ラグビー
 

関東大学リーグ戦 対 東海大学
2013年11月9日(土)
秩父宮ラグビー場

前節まで4連敗を喫し、後が無い法大。今節の相手は前回王者東海大である。負ければ入れ替え戦が現実味を帯びてくるが、勝利すれば選手権出場に大きく近づくことになる。大一番の行方は果たして…

勝利を収め笑顔を見せる法大フィフティーン

試合結果

トータル試合結果

26
法大

19 前半 3 15
東海大学
7 後半 12

ポイント詳細

4 2
3 G 1
0 PG 1
0 DG 0
法大   東海大学

法政大学スターティングメンバー

No.ポジション選手氏名学部/学年
1 PR 鈴木 智丈 経4
2 HO 小池 一宏 スポ3
3 PR 石澤 輝 社4
4 LO 吉村 公太朗 経2
5 LO 牧野内 翔馬 社1
6 FL 宮崎 心太 社3
7 FL 西内 勇人 社3
8 NO.8 堀 大志 情4
9 SH 金子 峻大 経2
10 SO 猪村 優仁 スポ4
11 WTB 半井 優太 社3
12 CTB 金 勇輝 社3
13 CTB 大塚 剛史 工3
14 WTB 門間 麗 経3
15 FB 山口 勇輝 社4

戦評

 現在4連敗中と意地を見せたい法大は、昨季の覇者東海大との試合に臨んだ。

  前半15分、法大のハンドから法政陣内10メートル付近で東海大がPGを成功させ、先制を許してしまう。21分にもPGを与えるがこれは失敗。なんとか追加点を与えずに凌いだ。序盤から反則が目立つ法大。しかしこのあと、法大の猛攻が始まる。25分に敵陣ゴール前右ラインアウトから右#5牧野内、#8堀へとボールを繋ぎ、#2小池が右隅へトライ。#10猪村のゴールは外れたものの、5-3と法大が勝ち越す。その後、29分には敵陣ゴール前右ラインアウトを起点に、モールから#7西内が右隅へトライ。そして先ほどゴールを外した#10猪村が今度こそゴールを成功させる。勢いに乗る法大は35分にも、敵陣ゴール前右中間ラックから左へ#8堀がボールを持ち出し右中間へトライ。またも#10猪村がゴールを決め、スコアを19-3として試合を折り返した。

 前半に3つのトライを決めリードして迎えた後半。4分に敵陣ゴール前右中間ラックから右へ#8堀、#12金へとボールが渡り中央へトライ。前半戦で2ゴールを決めた#10猪村がまたもゴールを決め26-3とし、東海大との差をさらに広げる。しかし35分、マイボールスクラムをターンオーバーされ中央へトライを許す。そして43分に、相手に法政陣22メートル付近中央ラックから左隅へトライを獲られたところで、ノーサイドを告げるホイッスルが鳴った。

 終盤に2トライ奪われたものの、26-15とリードを守り、昨季全勝優勝の東海大を8年ぶりに制した。整列後、客席に挨拶したあとの選手たちは派手にガッツポーズを決め、快勝の喜びをあらわにした。

 今回の勝利により、大学選手権出場への夢は繋がった。次戦の拓殖大戦がリーグ戦の最終節となる。この拓殖大戦に勝利すると、東海大の結果次第で大学選手権出場の権利を手にする。なんとしても勝ちたい法大。有終の美を飾るべく、最後の一戦に全力で臨む。

監督・選手コメント

谷崎 重幸監督

ー今日の試合について
それはもうDFの一言じゃないですかね。最後までDFの意識の高さが切れませんでしたし、全てDFのおかげと言って良いんじゃないでしょうか。

ー秋季リーグ初のスタメンだった猪村選手について
彼の持ち味を存分に出してくれて、FWもやりやすかったんじゃないでしょうか。

ー前節敗北した大東大戦後、どのように過ごしたか
(11月2日に)キヤノングラウンドで大東大と東海大の試合がありまして、(法政の)大学と近かったこともありチームで観に行ったのですが、その試合を観て、選手たちが気持ちを大きく持ってくれたようですね。

ー昨年の優勝チームを破ったということについて
私の中で、昨年の優勝チームという意識はありませんでした。これまで4つ負けていましたが、内容的に悲観することはないとも思っていたので。ひとつ歯車が噛み合えばうまくいくと思っていました。

堀 大志

ー今日の試合について
監督も言われていたとおり、DFで攻めていこうと、守るんじゃなくて攻めるというDFをチームで意識して、試合に臨みました。とにかく勝てたと事が良かったです。負けたら終わりということで、勝って終われたことが何より大事ですね。

