんアップもしてフィーリングも良くしたんですけど、不安なまま自信をもってバーを切れない状態のままスタートしてしまって1本目失敗してしまって。なんとか2本目だけでも良く滑ろうと思ったんですけどインカレっていうプレッシャーがあったんで自分の思うようには滑れなかったです。
ーアップでの不安は何に対してですか

自分の滑りに対してです。

ー1本目に失敗した後どのようにたち直そうと

まず気持ちを切り替えるのと、(1本目は)自信がなくてスタートバーを切ったのは明確だったんで、2本目のスタートの前に「しっかり滑れば自分は速いんだ」って自信を持って滑らないとなって思ったんですけど、中途半端にスタートしちゃったんで不完全燃焼な2本になっちゃったなって。どっちかというとGS、大回転のほうが気持ち的にもスッキリクリアな状態でスタートできたので、GSのほうが良かったです。気持ちというかモチベーションで大分変わるんだなって思いました。

ーインカレの出場は初めてですか

いえ、去年も出場しています。
ーインカレに対する緊張は

インカレは他の大会と違って大学対抗っていうか、団結力とかもいると思うんで、自分のためじゃなくて大学のためだったりとかみんなのためだったりとかするんで、余計緊張します。

ーこの大会で4年生とは最後の大会でした

山本(真矢香)さんとは去年の寮の部屋が一緒だったんですよ。すごい色々やって、すごい優しいんですよー(笑)本当に優しさに溢れている人ですごい人なんですけど。他の4年生も本当おもしろくて。本当に本当に寂しいです。4年生、みんなのためにも滑りたいなって思ってたんでやっぱり嫌ですね。

ー今季のレースはこれで終わりですか

いえ、まだあります。4月ぐらいまで続きます。今日移動してまた明後日からです。

ー上級生として迎える来季については

上級生になるとインカレに臨む意識とか、「入賞しなきゃいけない」という意識が変わると思うんで、下級生のために自分がしっかり安定した滑りで入賞して、下級生には自由に元気よくすべってもらえるようにしていきたいなって思います。 

 

フォトギャラリー

  • inkare1-1後輩からの花束に涙を浮かべる山本
  • inkare1-2山本は競技人生最後のレースに
  • inkare1-3大回転で3位入賞の井出
  • inkare1-42年生目黒
  • inkare1-53年生阿部
  • inkare1-63年生石田
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