山口 勇輝

ー今日の試合を振り返って
僕自身はあまりいいプレーはできなかったんですけど、チームが勝てたのでとてもよかったと思います。

ー今日はディフェンスが素晴らしかったですが
今日はディフェンスで前に出ようと話していたので、それが出せてよかったと思います。

ーアタックはどのように行こうと思っていましたか
とにかく、前に前に、という意識をしていました。FWがとても頑張っていてBKは助けられました。

ー4年生として選手権への思いは
もちろん選手権に出たいんですけど、次絶対勝たないといけないので、次の一戦に集中してやっていきたいです。

小池 一宏

ー今日の試合のテーマとは
入りから気迫のあるプレーをしていこうと。入りからみんな、自分たちより大きい相手に、下に突き刺さるタックルができていたし、相手にゲインラインをきられないタックルをしていたので、とても良かったと思います。

ー試合を振り返って
僕自身は、ラインアウト時のスローワーなので、FWがマイボールの時に如何にしてセットプレーを安定してBKに供給できるか、というのが課題でそれが実行できていた。ずっとリーグ戦が始まってからFWとBKの何かが噛み合っていなくて勝ちきれないイメージが自分たちの中でもあったのですけど、今日は「勝ちたい」という気持ちがチームを一つにしてくれたのだと思います。

ートライについて
キャプテンが僕にいいパスを投げてくれて、僕の前が空いていたので。15人があそこまでボールを持ってきてくれたから残り5m走りきることができたので、みんなのトライだったと思います。あれはサインプレーでうまくトライできました。

ー敗戦からの二週間の過ごし方
この試合に負けたら、選手権は見えないということで、来年のチームを作るという雰囲気が出ていたのでこの試合にかける思いはとても強かった。

ー最終戦の意気込みを
今日勝ちきることができたので、拓殖との試合も今日のように入りから低いタックルで、相手にゲインをされないようにプレーしていきたいと思います

半井 優太

ー今日の試合を振り返って
崖っぷちの中で、みんなが気持ちの入ったプレーをひとりひとり出来ていたと思います。

ータックルが非常に良かった印象でしたが
前日の練習で、コーチの保坂さんと気持ちを入れる練習をしていたので、それを感謝の気持ちと一緒に試合で出そうとタックルしました。

ーバックスの連携も良かったか
そう思います。

ー選手権の可能性も見えてきました
次勝てば多分行けると思うんですけど、油断せずに、絶対勝てる準備をこれからしていきたいと思います。

ー次は最終戦になりますが、意気込みをお願いします
まだウイングとしてトライを取れていないので、勝利に繋がるトライを取りたいと思います。

金 勇輝

ー開幕戦勝利から今日の二勝目まで時間がかかってしまいましたが今の気持ちは
謙虚に、勝った時こそ紳士にならないとダメなんで、もう喜びはロッカールームに置いてきて。次の試合負けたら元も子もないので、大学選手権へのチャンスがある限りはまた気を引き締めて一からやり直そうかなと思います。

ー連敗が続く中で昨年の優勝校との試合でしたが
相手は同じ大学生ですし、今回は分析チームが本当に頑張ってくれて。試合する前から相手がするラグビー丸裸にしてくれている感じだったので勝つ自信しかなかったですね。

ー分析チームというのは
4年生の斉藤さんを筆頭に1年生も混ざってビデオなどで研究して全部分析してくれています。

ー今回はデータが、勝利の鍵を握ったということですか
相手は(試合前の)ミーティング通りに進めてきたなって感じでした。

ー谷崎監督がよく「歯車が噛み合わない」というお話をされていたのですが、今回内容と結果が結びついた要因は
今までは策に溺れてたという事をコーチから指摘されて、ラグビーするのに一番大事なのは技術じゃなくて気持ちだ、後先考えずに頭からタックルに行けということを気付かされてBKもパスで横に逃げるんじゃなくてどんどん前に行けたのが勝因だと思います。

ー金さんご自身も今日は前への意識というのが凄く強かったと感じましたか
いつもは器用にパスもするキックもする自文でもって行きもするっていうプレーだったんですけども、今日は何も迷いなくミスしても仲間信じて行こうと。1つ1つのプレーに集中出来てたのが良かったと思います。

ーリーグ戦最終戦となる拓殖大戦に向けて
正直、僕一人でラグビーしてるんじゃなくて堀大志キャプテンのチームなので。リーグ戦で終わらせないためにも、このメンバーで1つでも多くの試合ができるように、4年生、監督を本物の男にするのが僕の役目だと思ってるんで。拓殖戦は絶対勝利できるように頑張ります。

 

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